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スイスのマクドナルドが、ラージセットを廃止した。今まであったのはSセット(日本でいうMくらい)10.90フラン(約990円)Mセット 11.90フラン(約1070円)Lセット 12.90フラン(約1170円)このLセットが無くなった。マクドナルドの代表者がいうには、「セットの種類を減らすことで、作業を単純化するため。」らしい。あるマクドの店員は「去年話題になった、『Super Size Me』という映画の反響のせい。」だと言う。この映画はひとりの男の人が30日間、一日3食、マクドのセットだけを食べつづけるというドキュメンタリー。この映画のせいで、もともとファーストフードに対してネガティブなイメージを持ってるスイス人がショックを受けたのは言うまでもないもんね・・。もうこれからはラージのように、たくさんのポテトと大きな飲み物のセットは提供せず、その代わりに、現行のサラダシリーズのような変化のあるものにこれからも重点を置いていくらしい。7月からはさらに新しいメニューも打ち出すらしく、健康によいというイメージを浸透させていきたいみたい。そんなこんなでスイスではLサイズのセットが消えた。最初に紹介した通り、スイスのマクドの値段はめっちゃ高い。だから「どうせSサイズで10.90フラン払うなら、あと2フラン出してLにしよう。」とかもあるし、間食にするには値段がはるので、食事として食べる。じゃあ、おなかをいっぱいにするためにLを頼む。こういうこともあって、スイスでもLサイズは結構需要があったんだと思う。今までLだった人たち、悲しいけど今度からはMですよ。ところで、昨日EUROSPOTSのチャンネルで放送される予定だったサッカー、「日本対バーレーン」がビリヤードに変更されてた!!TVの前で準備ばっちりだったのに・・・。なんでまたビリヤードになってん。でも勝ったみたいで♪やったね、ニッポン!!今日はチューリッヒ、ちょっと曇り空です。だからこんなに眠いのか、どうせもともと眠いのかわかりません。タイ人の友達(もと同居人)が今日来るのに、夕食の献立が決まってないし。一日中寝ていたい気分・・・。主婦ってむずかしい。秋に種を蒔いて芽が出たけど、小さい苗のままさむーい冬を越してくれた。もう咲かないと思ってたけど、つい数日前に花をつけてるのを見つけた。ひっそり春の訪れを待ってたんだね。
2005.03.31
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SHIKIの実家から帰ってくると、ドアの隙間に名刺がはさんであった。・・・警察のもので、下記の連絡先にコンタクトするように、と書かれてた。SHIKI何したんー?とかふざけながらも、初めてのことにふたりとも動揺・・。なんでわざわざ警察がうちまで来たんだろう・・?さっそく電話してみた。電話口で5分以上待たされて、やっと出てきた名刺の持ち主である警察官、「回収日じゃないのにダンボールをごみ捨て場に出したと通報がありました。」・・・・?え?それだけ?たしかにSHIKI、倉庫の整頓をしていて、ごみ捨て場にダンボールが捨ててあるのを見て、回収日なんだと思い込んでダンボールを捨てたらしい。回収は月に一回で、月末か月初めだと知ってたわたしは、ごみ収集カレンダーで確認。回収は数日後だった。SHIKIは、どうせそこにダンボールあったし、あと数日なんだし、いっか!と言って、ダンボールをそのままにしておいた。でもまさか、まさか、それが通報されるとは!!見てたんなら直接教えてくれればいいのに。しかもこんなこと、今回が初めてなのに即通報?スイス人、なかなか手ごわいです。というか意地悪です。涙こういう話、よく聞く。典型的なスイス人だって、こっちに住んでる外国人が言ってる。いつもはにこにこあいさつしてる気のよさそうな隣人、その仮面の下の素顔がコレだったなんて。気をつけなきゃ・・。そのついでに昨日TVでやってた、「100人のスイス人に聞きました」の「スイス人の特徴といえば?」の回答のこと。3位 geizig(けち)・・・自分たちで認めるほどなんでしょうか?!笑2位 sparsam(倹約的)・・・3位のをポジティブに言った人たちか~。でも当たってる!1位 puenktlich(時間厳守)・・・閉店時刻になったらお客さん追い出しても閉める!うん、確かに時間厳守だ~!「通報好き」もそのうち上位にあがってくるべきや。笑そんなことで呼ばれた警察官、ご苦労様でした。
2005.03.30
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チューリッヒ、すっかり春になりました。うちの家の前の桜(らしき木)にも数えきれないつぼみがつき、外を歩くのもあったくって、半袖のTシャツで太陽を満喫した。そろそろ衣替え・・冬物を片付けなきゃいけないんだけど、クリーニング代のお高い国だけに、ドライクリーニングのみの日本の洋服に頭を抱える・・・涙。今週末はイースターだから、金曜から月曜までお休み。SHIKIの実家に行った。土曜日に甥っ子ファビアン、3歳の誕生日会があって、彼はたーーっくさんのプレゼントをもらい、はしゃぎまくり。わたしたちは、タンバリンとかマラカスとかのセットになったもの、ピングーのおもちゃ(ピングー好きなファビアン)、成田空港で買った日本の飛行機をあげた。包みを開けるのが大好きなファビアンのために、ひとつひとつ、別々に包んだ。その他にもトラックやお絵かきセット、いろいろもらってたけど、一番気に入ってくれたらしいのが、その飛行機!天井からぶら下げてスイッチを入れると、飛行機がぐるぐる旋回する。はずして手で持って遊んだり、ぶら下げて眺めたり・・・飽きることなくずっと遊んでてくれた。対象年齢は6歳~って書いてたけど、3歳でも十分遊べる。普通のおもちゃ屋さんではなかなか見つからなかったんだけど、飛行機だけに、やっぱり空港で見つけた。値段も高くないし、これは日本からのお土産にお勧め♪サンリオから出てる、男の子向けのキャラクターに「SHINKANSEN」ってのがある。その名のとおり、新幹線のキャラだ。それのプラスティックのコップ、3つセットで100円だった(100均で)。それもすごく気に入って使ってくれてる。また今度帰ったら、同じシリーズのグッズを買ってきてあげようっと!お誕生日会では3種類のケーキをたらふく食べて大満足。イースターのときはスーパーで売ってる色とりどりのゆで卵を買ってきたり、自分のうちで殻に絵を書いたり、色をつけたりする。それが朝、晩の食事に出てきたから、この2日間で合計するとかなりの数のゆで卵を食べた。もうしばらくゆで卵いらないかも・・・。イースターの日曜日、親が隠した卵をこどもたちが探す日だ。SHIKIのパパが隠したチョコレートの卵を必死に探すわたしたち。20分くらい経って・・・やっと発見!ワインやお酢のしまってあるところの奥のほうに隠されてた。直径20cmはある卵を探すのにこんなに時間がかかるなんて・・・汗。今日の日記のトップの写真、あれが苦労して見つけた卵たち。右のがわたしので、うさぎの親子といろんな味の卵チョコが入ってます。食べるのがもったいないよー!
2005.03.27
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とってもいい天気。気温は15度以上で青い空。バルコニーの前の桜の木はつぼみをたっくさんつけてる。帰って2日目、春はいいなぁ~♪日本に行っている間に、市役所から手紙がきていた。ビザの更新をしに来て下さい、とのこと。結婚してからもう1年が経とうとしてるってことだ。さっそく、日本で発行してもらった犯罪履歴証明書を持って(まだ出してなかったから)、市役所へ。また新しいビザが届いたら手紙で知らせてくれるらしい。取りに行ってまたお金払わなきゃいけないんだろう・・。これがあと4年続くなんて、あぁ面倒!さっき書いた犯罪履歴証明書なんだけど、これはビザを申請するのに絶対に必要なもの。と、思ってたら、友達で2人「要らなかった」という子がいる。移民局からの請求の手紙には「法律第○条の○項によると、外国人は提出しなければならない」というようなことが書いてあるのにもかかわらず。スイス、謎だらけです。これはベルンでも申請できるんだけど、行くのが面倒なうえ、半日かかると聞いて、大阪に帰ったときに取りに行った。これがさらに面倒なことだとは思わず・・・・。とりあえず住民票、戸籍謄本、パスポート、移民局からの請求の手紙を持ってくるよう言われ、市役所で書類を発行してもらう。それから大阪府の警察庁へ。これがうちから遠くって、電車で1時間近くかかった。「鑑識課」のある建物へ着くと、受付で来た理由を書いてバッジをもらってつける。しばらく待つと迎えの人がやってきて、鑑識課まで案内された。途中、「捜査第1課」とか踊る大捜査線を思い出しそうな部屋の横を通った。・・地味だったけどね。私が持ってきた移民局からの手紙はもちろんドイツ語。「訳してください」と言われた。・・・・・適当に書いてるだろうことを訳す・・・。「ここの部分はわかりません」と言うと、「あ、そうですか。はい。」って・・いいんや・笑。ただその手紙に宛名が書いてないから、わたし宛のものかわからない、という。結局、スイスのビザやらを見せて何とか説得した。さぁ、指紋を取る。めちゃめちゃ近代的な機械に、まずは親指、そして指の全部を押し付ける。それで終わりかと思いきや、今度は小指から一本ずつ・・・。最後にまた5本あわせて押し付ける。それ、さっきもやったけど?なんとも大げさな行程を経て、申請は終了。10日後以降に取りに来るよう言われた。また往復2時間の旅・・・。受け取ったけど、封筒には開封無効と書いてある。ちょっと見てみたいのになー。こんな面倒ならベルンでやっときゃよかった。というわけで、日本での申請、お勧めできません。そうそう!10日くらい前に紳助の「キスイヤ!」でスイスと日本で遠距離恋愛中っていうカップルがいたなぁ。彼はスイス在住のトルコ人で19歳、彼女が21歳だったと思う。もう2年つきあっていて、彼は今学校に行っててその卒業試験で忙しく、その後はミリタリーがあるため日本にはなかなか来れなくなるそう。彼女は就職してしまえば自由になる時間も少なく、そうすればこれから2年間、ほとんど会えなくなるから、今結婚してスイスに住みたい、ということだった。そこで福岡の彼女の実家で両親に結婚の許しをもらいにいく。だけどお父さんの猛反対を受け、結婚は保留になった。その話し合いのときも彼女が彼の言うことをひたすら日本語に訳す。あ~わたしたちもこうだったなぁ・・。結婚したいとか、幸せにするとか恥ずかしいセリフを自らの口から言わなきゃいけないなんて国際結婚を恨んだわ・笑。自分が当事者だった頃は、ただ会いたくて、辛くて、不安で、周りの人はこんな気持ちわかってくれない!って自分のことばっかりだったけど、自分の全然知らない外国に、若い外国人の男の子に大事な娘を嫁にくれって言われてもそう簡単には受け入れられないお父さんの気持ちが、今ならよくわかる。ごめんね、お父さん、お母さん。そして彼と彼女、幸せになってくれることを願ってます。ちなみに彼らはスタジオの8割以上の好感度(?)で、世界一周旅行をゲットしてた。いいなぁ~~!わたしも出たい!なんかドロドロなネタを仕込もうかな・・笑。
2005.03.22
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日本にも「帰る」し、スイスにも「帰る」・・・なんか変な感じだけど、感じたままに言うとこうなるんだよね。最初はあんなに「遠い」国だったスイスも、結婚してからぐんと近い存在になったと思う。とは言っても、私はこれから先もずうっと日本人。やっぱり本当の故郷は日本で、それは私の中で絶対に変わることがないんだろうな。日本で過ごした1ヶ月は、思っていた通り、あっというまだった。思っていた通り、いやそれ以上に、たくさんお金を遣ってしまった・笑。毎日妹に起こされ、眠い目をこすりながら一緒に朝ご飯を食べ、夜も毎日私の部屋に来る妹たちふたりと、いろんな話をしたり、バカなTVを見たり、漫画喫茶に行ったり・・・。お母さんと買い物に行ったら、もう家も出たしいらないのに、あれこれとプレゼントしてくれる。きっと娘はいつまでたっても娘で、かわいがってもらって、妹はいつまでも頼りにしてくれる。家族っていいな、って感じた毎日だった。そんな家族と過ごす時間ももうこの先限られて来るんだと思うと、当たり前のように同じ家に帰っていた昔がなつかしくって・・・ちょっと切ない気持ちになった。帰りに空港でもらった、日本を英語で紹介している冊子を読んだ。日本のことがいろいろ書いていて、これからこっちでなんか日本のことを訊かれたときに絶対役立ちそう。日本の伝統的な行事や文化を説明してあるページを見ていて、・・・泣きそうだった。こんなすばらしい国、自分はここにあとどれくらいいられるのか。スイスで住むと決めたときに、ここに生活の軸を置くと覚悟した。自分が決めたことの重大さを、また実感した。重い気持ちで降り立ったチューリッヒ空港。迎えに来てくれたSHIKIの顔を見て、ほっとした。我が家に帰るとすごくなつかしくって、あったかかった。家は隅々まできれいに掃除してくれてあってピカピカ。テーブルの上には、イースターの飾りのついた素敵な花束。そして傍にはわたしたちの大好きなアヴリルのライブチケットが!SHIKIの優しい気遣いと、心から迎えてくれてる気持ちが溢れてた。わたしが帰ってくる場所がここにある。SHIKIとこれからもがんばっていけると思った。こっちに住んでる友達たちからの「おかえり」のメールもすごく嬉しかった。どっちに行っても「ただいま」と「おかえり」、帰る場所がふたつできたこと、幸せなことだと思えた。今日からまたスイスの生活が始まる。楽しく元気な日記を再開するので、みなさんよろしくね。元気をもらった花束とチケット。
2005.03.21
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