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2011.02.11
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本当は、今日の今頃は八ヶ岳の雪の中で山登りをしているはずでした。

ま、風邪でなくても、この天気で山に行っていたら、猛吹雪の中を登る羽目になっていたでしょうけどね。

雪の上のスポーツといえば、スキーとスノボがありますが、私は学生から20代前半にかけて、ほんの何回かゲレンデスキーをやったことがありますけれど、それ以降十数年、まったくスキーをやったことがありません。(スノボは一度もやったことがない)今では、雪の上というのはもっぱらアイゼンとピッケルでガシガシと登り降りするところだと決めてかかっています。
でも、いつだったか、ゴールデンウィークの涸沢で、奥穂高山荘からザイテングラードを下ろうと思った瞬間、すぐ隣から、山スキーの人がサーーーーっと滑り降りていくのを見て「うらやましいなあ」と思った記憶があります。
うらやましいんだけど、ゲレンデの初心者コースしか滑ったことのない私には、そんなところはとてもスキーじゃ降りられないんですけれどね。

ザイテングラードを上から見ると・・・・・・
ザイテングラード(穂高)
あまり、見えてませんね。

下から見ると・・・・・
涸沢岳


もっと遠くから見ると・・・・・・
穂高連峰
左の奥穂高岳と中央の涸沢岳の間の鞍部に向かって登る斜面がザイテングラードです。

こういうところを登るには、アイゼンとピッケルが必須です。
ピッケル(英語ではアックスと呼ぶ)
ピッケル

アイゼン(同じくクランポンとも)
アイゼン

アイゼンを登山靴に付けたところ
登山靴にアイゼンを装着

ところで、歴史的に見ると、登山用具の中でまずピッケルが先に発明されて、アイゼンは少し後で発明されたと聞いたことがあります。確かに、工業技術的に見て、ピッケルよりも、靴にきちんと装着できるアイゼンの方が難易度が高そうです。
そして、1865年、エドワード・ウィンパーがスイスアルプスのマッターホルンを初登頂した当時、ピッケルは既にあったけれど、アイゼンという登山道具はまだなかったのだそうです。※
えーーーーーー、と思います。私は、冬山でもアイゼンだけ持ってピッケルを持たずに登ることは時々ありますが、ピッケルだけ持ってアイゼンをもたずに冬山に登ったことは一度もありません。

私はもちろんマッターホルンなんて登ったことはありませんが、職場で先輩が登ったことがあります。彼は、日本では槍ヶ岳の北鎌、北岳バッドレス、谷川岳一の倉沢など名だたる岩場をいくつも登ったことのある人ですが、マッターホルンではガイドをお願いしたそうです。岩登りの技術がなければマッターホルンはとても登れない。もちろん、雪線高度より上にあるので、夏でも雪です。そんなところをアイゼンなしで登る・・・・・・とても想像できません。(いや、私にとってはアイゼンがあったって想像できないのですが)
いったいどうやってと思うのですが、ピッケルで雪面にステップを切って登ったらしいですね。氷雪地帯とはいえ、岩雪ミックスで、岩がむきだしの部分も多いでしょうし。



なんて記事を書いていたら、降雪が一段と激しくなってきて、隣家の屋根がうっすら白くなってきました。

※ただし、ウィンパーの時代にはまだピッケルしかなくてアイゼンがなかったという話は、そのマッターホルンに登った職場の先輩から聞いたのですが、ネット上で検索した限りはソースは発見できませんでした。





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最終更新日  2011.02.11 13:48:46
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