inti-solのブログ

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2016.03.15
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テーマ: ニュース(95880)
カテゴリ: その他
現金授受、1試合14万円 巨人「験かつぎ」と説明 敗退行為は否定


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この問題について、巨人とNPBは、事実を把握していながら公表を見送っていたのだといいます。「ゲン担ぎ」で「金額が小額だから」1000円の掛け金のために敗退行為をする選手などいない、というわけです。しかし、引用記事によれば、一試合で最大14万円動く。別報道によれば、実際には数万円程度とも言うのですが、どちらにしても、一試合でそれだということは、年間では数百万にはなるわけです。それを少額と言えるのか。敗退行為があったかどうかはともかく、少なくとも野球賭博に当たることは歴然としているように思います。
敗退行為があったかどうかはもちろん重大ですが、プロ野球選手が、自らの出場する試合を賭けの対象とすること自体が、大いに問題なのではなかろうかと思います。

MLBの最多安打記録を持つピート・ローズは後年野球賭博で永久追放になっていますが、あれは確か監督時代に、すべて自チームの勝ちに賭けていた、というはなしではなかったでしょうか。つまり、敗退行為はなかった。それでも永久追放になった。監督が野球賭博に関与する(後年、現役時代から関与していたことも明らかになったたけど)こと自体の非を問われたはずです。あるいは、競馬法は騎手の馬券購入を禁じています。騎手どころか、JRAの職員は中央競馬馬券購入が禁じてられています。(騎手以外の職員は法の定めなのか、JRAの就業規則なのか、よく知りませんけど)。少額だからとか、自分の勝ちにかけるからとか、そんな理屈は通用しません。
もちろん、プロ野球に競馬法はありませんけれど、そもそも野球賭博自体が違法行為に他なりません。これを、上記のような理由にならない理由で隠蔽してしまうのは、一連の問題を洗い出して解決しようという誠実な姿勢とは、もっとも程遠い状況と思えます。

追記:ただし、これは巨人だけの問題ではなく、続報で阪神と西武でも類似の行為があったことが相次いで報じられています。その他の球団でも、大なり小なりあったのでしょう。





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最終更新日  2016.03.15 21:46:42
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