JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.07.29
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カテゴリ: 海外旅行
​​『鴨緑江断橋』、『中朝友誼橋』を振り返る。



クルージング乗り場に向かう途中の店には朝鮮のチマチョゴリが土産に売られていた。







魚介類の干物も。



勇ましい姿のレリーフが。



『鴨緑江国家重点風景名勝区』



ここが​​『鴨緑江断橋』散策のチケット売り場だったようだ。



ここにも『鴨緑江断橋』のモニュメントが。



再び『鴨緑江断橋』の残されたコンクリート橋脚を見る。



鴨緑江 案内図。







船に乗り込む。



50人くらいは乗れる船。
そしてこの日の最終便?がスタート。時間は16:35過ぎ。



まずは『鴨緑江断橋』そして『中朝友誼大橋』の下をくぐり上流方向に船は進む。



『鴨緑江断橋』の最先端の橋脚の一つ手前の橋脚は楕円形ではなく真ん丸なのであった。
ここを中心に橋が回転するために車輪が回転できる様に円形になっているのであった。



『中朝友誼橋』を見上げて。



北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の新義州の建物は工場であろうか?



煙突のある場所は、当時の旧王子製紙があった場所であるとのこと。



左手前は北朝鮮であるが、その先のビルが林立する場所は、中国丹東市なのであった。
理由は『鴨緑江』が正面から左に大きく蛇行しているから、北朝鮮側と見えるのであった。




大きく左に蛇行していることが解る。



夕日が『鴨緑江』の河面をまでも光らせて。



そして船はUターンして下流側に進む。
目の前に、先程行った『鴨緑江断橋』の最先端部が姿を現した。



多くの観光客の姿が。







この一段下がった展望台は、後に作られたものであろう。
中国国旗がはためいていた。



船が進んでいる場所は、地図上では北朝鮮の領土域なのであろうが・・・・・。
この辺が、韓国国境との決定的な違いなのであろう。



北朝鮮側のこの円形のやや高層の建築中?の建物はホテルなのであろうか?
この日は日曜日の為か、クレーンの動きは全くなし、それとも・・・・。



そして、8月1日の旅友・Sさんの情報によると、新義州市のこの建物は、北朝鮮で
『民族の太陽』とされる故・金日成主席をたたえるために太陽を模した形になっていると
朝日新聞が報じていると。



こちらの建物はいかにも朝鮮風。



『劳动公园』内の観覧車の動きも全くなし。



工場群が続く。
浚渫船であろうか。



新義州の港なのであろう。



設備が極めて古いことは直ぐに解ったのであった。
川底から砂を採取する船か?



船の古さも。まだまだ活躍している船なのであろう。



この建物は比較的新しそう。



これも工場であっただろうか。
これらは、皆、日本人が建てた建物なのであろうか。



砂利等の資材置き場。
そしてこの先でUターンし上流側に戻る。



遠くに白い橋の塔が見えたが、工事中なのであろうか。
ネットで調べてみると『新鴨緑江大橋(しんおうりょっこうおおはし)』であるらしい。
『新鴨緑江大橋』は中国・遼寧省丹東から鴨緑江の中朝国境をまたいで
北朝鮮・平安北道新義州市とを結ぶ第 3 の橋。
設置場所は、鴨緑江大橋(中朝友誼橋)の下流 20km の位置で、振興区(新城区)の浪頭から
対岸の三橋川が鴨緑江へ合流するところの右岸(龍川)へ達する。
構造は吊り橋。全長は 6,026m 、アクセス道路を含めると 20km。
建設は 2009 10 月、中国の温家宝首相が訪朝した際に締結した「経済合作協定」によるもので、
事業費は 1 5000 万ドル。大部分は中国の資金協力で賄われた。
橋の建設は両岸から中国が 2011 10 月に始め、 2014 10 月には橋の本体と中国側接続道路が完成。
しかしながら北朝鮮側の接続道路、税関施設の建設は、前年度から対中国との経済交流を
進めていた張成沢が失脚するなど中朝関係が悪化している背景もあり、現在に至るまで目処は
立っておらず『 無期限延期 』となっているのだと。
なるほど、写真を拡大してみても、塔だけで吊橋用のケーブル等は
確認できなかったのであっった。



これがその『 無期限延期 』となっている橋の写真であるとネットから。


   【 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/170425/soc1704250005-p9.html 】より

対岸の中国・丹東市の高層ビル群。
そして中洲の『月亮島(げつりょうとう)』にも高層ビル群が。
月亮とは中国で月の意。面積13.4万㎡、南北約1,300m、幅は200mで、丹東市と橋でつながっている。この付近の中州はほとんどが北朝鮮領であるがこの島は中国領であるとのこと。
月亮島およびその周辺は国際リゾート地として開発され、島にはホテルやマンションが
建てられているのだと。
この対照的な光景が現実の世界なのであった。



​​​⬆​​​​
の部分が『鴨緑江断橋』の先端部。



『中朝友誼大橋』を列車が渡っていた。



慌ててズームで。



再び北朝鮮側を注視しながらカメラを片手に。
この建物は、警備兵士の詰め所であろうか?



警備兵士らしき人物をズームで。



赤い板にはハングル文字が書かれていた。『鴨緑江阁飯店』とのこと。
ネット情報によると招待所らしいと。中国人ツアーが食事に行く場所でもあると。



『修造船厂(修造船工場)』
修理中の船なのであろうか、埠頭の如きものはなく、陸地に乗り上げるかのように停泊中。



再び前方に『鴨緑江断橋』そして『中朝友誼橋』が。
この下流、黄海までの50kmには中朝の国境を流れる鴨緑江に架かり通過できる橋はない。
次の上流側にある橋は約55km先の丹東市河口村に架かる『河口断橋』。
1942年(昭和17)12月に竣工した鉄筋コンクリート製の道路橋であったと。
全長709.12m、幅6m、高さ25m、橋脚22基のこの旧清城大橋は、鴨緑江にかかる
「鉄道が走らない道路橋」としては、最大規模の橋だったと。
ここも断橋と呼ばれるのは、途中で橋が切れているためで、『鴨緑江断橋』同様に
朝鮮戦争時の1951年3月29日に米軍の空爆により破壊され200mほどの橋桁が崩落しているのだと。
現在、崩落か所には橋脚3基が残されているとのこと。
ネット上方から。写真右の方が橋桁が無いことが解ります。


            【 https://4travel.jp/travelogue/10611801 】より

更に上流側にも橋はなく、次にある橋は更に上流側200km程度離れた集安市に架かる
『集安鴨緑江国境鉄道大橋』の鉄道橋があるとのことだが、車や、人が歩いて
渡れる橋ではないのだと。
尚、中国吉林省集安市と北朝鮮慈江道満浦市で、国境の鴨緑江に架かる新たな道路橋が
今年の4月に正式に開通した。着工が決まった2011年以降の両国関係悪化に伴い事業は
一時凍結。最近の関係改善を反映し、中朝国交樹立70周年の今年の開通にこぎ着けたとの
ネット情報もあったのだが。
しかしこれが、国交があり友好国?そして最大の輸出入国である中国との北朝鮮の国境の現実で
ある事もこの旅行で知ったのであった。



北朝鮮の病院?の如き建物であったが。



人の姿は全く見えなかった。
以前、北朝鮮の高層ビル群「黎明」通りが ハリボテ「大道具さん仕事」だと
グーグルマップで判明して話題になっていた事を、ふと、想い出したのであったが・・・。



再び観覧車をズームで。
日曜日の午后の家族連れの姿が確認できると、ややホット出来るのであったが・・・。



こちらのウォータースライダーも同様に。
ネットで子供達が楽しむ姿が映っている写真を探したが、皆、下の写真の如くで
このウォータースライダーで人の写っている写真は見つからなかったのであった。



再び『鴨緑江断橋』の展望台を。



そして『Google Earth』での航空写真。
左が中国・丹東市そして鴨緑江を隔てて北朝鮮・新義州市
中央に上から「中朝友誼橋」と「鴨緑江断橋」が。
丹東市と新義州市は1.5kmも離れていないと見えるが、両市の生活は大きく異なるようだ。
丹東市は現代的な街が広がり、高層ビルが林立する街、そして新義州市は時代遅れの
工場地帯?の如きであった。
北朝鮮の若者たちは、北朝鮮国民にとって唯一の身近な外国、中国の都市丹東市の
日々発展していく姿を対岸から目の当たりにし、何を考えているのであろうかと
思いをはせながら、この地を後にしたのであった。



                              ・・・​ もどる ​・・・

                   ・・・​ つづく ​・・・​​​​





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Last updated  2019.11.02 00:03:47
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