PR
Keyword Search
Comments
New!
Gママさん
New!
隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
ストックホルムは、スウェーデンの首都で、スウェーデン最大の都市。
ストックホルム空港での出国手続きは出入国カード無しのため順調に進む。
添乗員のKさんが人数を確認後、待っていたバスに乗り込む。曇天の暑くない朝であった。

首都の空港にしては人数が少ない印象。早朝の為、それとも人口約80万人の為か?。
しかし北欧では最大の人口の都市。
北緯 59度20分に位置する「水の都」。「北欧のヴェネチア」ともいわれ、水の上に浮いて
いるような都市。
空港の管制塔。かなり高く世界4位?

バスで小1時間で最初の観光場所の「市庁舎」に向かう。
ノーベル賞の受賞祝賀会が開かれるストックホルム市庁舎。
外壁の煉瓦の色合いは落ちついた暖かな雰囲気。
スウェ-デンの代表的建築物のひとつ。
巨大な赤レンガの建物と高いタワーからなっているのだ。

イタリア・ルネサンス様式の宮殿に刺激を受けた建築家Ragnar Oestberg のデザインとの
説明。
飾りはなく、高い塔のある城砦といった印象。
バックヤード(裏庭)に出ると、リッダー湾の水面が見事な景観を提供しており、市民の憩いの
場となっていた。晴天であればもっと素晴らしい光景であること間違い無し。
左(東)には旧市街(ガムラ・スタン)があり、その西に隣接するリッダーホルメン島に建つ
リッダーホルム教会の尖塔が威容を誇っていた。

そして西には裸像の彼方に大聖堂の大きな尖塔が。

タワーは高さ100m。頂上にはスウェーデンのシンボルである3つの黄金の王冠がついて
いるのだ。
76mの高さまで上がれ、ガムラスタン、国会議事堂、リッダー湾など、広く市街が東西南北に
展望できるとのことだが、残念ながら上がって見下ろす時間は無しと・・・添乗員。

市庁舎内部のブルー・ホール(BlueHall)。
毎年12月10日にあのノーベル賞の受賞を祝賀する晩餐会が催される場所。
晩餐会には1300人のゲストが呼ばれ、乾杯や受賞者のスピーチが行われる場所。
ただし6種類のノーベル賞のうち平和賞だけはノルウエ-のオスロで、残りの5賞がこの
ストックホルムで授賞式が行われると。
名前はブルー・ホールであるが、何故かブルーではない?
設計者のOestbergは最初このホールをブルーに塗るつもりでいたが、赤レンガの美しさを見て
ブルーに塗るのを止めたと。それで、名前だけ残ったという次第との説明。
床のねずみ色は無理すればブルーとも言えないこともなかったが・・。

ホールの隅には、北欧最大の10,000本のパイプからなるパイプオルガンも。
さすがに豪華で威厳を感じさせる広間。しかしながら、あの人数が一度に会食するとなると
結構狭いのではという感じ。
ホールの通路の壁にはノーベルの肖像が。ノーベルは、スエーデンの化学者、企業家で
ダイナマイトの発明家としてあまりにも有名。写真のリレーフは純金で、直径約50cmか?。

市会議場(Council Room)。

この会議場に入ると「天井を見てください」とガイドの声。
高い天井は伝統的なヴァイキングの家の様式に従って独特の木組みで覆われ、
重厚な雰囲気の室内とマッチして、ここで定期的に市議会が開かれている場所と思えないほど。
天井など内装にはスウェーデンの豊富な木材が使われていた。そのため、和風の建物のような、
なんとなく温かみを感じる雰囲気。
日本の総理もこんな場所で議論をすれば、もっと良い建設的な対策や「感」が溢れ出て
くるのではと感じたのであったが。

ゴールデン・ホール(Golden Hall)
700名の席をもつ宴会場。豪華な広間は柔らかな光に包まれた金色の輝きに満たされて
いた。毎年このホールでノーベル賞受賞者の舞踏会が開かれる場所。
壁面はすべての個所が金とガラスの1800万個の小片からできたモザイクで埋まっていると。
北壁には、「メーラレン湖の女王」という巨大なモザイクの像が。
そして、その左右には、スウェーデンや海外の歴史的事件が描かれているとのこと。
![CIMG5698[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/95/imgc3b2cf24zik5zj.jpeg)
土産にノーベル賞の金色メダルのチョコレートを購入。

しかし自宅に戻り開けてみると模様が異なるのだ。
ノーベル賞の授賞式に参加した受賞者たちが実際に土産にと買って行くという、あの有名な
本物にはノーベルの肖像があるはず。しかし購入した物は市庁舎の模様が。
なるほど袋の表面には「City Hall」の丸い赤い紙が張ってあり中の模様が見えないように。
敵も然る者である。日本人の皆さんご注意を!!。確かに安かったのであった・・・・・。
