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2015.12.07
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カテゴリ: 政治
極右が「歴史的」勝利=同時テロ影響、与党劣勢―仏地方選


全国の得票率はFNが約28%で首位。最大野党・共和党を含む右派連合が約27%で続き、オランド大統領率いる与党・社会党の左派連合は約23%の3位と劣勢を強いられた。FNのルペン党首は「素晴らしい結果だ」と評価し、社会党のカンバデリス第1書記は「同時テロの影響が大きかった」と敗因を分析した。
選挙では得票率10%超の政党が13日の決選投票に進出。ここで首位に立った党が議席の25%を「ボーナス」として獲得し、残る75%の議席は得票率に応じて割り振られる。FNが過去に地域圏で単独与党になった例はなく、実現すれば2017年の次期大統領選に向け、大きな足掛かりを得ることになる。

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一連の経過を見ると「シャルリ・エブド」がイスラム教を揶揄する風刺画を掲載した→イスラム過激派がシャルリ・エブドを襲撃→更に今回の大量殺戮テロも発生→移民排斥を叫ぶ国民戦線が躍進、という経過になっています。シャルリ・エブドは左派系の新聞だそうですが、それがイスラム教を揶揄する風刺画を掲載したことが、結果として極右国民戦線の勝利を招いたようなものです。もちろん、これは「風が吹けば桶屋が儲かる」の類であり、意図したのではなく、結果としてそうなってしまった、ということではありますが。もっとも、シャルリ・エブドも国民戦線も、左右の違いはあっても「反イスラム」という点では共通項があるのかもしれません。

それにしても、イスラム過激派のテロが大問題であることはいうまでもありませんが、それに対抗して反イスラムという別種の過激派に支持が集まる、となると、果たしてどういうことになるのか。まだ、地方選の第1回投票の結果に過ぎませんから、国政選挙の結果を占うには時期尚早ではあるでしょうが、国民戦線、あるいはそれと同系統の極右排外主義政党がヨーロッパ各国で政権を握るような事態が起こると、果たしてどういうことになるのか。それこそ、文明の衝突ということになって、互いに相手を倒すまでの血みどろの戦いを繰り広げる、ということになるのか。
どうも、そういう方向性の先に平和で暮らしやすい社会が待っているようには思えません。





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最終更新日  2015.12.08 00:24:04
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