JINさんの陽蜂農遠日記

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オジン0523 @ Re:再び大涌谷へ(05/16) 朝食の食べそこないとは? 深酒? であれ…

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2018.09.24
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カテゴリ: 国内旅行
階段を上り終えて日向薬師(ひなたやくし)境内に到着。
日向薬師の本尊は薬師三尊。現在の宗派は高野山真言宗。
ウィキペディアによると、柴折薬師(高知県大豊町)・米山薬師(新潟県上越市)とともに
「日本三薬師」に数えられることもあるとのこと。
およそ350年ぶりとなった数年越しの大修理により、平成28年(2016)の秋に
装いを新たにしたばかり。
かつては日向山霊山寺(ひなたさんりょうぜんじ)と称し、子院 12 坊を擁する
大寺院であったが、廃仏毀釈で多くの堂舎が失われ、現在は霊山寺の別当坊で

寺号は廃仏毀釈以前は「霊山寺」、以後は「宝城坊」と称するが、
中世以来薬師如来の霊場として信仰を集めていることから、
「日向薬師」(ひなたやくし)の名で親しまれているとのこと。



「宝城坊本堂」説明板。
「宝城坊本堂」の名称で国の重要文化財に指定されている。日向山霊山寺の本堂を、
同寺の別当房である宝城坊が引き継いだもの。数度にわたり改修されているが、
万治3年(1660年)に幕府から寄進された丹沢の立木百本および前本堂の古材を使って
修造されたのが現存のこの本堂。寄棟造、茅葺。桁行7間、梁間5間(「間」は長さの
単位ではなく、柱間の数を意味する)。
梁間の手前2間分を土間の外陣、奥の3間分を内陣とする構造。
柱、梁などには前身堂のものと思われる古材が再利用されていると。

大修理が行われるのは、350年振りにして3回目であったと。



『日本遺産のまち伊勢原』案内板。



手水舎にてお浄め。



冷たい湧き水が。
湧き水もご馳走になりました。




主な文化財は、本堂、鐘楼、仏像、二本杉、大太鼓、寺林と。



「宝城坊本堂」を正面から。



子育地蔵菩薩像。



子育地蔵菩薩像は三家族の奉納の像である事が石碑に刻まれていた。。



かなり歴史を感じさせる石塔。
基礎部分は関西形式の宝篋印塔(ほうきょういんとう)風であり傘は宝塔(ほうとう)風に
なっている。色々な様式を取り混ぜており江戸時代以降のものだろうか。
隣りの新しそうな宝篋印塔がむしろ初期の(鎌倉時代後期の)関東形式をよく
再現しているのだと。



石仏群にも生花が手向けられていた。



宝殿。
宝殿に安置されている仏像~(国重要文化財)
◎木造薬師如来坐像
◎木造薬師如来両脇士像
◎木造日光・月光菩薩像
◎木造十二神将立像 
◎木造阿弥陀如来坐像
いずれも鎌倉時代の作と。



宝殿の前の社務所に壁には『道灌まつり』のポスターが。
開催日時:平成30年10月13日(土曜日)・14日(日曜日)。
江戸城築城で知られ、伊勢原でその生涯を閉じた戦国の武将・太田道灌に
ちなんだお祭りで、太田道灌公鷹狩り行列、北条政子日向薬師参詣行列、
観光総おどりなどが行われる市内最大のイベントであると。
この時期は、残念ながらカンボジア・アンコールワットを旅行の予定。



日向薬師の『神木(しぎ)のぼり』のポスターも。



高さ5m余りの山に見立てた椎の木に登り、家内安全、無病息災などを
祈るための儀式であると。



修験者の一人がご神木に登って「表白文」と呼ばれる文書を読み上げるのだと。
それ後いよいよ護摩木の山に火がつけられると。
護摩壇の蝋燭から松明へ火を移し、それで護摩木に火をつけるとすぐに炎が勢いを増すと。
そこにこの日の参詣者が願い事を記した護摩札が修験者の手によって次々に投げ入れられる。
傍らでは若い僧侶が般若心経の読経、
仏説摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩行深般若波羅蜜多時・・・・・・・・・・・。
火が収まってきたら今度は火渡りの開始。まず修験者が裸足で渡った後一般開放されるのだと。



鳥獣供養碑。



『かながわ景勝100選 日向薬師』と刻まれた石碑。



南無大師遍照金剛と書かれた幟の奥に。



弘法大師(空海)像。



相模歌碑。
『指して来し 日向の山を 頼む身は 目も明らかに 見えざらめやは』。
調べてみると、この『相模』とは地名ではなく、平安時代後期の女性歌人の名であり
中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。相模守であった大江公資(きみより)の妻であり
恋多き女性?であったようだ。
眼病を患って薬師堂に籠もり祈願をした時に歌ったものとのことで
回復の願いを込めている歌であると。よほど重症だったのであろうか。
それとも自らの恋多き行く末が見えないとも歌っているのであろうか??



虚空蔵菩薩。樹のうろの中に納められている。
元は日向山へ向かう急な山道(現在は通行止)の途中にある奥之院に納められていたのだと。



虚空蔵菩薩の真言宗系の真言が書かれていた。
『のうぼう あきゃしゃきゃらばや おんありきゃ まりぼり そわか』の御真言が。



いくつかの歌碑。
『花吹雪 茅葺そめて・・・・』



『衝かれるゝ 真言ひとつ・・・・』



『此の杉の・・・・・』



宝城坊の鐘堂。
茅葺は平成24年(2012)に葺き替えられている。鐘堂には宝暦13年(1763)の棟札が
確認されているのだと。
銅鐘は、銘文によると、天暦六年(952)に村上天皇が納めたものを
仁平三年(1153)に改鋳し、暦応三年(1340)に豪海僧都が勧進して、
物部光連が鋳たものが現存していると。十二本柱の鐘堂は、市指定重要文化財。



地上の安置されている別の鐘。
鐘には『南無大師遍昭金剛』と刻まれていた。



『足利基氏、幡かけの杉』
かながわの名木50選に選ばれている、樹齢約 800年の大木。



足利基氏が平和と幸せと五穀の豊かな実りを祈る際に
幡を掛けた事から、『幡かけの杉』として親しまれていると。
高さ33mと35m、胸高周囲6.3mと7.8m。 県指定天然記念物。



本堂を境内の池の前から。



巨大な茅葺きの屋根。



池の中には金魚や小型の鯉が。



本堂の軒の木鼻(きばな)の獅子鼻・象鼻に蟇股(かえるまた)の龍も
修築できれいに改修されていた。



正面中央の龍。



正面右側の龍。



正面左側の龍。



基段に登って、大庇(おおひさし)の下を。
塗装も新しく蘇り、角度を変えつつ二重三重に重なる屋根の下地材(垂木)が見事な美しさ。



本堂の扁額には『霊山寺(りょうぜんじ)』と。



8:15を過ぎ、本堂の観音式の雨戸も開かれた。



本堂入口の幔幕(はんまく)は、色鮮やか五色幕。

『五色幕にあるそれぞれの色は、「五つの智慧(ちえ)」をあらわしています。
ちなみに仏教でいう「智慧」とは、知識のことではありません。次から次にあふれてくる人間の欲望をむなしいものだと知り、物事をありのままに
正しく見つめていくことを「智慧」といいます。

◆紫(青)……「成所作智(じょうしょさち)」

(あらゆるものを完成にみちびく智慧)

◆白……「平等性智(びょうどうしょうち)」(すべてのものが平等であることを知る智慧)

◆赤……「法界体性智(ほっかいたいしょうち)」(物事の本質を明らかにする智慧)

◆黄……「大円鏡智(だいえんきょうち)」(鏡のように、すべてを差別なく見ることのできる智慧)

◆緑(黒)……「妙観察智(みょうかんざっち)」
(平等でも、それぞれ違うものであることを知る智慧)』とのこと。
           【http://www.tees.ne.jp/~houjuzan/butugu.html】より。



大きな観音扉を入ってすぐのとこが本堂外陣で、その奥に仏像等の安置された内陣が。
ちなみにこの観音扉から先、内部での写真撮影は全て禁止であった。



本堂の外からズームで十二神将を。



御朱印を頂きました。



本堂前の香炉には立ち葵紋が。
立ち葵紋は本田氏の家紋のはず。確か長野・善光寺の寺紋も立ち葵では。
日向薬師の寺紋が立ち葵の理由は??ご存じの方はいらっしゃいますか?



香炉には日向薬師のお坊さんが朝の務めの線香を。



再び本堂を正面から。



境内の芙蓉の花。



日向薬師を後にし階段を下ると両側には『日本遺産のまち伊勢原 日向薬師・宝城坊』の幟が。



                 ・・・​ その3に戻る ​・・・

                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2018.09.24 07:02:14
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