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2011.01.22
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カテゴリ: 戦争と平和
先週と先々週の日曜日ですけれど、NHK特集で「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」という番組が放送されていました。実は、録画していたものの、すぐに見ていなくて、インフルエンザで倒れている間にやっと見ました。38度の熱がある時に見たものだから、布団の中で根ながら見たにもかかわらず、とてもきつかったのですが。
内容的には、なるほど、そうだなあと思う部分が多かったのですが、どうも私には一つ違和感が感じられたのは番組の中では「太平洋戦争」という言葉にいちいち「いわゆる」という枕詞を付けて「いわゆる太平洋戦争」と称していたことです。
いったい何に遠慮して、こんな奥歯に物が挟まったような言い方をしているんだろうか、と思います。
まさか、「大東亜戦争」なんて言葉に遠慮して「いわゆる太平洋戦争」なんて言っているんじゃないだろうなあ、なーんて思ってしまうんですけれどね。
あの戦争を指す言葉は確かに複数あります。たとえば私は個人的には、「アジア太平洋戦争」が一番ふさわしいと思っています。ただ、あまり一般的ではないので、他人にそれを「使うべき」とは言いません。日本政府の公式な表現としては、すべて「太平洋戦争」か「先の大戦」のはずですから、「太平洋戦争」でいいのです。それに先立つ中国との戦争は「日中戦争」です。

以前 「愛国者が国を滅ぼす」という記事 を書いたことがあるのですが、そのときは、もっぱら敗戦の際の「降伏反対派」のことを念頭に置いて書いたのですが、太平洋戦争開戦の時(さらに遡って日中戦争や満洲事変も同様)についても、まったく同じことが言えるなあとおもいます。番組の中でも触れられていましたが、日本が決定的に戦争への道を踏み出したのは満洲事変※です。
つまり、日本を滅亡への道に引き込んだ最大の「立役者」は石原莞爾ということになります。ところが、この石原莞爾は戦犯として裁かれていないんですよね。東条英機と対立して太平洋戦争以前に失脚していたからですが、どうも釈然としない話です。もっとも、戦犯にはならなかったけれど、健康を害して、戦後数年のうちに亡くなっていますけれど。

※ もっとも、その3年前にも、日本軍はまったく同じ手口で張作霖爆殺事件を引き起こしています。つまり、根としては満洲事変と同じ体質をそれ以前から持っていたわけです。





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最終更新日  2011.01.22 23:28:22
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