inti-solのブログ

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2016.08.11
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個人的には、世界的に見て祝日のかなり多い日本に、新たな祝日が必要か?という疑問はありますが、ともかく今年から「山の日」という祝日が始まりました。登山大好き人間の私は早速・・・・・・どこの山にも行っていません。明日は仕事だし、もう7月の海の日から先週まで3回山に行っているし。


しかし、まあせっかくの山の日なので、過去の山登りの写真から。どうも北海道の山の写真を当ブログではほとんど紹介したことがなかったようなので、今回は北海道の山の写真を紹介します。
まずは大雪山。
日本一巨大な大雪山を北から南まで歩くには何日も必要で、私は北の端の旭岳と南の端の富良野岳しか行ったことがありません。
旭岳に登ったのは2003年8月はじめのことです。子どもが生まれる前の最後の山登りが、それまでずっとあこがれていた北海道の大雪山でした。まず、羽田から千歳に飛び、ガス缶を札幌で購入※ついでに北大植物園を見学して、旭川経由で旭岳温泉のキャンプ場にテントを張りました。

※テント山行の必需品であるガス缶は、飛行機に持ち込むことができません。そのため、北海道に着いてから購入する必要があるのですが、当時、札幌の登山用品店でガス缶を売っていることは分かったのですが、旭川ではどこで売っているか分からず(売っているところはあったようですが)、札幌経由にしたのでした。

旭岳温泉のキャンプ場は、すぐ隣に国民宿舎があって、その日帰り温泉が使える、つまり風呂付のとても居心地のよいキャンプ場でした。隣にテントを張った方は、確か釧路の教会の牧師さん一家だったように記憶しています。
で、翌日旭岳を目指しました。テントは張りっぱなしで、1日で旭岳に行ってくるだけ、という行程で、行きはロープウェーで姿見の池まで行きました。

旭岳


旭岳
旭岳です。

大雪山
旭岳の北側の永山岳、比布岳だったと思います。

大雪山
湿原のようです。地塘があります。詳細な場所は覚えていませんが、裾合平周辺です。

中岳温泉
裾合平の更に先に、中岳温泉という温泉があります。ただ露天風呂があるだけで、設備等は一切何もありません。日本一の秘湯かもしれません。ただし、ロープウィーの終点からは登山地図のコースタイムで3時間半しかかからないので、交通機関の終点からの所要時間では、白馬鑓温泉とか高天原温泉のほうが辺鄙かもしれません。私は、手と顔だけ洗いましたが、すれ違った女性が、堂々とその場で入浴を始めたので、あわてて逃げ出しました。

旭岳・御鉢平
御鉢平です。擂鉢状の谷の底には温泉があるのですが、有毒ガスがあるので立ち入り禁止です。その先に黒岳と層雲峡があります。旭岳から黒岳まで1日で縦走する人も多いですが、私は旭岳温泉にテントがあるのでここから引き返します。朝は快晴でしたが、この時間には曇り空になっていました。実は、台風が接近しつつありました。

トムラウシ
大雪山南部のトムラウシがはるかかなたに見えます。遠いなあ。いつか、旭岳からここまで歩きたいものです。

旭岳
御鉢平から旭岳に登りにかかります。このときにはもうガスがどんどん沸きはじめていて、山頂に着くときには視界はほとんどありませんでした。細部は覚えていませんが、山頂近辺は高山植物もほとんどなく(火山なので)、ザレて滑りやすい道だったことは覚えています。

姿見の池
山頂を越えて、姿見の池まで戻ってきました。ここからロープウェーで下れば旭岳温泉はすぐですが、帰りは歩いて下りました。ヒグマ出没注意という立て看板におののいた記憶はあります。

天女が原
天女が原。このあたりは亜高山帯林の一角にワタスゲが群生しています。ここを見たくて、歩いた下ったのでした。曇り空でしたけどね。

で、この日も旭岳温泉に幕営、翌日は近辺を散策してから、旭川に戻り、旭川を一日見学して、1泊してその翌日帰る予定でした。ところが、翌日は台風の接近で土砂降りの雨、朝方テントを撤収して、早々に旭川に下り、更に翌日になると飛行機が飛ぶかどうか不安だったので、飛行機を1日前倒しして、結局2泊3日で帰宅したのでした。ただし、それでも、どうしてもここだけは行きたかった三浦綾子記念館は見学して帰りましたけど。

で、次は、大雪山の南端の山、富良野岳です。2006年7月、このときは家族旅行だったのですが、その中で十勝岳温泉に泊まった1日だけ別行動で日帰りで山に登ってきたのでした。

富良野岳


富良野岳
稜線上から、遠方に日高山脈のピークがガスの上に頭を出しています。

ハクサンフウロ
ハクサンフウロ

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

エゾツツジ
エゾツツジ。東北北部と北海道の山にしかなく、日本アルプスには分布していない高山植物です。

富良野岳
大雪山は花の多い山ですが、中でも先ほどの旭岳の裾合平、トムラウシに近い五色が原、それにこの富良野岳は花の宝庫で有名です。花花花、とにかく全山花だらけです。

富良野岳


富良野岳安政火口
隣の十勝岳は度々噴火を起こしている活火山ですが、富良野岳にも火口があります。
十勝岳温泉を朝4時過ぎに出発して、猛ダッシュで登って、お昼頃には十勝岳温泉に戻ってきました。この間、見てのとおりの晴天でしたが、十勝岳温泉に戻ったら雨が振り出したのでびっくり。
ちなみに、相棒と子どもは、私の戻りを待ってはおらず、とっとと次の行き先(と言っても富良野市内)に向かっており、富良野駅で落ち合いました。
このときの旅行は、確か3泊4日でした。富良野で泊まった民宿「ノルテポトシ」がとても楽しくて、また行きたいなあとずーっと思っているのですが、機会がないまま10年経ってしまいました。

この頃、2005年から2008年まで、毎年家族で北海道旅行をしていました。そのたびに私は北海道の山に登っていたので、まだ他の山(羅臼岳と雄阿寒岳)の写真もあります。それは次回紹介したいと思います。





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最終更新日  2016.08.12 07:18:38
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