JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.10.06
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カテゴリ: 海外旅行
「タワー・ブリッジ(Tower Bridge)」をテムズ川の北岸(タワー・オブ・ロンドン側)から
眺める。
近く、またはその周辺の地域を指す言葉。
手前には 花で飾られたアーチが置かれ、奥にノースタワー(North Tower)と、さらに
向こうにサウスタワー(South Tower) が見えた。
カップルが 花で飾られたアーチの下で記念撮影中。



タワー・ブリッジ(Tower Bridge)をフェリーターミナル・Tower Bridge Quay手前 から
ズームして見上げて。



タワー・ブリッジ(Tower Bridge)北塔(North Tower)の下部通路を歩きロンドン塔の
敷地の川沿い遊歩道へと向かう
鉄製の扉があったが、基本的には24時間開いているようであった。



下部通路を抜けて 再び タワー・ブリッジ(Tower Bridge) を見る。



ロンドン塔案内図 ​👈️リンク。



Discover the Fortress Story
Controlling the River
For centuries, monarchs and governments regulated traffic on the river and sent out
military supplies from this wharf.
In the 19th century, this part of Tower Wharf was filled with factories producing and
assembling weapons.」 

要塞の物語を発見しよう
川を制御する
何世紀もの間、国王や政府は川の交通を管理し、この埠頭から軍需物資を出荷していました。
1800年代には、タワー・ワーフのこの一帯は武器を製造・組み立てる工場でひしめき合って
いました。】



「Tower Bridge opened in 1894.
It was designed to ease road traffic while maintaining river access to the busy
Pool of London docks.」 

【タワー・ブリッジは1894年に開通しました。
この橋は、道路交通の混雑を緩和しつつ、ロンドンの港湾地帯「プール・オブ・ロンドン」の
混み合ったドックに船がアクセスできるように設計されました。】



タワーブリッジ建設中(19世紀後半)の貴重な記録写真。



「数百年の間、王や女王、政府が河川交通を管理し、この埠頭から軍事物資を出荷しました。
1800年代、タワーウォーフのこちら側には、兵器工場がひしめき合っていました。
1894年に開通したタワーブリッジは、道路交通を緩和しつつ、繁忙なプール・オブ・ロンドン
への河川経路を維持する目的で設計されました。」



Discover the Fortress story  
An ancient right  
Henry III received angry complaints in 1261 about his representative, the Constable,
who lived at the Tower.  
For centuries, the Constable had the right to take cargo from passing ships,
but Londoners said Henry's Constable was too greedy.」

要塞の物語を発見しよう
古くからの権利

1261年、国王ヘンリー3世はロンドン塔に住む代理人(塔の長官)についての不満を受けた。
何世紀もの間、この長官には通過する船から貨物を徴収する特権があったが、市民はその長官が
欲張りすぎると訴えた。】 



「Today this privilege is remembered in the Constable’s Dues ceremony.
A navy ship’s crew give the Constable a barrel of wine.」 

【今日では、この特権は 「コンスタブルの特権儀式(Constable’s Dues)」 として記憶されている。
海軍の艦船が停泊すると、その乗組員は塔の長官(コンスタブル)にワイン樽を献上するのである。】



ヘンリー三世は1261年、ロンドン塔に王の代理として住んでいた「城守」について、
怒りに満ちた苦情を受け取りました。
何世紀もの間、城守には通過する船の船荷を取り上げる権限がありました。しかし
口ンドン市民は、ヘンリー王の城守が貪欲すぎると訴えたのです。
この特権を振り返るのが「城守税」(Constable’s Dues) の儀式です。海軍の船員が、
城守にワインの樽を贈るのです。



「Constable’s Dues(コンスタブルの特権儀式)」
の実際の様子を撮影したもの。
・海軍の白い制服を着た水兵たちが、棒に吊るされた ワイン樽 を担いで行進。
・背後には ロンドン塔の城壁 が見える。
・左奥には伝統衣装を着た ヨーマン・ウォーダーズ(Beefeaters) も同行しているのが
 確認できる。



ロンドン塔(Tower of London)の敷地の川沿い遊歩道 から テムズ川越しに
南岸(South Bank側)を見た風景
旧ロンドン市庁舎(City Hall, 2002–2021使用) とザ・シャード(The Shard, 310m)
そしてMore London という再開発エリアで、オフィスや商業施設 を見る。



タワーブリッジ(Tower Bridge) を、 ロンドン塔(Tower of London)側・南側の遊歩道 から。



ロンドン塔(Tower of London)のテムズ川沿い遊歩道に設置されている解説パネルの一つで、
タイトルは「The poet and the Wharf(詩人と波止場)」。



Discover the Fortress story
The poet and the Wharf
You are on a man-made wharf, extended in the 1390s to allow ships to dock
next to the Tower.
Geoffrey Chaucer, more famous as a poet, managed the wharf-building work
at the Tower for King Richard II.」

要塞の物語を発見しよう
詩人とロンドン塔の埠頭
あなたはいま人工の波止場に立っています。この波止場は 1390年代に拡張され、船が
ロンドン塔のすぐそばに停泊できるようになりました。詩人として有名なジェフリー・チョーサーですが、実はリチャード2世王のために、
このロンドン塔の波止場建設工事を監督した人物でもありました。】 



「This colourful illustration from around 1500 shows the Wharf extending all the way
across the front of the Tower. In the distance is medieval London Bridge.」 

【1500年頃に描かれたこの彩色画は、塔の前面を横切って広がる波止場の様子を示しています。
遠景には中世のロンドン橋が見えます。】


これは 中世風の装飾写本(イリュミネーション)の挿絵 で、 ロンドン塔(Tower of London)と
テムズ川を描いた彩色画
「英語訳
I name Albion (England),
so sweet in pleasant star,
its flower and my delight.
Adored when I behold it,
the sea shall be its anger,
and here, its joyful river.」 

【わが祖国アルビオン(イングランド)と名づける。

星のように甘美で喜びに満ち、
その花は私の誇りであり慰めである。
それを目にするとき、海はその怒りを、
そしてこの川はその喜びを映し出すのだ。】



「ここは、ロンドン塔の真横に船を着けるため、1390年代に建設された人工埠頭です。
高名な詩人のジェフリー・チョーサーが、リチャード二世の下で埠頭建設工事を監理しました。
1500年頃のロンドン塔の詳細図には、新たに拡張された埠頭が描かれています。
遠くに中世のロンドンブリッジも見えます。」



この 大砲 は「 シー・サービス18インチ臼砲(Sea Service 18-inch mortar) 」。



Iron 18-inch mortar
Probably one of the large artillery pieces 
made in England for export to the Venetian 
republic in 1684. In 1716 the Venetians 
used such mortars to defend the island of 
Corfu against Ottoman Turk attacks.
The chase bears in relief the Lion of 
St Mark, symbol of Venice. From Corfu, 
presented by the Ionian Government in 
1842.
Italian or English, dated 1684, possibly by 
Thomas Western.
xix.138」 

【鉄製 18インチ臼砲
この砲は、1684年にイングランドで製造され、ヴェネツィア共和国に輸出された大型火砲の
一つと考えられています。
1716年、ヴェネツィア人はこのような臼砲を用いて、オスマン・トルコ軍の攻撃から
コルフ島を防衛しました。
砲身には、ヴェネツィアの象徴である「聖マルコの獅子」の浮き彫りが施されています。
この砲はコルフ島から運ばれ、1842年にイオニア政府から寄贈されました。
製造はイタリアまたはイングランドで、1684年のものであり、トーマス・ウェスタンに
よるものと考えられています。】



Discover the Fortress story
The East Gate
The Tower of London’s Ordnance Office stored and exported 
military equipment for centuries. Workers produced and tested 
weapons at the Tower.
King Henry VIII reorganised the Ordnance Office in the 1540s to 
strengthen and demonstrate his military power.」

東門(イースト・ゲート)
ロンドン塔の兵器局(オードナンス・オフィス)は、何世紀にもわたり軍需品を保管・輸出して
いました。ここでは武器の製造や試験も行われていました。
1540年代、ヘンリー八世はこの兵器局を再編し、自らの軍事力を強化し誇示したのです。】 



ロンドン塔(Tower of London)の古い鳥瞰図(俯瞰地図)を描いたもの。



「These two huge mortars are probably from the 1600s.
Cranes on the Wharf loaded cannon and heavy goods onto ships.」

【これら2門の巨大な迫撃砲は、1600年代のものと考えられています。
埠頭に設置されたクレーンは、大砲や重量物を船に積み込むために使われていました。】



「ロンドン塔の兵器局は、数世・・・・事務機を保管して輸出しました。労務者は、ここで
兵器を作り、試験しました。

ヘンリー八世は、自分の軍事力を強化して誇示するため、1500年代に兵器局を再編成
しました。
2つの巨大な臼砲は、おそらく1600年代のものです。臼砲や重量品の船積みには、
埠頭のクレーンが使われました。」 



右手に East Drawbridge(イースト・ドローブリッジ)
ロンドン塔の東側にある補助的な門 と。



「East Drawbridge(イースト・ドローブリッジ/東跳ね橋)」 の前に立つ 案内板。
Tower of London入口まで:約400m と案内
・通行制限:車両は最大15トンまで。



さらにロンドン塔の南壁に沿って遊歩道を進む。



ロンドン塔の外壁にあり 「イースト・ドローブリッジ(East Drawbridge)」の近く にあった、
補助的な門(Postern Gate/小門)。
大きな正門(Middle Tower や Byward Tower)とは異なり、外郭の城壁に開けられた比較的
小さな出入口で、人の出入りや小規模な補給などに使われた副門。



Discover the Prison story
Escape from the Tower
The Catholic priest John Gerard was imprisoned and tortured in the Tower
for being a spy, on the orders of Queen Elizabeth I.」 

牢獄の物語を発見しよう
塔からの脱出
カトリック司祭ジョン・ジェラードは、スパイの嫌疑をかけられ、エリザベス1世女王の命令
によってロンドン塔に投獄され、拷問を受けました。】



2つの肖像
左側の絵(モノクロ)
図像の内容:
  カトリック司祭 ジョン・ジェラード(John Gerard, 1564–1637) が、両腕を縛られて
 「拷問の柱」に吊るされている場面を描いたものです。
・歴史的背景:
 エリザベス1世の治世下で、ジェラードはカトリックの布教活動やスパイ容疑により
 ロンドン塔へ投獄され、拷問を受けました。とくに「ストラッパード(両手を後ろ手に縛って
 吊り下げる拷問)」で有名です。
意味:
 この図は彼の苦難と、後に奇跡的な脱出を遂げる物語の一部を象徴。

右側の肖像画(カラー)
・図像の人物:
エリザベス1世(Elizabeth I, 1533–1603)、イングランド女王
・肖像の特徴:
 ・白い肌と鮮やかな赤毛を強調。
 ・豪華なレース襞襟(ラフ)や真珠の首飾り、宝石を散りばめた衣装は、エリザベスの権力と
  富を象徴。
・関連性:
  彼女の命令によりジョン・ジェラードが投獄され、拷問を受けました。二つの図版を
  並べることで、「囚人とその運命を決めた君主」の対比が示されている と。




「He made a daring escape from this rooftop on the night of 4 October 1597.
Gerard made his successful escape climbing down the Cradle Tower by rope.
He fled to a boat waiting by the Wharf below.」 

【1597年10月4日の夜、彼はこの屋上から大胆な脱出を試みました。
ジョン・ジェラードは縄を使ってクレイドル・タワーを降り、下の埠頭で待っていた舟へと
逃げ延びました。】

エリザベス1世との関連性
・直接的関連: ジョン・ジェラードは「エリザベス1世の命令」でロンドン塔に投獄された。
・背景的関連: エリザベス1世の厳格な宗教政策(反カトリック政策)が、彼をスパイ・反逆者と
       みなして処罰した原因となった。
・象徴的意味: ジェラードの脱出は、エリザベス時代の宗教対立と国家権力の厳しさを象徴する
       事件。


Discover the Palace story
The Cradle Tower
King Edward III built the Cradle Tower in the 1300s as his private palace entrance.
Battlements, arrow loops and two portcullises defended this important river gate
from attack.」 

宮殿の物語を発見する
クレイドル・タワー(The Cradle Tower)
エドワード3世王は1300年代に、宮殿への私的な入口としてこのクレイドル・タワーを建てました。
胸壁(防御用の壁)、矢狭間(弓矢を射るための小窓)、そして二重の落とし格子が、この重要な
川沿いの門を攻撃から守っていました。】



「The King arrived by boat onto a wooden jetty. Inside the tower’s vaulted ceiling is decorated with stone carvings.」

【王は船で木造の桟橋に到着しました。塔の内部のヴォールト天井は、石の彫刻で
装飾されています。】 



中世の装飾写本(イニシャル装飾)の挿絵。
描写内容
・左側:王座に座る国王(王冠をかぶり、玉座に腰掛けている)。
・右側:ひざまずいて文書(巻物または書簡)を国王に差し出す人物。
・背景や枠は豪華に彩色され、装飾文字(大きなイニシャル)の中に場面が描かれている。



「エドワード三世は、自分専用の入城口としてクレイドルタワーを建設しました。
木の桟橋まで、王は小舟でやって来ました。中の丸天井は、石の彫り物で飾られています。
銃眼付き胸壁、射撃孔、2つの落とし格子で、この重要な水門を攻撃から護ったのです。」 



                                  ・・・もどる・・・



                 ・・・つづく・・・







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Last updated  2025.10.06 00:00:14
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