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2011.02.13
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カテゴリ: 政治
昨日の記事では、鳩山前首相の発言をちょっと評価したばかりなんですけどね・・・・・・

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110213rky00m010007000c.html

普天間移設問題:「抑止力は方便」断念理由後付け 鳩山前首相が証言

鳩山由紀夫前首相は12日までに琉球新報などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設交渉の全容を初めて語った。「県外移設」に具体的な見通しがなかったことを認めた。「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした。在沖海兵隊の「抑止力」の根拠の薄弱さを浮き彫りにした前首相の歴史的証言は、県民の反発と波紋を広げそうだ。
海兵隊の抑止力については「一朝有事のときに米国人を救出する役割だから、存在自体が直接、戦争の抑止、攻撃の抑止になるわけではない。全体として4軍そろっていることが必要で、全て連関している中での抑止力となる」と説明。
米側とは「県外移設」に向けた具体的交渉はなく、「最後はオバマ米大統領との間でやるような話だったと今、後悔している」と述べた。「県外」困難視の閣僚や辺野古案支持の官僚を最後まで統率できなかったことを力量不足と振り返った。(以下略)
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そりゃまあ、沖縄の海兵隊が「抑止力」だなんて、馬鹿馬鹿しいもいいところでして、そんな話を真に受けるのはよほどの親米派だけでしょう。
が、それにしても、鳩山が「沖縄の海兵隊は日本を守る抑止力だ」などと寝言を言って、普天間基地の県外・国外移設を放棄し、社民党の離反を招き、政権を投げ出したのは、たった9ヶ月前のことです。その、県外移設を断念する「根拠」として挙げた「抑止力」が、ただの方便でしたって、いくら何でもあまりに言葉が軽過ぎはしませんか?

いや、まあ鳩山の言葉が軽いのは当時から分かっていたことではありますけどね。たった9ヶ月で「真相」を公表できるならば、なぜそれを、その当時国民に対して、沖縄住民に対してきちんと説明しなかったのか。


その挙げ句に、「3月の予算成立後で7月の参院選の争点化を避けたタイミング」という政治的都合から、「5月までに決着」などというタイムリミットを自分で設定して、間に合わないからやっぱり辺野古に移転って、馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。
普天間基地の海外移設を願う誰もが、「5月までに決着」なんてことは要求していなかったし、だいたい辺野古移転という自民党政権時代の案だって、普天間基地の移設が決まってから移転先が決まるまでに8年かかっているんです。基地は、ひとたび作ってしまったら、何十年も使われてしまいます。今の沖縄の米軍基地は、すでに60年以上続いている。交渉に10年かかっても、拙速に交渉して60年基地が残るよりはずっといい。

「最後はオバマ米大統領との間でやるような話だったと今、後悔している」
国外移設を実現するために本気で交渉するつもりなら、それが必要不可欠なのはわかりきった話だと思うのですが、どうでしょう。大統領との直接交渉を模索するのは当たり前で、それをやらなかった(ことを後で後悔している)時点で、必要な努力を怠っていたのは明らかです。

で、海兵隊の役割については、
「一朝有事のときに米国人を救出する役割だから、存在自体が直接、戦争の抑止、攻撃の抑止になるわけではない。」
・・・・・・やっぱり正しく理解していない気が。米海兵隊は、「一朝有事のときに米国人を救出する」ためのものではありません。そういう目的にも使えるでしょうが、そのために3個師団もの強大な兵力を維持しているわけではない。

それにしても、普天間基地移設問題は、私にとっても民主党政権に対する評価のターニングポイントでした。あれ以降、民主党政権を評価しよう、応援しようという気は、全然ないですからね。あとは、個別の政策で賛同できるものは賛同する、というだけなのですが、しかし私が賛同できる民主党の政策(夫婦別姓、外国人地方参政権、大型開発の中止など)は、ほとんど何も実現しておらず、あまり支持できない政策(子ども手当増額とか)ばかりが実現しているという、悲しい現実。というか、そもそも実現した政策自体があまりないですけどね。実現した政策の中で私にとって賛同できるものは、高校無償化くらいですね。





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最終更新日  2011.02.13 22:54:23
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