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2012.04.25
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カテゴリ: 災害
浜岡原発、津波21メートルでも「安全」 保安院確認

想定は南海トラフ沿いの巨大地震に伴って発生する津波で、現在工事中の18メートルの防波壁を3メートル上回る。これを受け、中部電力は津波の影響を評価し、16日に報告書を保安院に提出していた。
それによると、原発の敷地が浸水して原子炉の注水冷却機能が失われても、原子炉や使用済み燃料プールにある核燃料の露出まで最短で約6日間あり、その間に標高21メートル以上に保管されている重機でがれき類を撤去して可搬式のポンプで注水すれば安全を確保できる、としている。

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浜岡原発については、不可解な点があります。防潮堤の建設される場所です。

浜岡原発

海岸沿いに砂丘があって、その後方に防潮堤があるのですが、以前、当ブログの常連であるおっちゃんが、別の掲示板で「この位置は変ではないか、なぜ砂丘の一番上に作らないのか」と書いていたことがあります。その当時は、私はそのあたりのところはよく分からなかったのですが、改めてこのような断面図を見ると、確かに変だなと私も思います。砂丘の上に防潮堤を作る方が、高さを確保できるからです。
想像するに、砂丘の上では地盤が軟弱すぎて防潮堤など建設できない、というのが理由かも知れません。でも、砂丘の上に限らず、このあたりはみんな軟弱地盤だそうです。中部電力の公式発表によれば、浜岡原発の下には固い地盤があるそうですが、実際には固い基盤なんてない、という説もあります。どちらが事実なのかは私には分かりませんが、電力会社の説明を鵜呑みにはできないなと思います。

ただ、いずれにしても防潮堤は津波を防ぐことはできるかも知れませんが、地震の揺れの被害は食い止めてはくれません。東日本大震災は、津波の被害が大部分でしたが、いつもそんな地震ばかりとは限りません。何しろ東海地震の想定震源域のど真ん中に建っている原発ですから、震度7クラスの揺れが来る可能性が高い。1000ガルに耐えられる耐震補強をした、とのことですが、以前の記事で何度も書いているように、近年の大地震で記録されている揺れの強さは、いずれも1000ガルよりはるかに大きいのです。

で、この記事ですが、そりゃ確かに今は比較的安全でしょう。何しろ原発は稼働していないんだから。(もっとも、福島第一原発の4号機は、止まっていても事故が起きてしまったけれど)
問題は、稼働しているときに地震が起きたらどうか、ということです。地震の揺れと、その直後の津波のダブル攻撃です。「標高21メートル以上に保管されている重機」がすぐに動けばいいのですが、重機の置いてある場所だって軟弱地盤ですから、すぐに使える状態かどうかも定かではありません。
いずれにしても、浜岡原発の再稼働には私は絶対反対ですし、さすがに世論もそれは認めないでしょう。浜岡は直ちに廃炉にして、燃料棒は撤去するに限ります。燃料棒がなければ事故の心配はないですし、そうなれば防潮堤の建設も不要になります。





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最終更新日  2012.04.26 01:12:49
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