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2020.03.10
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: 政治
新型コロナ対応「年を越えて続くかも」 専門家会議、長期化の可能性示唆


感染者の約80%が他の人に感染させず、1人の感染者から感染させた平均数は1人程度で推移しているが、複数人に感染させた事例もあるため、当面増加傾向は続くと予想される。感染の状況を把握するためには、2週間程度のタイムラグを生じ、全ての感染状況が見えておらず、依然として警戒を緩めることはできないという。
また、新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、長期化する可能性を示唆した。
今後の長期的な見通しは諸外国で患者が増えているため、「国内での急速な感染拡大を抑制できたとしても、世界的な流行を完全に封じ込めることはできない」とし、「国内での流行を抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況だ」との見方を示した。(一部要約)

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まだまだ当分現在の状況が続く、というわけです。
しかし、すでに当ブログで何度か指摘しているように、新型コロナウィルスがどの程度危険なものかについては、私は疑問符をつけざるを得ないように思います。死亡率はおおむね1%程度で、高齢者、基礎疾患等のある人では危険性が高く、健康な人、若者では危険性はかなり低い(重篤になった例が皆無ではないけれど)ということです。在来型の季節性インフルエンザより、死亡率はおそらく若干高いものの、感染力は、暫定的ですが季節性インフルエンザほどではないと見積もられています。

学校を休校にする根拠として、若者は新型コロナに感染しても重篤化しにくいので、感染の自覚がなく、あちこち動き回って感染を広げやすい、ということが言われます。一見もっともらしいですが、疑問符が大いにつきます。第一に休校になって子どもが遊びに出歩くよりは、学校に通学している方がまだマシではないのか、という点。そしてもう一つは重篤化しにくいのは子どもだけなのか、という点です。

以前に、新型コロナ騒動がまだ武漢でとどまっていた当時、私は、感染者の実数は発表の10倍いても不思議ではない、という趣旨のことを書きました。そして現在の日本でもそれはおそらく同じだろうと思います。発覚している感染者は氷山の一角でしょう。
若年層で重篤化しにくいというのは程度の問題に過ぎません。中高年でも発症しない、あるいは重篤化しない感染者がいることは、報道等からも確認できます。ということは、中高年でも重症化するのは(若年層よりは割合が高いけれど)ごく一部であろうと推測できます。
つまり、大半の感染者は自宅で日常生活を送っているはずです。

現状は、大多数の「わからない人」を、ある意味潜在的感染者とみなして自粛要請が出ているわけです。それが文字どおり「1~2週間」ならまだしも、終わりの見えない自粛要請は、社会と経済に与える弊害がきわめて大きいといわざるを得ないでしょう。
よく分からないのは、新型コロナの判定検査(PCR)を、色々な理由を付けて検査数を増やさないようにしているように見えることです。検査を増やすと、大量の検査希望者が病院に殺到して医療崩壊を起こしかねないとか、新型コロナと判定されても治療法がない、などと言うのですが、どうもそれらの理屈を一言で言うと、「知らぬが仏」と言っているようにしか見えないのです。


PCRは偽陽性とか偽陰性とか、精度が今一つである点が難しいのは分かりますが、PCR検査をどんどん進めて、感染者は外出を自粛させる、そうでない者、あるいは治癒した者は日常生活を送る、と振り分けていかないと、いつまでも一億総感染予備軍扱いの行動など、続けられるものではありません。

これが、エボラとか、スペインかぜ(死者は全世界で5000万から1億人、日本で約40万人)、発生が懸念されてきたH5N1起源の新型インフルエンザ(散発的に人が感染した例では、死亡率は6割を超える)とか、あるいは中世のペストのように(今の医療水準の元では、ペストがどこまで危険な病気かはともかく)バタバタ人が死んでいく病気なら、それも仕方がないでしょう。MM-88※とかね。

※MM-88 小松左京のSF小説「復活の日」に登場する架空のウィルス。細菌兵器として開発されたものが流出し、インフルエンザウィルスを隠れ蓑にして、インフルエンザの流行に乗って全世界に拡大し、最終的に南極以外の全人類を全滅させる、という物語。初めて読んだのが、中学生か高校生の時で、風邪で寝込んでいるときに読んだので、強烈な印象があります。映画版はずっと後になって見ましたが、私にとっては小説版の方が映画よりはるかに強烈。

しかし、新型コロナは顕在化している感染者に対する致死率が1%前後です。前述のとおり、発覚していない感染者が大勢いることを考慮すれば、多分実際の致死率はそれよりもっと低いでしょう。この危険性の程度と、現状行われている「自粛」のバランスが取れているようには、どうも思えないのです。

新型コロナ特措法の緊急事態宣言が問題となっています。先に触れたような重大な感染症の流行という事態を想定すれば、私権制限の規定はやむを得ないかなと思います。しかし、現状の新型コロナでそのような規定を発動すべきではありません。病気としての新型コロナの危険性より、それに対する「自粛」がもたらす社会や経済への打撃の方がはるかに大きいからです。
すでに周知のとおり、スポーツ・エンターティメント関係のイベントは総崩れ、旅行や交通運輸への影響も甚大、株価は2月最終週以降日米とも急降下状態です。病気の前に世界経済が緊急事態に陥っているんじゃないでしょうか。





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最終更新日  2020.03.23 08:02:27
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