JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.07.09
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カテゴリ: JINさんの農園
川越に到着し、まず最初に訪ねたのが 「重要文化財」に指定されている「喜多院(きたいん)」
喜多院は 、埼玉県川越市にある 天台宗の寺院。山号は星野山(せいやさん)
良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り川越大師の別名で知られる 。建物の多くが重要文化財に
指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地と
なっている。1月3日の初大師(だるま市)、節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなど諸行事は
むろん、四季折々の行楽客で賑わう。 小江戸川越七福神めぐりの第3番で大黒天を祀る。
境内にある 五百羅漢の石像も有名
最も多い約40万人の参詣客が訪れる とウィキペディアより。

山門 」が正面に。
国指定重要文化財
山門は、4本の柱の上に屋根が乗る四脚門の形式で、屋根は切妻造り、本瓦葺。
もとは後奈良天皇の「星野山」の勅額か掲げられていたといいます。
棟礼を見ると 寛永9年(1632)に天海僧正により建立 されたことが分かり、寛永1 5年(1639)の
川越大火で焼失を免れ、喜多院では現存する最古の建物です。昭和30年度に部分修理が行われ、
現在に至ります と。



「喜多院」案内図。



「山門」を潜ると、右手にあったのが「 五百羅漢尊 」。



天明二年建立 五百羅漢尊 」と。



五百羅漢尊 」入口門にあった 喜多院 寺紋・ 二つ引き両 」。
天海大僧正が二つ持っていた家紋のひとつがこの「二つ引き両」のようです。足利氏の家紋で

使われているか等は別にして、天海が喜多院に大きくかかわっていることも要因の一つ
かもしれません。また、「三つ葉葵」も喜多院と縁が深い紋ですから、軒瓦に使われていた
としても納得できます。江戸城から移築された「家光誕生の間」や、「東照宮」はまさに
三つ葉葵ですから と。



門の隙間から「五百羅漢像」を見る。帰路には内部に入り「五百羅漢像」を間近に

日本三大羅漢の一つに数えられる。この五百余りの羅漢さまは、川越北田島の志誠
(しじょう)の発願により、天明2年(1782)から文政8年(1825)の約50年間にわたり
建立されたもの。
十大弟子、十六羅漢を含め、533体のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の
両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ、全部で538体が鎮座している。
笑うのあり、泣いたのあり、怒ったのあり、ヒソヒソ話をするものあり、本当にさまざまな
表情をした羅漢様が。そして、いろいろな仏具、日用品を持っていたり、動物を従えていたりと、
観察しだしたらいつまで見ていても飽きないくらい、変化に富んでいるのであった。



中央高座には「お釈迦様・釈迦如来像」



脇仏にズームして。
脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩。



右に並ぶ「 五百羅漢 」。



左に並ぶ「 五百羅漢 」。



入口右手の「 石造参尊五百羅漢記 」と題する享和3年(1803)銘の石碑。
この石像群の建立の経緯が刻まれている。それによれば、天明2年(1782)に北田島村
(現川越市北田島)の志誠(しじょう)という人物の発願で建立が始まり、志誠の死後、
同門の僧らがその遺志を引き継いで諸方に浄財を勧進し完成に至ったとある。うち100余体の」
台座には、個人や団体など寄進者の名前が刻まれている。
五百羅漢とは、悟りを得て人々に尊敬された500人の僧のこと。ただし中央の釈迦如来を
はじめとして羅漢以外の像もあるので、実際の石像数は500体を大きく上回っている。
形態は立像、坐像、臥像などさまざまで、仏具や日用品を手にする者や、動物(干支の動物が
多い)を従える者もいる。その表情も笑う者、泣く者、怒る者など千差万別で、参詣者を
飽きさせることがない。また、深夜にこっそりと羅漢の頭をなでて巡ると、ひとつだけ温かさを
感じるものがあり、その顔は亡くなった親の顔に似ているとの言い伝えもある と。



御札・お守り販売所。



立派な「 水屋・手水舎 」。



上向きの剣に二匹の龍がからみつく、倶利伽羅龍スタイル。
さすが、不動明王をご本尊に祀っている寺。両方の龍の口から水が出ていた。



そして「 多宝塔 」。
県指定有形文化財
多宝塔は、寛永16年(1639)に、山門と日枝神社の間にあった古墳の上に建立されました。
その後、老朽化が進んだため、明治43年(1910)に慈恵堂と庫裡玄関との渡り廊下中央部分に
移築されました。ただし、移築に際し大幅に改造されていたので、昭和48年(1973)に現在地に
移し解体修理を実施し復元しました。



廻り込んで。



総高13m、方三間の多宝塔で本瓦葺、下層は方形、上層は円形、その上に宝形造りの屋根が
のります。江戸時代初期の多宝塔の特徴が表れています と。



屋根にズームして



県指定・建造物
多宝塔
「星野山御建立記」によると、寛永十五年九月に着手して翌十六年(一六三九)に完成、
番匠(ばんしょう)は平之内大隅守、大工棟梁(だいくとうりょう)は喜兵衛長左衛門だった
ことがわかる。この多宝塔はもと白山神社と日枝神社の間にあった。明治四十五年道路新設の
ため移築(慈恵堂脇)されたが、昭和四十七年より復元のため解体が行なわれて昭和五十年
現在地に完成した。多宝塔は本瓦葺(ほんがわらぶき)の三間多宝塔で下層(かそう)は
方形(ほうけい)、上層(じょうそう)は円形(えんけい)でその上に宝形造(ほうぎょう
づくり)の屋根を置き、屋根の上に相輪(そうりん)をのせている。下層は廻縁(まわりえん)
を回(めぐ)らし、軒組物(のきくみもの)は出組を用いて四方に屋根を葺き、その上に漆喰塗
(しっくいぬり)の亀腹(かめばら)がある。この亀腹によって上層と下層の外観が無理なく
結合されている。円形の上層に宝形造の屋根をのせているので組物は四手先(よてさき)を
用いた複雑な架構となっているが、これも美事に調和している相輪は塔の頂上の飾りで九輪
(くりん)の上には四葉、六葉、八葉、火焔付(かえんつき)宝珠がのっている。この多宝塔は
慶長年間の木割本「匠明(しょうめい)」の著者が建てた貴重なる遺構で名塔に属している。
 昭和五四年三月
     埼玉県教育委員会
     川越市教育委員会」



小江戸川越七福神 大黒天
当院には、小江戸川越七福神の大黒天が祀られている。
大黒天は古代インドの闇黒の神で、仏教での戦闘神。平安以後食を司る台所の神と崇められた。
又、日本の神大国主命を大国と混同させ、命の御神徳を合わせ、糧食財宝が授かる神として
信仰を得ました。
くろ(黒)くなってまめ(魔減)に働いて大黒天を拝むと大福利益が得られます と。



小江戸川越 七福神 」。



大黒天堂 内陣。



川越七福神 第三番 開運 大黒天 」。



右に「 拝観案内 」。



江戸城からの移築建造物
慶長19年(1614)徳川家康公の寄進により伽藍が整備されました、寛永15年(1638)の川越大火に
より、山門を除く諸堂が消失しました。再建にあたり三代将軍徳川家光公は江戸城内の御殿を
川越に移築する命を下しました。このことは、当時の当山第27世住職天海僧正と将軍家の特別な
関係を示すものです,
江戸城から移築された建造物は、客殿・書院・庫裏の3棟で、現在国指定重要文化財として
保存され公開されています。客殿の中の山水画で飾られた一部屋が「家先公誕生の間」と
伝えられています。また、書院は家光公の乳母(子守り役)である春日局の「化粧の間」と
伝えられています。
五百羅漢
喜多院の五百羅漢は実際には538体有ります。天明2年(1782) ~文政8年(1825)にかけて
造立されています。志誠という僧侶が発願し、先祖供養・五穀豊穣・仏法興隆等を願う多くの
人々のご寄進と協力を得て完成しました。羅漢はお釈迦さまの弟子です。人々から尊敬される
までに修行が進んた弟子を表します。当山の五百羅漢は、中央にお釈迦さまが座り、その回りで
弟子たちが説法を聞いている風景を表しています。なお、お釈迦さまの入滅後、弟子たちが
何度も、集まり、それぞれが聞いたお釈迦さまの教えをまとめる「結集」という会議がおこなわれ
ました。そこでまとめられた教えが「お経」といつ形て現代まで伝えられています。
また、深夜当山の羅漢さんの頭をさわると、一体だけ温かく感じる羅漢さんがいて、昼間その
羅漢さんの顔を見ると、自分や身内に似ているという伝説があります。」
「受付➡️三代将軍徳川家光公誕生の間
    春日局化粧の間
    五百らかん」



この碑は??



喜多院の客殿・書院・庫裏手前の植栽には 石灯籠と巨木の松 が。



喜多院の客殿・書院・庫裏は江戸城より1639年に移築されたもの と。
庫裏が入口になっていますが客殿や書院は奥なので外からは見えない。
建物内は撮影禁止となっていた。



「喜多院 庫裏・寺務所」方向を見る。



「拝観入口 建物・五百らかん 拝観受付」。



書院前に遠州流の枯山水「 曲水の庭/轉合の庭(てんごうのにわ) 」があった。
遠州流とは、小堀遠州(こぼりえんしゅ)に始まる武家茶道の一派である。
小堀遠州は、江戸幕府の茶人でもありながら庭園デザイナーとしても知られ、南禅寺金地院
(京都)や頼久寺(岡山県高梁市)など数多くの作品を残す庭園界の偉人である。
ただし、本庭園は「遠州流」となっているため、小堀遠州自身が作庭した庭園ではない と。



ズームして。



庭の説明
題 曲水の庭
中心の離れ五石の石組みは四方見となっており、流れは眞(激の瀨)行(出水)草(せせらぎ)に
区分され背景は借景です。
植栽である五本の役木は、真、副、控、受、留の基本に従って植え込まれ、飛石は手前より
大、中、小と織部打ちに猿近法が利用され、特に中心主木の赤松は能舞台の目附柱になぞらえ
廊下辿りに松を眺めると後方の景色が移動する等、遠州流独特の手法が各所に取り入れられ
関東好みの爽快さと品位が保たれている。」



遠州流庭造道東派家元西椿斉之印 題 枯山水
 曲水庭
 遠州流書院式築山 
 泉水平庭
  昭和五拾年弥生吉日
・・・以下略・・・」と。



移動して「 曲水庭  遠州流書院式築山  泉水平庭 」をズームして。



枝垂れ桜 の巨木であっただろうか?



春になると(ネットから)。



緑の葉の中に赤い葉も。



客殿方向を見て。



水琴窟(すいきんくつ) 」。



小江戸川越七つの音風景
水琴窟(すいきんくつ)
水琴窟は江戸時代初期の茶人、小堀遠州が考えた排水装置「洞水門」から発祥したといわれて
います。
甕(かめ)の底に溜まった水面に水滴が落ちると、甕の空洞に反響する音色が琴に似ている
ことから「水琴窟」と呼ばれるようになりました。」



「昔ながらの​ 水琴窟 ​👈️リンク 構造」
水琴窟の仕組みは、まず手洗い場である手水鉢(ちょうずばち)や蹲裾(つくばい)等の真下に
洞窟を造ります。 その中に水滴が落ちて、洞窟底面に溜まった水の表面に波紋が生まれます。
このとき水滴の出す音が洞窟の壁面に反響し、琴の音に似た涼やかで風雅な音が地上に響き
わたります と。



以下の7枚の写真はネットから転載させていただきました。
書院・庫裏・客殿の配置図。



書院(春日局化粧の間)
国指定重要文化財
客殿につながる書院は、桁行6間、梁間5間の寄棟作り、柿葺(こけらぶき)です。
客殿、庫裡と同じく江戸城紅葉山(阜居)の別殿を移築したものです。
8畳2室、12畳2室があり、一部に中2階があります。この8畳間の2室には、それぞれの床の間が
用意され、片方の部屋には脇床も設けられています。これらの部屋は、この建物が江戸城に
あった頃、 徳川家光公の乳母として知られる眷日局が使用していた部屋 で、「 春日局化粧の間 」と
呼ばれています。」



正面から。



客殿(徳川家光公誕生の間)
国指定重要文化財
客殿は、書院、庫裏とあわせ江戸城紅葉山(皇居)の別殿を移築
桁行8間、梁間5間の入母屋作りで柿葺(こけらぶき)。12畳半2室、17畳半2室、10畳2室が
あります。12畳半のうち一室が上段の間で、床と違い棚が設けられ、その襖と壁面には
墨絵の山水が描かれています。また、天井には彩色による81枚の花模様があります。
湯殿と(便所)も設けられています。
この上段の間は、この建物が江戸城にあった頃、3代将軍徳川家光公がここで生まれたという
ことから、「徳川家光公誕生の間」と呼ばれています。
中央の17畳半の一室には仏間が設けられ、仏事を営めるように設営されています。
広間正面の壁には、豪華な鳳凰と桐の壁画があります。」



天井には彩色による81枚の花模様 が。



渡り廊下 」。





御朱印をいただきました。



見学を終え外に出て「庫裏」を振り返る。



喜多院 慈恵堂 」を横から見る。右手には「 回廊 」が。
手前に「 御神木 天海僧正 お手植 槇 」。




                                  ・・・​ もどる ​・・・




                  ・・・​ つづく ​・・・







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Last updated  2024.07.09 14:36:41
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