inti-solのブログ

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2016.06.16
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テーマ: ニュース(95880)
ワタミに初の労働組合 「ブラック」批判受け


同社の経営陣はこれまで、「社員は家族だ」といった経営理念から労組に否定的だったが、長時間労働などで「ブラック企業」と批判され、業績も悪化。労務管理を見直してきた。(以下略)

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あのワタミに労働組合、と一瞬驚いたけど、何とユニオンショップ協定を結んで入社と同時に加入だというのではねえ。
実は、私inti-solは今の勤務先の前、別の会社に4年ほど勤めていたのですが(もう20年以上前の話)、その会社にあったのが、まさしくユニオンショップ協定を結んだ労働組合。私も、一応組合員でした。いわゆる労使協調の、要するに会社の言いなり労働組合でした。長時間労働も不払い残業もたくさんあったけど、それについて、その労働組合が何かを主張した、という記憶はありません。組合の委員長をやった人は、任期が明けると管理職になるのが常態だったりして、会社の出世コースの完全な一部と化していました。

ワタミの労働組合というのも、引用記事を見る限り、「ブラック企業」という評に対する対策として、つまり働く人たちの権利を守るためというより、会社の外聞を守るための方便として設立されたとしか思えません。そのような労働組合で、働く者の権利がどれだけ守れるのかは疑問の余地は大いにありです。もちろん、何でもかんでも会社側と対決せよ、とは私も言いませんけど、あのようなブラック企業で働く側と野党側の利害が完全に一致することなどあり得るはずがないわけで。

ただ、まあないよりはマシかもしれないし、最初は御用組合でも、良い意味で変質することもあり得なくはない(でも、それにはユニオンショップ協定が邪魔をすると思う)ので、全面否定まではしませんが・・・・・・。





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最終更新日  2016.06.16 21:34:12
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