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2020.05.04
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: 医療・衛生
「コロナ対策 1年以上」 感染者ゼロ当面困難 専門家会議、提言案


新型コロナウイルス感染症とともに生きていくことを前提に、今後は感染状況から引き続き厳しい行動制限が必要な地域と、新規感染者数が限定的で「厳しい行動制限」を一定程度緩められる地域とが混在していくとした。
これとは別に、全ての地域で感染リスクの高い「密集」「密閉」「密接」の「三つの密」を徹底的に避けることを提言。手洗いや身体的距離の確保等基本的な感染症対策の継続が不可欠とした。クラスターが発生しているライブハウスや接待を伴う飲食店、ジムなどは引き続き避けるよう求めている。(要旨・以下略)

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2日3日は晴天だったので、例年のゴールデンウィークなら確実に山に行っていたはずですが、こんなご時世なので家にいます。(ただし、近隣に外出はしはています。写真はすぐにはアップしませんが)
「1年以上、何らかの形で持続的な対策が必要になる」という、その「持続的な対策」な対策がマスクをしましょう手を洗いましょうという程度の話ならよいのですが、引用記事を読むと「厳しい行動制限」、「3密」を避ける「ライブハウスや接待を伴う飲食店、ジムなどは引き続き避ける」というものです。

今更の話しながら、人間とは、文字どおり「人と人の間」と書くわけです。他者との関係性なしに生きていくことはできません。「3密」が悪と言いますが、他者との関係性に3密は避けて通れないものです。
「3つの密を避けよう」という政府広報動画がヤフーのトップページにも載っています。

3つの密を避けよう!

冷静に考えれば、この動画で紹介されているのはごく普通の飲み会の風景でしかありません。別に飲み会に限らず、このレベルの人との接触は、「人間」としての社会生活上、不可避のものというしかありません。それを、ここまでおよそ1か月以上にわたって「避けろ」と言われて、それにほぼ全国民が従ってきたわけです。

私は外出自粛なんかしませんが、そうは言っても「3密」を避けて人の少ない場所にしか出かけていません。グループ練習もなければ人前での演奏の機会もない。飲み会もなければ、山も登れない旅行も行けない。
世間を見回してもお店もスーパー、食品系小売り以外はほとんど休業、仕事は在宅勤務(わたしはあまりできていないけど)で通勤電車ガラガラ、子どもの学校休校は2か月続いてさらに延長されそう。音楽をはじめとしてエンターテイメント業界、旅行、交通運輸航空(除物流)、外食、宿泊その他諸々の業界が窒息寸前です。

要するに「人間」としての社会生活と不可分の他者との接触を避ける異常事態が1か月以上続いているわけです。言ってみれば、戦時体制(人間対人間の本物の戦争とは違うけれど)のようなものです。


単純に経済面だけを見ても、今の状態を1年どころかあと半年続けたって、破滅的な事態になります。いや、すでに破滅的な事態になっているけれど、今はまだ個人の生活も社会も、これまでの貯蓄と惰性で維持されているだけです。

福祉事務所関係の知人によると、まだ生活保護の相談自体は増えていないそうですが(リーマンショックの時もそうでした。仕事を失って即生活保護になるのは、そうでなくても元々自転車操業状態だった人だけで、多少なりとも貯蓄があった人がそれを使い果たして生活保護に至るには、何か月かのタイムラグがあります)、その前段階と言える生活困窮者支援制度の住宅費支援(家賃補助)はすでに相談が急増していると聞いています。

医療崩壊が言われていますけど、このままいけば経済崩壊です。そうなったとき、収入を失って生活を破壊される人の数は、新型コロナの死者よりはるかに多い、ということになるのではないかと思います。

「厳しい行動制限を解除すると間もなく感染者数の拡大が再燃し、市民の行動変容の努力や成果が水泡に帰してしまう恐れがある。」というのは、どうも太平洋戦争の突入の際の、「今『満蒙』を手放しては10万の英霊に申し訳が立たない」という理屈と同根のものを感じてしまいます。そういって戦争に突入した日本は、300万人の「英霊」を作ることになったわけです。





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最終更新日  2020.05.07 07:05:24
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