inti-solのブログ

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2012.10.07
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カテゴリ: 音楽
先日の記事で予告

ところが、昨日の晩にちょっとした事件があって、大ピンチに追い込まれました。
実は、子どもと遊んでいて、右手人差し指の付け根を突き指しちゃったのです。子どもが私の手の甲を叩いたのが原因なのですが、特に指を捻ったり、変な向きに曲げたりしたわけでもないのに、どうしてそうなっちゃったのか、よく分かりません。とにかく、指が痛い。湿布を貼って寝たけど、今日になっても痛い。
ケーナやサンポーニャなら、突き指くらいたいしたことはないのですが、よりによって今日演奏したのはギターなのです。

果たして大丈夫なのか?俺。
とは言え、まさか今更「突き指したので演奏できません」なんて言えるわけもなく、これはもう指が千切れてもギターを弾くしかない、と(笑)

これが左手の人差し指だったら、完全アウトになってしまうところですが、右手だったのは、まだしも不幸中の幸いです。

今回演奏に参加したのは、「カスティージョ・デ・アンデス」というグループ。主催しているのは、 広島の叶堂さん 夫妻。
「福島と広島をつなぐ会」 という活動もされているそうです。
叶堂さんとは、以前にお会いしたことがあり、ある資料を送ったこともあるのですが、一緒に演奏するのは初めてです。演奏曲の音源は事前に送っていただきましたが、広島と東京では、一緒に練習する機会はなく、当日練習のみで本番に臨みました。

何でも、昨日地元の福島民友新聞の取材を受けたそうで、今朝の紙面に結構大きな記事が出ているんですね。ネット上に記事がないかと探してみましたが、残念ながらないようです。福島民友の「コスキン・エン・ハポン」の 紹介記事はこちら です。

とにかく演奏しました。
デジカメは持っていったのですが、演奏直前に録画の準備をする余裕がなく、録音しかしていません。なので、例によって音声のみで、画像は無関係な山の写真になっています。


演奏したのは、「インディオの泣くとき」と「水辺の花」の2曲。アップしたのは「水辺の花」のほうです。この曲の方が指の負担は大きかったのですが、私にとってはこのリズム(カルナバル)が、ギターで一番得意なリズムなのです。とりあえず、ちゃんと弾けましたし、皆様の足を引っ張るようなことにはならなかったようです。
ただ、演奏後は突き指したところが赤く腫れています。しばらくはギターは弾けないかも。笛類は問題ないですが。

それにしても、叶堂さんのケーナはなかなか上手いです。聞いたら、もともとフルートをやっていたそうで。私とは逆ですね。(私はケーナをやっていて、比較的最近フルートも始めたので)

演奏メンバーは
Cosquin1207.JPG
右端の女性は、「広島と福島をつなぐ会」のメンバーだそうですが、演奏には参加しておらず、演奏したのは残りの4人です。

Cosquin1202.JPG

まあ、1日や2日の滞在で心配するほどの放射線量ではありません。

Cosquin1205.JPG
前庭には屋台がいっぱい。左手には地元有志による出店。

Cosquin1204.JPG
右手は、南米人による出店。

Cosquin1203.JPG
この屋台のサルテーニャ※はおいしかった。日本で南米のエンパナーダを食べる機会は稀にありますが、ボリビアのサルテーニャを日本で食べたのは初めてかもしれません。

※南米各国には、エンパナーダと呼ばれるミートパイがあります。見た目は、ロシア料理のピロシキによく似ています。日本でよく似た料理を探すと、しいて言えば餃子に似ていなくもない(もっと大きいですが)。ボリビアのエンパナーダは、特にサルテーニャと呼ばれますが、他の国のエンパナーダと違って、中にスープが入っているのです。多分、作るのはかなり難しいんじゃないかと思います。

Cosquin1206.JPG


そして、実はまた新しいケーナを買ってしまいました。去年、このコスキン・エン・ハポンの会場で買った木管ケーナが、とても良い笛なのです。山で吹くと、驚くほどよく響く。ところが、残念なことに音程が高くて、ステージでの演奏には使えない。そこで、同じ製作者(かどうかは、刻印がないので定かではないのですが)の、比較的音程の低めの笛を探しました。
で、買ってきたのが、これです。

Quena01.JPG
3本並んでいるうち、真ん中が今日買ったケーナです。上は去年買ったケーナ、下は現在メインで使っているケーナです。上2本は木管で、一番下だけ竹管。

Quena01a.JPG
同じ写真のアップです。去年買った笛より、歌口から指穴までの距離の違いが分かりますね。でも、今使っている竹のケーナも指穴の位置は高めだけど、音程は高くありません。管の肉厚とか内径などの要素も音程に関わってくるので、こういうことも起こります。

Quena02.JPG
3本を上から撮りました。去年買った「魔笛」は肉厚がかなり厚く、現在使っている竹管は比較的肉厚が薄い。今日買ったケーナは、両者の中間くらいの肉厚です。さて、このケーナはちゃんと吹きこなせるかな。ちなみに、お値段は1万円以上です。





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最終更新日  2012.10.07 23:17:39
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