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2012.07.23
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テーマ: ニュース(96635)
カテゴリ: その他
「いじめ」ゆがんだ糾弾 ネット書き込み過熱、別人標的


「いじめ問題と一切関係がありません」。職員が説明しても聞く耳を持つ人はわずか。一方的に話して電話を切る。「言い分はわかった。でもネットが事実だと思う」と言い残す人も。
電話は最初の3日間だけで200件。ほかに無言電話が500件。救急患者の受け入れにも支障が出そうになった。メールなどでの抗議は200通を超えた。
名指しされた病院職員の男性は元警察官で、中学校近くの交番に勤めたことはある。しかし、生徒とは全く無関係で、7日、県警に名誉毀損(きそん)容疑で被害届を出した。
「貴女の顔に濃硫酸をぶっかける」。大津市内の女性のもとには19日と21日、ワープロ打ちされた封書の手紙と手書きのはがきが相次いで届いた。県警によると、インターネットにさらされた「加害少年」と名字が同じで、それぞれ東京都と静岡県内の郵便局の消印があったという。19日には、やはり名字が同じ別の男性にも「お前に殺された」と手書きのはがきが届き、大津署がそれぞれ脅迫容疑で捜査している。

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大津市のいじめによる自殺問題、いじめたとされる同級生たちの行状は、読めば読むほど腹立たしい思いです。
私も子どもをも親ですから、もし自分の子があのようにいじめられて自殺に追い込まれたらと思うと、慄然とします。同時に、逆にもし自分の子がいじめる側に回って、人を自殺させるようなことになったら・・・・・・、これもまた慄然とします。中学生のいじめは、いじめる側もいじめられる側も紙一重のところがあります。ほんのわずかな偶然で、いじめの標的が誰になるか分からないし、いじめっ子の中の一員がある日を境にいじめられっ子に、ということもあるし、それまでいじめの標的になっていた子が、いじめの標的が他の子に変わったとたんに、そのいじめの尻馬に乗っていた、なんてこともあります。
私自身は、かろうじていじめっ子にもいじめられっ子にもなりませんでしたが、いじめられっ子一歩手前の危ういことが何回かありました。子どもの頃の私は、どちらかというと内向的で引っ込み思案でしたから。

そういう意味では、加害者の中学生もさることながら、いじめの状況に見て見ぬふりをした(と報じられている)学校にも大きな問題があったのだろうと思います。ただ、あくまでも報道(とネット情報)のみですから、真相がそのとおりなのかどうかというところが気になりますけれど。

それはともかくとして、この騒動はあちこちに飛び火して、いじめっ子とたまたま同じ名字というだけの無関係な人たちが、デマに踊らされた人たちから激しい嫌がらせを受ける事態になっています。
これもまた酷い話です。
インターネットには国境がありませんから、こういう事態が起こったとき、周辺住人とか関係者という枠を越えて、止めどなくいくらでもバッシング行為に参加することができてしまいます。歯止めも限界もない。
1人1人は軽く登山道から足を踏み外しただけのつもりでも、それが何百人何千人と続けば登山道脇のお花畑は丸裸になってしまう。それと同様に、1人1人は軽く「電凸」したつもりでも、それが何万人何千人も集まれば、標的になった人の生活に致命的な影響を与えます。



記事によれば「言い分はわかった。でもネットが事実だと思う」と言い残す人もいるとか。「ネット上で真実を知った」人たちというのが、特にネットウヨク系には多い。もちろんネットウヨクだけではなく、イデオロギーを問わずある程度は存在するようですが。
自分の頭で考えずに、ネット上の「真実」を検証なしに信じてしまう人たちというのは、どうしようもないなあと思います。「信じる」ところまでは本人の自由ですが、その挙げ句に、自分自身がいじめっ子になっているのでは、どうしようもありません。





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最終更新日  2012.07.23 22:49:41
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