JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

私はイスラム教徒です@ Re:牛久大仏へ(その3)(11/19) New! 神神は言った: コーランで 『 (21) 人…
オジン0523 @ Re:「酔芙蓉」咲く(09/23) 純 白というより既に淡~~いピンクが。 …

Favorite Blog

続日本100名城東北の… New! オジン0523さん

2025年版・岡山大学… New! 隠居人はせじぃさん

【甥のステント挿入… Gママさん

ムベの実を開くコツ… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2025.09.12
XML
カテゴリ:
我が家の横の菜園に咲く朝顔の花です。



名前の通り夏の朝に咲く花、朝顔。日本で古くから親しまれている花ですが、薬草として
中国から伝わったのが始まり と言われています。江戸時代には愛好家によって品種改良が進み、
観賞用として栽培されるようになりました。大輪朝顔などの人気はこのころから出始めました。
鉢植えで育てることができる朝顔ですが、品種によってはグリーンカーテンとしてネットに
這わせて楽しむこともできるのです。



朝に咲くことから朝顔という名前が付けられましたが、朝の何時ごろに咲くかご存知ですか?
日の出が関係しているように思われますが、実は、 朝顔が咲く時間は前日の日没の約10時間後
言われています。夏至のころには朝顔が咲く時間は遅くなり、冬至に近づくほど日没が早まる
ので、朝顔の開花時間も早まります。
さらに、朝顔をじっと観察すると、成長の仕方が一方向であることに気づきます。右巻きか
左巻きか、ご存知でしょうか? 朝顔のツルは右巻きで生長していきます。 右巻きか左巻きかは
横から見て判断するので、ややこしいのですが、真上から見ると左回りに成長していきます。
これは遺伝的に決まっているものだそうです。



これは、 大輪で美しい星咲きの花
花の中心から放射状に延びた白いすじ が星のように見えるかわいらしいアサガオ。
花は最大で直径10~13cmと大輪で見応えがあります。



右側には、透き通るような青紫の花を咲かせる西洋大輪アサガオ。




中心は白から黄色にグラデーション。

アサガオ(イポメア):西洋朝顔ヘブンリーブルー3-3.5号ポット

鮮やかな赤紫〜濃紫の花色。
花弁の縁に白い覆輪(ふちどり)があり、華やかな印象。
中心部は淡い桃色から白にグラデーションし、放射状の筋が強調されて。
園芸品種によく見られる「縁取り咲き」や「絞り咲き」の変化朝顔の一種。



純白の朝顔の大輪。



ズームして。

宿根朝顔:ホワイト3号ポット の通販 | 園芸ネット







左の花:淡い藤色〜白に近い薄紫で、中心にかけてほんのり赤みを帯びたグラデーション。
右の花:濃い紫色で、ほぼ黒に近い深い色合い。
同じ株でも色合いが大きく異なる花をつけることがあり、これも「変化朝顔」や交配品種の
特徴のひとつです。
写真ではすでにしおれかけている花も見え、アサガオ特有の「朝に咲いて昼にしぼむ」一日花の
性質が現れていたのです。





絞り咲き(しぼりざき) 」と呼ばれるタイプ。
紫を基調とし、白い筋や斑(まだら模様)が放射状に入っている。
一枚ごとに模様の出方が異なり、まるで絵筆で描いたような芸術的な風合い。
花の中心は白く抜けて、淡いグラデーションが広がっている。
江戸時代の「変化朝顔」ブームでも人気が高かった咲き方。



青空に映えて。







中心から放射状に紫の筋模様が広がっています。
紫の筋は太さや濃淡が不規則で、手描きの筆跡のように個性があります。
花の中心は淡いピンクを帯び、白から紫へのグラデーションが美しい。
絞り模様の入り方は一輪ごとに違うため、毎日異なる表情を見せてくれるのです。



そしてこれは?アサガオではありません。
これは、「花オクラ」。
花オクラ(別名:トロロアオイ)は、その名の通り 花を食べるエディブルフラワー(食用花) で、
一般的なオクラのようなサヤではなく、淡白でオクラに似た風味と粘り気のある食感が特徴。
生でサラダや和え物にするとシャキシャキした食感が楽しめ、加熱すると粘り気が増して
とろりとした食感になるのです。
見た目も美しく、おひたし、酢の物、天ぷらなど、幅広い料理で楽しめるのです。



近づいて。
オクラとよく似た美しいレモンイエローの花を咲かせる「花オクラ」。
■おひたし
美しい色合いを活かしておひたしにするのも定番。
酢を加えたお湯でゆでると鮮やかな色を保ちやすい。
加熱するととろりとした粘り気が強くなるので、オクラに似た食感も楽しめます!
できたてをすし酢をかけて食べるのはもちろん、冷やして食べてもおいしいのです。
■天ぷら
花オクラの天ぷらもぜひ味わってみてほしい一品。花に薄く衣をつけさっと揚げましょう。
花びらを一枚ずつ揚げてもよいですし、つぼみをそのまま揚げても大丈夫。
サクサクの衣と粘り気のある花オクラのもっちりとした食感の違いが楽しい。
ほんのりと苦味があり、オクラ特有の香りも。



最後に朝顔の花が昔から日本人に愛されている理由を調べてみました。
朝顔(アサガオ)は、奈良時代に中国から薬草として伝来し、平安時代以降は観賞用として
日本人に広く親しまれるようになりました。日本文化に根付いた理由はいくつかあるようです。
1. 花の特徴と日本人の感性
清らかさと儚さ
 朝に咲き、昼にはしぼむ一日花。短い時間に鮮やかに咲く姿は、日本人が大切にする
 「もののあはれ」「はかなさの美」と深く共鳴しました。
・鮮やかな色彩
 青・紫・桃色などの涼やかな花色は、夏の暑さの中に清涼感を与え、視覚的にも人々を
 惹きつけました。
2. 生活文化との結びつき
・江戸時代の園芸ブーム
 江戸庶民の間で「変化朝顔(葉や花びらが珍しい形になるもの)」の栽培が流行。
 見世物的な人気もあり、浮世絵や瓦版でも盛んに取り上げられました。
・夏の風物詩
 朝顔市(入谷・駒込など)が江戸から現代にまで続いており、鉢植えを縁側に置き、
 行燈仕立てで涼を呼ぶ光景が「夏の日本らしさ」を象徴。
3. 文学や芸術への影響
・和歌・俳句に詠まれる題材
 例:「朝顔に釣瓶取られてもらひ水」(加賀千代女)など、身近な暮らしとともに詠まれました。
・意匠としての利用
 着物や団扇、屏風などの模様として広く使われ、夏を表す典型的な文様となりました。
4. 象徴的な意味
・儚い命の象徴 → 無常観や「一期一会」の精神と通じる。
・愛情・絆の象徴 → つるを伸ばしてからみつく姿が「縁」を思わせ、恋愛や人との結びつきに
 たとえられました  と。

この浮世絵は の作品・「美立候花競(みたて はなの くらべ)」 と。
・女性を季節の花に見立てた美人画シリーズで、ここでは「朝顔」と「美人」が対になっています。
・江戸後期、園芸ブームの中で「朝顔=夏の風物詩」として特に人気が高く、浮世絵の題材と
 しても多く描かれました と。

品種の多さは世界随一!江戸っ子が生んだ朝顔 | 江戸monoStyle公式ブログ


                   ・・・おわり・・・




​​​
​​
​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.09.12 22:16:23
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: