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2016.05.25
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テーマ: 戦争反対(1248)
カテゴリ: 戦争と平和
自衛隊訓練中の事故 隊員9人が誤って実弾79発発射


陸上自衛隊によりますと、この訓練は、物資をトラックで輸送中に敵に襲われて応戦することを想定したもので、隊員30人余りが二手に分かれて参加していました。その後の自衛隊の調べで、この訓練で使われたのはすべて実弾で、襲撃する側の2人と応戦する側の7人の合わせて9人が、79発の実弾を発射していたことが新たに分かりました。
けがをした2人は、銃口を塞いでいた補助具が発射された実弾で壊れ、その際に飛び散った破片が当たったということです。
今回、実弾が発射された場所は、本来、実弾の使用が認められていない場所だったということで、陸上自衛隊がさらに詳しい経緯を調べています。

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実包と空包は、あきらかに形状が違うので、自分の手で装填していれば、間違えることはないはずです。
だいたい、自衛隊の実弾の管理はものすごく厳しいと聞きます。以前に記事を書いたことがありますが、使用後の空薬莢を一つ紛失しただけでも、大変な騒ぎになって、部隊総出で薬莢探しをするくらいです。そのくらい弾薬の管理に厳しいのに、空包を使う予定の訓練に実包を持ち出してしまう、なんてことは、本来ありえないはずです。

実包を弾薬庫から運び出して、訓練する隊員に配布した人、それを自分の小銃に装填した人、そのまま引き金を弾いた人、その全員が、実弾が発射されるまで何も気が付かなかったのでしょうか。少なくとも9人が実包を発射し、30人あまりの全員が自分の銃に装填した。その誰も、空包を使うべき訓練に実包が使われていると気が付かなかったのでしょうか。9人が79発ということは、1人平均8発から9発発射しています。そんなに発砲するまで、誰も何とも思わなかったのでしょうか。
訓練に参加したのは、輸送部隊に所属する隊員ということですから、実戦部隊ではないものの、まさか実弾に触ったり射撃訓練を行ったことがないはずはありません。

そう考えると、これを「誤って」と考えるのはどうも不自然な気がします。どの段階で、何人が、というのは分かりませんけど、誰かが意図して、ではないでしょうか。少なくとも、誤りに気付きながらあえて見過ごした不作為がなかったはずがない、と思います。
空砲と思った弾薬が実弾だったら、一歩間違えれば何人もの死傷者が出ていたはずです。一歩間違えれば、というよりも、敵味方に分かれて実弾を79発も撃ち合って、誰にも1発も命中しなかったこと自体が、奇跡的な幸運です。あるいはずいぶん射撃が下手ということかもしれません。(ただし、彼我の距離や条件によります。互いに物陰に身を隠して撃ちあったら、射撃の名人でも容易には当たらないでしょう)
もっとも、相手を狙って引き金を引いたのではなく、相手に当たらないように撃っていたとすれば、1発も当たらなかったのは不自然ではありません。つまり、訓練に参加していた隊員は、実包を発射している認識はあって、人に当たらないように撃ったのかもしれません。いや、むしろそう考える方が自然です。

どうも、これらの状況から疑うのは、隊員に気合いを入れるため、かどうか、理由は分かりませんが、空包を使うべき訓練に実弾を使ったヤミ訓練、みたいなことではないかということ。いや、もっと恐ろしい想像もできますが、さすがに陰謀論じみてくるので書きませんけど。いずれにしても、ほかにも表面化していない類似例がありはしないか、という疑いを抱いてしまいます。





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最終更新日  2016.05.25 12:32:00
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