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青山通りを進むと赤坂警察署前交差点を隔てて豊川稲荷(東京別院)があった。
赤い提灯がズラリと並ぶ「山門」が目の前に。
昭和39年東京オリンピック開催にあたり、交通量の増大をはかるため
国道246号線(青山通り)の拡幅工事が行われた。
その際に神社の境内前面の広場も対象となり、境内縮小工事に伴い現在の場所に
移築されたのだと。

豊川稲荷東京別院は、東京都港区元赤坂にある曹洞宗の「寺院」なのである。
豊川稲荷 妙厳寺(愛知県豊川市)の、唯一の直轄別院(飛び地境内)。
大岡越前守忠相が豊川稲荷から吒枳尼天(だきにてん)を勧請し、屋敷稲荷として
自邸で祀ったのを由来とする。
大岡家では、三河時代より豊川稲荷を信仰していたといい、越前守の時に、
江戸の下屋敷に吒枳尼天を勧請して祀ったといわれる。
その後、大岡家の下屋敷が赤坂一ツ木に移転となり、豊川稲荷も引き続き
移転先の屋敷で祀られたと。

神紋「抱き稲紋」。
稲荷神社では「抱き稲」紋が多いようです。
ここ豊川稲荷の紋は「二つ穂変わり抱き稲紋」と言われているようです。

1階にはお土産屋さんや茶屋が在り、2・3階は文化教室として華道、茶道、書道、舞踊などの
教室が在るようであった。

本殿手前、右手には手水舎。

双頭の竜があって、そこから手水が出ていた。

本殿。
両側に筋肉質の... 立派な狐(霊狐)が。

東京別院の本尊である吒枳尼天(だきにてん)が祀られる。
豊川本院の秋季大祭(11月22日)の晩、別院本殿では「おこもり会」が催される。
かつて交通手段が不便だった折、豊川へ行けない信徒のために明治頃から始まったと。

中には災難を除き、福を招き、ご利益を無量に生む… といわれる
大黒天が。

案内図。
私はこちらに参拝するのは初めて。

境内には、「子だき狐」と呼ばれるキツネの像も。
赤ちゃんキツネと一緒のキツネ。
このキツネの像を「赤ちゃんが授かりますように」と撫でると子宝を授けてくれると
いわれていると。年末に誕生予定の長男夫婦の安産を祈り私もキツネの親子を
撫でてきました。お陰様で27日、無事出産。

摩利支天(まりしてん)。
サンスクリット語で,「陽炎」を意味したがそれを神格化したもの。
もとはヒンドゥー教の神であったが,のちに仏教の守護神として採用された。
この神を念じれば,すべての災厄を免れることができるとされると。

摩利支天の隣に七福神の福禄寿尊。

布袋尊。

奥の院。
願いの叶ったお礼として、また家内安全・商売繁盛・交通安全・心願成就と、
それぞれの願いをこめた、賑やかな赤白の幟が、奥の院一帯の参道両側に
ギッシりと奉納されていた。

この神社の中では、珍しき白き建物。

霊狐塔。
豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)と刻まれた大理石が建つ。
遷座100年を記念して建立されました。

三神殿。
手前には狐が聖歌隊のように見事に整列。
文字通り三体の神様が祭られていた。
真ん中の宇賀神王(うがしんのう)は繁盛を司るといわれ、商売繁盛など多くの人々に
信仰されており、右側の太郎稲荷は健康を守る飛行自在の神使として、
左側の徳七郎稲荷は円満な対人関係をもたらすとされて信仰を集めているのだと。

身替地蔵尊。

知徳地蔵尊。

豊川吒枳尼眞天と刻まれた石碑。

巻物をくわえる狐。
「巻物」は神様からのお言葉。

玉をくわえる狐。
「玉(宝珠)」は霊の力。

関基大岡越前守忠相公御廟 。
大岡越前忠相公は、妙厳寺十九世哲翁万牛禅師に帰依して禅機を証得され、
邸内に豊川稲荷社をまつって深く信仰し、政務を遂行した名奉行として
今なお語り継がれているのだと。

大岡越前守 心願目安箱。


融通稲荷尊王。
10円の融通金を自由に持って返ることができ、1年後(または願が適った時)に
利子を付けて返納する。

弁財天。

叶稲荷尊天。
縁切り専門の稲荷。あらゆる悪縁を断ち切るとされる。
一人の若き女性がこの前で暫し祈っていたが・・・・。

御祈祷受付所。

御朱印を頂きました。

立派な灯籠の廻りに観音様が。

子宝が授かるという「子宝観音」。

寿老尊。

懐かしき人気歌手の記念植樹が。
この豊川稲荷は芸能関係のご利益が知られ、ジャニーズ事務所所属タレントをはじめ、
著名な芸能、スポーツ関係者からの信仰を集めていることで有名なのだと。

山門手前の左側にいるのが恵比寿尊。

千本のぼり。
願いの叶ったお礼として、また家内安全・商売繁盛・交通安全・心願成就と、
それぞれの願いをこめた幟が、ここにも奉納されていた。

初詣、初午祭の案内が早くも。

「赤坂 豊川稲荷」と大きく書かれた案内板。
正月には初詣客でごった返すのであろう。

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