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今朝も気持ちよく目覚めたら、午前2時半でした。今日はセミナーに出る予定なので、昼間に眠ってしまうのが心配です。ネサン氏の居間から見下ろした風景です。川がゆったりと流れています。ネサン氏が開発した世界で唯一台の高性能顕微鏡「ソマチッド顕微鏡」さて、ガントン・ネサン氏を訪問するに当たり、従来からの「完全なる治癒」には全く触れられていない、がんを含む難病に対する基本的な考え方に大きな驚きがありました。それは、ネサン氏は714Xを使用すると、がんをかなり高率に治してしまう、という私の勝手な想像がありました。何か、ミラクルな注射液のように思っていました。ところが、ネサン氏を訪問する事が決まってからのメールのやり取りで「魂・精神・身体のバランスがとても大事」という文章がありました。この文章に私は意外な感じを持ちました。実際にお会いして、話しを傾聴した所、714Xでがんを治すために貢献できるパーセントは50%だと言われました。「身体・感情・スピリット・知性」の4つのバランスがとても重要だと指摘されました。単に、714Xをリンパ節内に注入しても、それだけでは病気をコントロールする確率は低いと率直に述べられたのです。ネサン氏の奥様は鍼灸の勉強をされて、実践しておられ、やはり、ネサン氏と同様の考え方を持っておられます。そう、ネサン氏はホリスティックは医療を714Xを併用しながら、実践されて来られているのです。私のクリニックのHPでも、「がんは魂・精神・身体の歪みに起因する」と書いているので、まさに、同感できました。これは同時に、もし日本で714Xが使えた場合に、単に注射をすればいいのですよ、と伝えたのでは、ネサン氏の意図が半分しか伝わらない事になります。そうなると、この考え方に同調し、それを正しく伝え、また、追跡するためには、このホリスティックな考え方がよく分かっている方の指導が必要になります。今回、いつくものサプライズがありましたが、この病気に対する考え方もその一つでした。6月19日(木)天外氏の主宰される「ホロトロピック・ネットワーク」主催の、ホロトロピック・ナイトサイエンス19に「催眠療法による学びと気づき」をテーマに講演をさせて頂くことになりました。
2008.05.30
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今朝も4時に目覚めた。昨日で時差は解消されたと思ったが、そうでもなさそう。自然のままがいい!!今朝もぼんやりしているのか、全部書き上げた文章を間違って消してしまった。もう一度、書くのはシンドイ。時々、これをやってしまう。昨日、5月30日発売の「週刊新潮」に、6ページにわたり、「高濃度ビタミンC療法」についての記事が掲載されている。この高濃度ビタミンC療法は次の2点で関心がある。1)「副作用のない抗がん剤」 このビタミンC療法には副作用が殆どない。特に、通常の抗がん剤で見られるような、骨髄抑制とか消化器症状は殆どない。勿論、脱毛などもない点がいい。本来、自然の体内にある物質なのだから、身体にとっても違和感は少ない筈だ。2)従来の補完・代替医療で使われている「薬剤?」は、その効果が検証されにくい環境にある。ところが、このビタミンC療法は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)、国立ガンセンター(NCI)、食品医薬品局(FDA)などから、基礎的研究論文が既に発表され、現在、臨床治験が行われている点も稀である。そして、がんそのものへの効果も期待出来るが、抗がん剤との併用で、抗がん剤の副作用を軽減できる可能性も示唆されている。所謂、統合医療の領域でも期待されている。今回、最後の2ページに、現在全国でこの治療法をおこなっている106のクリニックの一覧表が掲載されている。イーハトーブ クリニック(正しくは、イーハトーヴ クリニック)も106分の1施設として掲載して頂いている。この分野は、アンチエイジェングや美容と抗ガン作用を期待して行うクリニックに二分される。106クリニックでは、これらが混在している事になる。神奈川県では5施設が載っている。イーハトーヴ クリニックをオープンした時に、通常のクリニックにように、点滴、採血、処方などはしないと決めていた。ところが、この療法を始めるには、点滴、採血(ビタミンCの血中濃度、免疫能測定)は必要になる。そうなると、医療廃棄物の手続きも当然必要となり、煩雑になる。しかし、この治療法には、それらを乗り越えるパワーを感じている。幸いにも、大学病院時代の退職した元同僚の看護師長さんも、手伝ってくれている。患者さんが、元気に回復され、素敵な笑顔が見られればいいなあ~。6月19日(木)天外氏の主宰される「ホロトロピック・ネットワーク」主催の、ホロトロピック・ナイトサイエンス19に「催眠療法による学びと気づき」をテーマに講演をさせて頂くことになりました。
2008.05.30
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今朝は5時間眠れたので、体調はだいぶ良くなった。昨日の夕方の運転は、フト車線を外れそうなことが数回あり、慌てました。昨日の夕方、知り合いの看護師さんTさんと、共通に親交のあるがん患者さんのお見舞いに行った。Tさんは、人間性も豊かだし、看護師としての技術も優秀だ。ただ、一緒に医療での仕事をする機会はなかった。その患者さんは、下半身が麻痺して緊急入院された厳しい状況だった。病室に二人で入ると、奥様が側で付き添っておられた。看護師Tさんは、点滴に入っている麻薬の種類、鎮静剤の名前を素早く確認されていた。そして、患者さんが左手が冷たいと訴えた時に、左手を触り冷たい事を確認するや、左腕に留置されている点滴針が漏れている事を指摘した。それは、僅かに膨れている程度だった。病院の看護師さんを呼んで見てもらったが、最初、漏れているのが気づけないほどだった。しかし、Tさんが指摘した点滴が漏れている事は確かだった。病院の看護師さんは、反対側の腕に点滴の留置針を差し替えてくれた。患者さんは、酸素マスクを用いていた。喉が渇くを水を飲まれた。その後に、Tさんは「酸素を使っていると唇が乾くので、何でもいいからリップクリームをつけたらいいと」とアドバイスをされた。患者さんは、食事を食べたがっていた。不思議な話しだが、病院側は、「何を食べてもいい」と言いつつ、食事を出していなかった。以前から、奥さんも食事を出して欲しいと訴えていた。その後、明日から流動食が出る事になった(何でも食べていいなら、もっと硬い食事を出したらと我々は思った)。彼女は、病院の看護師さんにすかさず「オカズはどんな物ですか?」と質問して、確認していた。病室を出て、帰り際にTさんは「何で酸素を8リットルも投与しているのだろう?」と疑問を感じていた。普通は2~4リットルあれば充分だ。そう、Tさんは看護師としての視点で、全てを短時間にチェックし、細かく観察していたのだ。この視点の方向と観察力は医療ではとても大切だ。「何かがおかしい!!」と気づく事、アンテナの張り具合とその感度がとても重要になってくる。「がん」が脊髄に転移をして、下半身麻痺に陥っている患者さんが「何とかして欲しい」と訴えた時、私は的確な言葉を掛けることが出来なかった。患者さんも分かっているのだ。でも、言わずにはおれない。ただ、ただ、「聴く事しか」出来なかった。「現実を受け入れ、気持ちを今現在に置く事が先ず大切」と分かっていても、とても、言えなかった。私たちは、何となく、やるせない思いで病室を出た。救いは、奥様が現状を認識され、受け入れ始められている事だった。看護師Tさんは、今後、アロマセラピーやリンパドレナージの専門職として、病院に勤めることになっている。この新しい分野を医療はなかなか受け入れてくれない。でも、Tさんのひたむきさが、少しずつ道を開き始めた。これからの活躍を期待している。
2008.05.29
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おはようございます。今朝も2時半頃には目が覚めました。昨日も患者さんがいない時には爆睡していました。今日もこれでは先がチョット心配です。内視鏡をしながら、眠ってしまったら・・・・まさか、そんな事にはらならいでしょうが、高速道路の運転が気がかりです。さて、ネサン氏のがんの発生に対する考え方を少し紹介します。画像はちゃんとスキャンニングしていないので、分かりにくいと思います。基本的な考え方は、「がんは全身病であり、身体の一番弱い所に出来る」という考え方です。通常の西洋医学では、「がんを局所病」と捉えています。ですから、そこを切除出来れば、治療は上手く行ったと解釈します。ネサン氏の考え方は、がんは身体の免疫力が低下した時に、発生し易くなり、しかも、発生する時には、その人の一番身体の弱い部分に発生するという考えか方です。ホリスティック医療では、そのような考え方をする人はおります。ネサン氏もそのような、ホリスティックに「がん」を捉えているのです。ですから、局所の治療をするより、全身の免疫力を本来の働きに戻す事により、がんの発育を抑制できると考えています。とても、理解できる考え方だと思います。この写真は何だか分からないと思いますが、上段はがんが局所に出来て、徐々に拡大している図です。下段は全身的な免疫力が低下した時に初めて局所的にがんが出現するという写真です。
2008.05.27
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19日から226日までのカナダ研修旅行が終わりました。昨晩、午後8時過ぎに家に着きました。早速、時差で午前2時半頃に目が覚めました。大きなアクシデントもなく、皆、元気で帰国しました。約一人はもう少し遅れて帰国する予定です。今回の結果については、改めて正式なHPで公表されると思いますが、714Xの日本の患者さんへの使用への道は開かれる可能性が高い、と思っています。一番、困ったのはカナダの入国の時でした。通関で何のために来たかと尋ねられたので、「観光」と答えた所、「何処に観光に行くのか?」と聞かれました。実は、何処に行くのか、場所などを正確に把握していなかったので、しどろ、もどろになり、税関の人の睨まれてしまいましたが、何とか通してもらいました。ガストン・ネサン氏ご夫妻とは、とても歓迎して頂き、われわれとの信頼関係を築くことが出来ました。このような、話には信頼関係が先ずとても大切だと痛感しました。ネサン氏の住まいと研究所は、ケベック州のシャールブルックという街にあり、そこは、モントリオールから車で2時間ほど西に行った所で、大学の街だそうで、医学部もある総合大学があるとの事でした。ネサン氏のお住まいと研究所は川に面した、素晴らしい場所にあります。自宅の所にボートを係留できる場所もあります。川は下流で発電所用の小さなダムがあり、湖のように静かに流れているので、モーターボートなども暖かくなったら走るそうです。気候は北海道の札幌より緯度が高いので、丁度新緑の頃です。日本で言えば、桜の花が終わった直後で、新芽が一斉に芽吹いてきた所です。私はホテルから徒歩10分くらいでその川下に行けるので、3日間は朝、散歩をしてました。鳥の種類と鳴き声が溢れていて、ゆったりとした遊歩道を歩き、英気を養いました。最初の日は霧が川面に立ち込め、幻想的な風景でした。また、単線で真っすぐに伸びる線路が印象的でした。
2008.05.26
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今日、19日から26日までカナダのケベック在住の、ガストン・ネサン氏を訪問します。ガントン・ネサン氏はフランス人ですが、現在、カナダに在住です。高性能の暗視野顕微鏡を開発して、ソマチッドという微小生命体を発見しました。このソマチッドは、高温、低温、酸・アルカリ、放射線の照射などにも耐えられる古代から存在している不思議な物体です。大きさも、赤血球が8μですが、その10分の1以下の小さな物体です。このソマチッドという物質が、その時の状態により16形態に変化すると言われています。そこで、そのソマチッドの状態を観察する事により、その方の健康状態が把握できるという訳です。更に、ネサン氏は、その理論に基づいて「714X」という、楠木から抽出した物質を開発したのです。この、714Xは1000人のがんを含む難病の患者さん達の内750人に効果が認められたとされています。また、このネサン氏が、714Xをめぐって、1990年頃殺人罪で起訴されるという出来事があり、とても注目を集めました。終身刑を求刑されましたが、結局は、無罪になりました。今回の私の役目は、バウさんという方から、714Xが本当に効果のある物質なのかを、医者の目から見て、確かめてきて欲しいと依頼されたからです。そんな訳で、714Xを検証するために出かけます。714Xは抗がん剤ではなく、免疫力を高めて、その結果、がんを治そうとする物質です。また、患者さん自身が、自分のソケイ部付近に自分で注射をします。インシュリンの自己注射と似ています。この714Xが効果があり、日本のがん患者さんにも使えるといいな~と思って出掛けます。そんな訳で、この日記も一週間くらいお休みです。
2008.05.19
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「病気になってよかった。今はあの病気に感謝している」これは、単に病気が治ったからということではないだろう。病気をきっかけに、その人の”人生の歓びの質”が変わり、より自分らしく生きられるようになったからなのだと思った。そして、どの方も、一発でこれだというものに出会えたわけではなく、迷ったり、落ち込んだり、疑心暗鬼になったりしながらも、手探り状態で歩き出したら、ある時、誰かとの出会い、何かとの出会いがあったのだという。その出会いに導かれて、だんだん自分のやるべきことがわかり、歩むべき道がわかり、気がつくと、病の治癒を超えた”新しい人生の扉”が開かれたのだという。以上は「私に帰る旅」(岡部明美著 角川文芸出版)の中の一節だ。とても、味わい深い内容だ。病気の意味を肯定的に捉え、そして、世間一般での病気の「負」の常識から、自分を変えていく。どんな事柄にも、意味がある。それを理解し、その意味を実践する機会に恵まれた人は、病気から解放される可能性もある。この様な病気観が、今後、本当の意味での治癒であり、癒しの道に通じるのだろう。この本、表紙のオーロラの写真は、何とあの星野道夫氏の撮ったオーロラなのだ!!
2008.05.18
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昨晩、広島カープは巨人に対して、7対1で快勝した。広島カープは今シーズンに入る時、エースの黒田は大リーグへ4番の新井は阪神へ。選手の年俸も12球団の内、1,2を争う低さだ。今シーズンの広島カープは、断然ビリだと思っていた。一方、巨人軍は大型トレードを行った。日本で実績を上げている外人を獲得し、優勝候補の筆頭にあげられていた。所が、現在、巨人と広島の勝率の差は僅か0.5ゲームしかない。とても、不思議だ。一昨日、巨人軍のOBのO氏から話しを伺った。O氏は元巨人軍監督の長島さんも一目置く人物だ。O氏は巨人の二軍の練習を見に行った帰りだった。「巨人はどうして、あんなに優秀な選手を集めていながら、勝てないんですかね?」とお聞きした。その答えは、年俸の高さが大きな理由だと指摘した。巨人は年俸の高い選手が大勢いる。しかも、数年契約になっている。その選手たちは、高額の年俸が保証されているので、ハングリーに野球をするというより、自分の年俸を確保するために、体も気にしている。だから、チョット体の具合が悪いと直ぐに休む。ハングリー精神に欠けていると指摘されていた。そうか。巨人の今の二軍には、高橋、二岡、上原らそうそうたるメンバーがいる。一方、大リーグで活躍している、イチローや松坂は野球の目標を明確に持っている。イチローは打率、安打数にこだわっている。松坂は大リーグで、如何に完投するかを目標にしている。勿論、二人共に才能溢れた人だと思うが、自分の理想をひたすら追い求めている。私たちは、大きな理想を持ち、それに向かっている。どんな理想を持つのか、が重要だ。その理想を理詰めで追い求めるか。漠然と追い求めるか。方法はいろいろあると思う。でも、「かもめのジョナサン」のように、自分の理想に向かって歩んで行きたい。あなたの理想は何ですか?
2008.05.17
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「サラとソロモン」(エスター&ジェリー・ヒックス著)という、少女サラとふくろうのソロモンとの美しい物語の中にも、想念の事が述べられている。<万事良好>の流れにつながったままでいるための秘訣はこうだ。君の望まないことを素早く突き止めてから、その後はすぐに君が望むことに注意を向け直して、それに対して「これがいい!!これを望む!!」と思えばいいということ、これだけだ。誰かが癌に対して「いやだ」と言う時、その人は実際には<万事良好>の流れを流れ込ませないようにしているのだ、と。君たちのほとんどが、物事に対して「いい!!」と言うよりもずっと頻繁に「いやだ!」と言うことにどんなに慣れきっているかを、確かめてごらん。日常生活でいかに、「いいえ、だめ、いや」だと言っている。そうだな~、否定語が多い。知らず、知らずに、万事良好の流れと遮っている。それは、考え方、観かたの選択なのだ。どんな姿勢で物事を捉えているか?「コップに入った半分の水」も、よく言われているように、未だ半分もある、と、もう半分しかない、と。想念一つで変わってくる。「病気にならない」→「健康でいよう」「がんで恐怖だ」→「がんは何をプレゼントしているのだろう」「忙しくて嫌だ」→「自分を見つめる時間が必要だ」「強制されるのは、いやだなあ~」→「流れをせき止めているの事は避けて通ろう」「人が悪口を言っている」→「自分の事を信じて、自分の道を進もう」「レジが混んで待たされる」→「丁度、自分を感じるいい時間だ」一瞬、一瞬に意味があり、その人の最高の出来事が起こっているのなら、その出来事の意味する事をどう理解するかが、とても大切になってくる。これは、通常言われているポジティブシンキングとは少し異なるように感じる。イケイケどんどん、とはニアンスが違う。それは、「宇宙の流れに乗っていて、自然なのか?」「心地よいのか」「こころが開いた感じがするのか?」など、身体で気持ちよく感じる感覚を大切にすることなのだと思う。頭で思考すると、自分、自分が頭を持ち上げる。想念観察とは、どれだけ自分のエゴを離れて、宇宙とつながっているかを観察することだといえるのだろう。
2008.05.16
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昨日、想念観察日記について書きましたが、その事を別の方も書いておられます。伊藤洋子さんはスピリチュアルカウンセラーです。がん患者さんのボランティア活動も一緒に行っています。とても、自然に生きていて、自然体でカウンセリングをされる素晴らしいカウンセラーです。その伊藤さんが書かかれた「卵の上の私」(現在は在庫がなく、プレミアがついている)の中で、自分をもう一人の自分が客観的に観察している、その大切さについて述べています。また、溝口あゆかさんは、「やりたいこと」が見つかるスピリチュアルマップ、の中でエゴトークとハートトークという言葉で表現しています。エゴトークとは、「ほんとうの自分」が抑圧された言葉。「不安や恐怖に基づいた自分」です。例えば、「私は、ほんとうにダメな人間だ」といった、自分を否定したり、いさめたり、または責める声、不安、ネガティブな未来予想図、過去のうまくいかなかった経験、条件、自分への思い込み、社会の漠然とした声、他者を優先する声、その他、ネガティブな声、などを挙げています。一方、ハートトークと言えば、私たちの本当の心、または魂の言葉であり、私たちの魂は、今世の目的やどんな展開があるのか、誰がソウルメイトかなどを覚えている。つまり、ハートトークは私たちを喜びと幸せへ導いてくれる道しるべでもある、と述べています。これを聞き分けるコツは「感情」です。しかも、感情の声は二種類あるのです。一つはエゴトークが生み出した感情。もう一つは魂の声であるハートトークの感情、です。エゴトークは● 自己愛の欠如に基づく● 条件つき● 思考を通ってくるハートトークは○ 自己愛に基づく○ 無条件○ 体に直接感じる私たちの感情には、このように大きく分けると二通りの感情があり、それを自分自身でチェックできるし、また、エゴトークからハートトークへ置き換える事ができるのです。先ずは、自分の感情、そして、その感情が湧き出る基になる、想念を見つめる。そして、それが、自分自身の魂、或いは、宇宙と繋がっていないと感じられたら、それを、本来の自分の「多いなる存在」と結びつけるように、想念を変えるのです。それにより、感情も変わってきます。自分の身体である器官を感じ、感情をチェックする。これを継続していく事がとても大切だという事を教えてくれています。
2008.05.15
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「想念観察日記」とは私と同年代でありながら、既に、旅立った津留晃一氏が使っていた言葉です。「多くの人がこの本で変わった」(英光舎)の著者でもあります。この本は日本人で書かれた精神系に関する書物の中では、特に光っている本だと思います。何度読んでも、その度に気づきがあります。また、全内容がCD化されており、いままでも何度も聴いています。どんな「思考」をするかが、その人を決めているといっても良いのだと思います。だから、思考をチェックするのです。これは、多くの人たちが言っています。津留氏は弟子の、あまちゆうと氏(この方も既に若くして旅立ちました)に想念観察日記を書くように指導していました。そして、その思考=想念を文章に書くのです。これについては、ジョージ・アダムスキー氏が全集2の中で「一日を通じて感じた想念で個人的性質をおびているすべてを片方の頁に記入し、他方の頁には私の行動のもととなった宇宙的な想念を記録しました。こうして毎日の終わりに、偏狭な個人的意見か、または宇宙的な洞察力のいずれがその日を支配したかをきめるために、得点数を集計していったのです。 これにはまったく、大変な忍耐を要しましたが、ついに私の各感覚器官に聞き耳をたてさせ、外部からくる印象(波動)をはっきりと感受し得るように馴らすことができました。 だが実際にはこれを行うのは最も困難なことでした。古い考えがしつこく顔を出して私の心にその解釈を与えるからです。 しかし自分のセンスマインド(感覚器官の心)をコントロールしつづけるうちに、私が受ける印象(波動)類は明瞭になってきて、しだいに多くの宇宙的性質をおびた想念を含むようになり、個人的意見は少なくなってきました。」これは自分を感じるという昨日書いた事と一連の関連性があるように思います。自分の思考=想念を観察する事により、その考え方がエゴから来ているのか、宇宙的な性質なのかを、チェックするのは、エゴからの解放という点からも、とても大切です。ある出来事に対して、必ず幾通りの見方がある。そして、それは良くも悪くも必ず観られる。どれを選択するかが、どの思考を選択するかに一致する。
2008.05.14
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毎日、習慣的に行動している。身体が自然と動いてしまう。自分を感じる事は滅多にない。そのような習慣を身につけていないからだ。瞑想は、その習慣的な行動にプレーキを掛ける。しかし、これも惰性で行うと単なる習慣になる危険性がある。自分の内側へ意識を向けることは意識的に行う事が大切だ。日常生活の中で、自分を感じる時間を持つ習慣を身につける。それは、行動の切れ目が一番意識し易そうだ。机に向かった瞬間、車の乗った瞬間、ご飯を食べる瞬間、それぞれの間に自分を感じる。そして、その時々に感謝の気持ちが湧いてきたら、もっといい。日々の実践だ。
2008.05.13
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エックハルト・トールは何歳だろう。本を見ても、トールが生まれた年は書いていない。そして、この本の内容を中心としたインターネットで画像の見られる番組が始まった。週に一度更新され、10回シリーズだ。そして、最終回で相手の女性がトールに何歳かと尋ねた。彼は、肉体年齢は60歳、でも、年はエンドレスだ、と言った内容で答えていた。その女性は若く見えると言っていた。確かに、髪はフサフサしているし、顔の艶も若々しい。顔はメーキャップをしてくれるような意味の事を言っていたと思う。画面で見ても、50代前半くらいに見える。最終回は、なんと麻里さんも、東京発のグループの一員として開始から40分過ぎに登場した。英語が良く分からないので、この10回シリーズ分からない部分も多いが、兎に角、意識を今の置けと再三に渡り話していたように思う。これは、何時頃まで見られるのだろうか?繰り返して見たい。また、これをPC上に保存して、何時でも見られるように出来ないのだろうか。楽しい、為になる番組だった。
2008.05.11
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数日前の朝日新聞の記事の中に、「メタボ健診 医療費抑制は期待できない」という文章を長野県泰阜村村長の松島貞治氏が書いている。 要は、メタボリックシンドロームをチェックして、その度合に応じて生活習慣を保健指導する方針を国が打ち出している。 泰阜村は02年度をピークに65歳以上の人口が減少し始めた。日本全体より20年早く高齢化社会を迎え、20年早く高齢者が増えない時代を迎えている村だそうだ。 松島村長は、老人医療費が増える大きな原因は終末期医療にあると指摘し、集団検診をしても、その効果には大いに疑問があると指摘している。胃がんの集団検診をしても、胃がんによる死亡率は下がらなかった。集団検診よりも、リスクの高い人に精度の高い健診を受けてもらう方がいいと考えた。 今回の特定健診も実施を見送ろうとしている。しかし、これに目標設定があり、行わない場合には200~300万も余分に払う可能性があるとしている。 これから、日本は高齢者社会を迎えようとしている。しかし、既に、20年先を行っている村があるのだ。そこで、実際に行われた事、得られた事実は大いに参考になると思える。 集団検診の効果については、以前から医者の間でも疑問視されている。それだけの手間隙を掛けても、効果が本当に上がっているのか。一人のがん患者を見つけるために幾らの費用が掛かっているのか。 一年間の健診による費用は相当なものだ。病院やクリニックでは、この健診により得られる収益はかなりになる。 健康に関して、予防的に一人ひとりが対処するのはいい事だと思う。その為には、どんな日常生活を送るのか?個人で何が出来るのか?心の健康、身体の健康、心地よい生活を維持するための生き方を選択して、実践する事が大切だ。
2008.05.11
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朝、「朝の目覚めに贈る言葉」(OSHO 市民出版社)を読むのが習慣になっている。「私のつちめは、皆が自分自身を尊重すること 自分自身を愛すること、自分自身を受け入れること 自分自身になることを助けることにある。 なぜなら、それが唯一の道だから それ以外にない ・・・・・・ 」 この言葉はいろいろな所に出てくる。 生き方を考える上での、一つの真理のように思える。 自分もそうだが、殆どの人がこの事を知らない。 知っていても、身についていない。 これが身につけば、今世での大きな勤めは終わるように 思える。 それくらいに、重みのある言葉だ。
2008.05.10
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催眠療法で必要なのは、イメージと集中力だ。イメージには必ずそれに伴う感情が伴っている。海岸の砂浜に座っている。波がゆったりと押し寄せる。波の音がチャプチャプと聞こえる。そして、そこに居て、どんな気持ち?と聞く。「海の風を感じて、気持ちがいい!!」などと答える。ところが、一向に、感情が湧かない人もいる。なにも、感じない、と言うより、感じる事を何らかの理由により避けている。何かを抑圧している。感情を感じないと、催眠は先に進めない。感情は必ずある。そこを練習して感情が湧いてくる事を感じて、表現する訓練が必要となる。「どんな感じ」、「どんな気持ち」はとても大切だ。日常で起こることに対しては、感情を伴っいる。何かの思考・出来事には感情が必ずある。それを感じる事により、自分がどんな状態か。どんな価値感を持っているかが、分かる。「ワクワクする」これも感情だ。心地よい感情を持ちならが生活する。それも選択する事により可能となる。自分の感情を見つめる事は大切だ。
2008.05.09
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好きなテレビ番組に「情熱大陸」がある。日曜日の23時から放映される。同様な番組にNHKの「プロフェッショナル」がある。情熱大陸の面白さは、それ程知られていな人と取り上げる事と、目標を同時進行で追いかける事にある。4日の情熱大陸は、競歩の「山崎勇喜選手」だった。彼は、競歩一筋の人生を歩んでいる。自分から、競歩を取ったら何も残らないとはっきり言っている。生活の全てが競歩を中心に組まれている。これだけ、徹底した生き方を実践出来ると人はとても少ないだろう。スポーツ選手の中でも、とてもストイックな感じを受ける。飽きっぽくて、いろいろな事をする自分にとっては、この様な愚直とも思える一筋の生き方は憧れでもある。彼が、今回番組に取り上げられたのは、昨年、9月1日の世界陸上の50キロ競歩で、係員の誘導ミスで一周少ない回数でゴールをして、失格になってしまった事も要因になっているだろう。番組の中で、その時の状況を彼は「自分の実力がなかった。誘導ミスは仕方がない」と誘導ミスを全く責めていなかった事だ。オリンピックの出場がかかっていた大会でもあり、多分、日本人では一位に入る筈だった。この見事なまでの、相手のミスまでも、全ては自分の責任にあると言い切った山崎選手は、やはり並みの選手ではない。自分の思考が行動に現れるのだ。オリンピックの20キロと50キロの代表に選ばれたそうだ。素晴らしい、そして、活躍を期待したい。
2008.05.08
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私の知り合いの患者さんが、某大学病院に入院している。婦人科的な疾患で、抗がん剤の治療を受けるためだ。しかし、その患者さんは、入院予定日の前に腹痛で緊急入院した。胃の辺りが、キリキリと痛んで、我慢できなかったそうだ。入院後に点滴などの処置により、一応軽快した。しかし、この連休も外泊しようとするとやはり、胃の辺りが痛み、中止となった。今週中に、抗がん剤治療が始まる。4月の末に入院したのに、内視鏡検査を行っていない。なんでも、混んでいるために、月末の検査になるそうだ。抗がん剤治療をすると、吐き気、食欲不振など消化管の症状が出現する可能性は多いにある。それなのに、抗がん剤開始以前にチャント内視鏡検査をして、上部消化管の状態を調べておかないと、抗がん剤を始めてから起こる症状が、本来、病気があるのか、それとも、抗がん剤の副作用なのかが、分からなくなる。担当医に、是非、内視鏡検査を抗がん剤を始める前にお願いするように患者さんとも話し、患者さんも希望している。でも、緊急性が無いからと、抗がん剤開始前の内視鏡検査を断れたと、患者さんが話していた。大学病院なら、元々、腹痛で救急車で入院した患者さんは、迅速に検査をするのが当然なのに、内視鏡検査をしない。今度は、抗がん剤を開始する。当然、治療前に上部消化管の検査をするのは、患者さんのためにも必要だ。このような事に体を張ってでも、担当医は検査を予定して欲しい。患者さんに責任を持つとは、その患者さんのために、ベストを尽くす医師ではないだろうか。
2008.05.07
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この「愛馬物語」は実際の話しを脚色して作った内容だ。昨日、愛馬物語の本が着いた。アマゾンは直ぐに送ってくれる。ついペラペラとページを捲ってしまう。そして、内容をどんな風に変えて、テレビドラマにしたのかをどうしても較べながら読み始め、結局は全部読んでしまった。この本は「第2回 感動ノンフィクション大賞」を受賞している作品で、馬肉になる寸前の馬を自分で引き取って、犬と一緒の生活をした事実を、いろいろな出来事を通して、淡々と書いてある。この本の主人公である、市来 宏氏は名古屋の高等学校の先生であり、教頭から校長先生の時代にこの馬を飼った。そして、退職と同時に北海道へ移住する。場所は北海道の道東の弟子屈町だ。「森と湖と温泉の郷」と言われる町である。物語としては、北海道での生活が書かれている部分の比重が高いが、ドラマはそれより以前の事が主になっている。この本とドラマの決定的な違いは、人間関係にある。市来さんは、奥さんと娘さん二人の四人家族らしいが、奥さんもチョット、娘さんはピアノをしていて、貰ってきた犬に音符の♯から、シャープと名づけたというだけに書かれている。奥さんはドラマでは、不治の病が設定で、夫婦や娘さんとの人間関係が、かなり重きを置かれている。だが、本の文章は淡々といろいろな馬、犬を通していろいろな出来事が綴られている。ドラマの中で、北海道に移住する際、街の牧場に多くの方々は見送りに集まったシーンがあったが、実際でも、多くの人たちが集まった。市来氏は朝、晩に馬の世話をしていたが、昼間に訪れ、癒された人たちが大勢いたのだ。中には、馬と約束したからと、北海道まで車でニンジンとリンゴを一杯積んで、会いに来た人もいたらしい。文章の中で気になった部分は北海道で風邪を引き、急性の薬剤性の肝炎になった。その時の言葉「患者の病状を聞き、涙する医者を、私は名医と呼ぶ」。大自然の中で動物と暮らしていると、彼等から学ぶことも多い。人は、考えても仕方がないことで大いに悩むが、少なくとも、動物には後悔、妬み、不安などといった人間特有の「心の自傷行為」は見られない。「現実の世界」だけに生きている動物たちは、どんな状況でも常に前向きであり、また、その生き方は、きっぱりと潔い。彼らに学んで、常々、私はストレスのかからない生き方を心がけている。世に、「人事を尽くして、天命を待つ」という言葉がある。まさに、これである。三角小屋の壁面に、「努力は自分、結果は神」と、自作の座右の銘を掲げてある。努力をするのは自分の領域、結果を決めるのは神の領域という意味である。言うまでもなく、体の健康は心の元気に支えられている。思い煩うことを繰り返していては、長生きできない。結果は神が決める。ジタバタしても始まらない。日々、自分なりの生活をして、物事の結果に執着しない。起こったことに対して自らのエゴを手放して、あるがまま(神様)にお任せして、受け入れる。これって、日々の理想としている生き方だ。
2008.05.06
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私のクリニックは、保険医療を一切行っていない。それは、現在の保険制度の適応から外れた事と目指しているからだ。催眠療法も保険には認められていない。一人の人に2時間カウンセリングをしても、数百円にしかならない。現在の保険制度は、検査や薬の処方、健診などが大きな収入源となっている。私は、自由診療を「よし」とは思っていなし。自分のやりたい事を実現するには、この方法しかないので、仕方なく自由診療としている。最近、DVDで「シッコ」を見た。そして、昨日着いたばかりの「ルポ 貧困大国アメリカ」(堤 未果著 岩浪新書)未だ、3章 「一度の病気で貧困層に転落する人々」だけしか読んでいないが、シッコと似た内容だ。アメリカの医療は保険会社が主導権を握っているために、患者も医者も不幸になっている。医療を株式会社が牛耳るようになると、会社は株主への利益還元を第一とする。そのためには、効率を求める。如何に、経費を削減して多くの人を短時間で効率よく診るかだ。残念な事に、日本社会はアメリカ追従型だ。その典型例が小泉元首相だ。医療制度がおかしくなり始めたのは、小泉元首相の頃の医療制度に大きな要因があると思っている。勝ち組、負け組みなどの言葉も出所は同じだ。本来の日本人の持っている感性に訴えるような政治や医療制度にしないと、損得に重きを置いているやり方では、人々は不安になる。お互いに助け合った生活を目指し、穏やかな生き方を選択したい。自由診療は、全てをまかないきれない保険制度の外側にひっそりとしていたい。自由診療が幅を利かせたような医療制度にしたくはない。きちっとした医療を国民全員が受けられる制度があったの上での、自由診療だと思う。
2008.05.05
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昨晩、馬を飼うサラリーマンの物語のドラマをテレビで放映していた。漠然と馬を飼いたいという思いは、心の片隅にある。それは、高校生の時の通学路で、当時、馬に乗って歩道を散歩していた人がいたからだ。今では考えられない事だろう。高校は駅から真っ直ぐな直線道路。片側二車線の道路は当時は一車線で、残りは舗装をしていなかった。歩道も多分、全ては舗装されていなかったと思う。それでも、当時だって、馬に乗って散歩している事なんて珍しかった。自分もあんな風に馬を飼って、乗りたいと思っていて、その思いは今でもチョロチョロと続いている。この「愛馬物語」は実際の話しを脚色して作った内容だ。馬はデカイ。やはり、普段は広い所でしか見ていないから、その大きさが分からない。常識外れの事をするには、たいてい、抵抗がある。それで、止める。殆どの人たちは、そうして自分の夢を諦める。でも、中には、その常識外れを実行してしまう人がいる。どんな内容であれ、どんな結果であれ、その人らしい生き方を選択している。大好きな馬と共に、「自分らしく生きているの?」と問いかけているドラマだった。
2008.05.04
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クリニックに来院される人たちは、だんだんと心の悩みを抱えている人が多くなってきている。自分がそういった波動を出しているのだろう。先ず、私が患者さんの話しをどれだけ聴けるか?これが、とても大切だ。元来、人の話をじっくり聞くのは、得意ではない。最後まで話しを聞かずに、適当に解釈してしまう癖がある。これは、3分診療と言われる通常の医療に慣れてしまった事にもよるだろう。ゆっくりと患者さんの話しを聴いているというより、こちらから、積極的に患者さんの言いたい事を予測して、どんどん話しを進めていく。そうでも、しないと中々診療は進まない。今度の医療は、そういった事とは別次元の事を目指している。一人の患者さんと、徹底的に向かい合いたい。それには、患者さんが何を考え、どんな価値感を持っているかを聴く事がもっとも重要だ。如何に、上手なインタヴューアーになるかだ。話を深めるコツがある。相手をよく観察する。そして、気になる事を掘り下げて聴く。そう、まさにNLPの手法が有効だ。そうすると、段々と悩みや問題点が、はっきりとしてくる。そこで、その悩みや問題点が「その患者さんのどの部分を助けてくれるか?」を聴く。普通は、悩みや問題点が、自分にとって、自分を助けてくれているとは考えない。この問に対しては、「エエ??」っという事になる。問題点が自分を助けてくれている。守ってくれている。この認識はとても大切だ。発想の転換を促す。そして、それから、「その問題点がどんな風に自分を助け、守っているのか?」に移る。この時に、患者さんは頭で考え勝ちになる。頭で考えては、なかなか、自然な答えに気づかない。その時、自分の中に入って行き、自分の感情を感じる。自分の分身との出会いだ。その時に、その感情、体の感覚、分身にたいして「今日は」とか「いつもお世話になっています」など、チャント挨拶をする事が大切だ。フォーカシングでも、きちっと挨拶をしている。この感情を味わう事により、患者さんは気づく。「ああ、こんな事が自分を助けているんだ」と。思わぬ気づきにより、患者さんは驚く。「いままで気づかなかったです」と。パターン化された日常生活。いつの間にか小さい頃に植えつけられた価値感に操られながら、無意識の生活をしている。自分と向き合わずに、外側に目を向け、外側の評価を気にし、如何に、自分の外側と折り合いをつけるか?そんな、自分に気づく。自分を感じる。自分の感情をみつめる。そこから、生まれ変わった自分になれる。どうも、カウンセリングは一人ひとり個別の問題のようだが、その源は同じなのかもしれない。
2008.05.03
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「サラとソロモン」というエスター&ジェリー・ヒックスが書いた本がある。この本は買ったのだが、そのままになっていた。引き寄せの法則関係の本はかなり読んだが、少し、飽きていた。確かに、自分の思いを実現させる、地図と近道を教えている内容だが、「宇宙の流れに乗って自然に生きよう」とする考えとは少し異なっているように感じている。そんな折、「がんから教わるワンショットセラピー」のマサコさんが、4月14日のメルマガの中で◇がんから教わるワンショットセラピーVol.356 【万事良好の流れを作るためには】◇ 冒頭に書いた伊豆高原でのカードの集いは『サラとソロモン』(ナチ ュラルスピリット社刊/エスター&ジェリー・ヒックス著/1,890円) http://www.naturalspirit.co.jp/booklist/booklist-novel.htm という本をテキストにした特別セミナーでした。 今、流行の「引き寄せブーム」の火付け役になったご夫妻の本です。 この本を読んだ私は当初「誰にも教えしたくない!」と思いました。 だってこれを読んだら「私のやっているセミナーなんか必要ないよ」 とさえ思えてきたから。(^_^;) それほどよい書物です。このようなコメントを書かれていました。その文章を読んだ時、そういえば、この本、確か買ってあったなあ~と思い出して。積み上げてある本の中から、探し出して読み始めた。少女サラがふくろうソロモンからいろいろな事を学ぶという内容だ。読み始めたら、面白い。内容がとても自然。お説教をする訳でもない。サラが気づくのを、そっとふくろうソロモンが待っているという感じだ。全ては、感じか方一つで「万事良好」になるんだよ、とソロモンがサラに教えている。裏表紙には「つまりね、サラ、君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。なぜなら、他の人が考えることや行うことを、君がコントロールすることはできないからさ。でもね、自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には本当に自由になれるんだ」 と書かれている。また、文中に「君が幸せな時はいつでも、君が味わい愛でる気持ちを感じている時にはいつでも、つまり、人々や物事のよい側面に気がついている時はいつでも、君の波動は君が望んでいることと調和する波動になっているということなんだ」また、「君が喜びを感じられるかどうかは、君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、ということだけにかかっているんだよ」と。とても自然な流れで無理がないように感じる。心を開いて、「味わい愛でる」気持ちで、物事を見るとき、そこには喜びがる、と言わんとしている。おおらかで、肯定的いとらえる事を選択する時に、周りの世界が変わってくる。それは、自分自身が変わるだ。
2008.05.02
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行動の始め、終わりなど、行動の変わり目に自分を感じる。これを習慣づけることにより、自分と繋がる事ができる。車に乗ると、普通は無意識にキーを回して、そのまま車を動かす。その間に車に乗って、無意識に行動する前に自分を感じる。ハンドルを握に触れて、その感触を味わう。シートに当たっている体の部分を感じる。そう、意識を自分の体に先ず感じる事により、自分と繋がる。それを意識する。エックハルト・トールは、これを、「インナーボディ」を意識すると言っています。そのまま暫くの間、じ~としている。自分の内面が感じられる。さらに、そこから、宇宙に繋がっているのを感じる。すると、自分は宇宙の流れに乗っているんだ。宇宙の流れの中を、カヌーに乗って、逆らわず、心地よい流れに乗っているんだ、という感覚を感じる。それに要する時間はそれ程でなくてもいい。慣れてくれば、どんどんそれを感じる時間は短縮されてくる。それを、行動の切れ目で感じる。椅子に座った時、歩いている時、鏡に向かった時、トイレの中、バスに乗った時、その僅かな時間の間に自分を意識する。これを繰り返し実践している事により、無意識に生きている事から、自分自身の「大いなる存在」へと繋がる「鍵」を手にした事になる。
2008.05.01
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