迷える旅人の筆耕/came1002のテレビドラマ観賞

2024.05.20
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■TBS日曜劇場/パラドックスエンターテインメント
■ANTI HERO[ANTI HERO]/Episode 6(2024.5.19)/「不正」あらすじ
明墨法律事務所で、捜索中の江越という人物のことを明墨正樹(長谷川博己)に報告する緋山啓太(岩田剛典)。それを事務所の外で立ち聞きした赤峰柊斗(北村匠海)は、緋山を「糸井一家殺人事件」の関係者と認識。
元千葉県警刑事部長の倉田功(藤木直人)は、来栖礼二(渡邊圭祐)による「連続不同意性交事件」の被害者、仙道絵里(早見あかり)の目撃証言について、これを「虚偽告訴幇助(証拠捏造)」したことを認めており、娘、紫ノ宮飛鳥(堀田真由)の弁護担当の申し出を拒否。その直後、伊達原泰輔(野村萬斎)検事正に、「どんな名医でも肉親の手術は難しい。お父さんの弁護は冷静な第三者が望ましい」と忠告されます。
懲役一年、執行猶予二年という判決が下された女性副編集長、沢原麻希((珠城りょう)。その弁護を担当した藤堂弁護士に代わり、明墨が、「私があなたを無罪にして差し上げましょう」と言って登場。大洋出版(週刊大洋)の副編集長だった沢原麻希は「情報流出事件」に巻き込まれ、その犯人とされています。社外秘の機密情報、取引情報、社員の個人情報などを外部に漏らしたとされています。その控訴審(公判)を明墨が担当。沢原のIDを使って侵入した者による流出だったことと、沢原の口座に流出先の㈱スターリスト社から315万円の振り込みがあったことで沢原が犯人とされています。スターリスト元代表取締役の田村浩紀によれば、機密情報はUSBメモリで郵送されたとのこと。しかも、その封筒に沢原の指紋が付着。――元上司(デスク)だった上田基一(河内大和)を飛び越えて副編集長に抜擢されていた沢原は、後釜の副編に納まっている上田の仕業と疑っています。
沢原の副編集長時代の五ヶ月間、彼女は、民英党議員、加埼達也(相島一之)法務副大臣の複数女性との不倫疑惑、そして、大企業社長とパーティー三昧という醜聞を追っていました。それで、次期法務大臣の座は危うくなっていたのですが、対抗馬だった富田誠司(山崎銀之丞)議員は、息子の正一郎(田島亮)が暴行事件を起こし、その証拠隠滅を図ったことで逮捕され、それで加埼は勝ち残り。――上田のデスク時代、沢原の政界スキャンダル記事は一切封じられていましたが、副編となって立場が入れ替わるや、加埼議員の政界スキャンダルを連発していた沢原。そして、沢原が副編の座を下ろされた後、加埼のスキャンダルは封印。で、上田副編と加埼議員には繋がりがあり、加埼議員の政敵とも言える竹本派の暴露記事を書くことになっていた上田。上田の情報源(竹本派スキャンダル)は加埼議員です。
控訴審では、スターリストの田村と上田とのメール交換の記録、そして、加埼議員の第一秘書と上田がバーで密会している写真を証拠として提出。そして、上田がデスク時代、沢原麻希の加埼スキャンダル記事を却下していたことを指摘。で、沢原麻希は陥れられたものとし、無罪を主張。が、品川(近藤公園)検事が証拠集めの違法性(権利侵害)を強調。上田を証人として呼び、鞄に小型GPS探知機を仕込まれ、赤峰弁護士に尾行、盗撮をされたという違法性を語ります。「弁護側の請求証拠は不採用」と瀬古判事。
司法修習同期の森尾(沢村玲)検事を呼び止め、異例の出世を遂げている伊達原検事正の話を聞く紫ノ宮。――伊達原は千葉地検在籍時、「西千葉建設横領事件」を担当。これは、会社の下っ端を使って会社の金を盗ませていた事件(企業汚職事件)であり、その絡みで、志水裕策(緒形直人)が犯人とされた「糸井一家殺人事件」が発生。この事件も伊達原が裏で陣頭指揮を執っていました。
緋山啓太の殺人事件では姫野検事と中島教授によるDNA証拠の捏造という不正を暴きました。富田正一郎の暴行障害事件では衆議院議員の父親(誠司)の証人買収という不正を暴きました。そして、来栖礼二の連続不同意性交事件では倉田刑事部長の虚偽告訴幇助という不正を暴きました。で、今回は加埼議員と上田による不正を暴こうとしている明墨。
明墨の愛犬、ゴールデン・レトリバーのミル(ライズ)とそっくりな犬、マメ(ジーザス)を世話している児童養護施設の桃瀬紗耶(近藤華)17歳が明墨と親し気に会話しているのを目撃したことのある紫ノ宮。で、何故か、養護施設にボランティアで来ていた瀬古成美(神野三鈴)判事を避けていた紗耶。ともあれ、志水には事件当時、五歳になる娘がいました。紗耶が志水の娘と推察する赤峰と紫ノ宮。
伊達原検事正、倉田元刑事部長、緋山は、「糸井一家殺人事件」の関係者です。赤峰が、「一家殺害、元同僚は死刑、千葉地裁」を検索しようとしているところに明墨がミルの散歩から戻ります。赤峰が明墨に一連の裁判の狙いを問います。明墨は、糸井一家殺人事件で志水に死刑を言い渡した瀬古判事がターゲットであることを明かします。――真犯人の政治家の息子、富田正一郎を見逃し、松永理人(細田善彦)に有罪判決(懲役二年)を下したのも瀬古判事です。この裁判を明墨と青山憲治(林康文)は傍聴。赤峰は傍聴席で「無罪」を叫び、瀬古判事に退廷を命じられていました。以前所属していた法律事務所で、途中で松永の弁護士を下ろされていた赤峰は、傍聴席にいました。で、松永は出所後、コンビニ「エフマート」店員として働いています。松永の再審に向けて赤峰は行動しています。
松永の事件では、正一郎の父、富田誠司衆議院議員に買収されていた可能性のある瀬古判事。今回も、沢原麻希が無罪であるという新証拠を不採用にした瀬古判事は、次期法務大臣の加埼議員に恩を売った形になっています。つまり、最高裁判事の座を狙っている瀬古判事は、議員の力が必要になっています。最高裁判所長官は、内閣の指名に基づいて天皇によって任命されます。よって、政界大物との繋がりが欲しい瀬古判事。――瀬古判事と伊達原検事正がバーで密会しています。「明墨はしぶといですよ。尻尾を掴まれないようお気を付けて」と瀬古判事に忠告する伊達原検事正。
瀬古判事、加埼議員、上田基一の繋がりを明確にする為、明墨は、児童養護施設の「ゆめみら祭」でボランティア活動をしている瀬古判事に上田に仕掛けたGPSの件を暗に漏らしました。――「この裁判、瀬古を落とさない限り勝ち目は無い。瀬古判事の闇を炙り出す」と、赤峰に宣言する明墨。 









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最終更新日  2024.05.20 02:18:15
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