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2013.07.27
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昨日の記事で書きましたが、北アルプス立山連峰に行ってきました。iPad miniからはネット接続は自由自在なのですが、このブログに写真をアップしようとすると、容量過大でアップできないのです。iPad miniの写真は2592×1936ピクセルという巨大なもので、このブログにアップできるのは縦横いずれも最大2000ピクセルまでなのです。
写真を保存するときに、サイズを選べるようになっていればいいんだけど、どうもそういう機能はないようです。あのレンズでそんな巨大サイズの写真を保存したって意味ないように思うのですが。
というわけで、出先からFacebookには写真がアップできる(アップした後で圧縮されますが)のに、このブログにはアップできない、不便なものです。

さて、何はともかく帰宅しました。
24日夜に東京発、25日朝7時頃に室堂に着いたのですが、その時点で室堂は完全にガスの中。視界はほとんどゼロ。雨具を着こんで歩き始めると、すぐに激しい雨。予定ではその日は五色ヶ原まで行って幕営するつもりだったのですが、歩き始めたときは内心、そんなの絶対無理、何とか一ノ越まで行って、その先のことはそこで考えようと思っていました。
一ノ越に着いたころには雨が上がっていたので、とりあえず雄山に登り始めると、深いガスが次第に薄らぎ始めました。

Tateyama02.jpg
山頂から御前沢カールを見下ろしたところ。ガスはかかっているけど、なんとか視界が利く。

Tateyama03.jpg
山頂は神社になっています。そういえば、富士山、御嶽山とともに、立山は日本三霊山とも言われます。山頂神社の拝観料は500円だそうで、いったん山頂神社はバスして立山最高峰の大汝山(雄山からたった20分)まで行ってきました。戻ってくると、急に気が変わって500円払って参拝してしまいました。

Tateyama04.jpg
ご利益はあったかな。とりあえず、参拝記念の札には鈴がついていたので、「こりゃ熊よけにいい」と、その後はずっとザックのくくりつけて歩きました。


Tateyama01.jpg
雲は多いながらも晴れました。よし、予定どおり五色ヶ原まで行くぞ、と決めました。

Tateyama05.jpg
室堂を振り返ります。残雪が多いですね。初めて来た場所なので、この残雪が例年と比べて多いのか少ないのかは知りませんけど。

で、目指すは五色ヶ原なのですが、これがテントを担ぐ身では遠かった。一ノ越から龍王岳、鬼岳、獅子岳とピークを3つ超えて行きます。しかも、歩き始めてしばらくすると、天気が再び怪しくなり、時に小雨がぱらつく状況。こりゃ、しまったかなと思いましたが、だいぶ高度を下げてしまったので、登り返すのは嫌だなあ、と、そのまま進みます。(でも、後から考えれば、その先のアップダウンのほうがずっときつかったけど)
幸い、天気はそれ以上悪化することはなく、晴れたり曇ったりの微妙な天気の中。五色ヶ原に向かいました。
途中雪渓の横断が2箇所。でも、トレースがついているので、アイゼンがなくても特に問題はありません。
最後、獅子岳からザラ峠へ、標高差350mの下り、そして、五色ヶ原への登り返しがきつかった。荷物が軽ければね。
佐々成政の「さらさら越え」が、一説にはこのザラ峠を越えたといわれるけど、戦国時代の装備で冬季の北アルプス、こんなところを本当に横断できたのかなあ。私が通ったのは尾根筋の縦走路ですが、佐々成政一行は横断です。現在ここを横断する一般登山道はありません。

Tateyama06.jpg
ザラ峠から五色ヶ原への登り中腹にて、ハクサンシャクナゲが満開。

Tateyama7.jpg
登りきって五色ヶ原に到着。コバイケソウが満開です。白い花がコバイケイソウ、黄色い花はシナノキンバイ、奥の潅木の白い花はナナカマドです。
で、ここでテントを張りました。テント場には私を含めて4張。ガラガラです。女性で6日間かけて読売新道まで行くという方がいました。私にはとても無理。

Tateyama8.jpg
テント場からの夕暮れ。景色はいいし、水場とトイレも完備しています。山小屋からは徒歩15分くらいかかりますが。夕方は良い天気だったのですが、夜8時過ぎに雨、1時間くらいで止んだものの、深夜2時か3時くらいから再び雨。朝起きたときには止んでいましたが、テントのフライシートが雨に跳ね上げられた泥で砂まみれ。仕方がないので、びしょびしょ泥まみれのままテントを撤収。

7時前に五色ヶ原を出発し、昨日来た室堂からの道を引き返します。

Tateyama11.jpg
五色ヶ原を振り返ります。手前のピークは獅子岳近辺の小ピークの一つだったと思います。その奥の、右から左に緩く下っている平らな場所が五色ヶ原。分かれにくいですが、五色ヶ原山荘が小さく見えます。その遠方、中央やや右よりの山が薬師岳、さらにその奥、中央やや左寄りにかすかに見えるのが黒部五郎岳です。
前日、獅子岳からザラ峠への長い下りが、この日は逆コースなので長い登り。でも、歩き始めてすぐなので、前日よりは少し楽な感じ。前日より天気がよくて、眺めがいい。同じお花畑を前日も見ているはずなのに、一段と花々が美しく感じます。

Tateyama10.jpg
右奥が立山。そこに至るまで、この山々を越えて行くわけです。

Tateyama12.jpg
雪渓。二つあるうちの大きいほうです。丁度山小屋の人がルートを整備しているところでした。しっかりステップが切ってあって、歩きやすい。

Tateyama13.jpg


Tateyama14.jpg
重要文化財、室堂小屋。現存する日本最古の山小屋で、1726年に建設されています。しかも、このときの建設は「再建」だったので、実際にはそれ以前から山小屋は存在していたようです。1980年代まで営業山小屋として実際に使われていました(ただし、かなり改修されていたものを文化財指定に際して復元工事を行ったようです)。現在の山小屋はこの隣に建設されています。

室堂を越えて更に下った雷鳥沢キャンプ場に2泊目のテントを張りました。室堂から標高差で200mほど下ったのですが、この下りが、気分的には結構きつかった。途中、地獄谷の硫黄のにおいがきつくて、目がチカチカするくらいでした。近辺のハイマツがみんな枯死していた。雷鳥沢キャンプ場でも、終始硫黄のにおいがしました。
ただ、雷鳥沢は、目の前に立山がそびえ、しかもすぐ近くに風呂付の山小屋があって、外来入浴ができる、風呂付テント生活というとてもおいしい場所です。この日は60針くらいのテントがありました。

しかし、今朝は残念ながらこんな天気。
Tateyama15.jpg

雨が降ったり止んだりする中をテント撤収し、室堂まで登ります。本当は、室堂から天狗平まで歩いて下るつもりが、室堂に着いたら深いガスの中で、視界は数十メートル。これじゃ歩いても仕方がないとあきらめて、室堂からバスに乗りました。
ところが、バスが走り始めた直後から天気が回復し始めて、天狗平のバス停では晴れ間も見えるではないですか。これなら天狗平まで歩いたほうがよかったなと、ちょっとだけ後悔。
まあ、またいつか来る機会もあるでしょうから、そのときは天狗平と弥陀ヶ原もあわせて歩くことにします。

2日続きの雨で、テントはびしょ濡れ、泥まみれ。帰宅後、風呂場で大掃除しました。自慢じゃないですが、このテントを12年使っていて、ちゃんと洗ったのは初めて。(毎度干していますけど、洗ったことはなかった)
ただ、フライの材質が劣化していて、そろそろ寿命が近そう。私が使ったのは12年ですが、そもそも職場の先輩から15000円で譲ってもらったもので、その時点でもある程度使い込まれていたので、通算では何年使われているのか不明です。何泊使ったか数えてみたら、24泊。
まあ元は取ったかな。あと1年くらいは使って、新しいテントを買うか、しかし私が肉体的に何歳までテント山行可能なんだろうか。まああと10年くらいは大丈夫と思うけど、脚力自体はそんなに極端に落ちてはいないけど、腰がねえ・・・・・・。

例によって、フィルムの一眼レフでも写真を撮りましたので、近いうちにそちらもアップします。

追記 そうそう、iPad miniを持っていきました。室堂と雷鳥沢キャンプ場では問題なくつながりましたが、五色ヶ原では「アンテナが立った」と言っていた方もいましたが、iPad(というか、モバイルルーター)はダメでした。東京を出る時点ではバッテリーの残量90%くらい、3日間のうちに写真を100枚以上とって、室堂と雷鳥沢でネット接続をして、下山した時点で残量が40%弱でした。ただ、東京に帰る列車の中でネットにつないでいたら、帰宅した時点では19%まで減っていました。いずれにせよ、3泊3日のテント山行でiPadのバッテリーは充分保つことが分かりました。





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最終更新日  2013.08.09 22:30:48
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