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今日ある年配の婦人に顔の色つやがよくてツルツルしていると言われた。「親からのDNAで人生は決まるのか?」という本を出版したことを知っていて、顔の色つやがよくなる方法が書いてあるなら買って読んでみようかしら?と言ってくれた。実際買ってくれるかどうか分からないが、本の中に具体的に色つやがよくなる方法は書いてない。生き方の処方箋で、人のために生きることを心がけていれば遺伝子を凌駕して行き詰まることなく、幸せな人生が歩めると書いたがその生き方の一面として他人に色つやがよいと見えたのであろうか。自分で鏡を見ると薄汚い黄色で、シミや皺も沢山あり、決して色つやはよくなく、ツルツルはしていない。それなのに、この方だけでなく別の時に何人かにも色つやがよいと言われたことがある。近くで鏡で見るのと少し離れた距離でみるのとは違うのかなとも思って、遠く離れた距離から鏡を見て見たがお世辞にも色つやのいい顔ではなかった。そうしてみると今朝のご婦人が言われた本の中に書いた生き方が艶のある顔色として他の人に写ったのかなと思った。そのあと仕事しながら思った。人のために尽くす生き方といっても、いつもそうしているわけではないし、落ち込んでふさぎこんでいることもある。人様が艶のある顔と見てくれたとしたなら心がけをしっかりしなくてはと思った。人間の顔の評価はイケ面とか不細工の評価もある。また生き生きしているとかくすんでいるとかの評価もある。ツルツルしているとかカサカサしているとかの評価もある。色つやがよい悪いの評価もある。色つやがいいといううのは最高の評価だと思った。それは心の現れだと思うので、今後より一層努力していかなくてはと思った。
2011.01.31
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最近の世論調査で指導者として誰が相応しいかの質問で織田信長を上げる人が多い。最近の指導者は八方美人で、性根が定まっておらず、あっちにフラフラこっちにフラフラなので、信念が定まっていて微動だにしなかった信長にあこがれる人が多いのだと思う。しかし実際にそんな人が指導者になったらとんでもないことになる。戦国時代という食うか食われるかの時代だったとしても、思いやりのある人とそうでない人はいた。信長は自分の野望達成のためには妹婿であろうと容赦しなかったし、部下の徳川家康の正室も殺すように命ずるなど血も涙もない人間だった。思いあがって自らを神と称えさせ、部下は容赦なく折檻した。周りの者は怖いので意見を言うものは無かったし、意見を言えば殺されるかもしれない。信長は自分ほど偉い人間はいないと信じていたので、部下などは牛馬同様で、どの部下をも平気で手荒に打ちのめしたりしていたが、光秀以外は御館様は偉い方なのでそういうものと甘んじていた。光秀は学問もあり、鉄砲や武術も優れ、自尊心が高かったので信長の傲慢さに我慢がならずに遂に神と恐れられていた主君を本能寺で打ち果たすことになった。そのまま信長が天下をとって国をおさめたらどんなだっただろうか。恐怖政治でエジプトのムバラク大統領などの比ではなかったと思う。明智光秀は当然自分が逆賊として殺されることを覚悟で決行したのだと思うが、信長に天下を取らせるよりはベターな選択だったと思う。
2011.01.30
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今朝の決勝戦、力と高さのあるオーストラリアチームに終始押し込まれていたがそれを懸命にこらえて数少ないチャンスに長友のパスを受けた李が綺麗なシュートで決めた1点を守りきって優勝した。キーパーの川島は最後の2試合までは失敗が多く、落ち込んでいた。韓国戦の前ザッケローニ監督から信頼していると言われた。口だけでなく普段から信頼して下さっていることを感じていたので、それに答えなくてはと準決勝、決勝では人間業とは思えない位の大活躍で勝利に貢献してくれた。延長戦に入ってから投入された李選手は見事にその期待に答えた。監督は選手一人一人の特徴をよくつかんでいると思った。私は野球でもドラマでもそれがいいか悪いかは個々の選手や役者よりもそれを監督する指揮官がいいか悪いかの要素の方が遥かに大きいと思っているが、イタリアからきたこのザッケローニ監督、中々の人物だと思った。この監督を中心に日本チーム益々強くなってもらいたいと願っている。
2011.01.30
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1月27日に行われた山梨県農村医学会の特別講演「働く人たちのメンタルヘルス」で、講師の久保田正春氏は平成10年から12年連続で自殺者が3万人を超えている。職場での配置転換が危機経路の出発点になっていることが多い。またうつ病からの自殺も多い。いずれにしても周囲の細心の注意で自殺を防ぎ、減らすように努力していく必要があると述べていた。周囲の配慮には限界がある。死のうと思ってる人には周囲の止めはいらぬお節介で煩わしいだけである。問題は本人に自殺の決断をさせないことだと思う。仕事の失敗、職場の人間関係、いじめなどで突発的に「死にたい、生きていけない、生きていても何もいいことはない」と思って決行する場合と、慢性的ないじめや、病気などで長い経過の中で少しも良くならないと絶望して決行する場合の急性と慢性の二つの場合がある。がんの宣告を受けて頭の中が真っ白になって前途を悲観して自殺するのは急性自殺で、経済苦と闘いながら資金繰りを繰り返していたが、どうしても資金の調達が出来ずに、もはやこれまでと首をつるのは慢性苦に対する自殺と言えよう。急性にしろ、慢性にしろその決断の時にはお先真っ暗で、人生が嫌になり、本当に死にたいと思う。その時に思いとどまってくれたらと誰でも思うが、死ぬ人は誰にも相談しないで決行してしまうものである。実は私もそういう危機は何回か経験している。しかし決行しないで一晩寝て起きればその不成功や不名誉や失敗はそれほどのものとは思われなくなってくるものである。却って前にも増して希望が湧いてくることもある。講演では働く人のメンタルヘルスがテーマなので上司や同僚、産業医はいかに自殺を防いでいくかが大きなテーマなので、周りから護る話が中心になっていたが、本当は自分自身が失敗や不幸に遭遇した時それに圧倒されないで自殺を決行しないと決めることこそ最大の予防法だと考える。そのような危機の時にはセロトニンなどの神経伝達物質も凍結してしまい、冷静な判断が出来なくなっているが、とにかく一晩寝ることを教育すべきだと思う。自殺しようとしている人には周りの人はなんの役にも立たない。常日頃から職員個人個人への教育が必要で、それは、「誰でも最高に困ったこと、とりかえしがつかないこと、いじめられてそれ以上の苦しみはないと感ずることなどに必ず遭遇するものだ。その時はまず風呂に入って寝ることにしよう。その問題の解決はそれから考えよう」と皆が思うように教育していくことが最重要と考えている。
2011.01.29
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今日の外来で5人位インフルエンザAが陽性だった。昨年認可されたイナビルという吸入薬を処方した。従来はタミフルとかリレンザをそれぞれ5日間内服、吸入しなくてはならなかったが、イナビルだと1回のみの吸入でOKなので患者さんも医師も随分楽になった。それにしてもインフルエンザの流行はすさまじい。調べる人調べる人次から次に陽性だ。男女を嫌わず30~40歳代が多い。でもいずれも軽症の人が多く、「ええ?!インフルエンザですか?」という人が多い。昨日は熱があったとのことだが今日は熱の無い人もいた。A型と言えば昨年流行した新型と同じだ。昨年の新型も軽症が多かったが感染力は強かった。今年も感染力は強いが軽症が多い。でも油断しないで感染予防に努めてもらいたいと思う。予防はいつも言ってることだが湯ざめをしないこと。マスクをすること、外から帰ったらうがいをしてもらいたい。湿度の低い所で寒さにさらされるとウイルスの好適侵入条件となり、感染が成立し易いので、湿度と保温に注意してもらいたい。
2011.01.29
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ある医師から最近健診などで盛んに抗P53抗体が検査されているが、その検査結果の指導方法について質問された。抗P53抗体は腫瘍マーカーの一つだが、従来のCEA,CA19-9,AFP、CA125等と異なり、がん抑制遺伝子であるP53の遺伝子変異したものの抗体を調べるもので、食道がん、大腸がん、乳がんなどの早期のものをみつけることができる。従来の腫瘍マーカーはがんから血中に分泌されてくる物質を測定するものが殆どで、がんが大きくなってからでないと陽性になることはなく、早期発見には役立たなかった。抗P53抗体はがんから出るものではなく、がん抑制遺伝子の異常が起こっているか否かをみるものなので早期に発見することができる。しかし的中率は30%位である。早期でも、進行がんでも30%位が陽性になる訳だが、従来の腫瘍マーカーは早期は0%で、進行期には80~90%は陽性になる。進行してしまったら誰がみてもがんは明らかな場合が多く、がんの確認や治療効果を見る場合などに従来の腫瘍マーカーは用いられてきた。早期診断の目的では、従来の腫瘍マーカーを測定する意義はないが、P53だと早期がんも分かるので意義は大きい。しかし的中率はまだ30%位なので残りの70%は当中しない。今後これを足掛かりにして遺伝子を使って100%早期診断できる方法が進歩していくことが期待されている。p53の正常値は1.3だが、それを少し位超えている場合は3~6カ月後の経過観察でよく、3.1以上だったら食道カメラ、大腸カメラ、マンモグラフィー等の精密検査を勧めたらよいと思いますよとお答えした。
2011.01.28
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本日第23回山梨県農村医学会の特別講演で、遺伝子と人生のかかわり方について講演してきた(於山梨県JA会館)。男性と女性では遺伝子学的には頭の良さは変わらないとか、寿命はテルミアによって決められており、遺伝子学的には寿命に男女差はないというような話をしてきた。しかし現実には女性が長生きで男性の方が早く死ぬ。これは男性の方が働いて神経を使っているから等の説があるが、全く根拠はない。働いていると言えば日常業務や家事までやっていて女性の方が働いているかもしれない。より多く働いているから早く死ぬなどの説は眉唾ものだ。「日本の長寿村・短命村」の著者近藤正二氏は全国990市町村を実際に訪問して男女が同じ寿命の村や、女性が長生きの村を分析して次の結論を述べている。長寿か否かは、男か女かでも決まらないし、働き者かそうでないかでも決まらない。決め手は野菜を多く食べるか否かである。女性は野菜を多く食べ、男性は肉など美味しいものは食べるが野菜はあまり食べなかったことが寿命差となって表れている。と述べている。近藤先生の研究は昭和10年から昭和45年頃までの国民の生活をまとめたものだが、最近では男性もかなり野菜を食べるようになってきたので、男女の寿命差はかなり縮まりつつあるのではないかと思う。私の特別講演のほかに久保田 正春氏の「働く人達のメンタルヘルス」と言う特別講演があり、その座長を務めた。私の「親からのDNAで人生は決まるのか?」の本の中で、うつ病の人も目標をもった方がよいと書いたので、そのことについて質問した。ケースバイケースだが目標設定がストレスになるようだったらマイナスになるので、かなり先の漠然とした目標位ならいいが、目標設定がストレスになる場合があり細心の注意が必要だとのご回答を頂いた。200人くらい集まった盛大な医学会であった。この学会での特別講演の準備のためにずっと時間を割いてきたので、机の上はやり残しの仕事が山と積んである。今夜から片付けていこうと思う。
2011.01.27
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激戦の日韓戦 両者譲らず2対2でPK戦に、延長戦の時間切れすれすれの土壇場で追いついた韓国が有利と思われたが結果は3対0で日本が勝利して決勝に進んだ。両チームの実力は伯仲しており素晴らしい試合であった。前半45分は日本が優勢、後半は韓国に相当攻め込まれていた。延長戦に入ってからも執拗な韓国チームの攻めに日本は大苦戦をしていた。PK戦、最初に本田が決めた。これが大きかったと思う。後攻めの韓国は日本のゴールキーパー川島に止められて焦りが出て、次も失敗して結局一点も得点できずに敗れた。実力からすると3対0はとても考えられない。川島の動物的感があったかもしれないが土壇場で追いついた韓国は絶対勝たなければという気負いがありすぎて悪い方に出てしまったのだと思う。でもそれまでよく頑張った。日本チームには勿論だが敗れた韓国にも大拍手を送りたい。
2011.01.26
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息子が滋賀県に住んでいて北島酒造の御代栄をお土産に持ってきてくれた。先日飲み終えたが実に美味しいお酒で今度はインターネットで取り寄せようと思う。値段も2180円位で手が届かないほど高くはない。お酒にはそれぞれ好みがあり、ある人はそれが最高といっても他の人には最高でない場合もあり、一概には言えない。燗をつけた方が美味しいという人もいれば、冷(常温)の方が美味しいという人もいる。私は冷党で、日本酒をガラスコップに注いで飲むのが好きである。この御代栄はまろやかというのか、なんの癖もなく、実に美味しい。飲んだという感じもなく、さらさらとして流れる滝の水のようでもあり、澄み切った湧水のようでもある。この世にこれほど美味しい飲み物があったのかと賛嘆しないではいられなかった。各個人にはそれぞれ好みがあるが、この酒は一度試してみる価値は十分あると思う。息子よありがとう。
2011.01.24
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昨日の午後東京に行って今帰ってきた。新宿の高島屋にも行ってきた。色々な人が駅の構内やデパート内で歩いていた。様々な人がいた。若い人でファッションを決めてる人もいたし、年配の人でその他大勢と思われる人達もいた。その人たちは何を考えながら歩いているのだろうか?と思った。小さい子供を抱えたり乳母車に載せてる人は間違いなく自分の子供のことを考えていると思われた。その他の人も自分の用事か買い物のことを考え自分のために動いているのだろうなと思った。個性的とは自分を際立たせる何かを示している場合に言われるがそれも自分自身のために演じている所作である。その個人が集まった時に集団となる。しかし通行人等の場合は、集団とは言えず個人、個人の羅列ということになると思う。その中の一人、自分がデパートの中の鏡や窓ガラスに写ることがある。他人を観ている時には様々な顔があるなと思って見ているが、自分となると「なんて変な顔だろう」と思ってしまう。人によっては「歩いている人達に比べ、なんて素敵な顔だろう」と思う人もいるかもしれないが、人の顔ばかり見ている時に、いきなり自分の顔が写ってくると「変な顔」と思う人が多いのではないかと思う。それは自分に対しては愛着があり、自分を特別視しているからだと思う。小生の近著「親からのDNAで人生は決まるのか?」では、人のために尽くす生き方が最高の生き方でそれが遺伝子から見ても最も利益の大きい生き方であると書いたが、通行人を眺めた時、そのように考えながら歩いている人はあまりいそうになかった。いなか者なので駅やデパートで道や売り場などについて尋ねることが多かった。皆、親切で特にデパートでは自分の売り場の商品を買ってくれる客でもないのに笑顔で丁寧に優しく教えてくれた。彼らは職業教育を受けているからかもしれないが、人のために尽くすことを喜びに感じているように思われた。鏡の中の自分を見た。本の中では偉そうなことを書いているが、実際には「自分はあまりさえないな」などと自分のことを考えた感じ方しかしていない自分に気がついた。聖人君子で、自分のことは一切考えないで人のために尽くしている人もいると思うが、自分はそのレベルからはかなりかけ離れた所に位置しているなと思った。身だしなみを整えることはいいが、少なくとも人からの評価を気にする人間からは脱皮しなくてはと思った。人は褒められるのは嬉しいが、けなされたりバカにされたり、物笑いの種にされたりするのは嫌で、落ち込んだりすることがある。でも「人のために生きる」と決めた人間が毀誉褒貶に左右されているのではそれこそ笑いものである。馬鹿にされても、それは気にしないで、人様のためにひた向きに努力していく人間になりたいと思う。
2011.01.23
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遂に中国が日本を抜いて世界第2の経済大国になることが確実になった。GDP世界2位である。よくやったと思う。20年前中国を訪れた時、日本との格差を感じ、逆立ちしても日本に追いつくことはないだろうと思ったのに追い付くどころか日本を抜き去ったのだから心から敬意を表したい。世界第一の経済大国はアメリカである。そのアメリカに中国は莫大な品物を輸出して外貨を稼いでいる。どんどん輸出して稼げるのは人民元が安いからである。日本は今円高で輸出するにも品物が高いので相手国は買ってくれない。人民元は安いのでアメリカでは安く買える。従って中国の製品はドンドンアメリカに輸出されて中国は儲かる。アメリカも中国に輸出しているが人民元に比べてドルは高いのであまり買ってもらえない。1ドル=8.276~8.280元のレンジに維持するしくみなので固定相場制となっており、アメリカは人民元引き上げをかねてから要望してきた。今朝のオバマ大統領と中国の胡錦濤主席との会談でも人民元引き上げが話題になったが、胡錦濤主席は各国の事情があるのでそれには応じられないときっぱりと答えた。胡錦濤氏を国賓待遇として最大限にお迎えしたオバマ氏の面目丸つぶれだが、今の中国にはそれだけの力があるということだと思う。円安にすれば輸出産業は儲かるが国際情勢から簡単にそんなことは出来ない。中国では人民元安を堂々と貫いている。いずれ改めなければならない時はくると思うが今は断固改めないと主張してアメリカも受け入れざるを得ないという世界情勢なのだ。GDP世界第2位と言っても国民一人当たりのGNPは日本の10分の1以下である。いずれ国民一人当たりのGNPも上がってくるとは思うが、国民一人一人の地位向上と民主化を進めてもらいたいものである。
2011.01.20
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昨年暮れから今年にかけて多くの喪中のお葉書を頂いた。多くは家族の死を伝えてくれたものだが、中には本人が亡くなり家族が喪中のハガキをくれたケースが5件あった。5人ともそのハガキで初めてその死を知った。一緒に働いたことのある41歳保健婦さん、昨年は小さなお子さんと一緒の写真の年賀状であった。何で亡くなられたのであろうか? 私が北海道にいた時の友人で会社社長の61歳男性もお亡くなりになられた。私より若い人が3人、私より上が2人で、5人の内一人は乳がんによる死亡が推察されるが、他の4人については、死因は分からない。仏壇に向かって回向の題目を唱えさせて頂いた。人の命ははかない。昨年までは元気だったが何かの原因でこの世を去ってしまった。残された家族のお気持ちは想像に難くない。私も何時そのような状況になるのであろうか?と思った。今夜は3F病棟の新年会でお酒を飲んで代行で帰ってきた。お子さんつれが多く楽しい新年会だったが、楽しかったことの一方でお亡くなりになられた5人の事を思った。帰ってきてすぐそのことを書き始めて、時間は11時前だったが一杯入っていたので、書いてる途中でうつらうつらしていたのか今はもう12時を過ぎてしまっていた。心より御冥福をお祈り申し上げる。
2011.01.19
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がやっとアマゾンや楽天ブックスに搭載された。自分が書いた本だが人様にお勧めして大丈夫な本なのか心配で、今日も読み直してみた。各章の配列順とか、記事そのものが古くなっていて書きなおした方がよいと思う所もあったが、押し並べてその執筆時には自分が正しいと思ったことで、今でも皆さまのお役に立てることが多いと思えた。自分もこれから1日1章読んでいこうと思っているが、皆さまにも是非お読み頂きたいと願っている。必ず喜びと力が湧きあがってくると確信しています。
2011.01.18
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検察審査会議決で不起訴不当として強制起訴されることになった小沢一郎氏について政治利用して大騒ぎしている人達がいる。私は小沢一郎氏については民主党のバラマキ政策の張本人であり新進党解党時のお金を子分たちに配って多数派を作った人としてあまり尊敬している議員ではない。しかしそのこととこのことは全く別問題である。日本の司法試験に受かった検察の専門家が不起訴とした事例について国民からくじ引きで選ばれた全く素人の11人の検察審査員(任期6か月)が、討議して不起訴不当として強制起訴可能とした事例だが、本格的裁判が始まれば心情的な問題ではなく、きちんと法律に基ずいて審議される。結果は99%無罪に決まっている。そうでなければ法学部はいらないし司法試験もいらない。それは国会議員も分かっているはずなのに国民が検察審査会の実情をよく知らないのをいいことに政敵追い落としに利用している。離党勧告などもちらつかせており、国民の無知をいいことに無罪が分かりきっている人をいじめにいじめ、見せかけの裁判に莫大な金を使っている。小沢さんからお金を貰った人達がいるのに自分はもらわなかったということが騒ぎを起こしている人達の本音かも知れないが、心情と法律は違い、国政は法律に基ずいて行われるものである。裁判は1年位かかると言われているがその後の無罪は殆ど間違いない。しかしその間に小沢氏を葬ってしまいたいと思っている人がいるのである。政治を知り、法律を知る人から見るとなんとさもしい人たちなのかと呆れている。
2011.01.18
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千葉県鎌ヶ谷市での新人合同初練習に小雪の降る中斎藤見たさに1万人以上が球場につめかけた。テレビでみると若い女性が多かったが少年少女や年配の方もかなりいた。野球人気は陰りがみえて、テレビ視聴率なども下降の一途をたどっていたが、斎藤人気で盛り上がるかもしれない。見に来た人のインタビューで「可愛いし、スマートで、清潔で、素敵」と言っていた。歴代でこれほど騒がれた新人はいないという。超人気である。その容姿とハンカチ王子のイメージが人気を増幅させているものと思われるが、球団を超えてプロ野球全体の希望の星である。問題は成績である。いくら人気があっても一軍の実力が無ければ試合に出して貰えないでやがて消えていく。歴代ナンバーワンの超人気者、このまま消えないでもらいたい。指導者はきちんと指導してもらいたいし、斎藤君も、今の人気は仮のもの、実力があって初めて本当の人気者になれることをしっかり肝に命じて頑張ってもらいたいと思う。
2011.01.16
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新内閣が発足した。与謝野経済財政相と海江田経済産業相に関心が集まっているが、ここでは江田五月法務大臣と死刑制度について論じたいと思う。江田新大臣は、人権擁護のアムネスティ議員連盟の創設時からのメンバーで、前の千葉法務大臣と同様死刑廃止論者である。世界的には死刑廃止の風潮が強く、各国とも次々に死刑廃止に傾いているが、わが国では世論調査をすると死刑制度は存続した方がよいという意見の方が多数派である。光市で起きた若妻殺人事件では被害者の夫が署名活動その他の活動を行い、無期懲役相当とする判決をひるがえして死刑を勝ちとって賛嘆されたりしている。死刑廃止論は、人間の尊厳があり、いくら罪を犯した人といえ、国家として命を奪ってよい訳がなく、人が人を殺す制度はいかなる理由があっても容認することができないとして、死刑は廃止すべきであるという意見である。その代わり12~3年すると仮釈放される無期懲役の中に釈放のない終身刑を設けるなどの提案をしている。死刑廃止反対論は残酷な事件を起こしたのだからその報いは当然受けるべきで、死刑が無くなったら凶悪犯罪が増えるだろう。また遺族の心情として自分の肉親を残酷に殺した犯人がぬくぬくと生きて生活していることに我慢できないであろうとの同情心がある。江田法務大臣は、「民主党はかって仮釈放のない無期懲役や、死刑執行停止の法案を提出したことがあり、様々な勉強をしたい」と述べており、江田法務大臣による、現在111人いる未執行死刑囚に対して執行命令が出るか出ないかは微妙である。凶悪犯に対しては死で報いるべきだとの考えが支配的なわが国であるが、反省を求めたり報復の気持を満たすのは死刑だけではないと思う。死ぬのは一瞬でその後を生きる苦労を思えば死刑にしてもらって幸せだと思う人もいる。死刑より、一生かけて罪を償ってもらう方法を考えていく方がよいと私は考えている。
2011.01.15
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今日の外来で2人インフルエンザA型が陽性であった。一人は熱は全くなかった(36度6分位)が関節が痛いとのことで念のため調べてみたら陽性だった。もう一人は38度9分の発熱があり、調べてみたら陽性だった。熱のあるなしにかかわらずインフルエンザの流行が始まったとの実感を持った。それを敏感に感じられたのかインフルエンザの予防注射においでになられた方も数名いた。例年なら予防注射は12月までで終わり、1月にする人は殆どいなかったが、今年は1月になってからおいでになる方が増えてきた。このころ朝夕の冷え込みがひどくなってきたので、それが影響していると思われるが、湯ざめなどしないよう風呂からでたらすぐ寝るとか、下着を1枚増やすとか、体を冷やさないように気をつけてもらいたいと思う。
2011.01.14
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死ぬ時期は自分で決められないので、この理論はこの時期に死ねたらいいなという願望であり、客観論である。年賀状を出したら昨年十月にお亡くなりになられたことが分かったS先生、素晴らしい人だった。いつも会っているわけではなく、年に1~2回お会いするかしないかの先輩だが、お亡くなりになられたと聞いたらその笑顔がくっきりと浮かび上がってきた。今日病院の廊下を歩いていた時、周りの看護師や看護助士、患者さんなどとすれ違った。気がついたらS先生の笑顔で皆さんに挨拶している自分に気がついた。お亡くなりになられたが確実に私の中においで下さっている。もし高齢になり認知症になり、御病気だといってお見舞いにでもいけば、老醜をさらしたS先生を目にするかもしれない。そうすれば眼前に浮かぶのはその年老いた認知症のS先生になるかもしれない。いまの私の中においで下さっているS先生は70歳前半でもさっそうとしてカッコいい。90歳くらいまで生きて見苦しい姿(S先生はそうならないかも知れないが)で死ぬよりも今お亡くなりになられてよかったのではないかと思えた。死ぬ時は自分で決められないが、死んだ時が周りの人にも本人にとっても一番いい時がベストな時なのだなと思った。
2011.01.13
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高見盛が今日も勝ってゲストのデーモン小暮の希望で数分のインタビューを受けた。「今場所の目標は」と2度聞かれたが2度とも「一戦一戦精いっぱい戦ってお客さんに喜んでもらいたい」と答えた。現在の実力は幕下下位のレベルで白鵬や大関陣とはかなりかけ離れている。一生懸命戦っていることは分かるが実力差はどうすることもできない。研究心も白鵬の比ではない。冷静さや絶対勝つという集中力も白鵬には遠く及ばない。才能のない根性だけの力士なのだろうか?子供の頃からいじめっらっ子で相撲は強かったのに高校時代でも後輩にもいじめられていた人である。しかし相撲界に入ってからはメキメキ頭角を現し、2003年には小結にまでなっている。しかしその年、朝青龍を破った後高砂部屋に出稽古に行った際、朝青龍に本場所で敗れた腹いせにコテンパにいじめられ再起不能に近い右肩亜脱臼をさせられてしまった。気が弱かったがこと相撲にかけては才能があり、とんとん拍子に出世して大関候補と言われた時もあったのである。しかし朝青龍にいじめられて右肩が使えなくなっただけでなく相手を負かすと報復されるという不安感も抱える結果となり、以来幕下下位に定着して34歳になり、負け越して十両陥落となると引退の年齢になってしまった。デーモン小暮もずっとフアンだったとのことだが私も熱狂的なフアンで一戦一戦が引退への道につながるので何時もはらはらしている。それにしてもモンゴルの力士は朝青龍だけでなく白鵬、日馬富士、朝赤龍、時天空など皆どう猛だ。特に負けた相手には再起不能になるまでに痛めつけることが多い。格闘技とはそういうものかも知れないが高見盛のように気の弱い人は一気に潰されてしまう。気が優しくても抜群の力と技があればそのようなどう猛な人達をも負かすことが出来るのだが力が同じ位なら気の強い人が勝ってしまう。気が弱くて純朴で、優しくて恥ずかしがり屋の高見盛が一勝でも多く勝って幕内に留まってもらいたいと願っている。
2011.01.10
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今朝の新聞の折り込み広告に、「物忘れと認知症は違う」という「保存版」と書かれた広告が入っていた。広告主はあいまいではっきり書いてないが、製薬会社が金を出して配布したものと思われる。地域限定版ではないので恐らく全国的に配布したものと思われ、そのお金は莫大なものだろう。内容は「これこれの症状があったら認知症案内のフリーダイヤル0120-1652-44に電話すれば様々な相談に乗ってくれて、各県、各市町村の窓口も教えてくれる。認知症は早期発見が大事で怪しいと思ったら早期に相談したり受診するようにしましょう。受診する科は精神科や神経科だけでなく、普段かかっている近所の開業医でもよいです」というものだった。認知症については「がんで死ぬのはいいが認知症にだけはなりたくない」と言われている位恐れられている病気である。その治療ができればどんなにいいだろうと思うが、今までその治療に認可されていた薬は1種類しかなく、それを服用しても殆ど効果はないとの実感をもっている人が殆どであった。しかし昨年暮れまでに次々に新たに3つの薬が認可されて認知症治療に新たな時代がおとづれようとしている。認知症は治らないと思っている医者が多く私もその一人だったが、従来からあってそれを服用しても殆ど改善しないと思っていたその1種類しかなかった薬を服用した79歳の女性が完全に良くなって今では一人で外来に通っている。効く人もいるのだなと嬉しい驚きに浸っており、そのことがあったので今度の新薬には大いに期待している。がん治療も遺伝子治療が行われるようになり画期的な進歩を遂げつつあるが、認知症も治る時代になるかも知れない。
2011.01.10
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最近の寒さは尋常ではない。日中はプロパンストーブなどを使っているので、それなりに対応できるが、夜寝る時は寒くて手足が冷たくて1昨夜は3時半頃までエビのように体を丸めたり深呼吸したり色々したが足の冷たいのが治らないで眠れなかった。そこで起きて靴下をはき、安定剤を飲んで寝たら嘘のように足が温かくなり、安定剤の効果もあって20分位したらやっと眠れた。そのため昨夜は最初から靴下をはいて寝たら、冷たくて困るということはなくよく眠れた。眠れても何回か目を覚ますのはいつもの通りだが、朝は特に冷えて首の所がスースーする。起きようと思ってもなかなか起きられない。今年の冬は特別寒い。今まではしたことがなかったがこれからは寝る前には部屋にエアコンを入れて温めておこうと思っている。話変わって1月4日からお腹の脂肪を取るためにあおむけに寝て両足を少し曲げてワイパーみたいに広げたり閉じたりするのを5分間で300回に挑戦している。実際にはそれは目標値で、最初は2分100回位を行っている。まだ始めたばかりなので腹囲測定していないのでその効果のほどは分からないが結構副反応が顕れている。夜間尿に起きる回数が減ってきたことと今まで便通が思わしくなかったが以来良い便が出るようになったことだ。両足の開閉につれて腹筋だけでなく、お腹の中の腸にも刺激が伝わって便通がよくなったと思われる。体重は減るどころか増えているが、よい副反応があるので、もう少し続けてみようと思っている。
2011.01.09
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今日家に帰ったら年賀状を出した先輩医師の奥さんから御主人は昨年10月に病没したので年賀の挨拶が出来ないとのお葉書が届いていた。先生は私が最も尊敬し、お慕いしていた先生でまさかお亡くなりになっていたとは夢にも思っていなかった。人生全般について様々に激励して下さり、様々な御指導を頂いた。本を出版してお送り申し上げると即座にお電話下さり感想などを述べて下さった。今度もお送り申し上げたがお電話がないのでどうしたのかなと思っていたらお亡くなりになられていたとのことだった。まだ70歳代も前半でまさかと思っていただけにショックだった。本を書いたのもその先生に読んで頂きたいと思って書いたのにその先生がいないなんて気が抜けてしまった。でも早かれ遅かれ人は死ぬ。悲しいことには違いないがこれが人の世なのかなと思った。この世で最も尊敬し、お慕いしていた先生だが、いつまでもこの世にいてくれる訳ではない。自分だって何時あの世に行くのか分からない。 一つ言えることはこの世に大勢いたかも知れないが少なくとも一人、心から尊敬しお慕いしていた人間がいたということである。翻って自分のことを思った。後輩を心から激励し、心から大切に思い、その成長を願っていただろうかと思った。自分が死ぬ時、あの人に心から激励してもらったという人が一人でもいるだろうか?と思った。亡くなった先生が私を激励してくれたような関係の後輩はいない。それこそ寂しいことだと思った。先生はお亡くなりになってしまったが、まだ私は少しは生きながらえている。先生のお気持をくんで一人でも多くの後輩(一人でもいい)を心から激励できる人間にならなくてはと思った。
2011.01.07
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朝日メディカル1月号に81歳の精神科医 加賀乙彦氏が「医師の原点」と題するエッセイを書いていた。医師の原点とは患者さんを中心にして、各科専門領域の医師が連絡網を作って様々に助けてあげようとする心であるとし、自分が診察している領域外の病気の時には専門の違う医師同士が協力して患者さんを助けてあげるのが医療の中心命題であると書いている。その意味では今私が勤めている笛吹中央病院では、各科の連携がよくとれており、私は内科系だが外科系病気の時は一般外科や整形外科、脳外科の医師が実によく診てくれて助かっている。確かに患者さんを中心にしてその患者さんのために総ての医師が強力することが医師の原点なのだろうなと思ったので紹介させて頂いた。
2011.01.06
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昨日お腹を痩せさせるヨーガさん直伝の方法を紹介したが、今夜たまたまNHKのためしてガッテンで部分痩せについて報道していた。昨日のブログとの関連で紹介したいと思う。ダイエットは体重を減らすだけでなく腹囲や太もも周囲計を減らすことも含まれるが、ある女性は3週間ダイエット体操をして腹囲は8センチ以上減らせたのに太ももは2センチ位しか減らなかった。その理由はダイエット体操によって脂肪が減って行くのに順番があり、まず最初に減るのが肝臓の脂肪、その次が内臓脂肪、最後が皮下脂肪で、皮下脂肪は大切なものなので最後に減るとのことだった。運動によって最初に肝臓や内臓脂肪が減るとのことなので張り合いをもって昨日の運動を続けてもらいたいと思う。次に運動は食前がいいか食後がいいかとの解説があり、食前がいいとの結論であった。食前に5分間、昨日紹介したワイパーみたいな運動を続けるならば確実にお腹の脂肪がとれるとのことなので、まず4カ月は頑張ってもらいたいと思う。
2011.01.05
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今自著「親からのDNAで人生は決まるのか?」という本を読んでいる。その44ページに「血液型は性格と関係あるのか?」の項がある。日本では殆どの人が関係あるように思っているが、諸外国では全くそのように思われていない。血液型は9番目の染色体上の遺伝子によって決定されるが、性格は多因子遺伝で複雑な要素が様々に組み合わされて形成される。ましてや性格は遺伝子のみによって決定されるのではなく、その後の生活や教育によって様々に変化しており、血液型と性格が関係していると結論ずけるならその証拠を示さなければならないが、それを裏付ける学問的研究論文は皆無である。関係あると思っているのは日本だけの現象で、お遊びとしてならいいが、血液型によるクラス分けとか血液型による職場配置などは根拠のない学説に基づいた暴挙であると思われる。A型人間、B型人間の性格特性等を読むと当たっているような気がすることがあるが、根拠はない。いつか様々な研究の末に、関係ありとする学問的論文が発表されるかもしれないが、現状では世界的には全く関係ないと言われていることなので、公な所では発言しない方がいいと思われる。上記の書籍は鳥影社から発売になった。お読みいただいてご批判頂ければ幸甚である。血液型については実に沢山の書物が出版されており、関係ありと思っておられる方も多いと思うので御意見を頂ければ幸甚である。上記の書籍は鳥影社に電話するかファクスで注文すると送ってくれる。鳥影社の電話番号は050-3532-0474でファクスは0266-58-6771である。
2011.01.05
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ヨガの指導者ヨーガ1950さんhttp://plaza.rakuten.co.jp/yoga3supple/が教えてくれたお腹をへこます方法は大変簡単で実行しやすそうなのでおすそ分けしたいと思います。1仰向けに寝て軽く膝をまげ脚の幅は肩幅ぐらいにします。2手の指を組んで首の下に入れます。3膝を同時に左右に倒します。 丁度ワイパーが動いているように動かします。(回数は1 日5分300回)これで4ヶ月続けるとウェストが5セン チ減です。きっとうまくいくと思います。
2011.01.04
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正月三賀日はお客さんが来たり、テレビをみたりの正月気分で、新年の決意を固めるのはこの4日がベストだと思う。本日は出勤一日目で、皆「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶しあっていた。そこで本日今年の決意を書くことにした。1.姿勢を正しくする。家の中では寒いので背骨を曲げてこごんで歩いていることが多かった。家内から「おじいさんみたいだ。しゃきっとしなさい」と言われた。そんなことを言われないように家でも職場でも姿勢を正すことにした。2.毎日腹式呼吸をする。腹の据わっていないことが多かったので、腹式呼吸をして肝っ玉を鍛える。3.感情をコントロールする:喜怒哀楽は人の常だが、喜びと楽しいはいいが怒りと哀しみは禁物である。他人の些細な言動に怒ったり、落ち込んだりするのは子供の心である。それらに負けない強い大人の精神力を鍛える必要がある。落ち込みそうになったらスイッチを明るい方に切り替える。仕事でうまくいかなくても気持ちを切り替えて別の仕事に新しい気持ちで取り組む。4.手抜きをしない:職場でも家庭でも手を抜いたりいいかげんな気持ちで人に接したり、仕事をしたりしない。面倒なことでも一つ一つ地道に取り組む。5.勇気を出す。今までは勇気がないばっかりに職場でも家庭でもうやむや人生があった。6.恥ずかしがったり面倒草がったりしないで挨拶をきちんとする。7.お腹のだんだん腹を解消するために毎日腹筋をする。8.ラジオ英会話を聞きもらさない。10.ゴルフの一打一打を決しておろそかにしないで、ハーフ60以下を保つ。果たしてどれだけ実現できるであろうか?
2011.01.04
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往路は山登りの神様柏原の5区での力走で東洋大が一位になったが、復路では早稲田が追い上げて、18年ぶりの総合優勝を遂げた。2位の東洋大はアンカーが早稲田を追い上げて21秒差まで縮めた堂々たる2位だったが、柏原始め東洋大選手たちの表情は暗く、まるでシード落ちした時みたいの喜びのない落ち込んだ雰囲気だった。優勝を狙っていたのにそれを逃したことの悔しさの表れかもしれないが、シード落ちしたチームもあるし、タスキがつなげなかったチームもあり、優勝争い、それも後21秒まで詰めたのだから、万歳、万歳、胴上げ、乾杯に匹敵すると思ったが、選手たちの心情は違ったらしい。明るく捲土重来を期してもらいたいと思う。私の出身高校は農林高校で、進学校ではなく、実学や実習等の多い高校である。学習能力は進学校には遠く及ばないかも知れないが、駅伝は強くて県代表になることがしばしばあり、駅伝の強豪校である。私はこのたび「親からのDNA で人生は決まるのか」という本を書いたが、その中で遺伝と運動能力や学習能力との関係についても書かせて頂いた。短距離は遺伝の影響が強いが長距離はそれほどでなく本人の努力が大きいと言われている。駅伝が強い大学は高校で成績の良い生徒をスカウトしてきて、大学に入ってからの訓練で能力を伸ばしているが、短距離と違って遺伝の影響が少ない長距離では、持久力、精神力等様々な要素が働き、監督の指導力が大きく関係する。それだけに様々なドラマが生まれ、感動を与えるのだと思う。運動神経が鈍いと思っている生徒、学生諸君でも、遺伝の影響が少ない長距離では実力を発揮することが出来るかもしれないので、挑戦してみてもらいたいと思う。
2011.01.03
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今も西日本では豪雪などの厳しい天候が続いているが、申し訳ないことだが、当地は今日も快晴で家のベランダから富士がよく見えた。我が家では昨年10月にデジカメが壊れてしまって写真がとれなかったが、滋賀の息子が正月に帰省して家内にデジカメをプレゼントしてくれたので、そのカメラでベランダから撮影したものである。富士山は日本では最も高い山で、又その姿も美しく世界的に有名な山である。山梨、静岡だけでなく、東京、埼玉、長野、愛知、茨城、群馬などの一部でもその雄姿をみることができる。「富士山の見えるところで育って幸せだね」と言われたことがあるが、そのどっしり構えた雄大で美しい姿は我々のあこがれの姿である。富士山のような人間になりたいと願いながら成長した人もいるかもしれない。私は生まれるからすぐそこに富士山があったので、それは特別なものとは思わず、あたりまえのものだと思っていたので、何も感じないで育ってきた。でも今になってみると四季それぞれで富士山の姿は変わり、それぞれの美しさを示してくれてありがたい存在だとしみじみ思う。写真はその美しい富士山の全てを映していないかも知れないが、今朝の姿の一面として観て頂ければ幸せである。
2011.01.02
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上記の本(鳥影社)がやっと出来上がった。本が出来るまでに書き始めてから足掛け4年位かかった。本そのものは1年半位で書きあげたが、その後出版社探し、出版社が決まってからも、多忙な挿絵の人の都合や、度重なる校正などで出来上がるまでには極めて長い時間がかかった。この本の内容に沿って、1月27日には学会で特別講演することになっており、それまでに本が出来上がるかどうかやきもきして出版社へ何回かファクスや電話をして催促していたが、恐らく1月27日切りきりに出来上がる位の感じだった。ところが、昨年暮れ、12月29日に自宅に200冊送られてきた。予想よりかなり速かったので驚きと喜びが一緒にきた。でも書店やアマゾン等のインターネットで販売されるようになるのは1月10日頃からとのことである。以来毎日読んでおり、自分が書いたものだが最高の本だと思える。遺伝子と人生全般とのかかわりについてあらゆる方面から検討し、遺伝子にとって最も利益の大きい生き方はどのようなものかについて少し過剰な位の熱を入れて語らせて頂いた。きっと皆さまに喜びと力と希望を湧き上がらせてくれるものと確信している。お読み頂ければ幸甚である。
2011.01.01
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新しい年は世界中が平和で、全ての人が幸せな人生を歩めるよう願っています。昨年は日本政府は不安定で頼りなかったですが、今年はしっかり足を地に着けて、国際平和でも、経済でも、文化でも、世界でリーダーシップをとってもらいたいと願っています。国内政治に関しては世界の中の一国であることを自覚して、自国だけ栄えればいいという考えでなく、分相応の予算の使い方や政策を立ててもらいたいと思います。背伸びして、あるいは選挙を意識して収入の倍もの買い物や選挙民におこずかいを渡すことは止めてもらいたいと思います。子供の時はおこずかいを貰うのはそれは嬉しかったですが、大人になったらそのおこずかいをくれる目的や出所を考えてそれほどでは無くなりました。日本国民を全て子供と侮らないでもらいたいと思います。一人でも多くの人に仕事を与え、勉強したくても経済的、その他の理由で諦めなければならない人には心からの援助の道を作ってやる。一人暮らしの老人が増えているが、その人たちの今後の暮らし方についてスエーデンやデンマークなど北欧の政策等を参考にしながら最もよい体制造りの構想を練る。誰でも病気になった時には安心して確実に診てもらえる体制を確立する。国民が病気にならないように予防体制の整備や教育を充実させる。・・・思いついたことを挙げてみましたが、みな当たり前のことでした。当たり前のことをしてもらいたいと思います。あたりまえのことをしたくても反対勢力があって思うようにいかないこともあるかもしれませんが、当たり前のことと確信したことには反対があろうがなかろうが、不動の信念で突き進んで頂きたいと思います。
2011.01.01
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