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2013.07.01
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: 政治
都教委:「教科書使うな」 検定通過の実教出版日本史、国旗国歌「公務員へ強制の動き」記述


都教委は2003年、学校行事で日の丸に向かい君が代を斉唱することを通達で義務付け、従わない職員は懲戒処分にする厳しい対応を取ってきた。最高裁は11年、起立斉唱の職務命令を合憲と判断したが、12年の判決では「減給や停職には慎重な考慮が必要」との判断も示している。
実教出版の日本史Aには11年度の検定で「政府は国旗掲揚、国歌斉唱などを強制するものではないことを国会審議で明らかにした。しかし現実はそうなっていない」との記述に文部科学省の意見がつき、後半を「公務員への強制の動き」などと書き換えて合格。文科省によると、日本史Aの全国シェアは約14%という。
だが、都教委は昨年3月以降、各校に電話で「都教委の考えと合わない」と伝え、13年度の教科書に選定しないよう要求。採択の最終判断は都教委ができることもあり、この教科書を選定した高校はなかった。
14年度から使う教科書を決める昨年度の検定では、同じ記述がある日本史Bも合格。都教委は不使用を徹底するため、今回は文書で通知することにしたという。都教委幹部は「『公務員への強制』という表現は明らかに間違っており、採用するわけにはいかない」と話している。
実教出版は「そうした決定が出たとすれば大変残念だ」とコメントした。

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文部科学省の検定を通過した教科書を、東京都教育委員会が「使うな」というのですから、検定の上に検定を重ねた二重検定のような話です。
しかも、その理由は、「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」という表現が間違っているから、というのです。

ということは、強制なんかしていない、ということでしょうか。
どう考えてもそうではありません。従わなければ懲戒処分という強制を、現にやっている。それなのに、その事実を指摘した教科書は、「間違っている」といい、検定を通過しているにもかかわらず、教科書として選ぶなというのです。

都合の悪いものは見たくないと言っているに過ぎないように、私には思えます。自分たちの行動を批判的に捉える教科書は許さない、ということでしょうか。一言で言って、度量がものすごく狭い。
それにしても、善悪はひとまず措いて、事実として強制があるのに、それを書いた教科書は許さないというのは、撤退を「撤退」と書くのは許さない、「転進」と書け、というような話です。





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最終更新日  2013.07.01 22:27:49
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