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2011.02.19
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カテゴリ: 環境問題
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/02/18/20110218k0000e040044000c.html



南極海で活動する調査捕鯨船団(4隻)が反捕鯨団体シー・シェパード(SS)による妨害や追尾で、3月末まで予定していた捕鯨が中断している問題について、鹿野道彦農相は18日、船団を帰国させることを決めた。閣議後会見で鹿野農相は「乗務員、調査船の安全確保の観点から調査を切り上げる」と述べた。SSの妨害による中止は初めてで、船団は3月上旬にも帰国する。11年度以降の南極海での調査捕鯨実施に影響を与えそうだ。
今回の調査捕鯨船団は昨年12月に出港し、1月1日にSSに初めて妨害行為を受けた。今年度の妨害はスクリューに絡ませるためにロープを捕鯨船の進行方向の海中に投げたり、船体に瓶を投げるなど計9回あった。
2月に入り、捕獲した鯨を調査、解体する母船「日新丸」が妨害され、その後も追尾され続けたため、調査を中断していた。
水産庁によると、約850頭を捕獲する計画だったミンククジラの捕獲は170頭に、50頭を計画していたナガスクジラは2頭にとどまった。
SSの妨害は05年度の調査捕鯨から続いている。日新丸への妨害は過去にもあったが、そのたびにSSの妨害船が燃料切れでいったん日新丸から離れたため、活動中止には至らなかった。今回は追尾中の1隻に加え、もう1隻が近づく可能性が高いため、やむを得ず調査切り上げを決めたという。(以下略)
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私は、捕鯨賛成派、反対派双方に対して異議があります。これについては、 以前に書きました ので、そちらを参照してください。


それにしても、シーシェパードの側は、最初から「合法性」などかなぐり捨てています。そういう行為に対して、対抗策というのはなかなか難しい。抗議船が捕鯨船にぶつかってきたからと言って、「じゃあぶつけ返せ」というわけにはいかない。相手が違法行為を厭わないから、こちらも違法行為でやり返す、というのは許されないことだし、ぶつけて船が壊れることは捕鯨船側としては困ることですから。
「船が壊れても捕鯨を妨害できればいい」と思っている側と、「船が壊れたら捕鯨が継続できなくなるので困る」と思っている側では、船をぶつけるという行為に対して対等ではないわけです。
しかも、「調査捕鯨」と言っても、実際には捕獲した鯨肉を販売しているので、採算を度外視したこともできません。それに対して抗議側は採算などというものは最初からない。(寄付金が途切れたらそれまで、ということは言えるでしょうが)

つまり、シーシェパード対捕鯨船、異なる土俵で戦わなければならないわけで、いわば非対称戦争のようなもので、捕鯨船側は非常に不利な条件に置かれている。

捕鯨船側も、度重なる妨害行為に対抗するために海上保安官が同乗して、抗議船に対する放水とか、音響弾の投擲などの反撃も行っていたようですが、それでも妨害をはねのけることは出来なかった。
もうあとは巡視船を出して護衛するくらいしか手がないわけですが、さすがに費用対効果を考えると、今や消費量がどんどん減っているクジラ肉※のためにそこまでやるのか、ということを考えざるを得なません。

毎日新聞の報道 によると、「一方で日本人の鯨離れは進んでいる。水産庁の統計では、国内の鯨肉在庫は10年末現在で5093トンと5年前より4割も増加。捕鯨中止ですぐに鯨肉が足りなくなることはない。」とのこと。
私自身、父の存命中は、父がクジラ肉が好きだったために、時々クジラ肉を口にする機会がありましたが、父の死後は食べたことがありません。クジラ肉は好きだけど、わざわざ自分で買いに行くほど(近所のスーパーでは売っていない)でもない、というのが正直なところです。





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最終更新日  2011.02.19 10:01:22
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