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隠居人はせじぃさんComments
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先月1月に熱海・糸川の桜を見に行った時に、MOA美術館はリニューアル工事の為
休館中であり、2月5日(日)からリニューアルオープンすることを
知ったのです。そしてこの日・2月13日(月)の訪館を決断したのです。
熱海駅よりバスにてMOA美術館へ。

狭い坂道をクネクネと上ること約10分でMOA美術館へ到着。
「MOA」、これは、創立者、岡田茂吉の名前を取ったもので、
「MOA」=「Mokichi Okada Associates」という意味とのこと。

チケット売り場でシルバー割引1400円にてチケット購入。

エントランスから美術館本館まで約60mの高低差があり、総延長200mにおよぶ
7基のエスカレーターが設置されています。

壁面や天井は様々な照明が施され、色彩の変化を楽しむことができるのです。

そして前方に巨大な万華鏡が姿を現しました。

エスカレーターの途中の直径約20mのこの円形ホールでは、
依田満・百合子氏による日本最大の万華鏡のマッピングが楽しめるのです。

今回のリニューアルの目玉の一つと。

アーティスティックで幻想的なエスカレーターホール。

そして最後のエスカレーターを利用。

MOA美術館 ムア広場に到着。
ヘンリー・ムア作「キング・アンド・クイーン(王と王妃)」のブロンズ像と
後ろに美術館本館。

美術館は、標高約260mにあるので眺めは最高。
相模湾を一望できる素晴らしい景色が広がっていた。
この日も初島そしてその先右には大島の全景がはっきりと。

手前右には熱海城、そして網代、その先に伊豆半島の姿が。

階段を上る。

右に正面玄関。

エントランスのドアを内側から。
正面玄関の入り口には、漆芸家で人間国宝の室瀬和美氏が制作した
高さは4メートルの漆塗りの扉が。赤と黒の美しいコントラスト。
![372216e4ecd2596983cb9fdd4b1dc701[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/895f8fda66e9d66e9cdac941f4674dda538f6cba.15.2.2.2.jpg?thum=53)
さらにすばらしいのは、このリニューアルオープン以後、MOA美術館の所蔵品は
全面的に写真撮影が解禁になったこと。
なんと国宝、重文でもフラッシュなしなら撮影&接写OKなのです。
まずは2Fの「黄金の茶室」へ。
天正14年(1586)正月、豊臣秀吉が時の天皇、正親町天皇に茶を献じるために、
京都御所内の小御所に組立式の黄金の茶室を運びこみ、黄金の道具を用いて
茶会を行ったという史実に基づいて復元制作したもの。
史料に基づき、堀口捨己の監修により早川正夫が復元設計を行ったと。

この茶室に使われている金の重量は、約60kgと。
きらびやかで、障子の赤色が桃山時代の豪華絢爛な文化を伝え、
いつまで見ていてもうっとりしてしまう輝き。
中にある掛軸の「豊国大明神」の書は、豊臣秀頼の筆とのこと。

茶釜他全てが黄金。

メインロビーからもガラス越しに熱海後楽園、熱海ヨットハーバー、熱海城が再び。
額縁に入った絵画のごとき光景。

メインロビー反対側もリニューアル。
人の姿が写らないように。
壁の凹みには白と黒の世界の写真が。
![afb9d54685d2fee75f1a03cfe88d40ea[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/e16c05cadf2e3d8ad0bebadf5e2fae84595a0898.15.2.2.2.jpg?thum=53)
少女裸像。作品詳細は不明。

最初に1Fの「創立者の部屋」へ。
まずは人間国宝の作品展示。
「彩釉磁器」 三代徳田八十吉(人間国宝)「耀彩壺『恒河』」2003年 。
段階的に色彩を変化させる独特の技法「耀彩(ようさい)」
徳田家に伝わる釉薬・古九谷5彩のうち、ガラス成分のない赤をのぞいた紺、紫、緑、黄の
4彩を組み合わせて数百もの色を作り出し、独自のグラデーション表現による彩釉磁器の
焼成に成功した人間国宝の作品。

色絵磁器 人間国宝 今泉今右衛門 「色絵薄墨墨はじけ時計草文鉢」。
「墨はじき」ではまず墨で文様を描き、その上を染付で塗る。
その後、素焼の窯で焼くと墨が飛んで白抜きの文様が現われるというもの。

鍛金 人間国宝 大角幸枝 「南鐐花器『海風』」
鍛金は、板状に延ばした銀などを金づちや木づちで打ち絞った器の表面に、
細かい切れ目を入れて金銀などを打ち込む「布目象嵌(ぬのめぞうがん)」で
装飾を加えるという独特のもの。

以下は岡田茂吉本人の作品とのこと。
書 「真善美」 。最初は(美美美)と思ったのです・・・・・が。
「真善美」に満ちた世界は、岡田茂吉の目指した理想世界であり、
岡田茂吉思想の根幹をなす言葉であると。

「観音像」

「春光」

右「青松」と左「紅梅」

--------つづく---------
江戸東京博物館へ(その10) 2026.05.27
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.05
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.04