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2008.09.04
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カテゴリ: 環境問題

仕事上は、電気代・ガス代の高騰にピリピリせざるを得ないので、原油価格下がってきたことはうれしいです。生活という面でも、原油高に起因する物価上昇が、少しは鎮静化するかもしれないし。

けれども、その反面、かつてのような1バーレル20ドル30ドルという、タダみたいな原油価格に戻るのが望ましいかというと、そうとも言えない気がします。タダみたいな石油を湯水のごとく使って、排気ガスをまき散らし、温暖化を招き、石油資源の枯渇を早めることが、人類にとっての望ましい未来図ではないでしょう。
石油の可採埋蔵量は諸説ありますが、少なくとも、今の石油の消費の仕方で5000年も1万年も保つ、ということはないでしょう。いや、仮に1万年もったとしても、種としての人間はそれより長く生存し続ける可能性が高いと思いますので、いずれにしても人類の滅亡の時よりも遙か以前に石油枯渇の時が来るのは間違いない。とすると、石油という貴重な資源をどんどん使って早く枯渇させるより、大事に使って枯渇の時を先延ばしする方が我々の子孫のためではないかと思うわけです。
もちろん、そうは言っても人間、突然仙人のような省エネ生活ができるものではありません。私自身、こうやって石油(原子力や水力かも知れないけど)を使って発電した電気でパソコンを動かし、ネットに接続してブログを書いているし、飛行機に乗って旅行に行ったりすることもあることも事実です。それを否定してみたところで、説得力に乏しい。
そういう意味では、原油の高騰は、否応なくエネルギーの使い方を見直すための絶好の機会とも言えます。そう考えれば、原油高は悪いことではない。けれども原油高とそれによる物価高のおかげでピンチに立たされている人が大勢いることも事実。あちら立てればこちらが立たず、こちら立てればあちらが立たず、世の中のものごとはなかなか一筋縄ではいきません。





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最終更新日  2008.09.05 00:16:26
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