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2005年10月18日
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カテゴリ: 国内政治
パート1

・一般会計からの繰入れ
・特定財源(税)
・その他の収入(授業料、産業投資配当)
・財政投融資資金

「目的税→特別会計→目的とされていた事柄や物への投資」

ここから次に話を進めることとしよう。

前回、特別会計は省庁が勝手に予算を立てられると書いた。
箱物をつくるときも採算がゼロ以上という予定で予算を立てる、これは
どこも一緒だ、ではお金はどこから出るのか?

これが「財政投融資資金」=簡保、郵貯なのだ。

話は反れるが、今回の郵政民営化はこの財政投融資資金の悪い流れを
ストップさせるのが大目的、これを理解していない人が結構居たりする。
これについては結構以前から書き続けているのでここでは省く。

話を戻して、特別会計がゼロ以上の採算が取れない、つまり赤字だったら・・・
私たちの郵貯を使ってモノをつくる、しかし採算が取れない=赤字
郵貯は目減り、さらに赤字部分は上記の通り「一般会計」からも繰り入れる。
一般会計に赤字がまわってくるのだ!

はっきりいえば、省庁は私たちの郵貯を借りて、それをあとで返還する。
これが財政投融資資金であり、返せなければ焦げ付き=目減り。
新聞などで、いま国民が一斉に郵貯を下ろすことは出来ないと言われるのは
こういうことなのだ、つまり私たちの郵貯・簡保は土地、建物、道路、国債などに使われていて、郵便局自体にはお金はない・・・。

さてさて大分、無駄な箱モノつくりや公共事業が問題だと言われている
理由が見えてきたのではないか。

次回はまとめと、もう少し突っ込んで書いてみます。


kljh






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最終更新日  2005年10月18日 20時01分08秒
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