inti-solのブログ

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2016.07.06
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カテゴリ: 政治
民進・岡田克也代表を「デマ」と批判 自民・高村正彦副総裁、安倍首相での9条改正可能性は「ゼロ」


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憲法は変えても9条は変えません、というのですが、その信用度はゼロと言わざるを得ません。だって、発言をよく見てみると、「10年先などの将来は知らないが」という留保つきです。
確かに、憲法改正発議に必要な議席を取った後、いきなりは9条改正は言い出さないかもしれません。それをやれば、国民投票で負ける可能性があるからです。でも、だからといって、自民党に憲法第9条を変える意思がない、などという話は、とうてい信ずることができません。なぜなら、自民党が公表している憲法改正草案には、第9条「改正」が明記されているからです。
自民党が、憲法第9条を変えるつもりはない、変えるという話はデマだと、本当にそう主張するなら、まず「あの憲法改正草案は誤りなので撤回します。新しい(9条をそのままにした)草案を出しなおします」と表明することです。でも、そんなことは絶対するはずがない。
自民党にとって(安倍政権にとっても)第9条こそが憲法改正の本丸であり、最終目的地がそこであることは明らかです。政治情勢上「今はまだ」9条改正をいうのは得策ではないというだけの話で、「安倍首相は憲法9条を変えない」と言われても、そっちこそデマでしょうというしかありません。

そして、9条もさることながら、今自民党がしきりに言及している緊急事態条項も、この憲法の精神を完全に変えてしまう、致命的な内容です。
今回の参院選、もちろん憲法だけが唯一の争点ではないけれど、極めて重要な争点のひとつであることは明らかです。そこについて口を閉ざして何も言わずに、選挙後になって憲法を変えてしまおうという魂胆は、不誠実のきわみであると私は思います。





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最終更新日  2016.07.06 22:58:26
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