inti-solのブログ

inti-solのブログ

PR

×

カレンダー

コメント新着

inti-sol @ Re[1]:目詰まりではなく不足だ(05/22) マルダリッグさん 商品がない、そういう…
マルダリッグ@ Re:目詰まりではなく不足だ(05/22) 昔ソ連など旧社会主義国が、商店に商品が…
nordhausen@ Re:その昔、公務員叩きが流行したことがありましたが(05/25) ところで、北海道新聞2026年5月12日記事で…
inti-sol @ Re[1]:富士スバルラインで五合目へ(05/17) マルダリッグさん いや、エンジンのない…
2013.02.18
XML
カテゴリ: 災害
小惑星2012DA14が、16日未明、静止衛星軌道の内側にまで接近する(が、地球に衝突する危険はない)ことは、以前から報じられておりましたが、その直前のタイミングで、予告なしに、別の隕石がロシアに落下。死者は出なかったものの、かなり大きな被害が出ています。

2012DA14の大きさは、直径45m、質量が約13万トンと推定されています。一方、その16時間前にロシアに落下した隕石は、直径が約15m、重さは当初十数トンと報じられましたが、、やがて7000トン、最終的には1万トンと推計されています。2012DA14は、今から丁度1年前に発見され、軌道が測定されて、地球接近が早くから予測されてきたのに対して、その10分の1の重さ(直径は3分の1)の隕石は、落ちてくるときまで誰にもその存在を察知されていませんでした。高度20000メートルくらいで爆発し(爆発は何回かに分かれていたようですが)そのエネルギーは500キロトンという強力なもので、衝撃波によって多くの家屋の窓ガラスが割れたと報じられています。幸運にも死者は出ていませんが、負傷者は1000人以上に達しているとか。
それにしても、よく分からないのは、4年前の2008年10月7日ナミビアに落下した2008TC3は、直径2~5メートル重さ8トンという、今回の隕石よりずっと小さなサイズにもかかわらず落下の20時間ほど前に発見されたにもかかわらず、今回の隕石は何で事前に発見されなかったのか、という点です。落下時が昼だったから、という報道がされていますが、5~6時間前までに発見されていれば、その時点では日が出ていなかったはずです。

いずれにしても、けが人は多かったとはいえ、死者が出なかったのは幸いでした。ただし、実は観測史上、隕石の落下によって人的な被害(けが人だけとは言え)が出たのは初めての出来事のようです。ロシアと言えば1908年のツングースカの大爆発(隕石ではなく彗星の落下らしいが)と1947年のシホテアリニ隕石落下が有名です。いずれの例も、広大なロシアの無人地帯に落ちたため、人的被害は皆無でした。もっとも、Wikipediaによると、ツングースカの爆発では1000km先の窓ガラスも割れたというから、死者はなくてもけが人はいた可能性がありますが。

地球は、濃密な大気と巨大な弾丸よけ(月)が存在するおかげで、地表まで到達する隕石はあまり多くありません。しかしそれでも、ナミビアに落ちた程度の隕石(8トン)は、ほぼ毎年何個か落下しているようです。ほとんどは海上や人口希薄な地域に落下するし、地上に達する前に爆発して四散してしまうので、人への被害はこれまで報告されていませんが。
今回の隕石クラスの大きさは、それほど頻繁ではありませんが、やはり観測史上に前例がないわけではないようです。空中で爆発せず、地上まで隕石が到達した場合は、人口密集地だと巨大な被害が懸念されます。

思うのですが、世界各国の軍隊が、「仮想敵」のミサイル攻撃を警戒する、その労力の何割かを隕石の観測に振り向ければ、落下しそうな隕石を事前に発見する警戒システムくらい作れそうな気がします。予算的にはともかく、技術水準的には不可能とは思えません。
何しろ、戦争は人間が起こすものであって、人間の努力次第では起こさないことが可能ですが、隕石の落下(そのほかの自然災害も同様ですが)は、人間の意志で発生を食い止めることは不可能ですから。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.02.19 00:14:26
コメント(12) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:隕石(02/18)  
おっちゃん さん



あの・・・また細かい突っ込みになりますが、
隕石がやってくる方向は地球の自転(昼夜)とは関係ありません。

「落下時が昼だったから」ではなくて「太陽の方角からとんできた」から発見されなかった、が事実でしょう。たぶん。
(2013.02.19 02:42:26)

Re[1]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>「落下時が昼だったから」ではなくて「太陽の方角からとんできた」から発見されなかった、が事実でしょう。

いいえ、太陽の方向から隕石(小惑星)が飛んでくるなんてことは、あり得ません。
確かに今回の隕石の軌道は、衝突直前にはわずかに地球の内側から寄ってきたようですが、もっと内側の軌道上にある金星だって日没直後と夜明け直前にはちゃんと見えることを忘れてはいけません。

仮に、現地では(衝突時点で)太陽に近い位置から飛び込んできたとしても、地球の別の位置からは、太陽とは離れた方向になるはずです。

ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Orbit_of_2012_DA14_and_Chelyabinsk_meteor_2.jpg
青い楕円軌道が今回の隕石。 (2013.02.19 19:50:14)

Re[2]:隕石(02/18)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>仮に、現地では(衝突時点で)太陽に近い位置から飛び込んできたとしても、地球の別の位置からは、太陽とは離れた方向になるはずです。

軌道図を見ましたが、私にはどう見ても太陽の裏側を通って太陽の方向(つまり常時昼天)から襲来したように見えます。(地球と同じ方向回りの軌道で隕石のほうが高速であれば)
専門分野ではないので、このくらいにしておきますが。
(2013.02.20 01:04:23)

Re[3]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>軌道図を見ましたが、私にはどう見ても太陽の裏側を通って太陽の方向(つまり常時昼天)から襲来したように見えます。(地球と同じ方向回りの軌道で隕石のほうが高速であれば)

意味がよく分かりません。この隕石が、地球から見て太陽の裏側(反対側)にあった時期は、当然あるでしょうが、それは何年も前でしょうね。5時間や10時間でいきなり太陽の裏側から飛んでくることができるわけがない。そしてもちろん、私はそんな何年も前から見つけられるはずだ、と言っているわけではなく、落下の数日前とか、せめて数時間前には見つけられなかったのかな、という話。
ちなみに、公転速度は地球軌道の内側にいるときは地球より速く、外側にいるときは遅いはずです。つまり地球に落下した(軌道が交差した)時点では、公転速度は地球とほとんど同じだっただろうと思います。 (2013.02.20 20:38:47)

Re[4]:隕石(02/18)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>私はそんな何年も前から見つけられるはずだ、と言っているわけではなく、落下の数日前とか、せめて数時間前には見つけられなかったのかな、という話。

あら、私はもっとずっと前に発見(観測)されるものだと思っていました。
落下数日前に発見されて警告がでたという例はあるのでしょうかね。「隕石落下注意報(警報)」発令とか・・・ (2013.02.21 17:19:44)

Re[5]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>落下数日前に発見されて警告がでたという例はあるのでしょうかね。

やだな、本文に書いたじゃないですか。

「2008年10月7日ナミビアに落下した2008TC3は、直径2~5メートル重さ8トンという、今回の隕石よりずっと小さなサイズにもかかわらず落下の20時間ほど前に発見された」
ただ、この例はこのサイズの隕石が落下前に発見された初めてのケースではあるようです。 (2013.02.21 20:35:02)

Re[6]:隕石(02/18)  
おっちゃん さん
inti-solさん

読み落とし、もうしわけないです。
私もナミビアのはたぶんどこかの国の軍事観測の「おこぼれ」だと思います。
(2013.02.22 01:29:48)

Re[7]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>私もナミビアのはたぶんどこかの国の軍事観測の「おこぼれ」だと思います。

どうも軍事観測のおこぼれではないようです。

ja.wikipedia.org/wiki/2008_TC3

によると、
この微小天体は、大気圏に突入する約20時間前の10月6日6時39分、リチャード・コワルスキーによって、アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンの北にあるレモン山天文台のカタリナ・スカイサーベイ用1.5m望遠鏡を用いて発見された。
19時間足らずの間に、27組のアマチュアまたはプロの観測者によって586回の視差測定と多数の写真観測が行われ、小惑星センターに報告された。

とあります。 (2013.02.23 08:57:52)

Re:隕石(02/18)  
たかさん さん
隕石が落ちてきて被害が出るなんていうことは、今まで映画の中だけのことと思っていました。でも、これからは現実のこととして捉えなくてはいけないということになりますか。

確率はゼロに近いでしょうが、日本に落ちてきて原発に命中なんてことになったら大変です。それは杞憂ではないと言い出す人も出てきましたし。地震・津波の他に隕石にも気をつけないと(半分マジです…笑) (2013.02.23 10:25:06)

Re[1]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
たかさん


そうですね。
ただし、観測史上、隕石で死者が出たことは一度もありません。Wikipediaによると、1490年に中国で隕石落下による(と推定されるが明確な証拠はない)災害で死者1万人が出ているそうですが、それ以降現在までに、地震(津波)、火山噴火、台風による死者は、それぞれ確実に1万人を超えていると思われます。関東大震災だけで10万人だし、伊勢湾台風だけで5千人ですから。
そう考えると、隕石落下による被害リスクは、上記の3つに比べるとだいぶ低い、ともいえます。

> 日本に落ちてきて原発に命中なんてことになったら大変です。

それは私も思いました。確率的にはきわめて小さいでしょうけどね。 (2013.02.23 22:24:35)

Re[8]:隕石(02/18)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>どうも軍事観測のおこぼれではないようです。

ウィキペディアの「レモン山天文台」の項には下記のような記載があります。

【1970年までは北アメリカ航空宇宙防衛司令部のレーダー基地であったのを、ハイテク赤外線天文台に変換したものであって、現在も軍時代のレーダーが残っている。】

ということで、「おこぼれのおこぼれ」くらいは言えそうです。 (2013.02.23 22:59:54)

Re[9]:隕石(02/18)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>ということで、「おこぼれのおこぼれ」くらいは言えそうです。

なるほど、まあ広い意味で言えば、そう言えなくもないですね。ただ、おそらく軍時代のレーダーで発見したわけではないはずです。 (2013.02.24 11:14:09)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: