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ことばが運ぶのは、伝えようとする情報だけでない。当人の意図とは関係なく、そのことばを選び、表現したその人自身の、立場や態度、評価や配慮、性別、年齢、また感じ方や考え方、価値観などなどを含めた人間性が相手に否応なしに伝わってしまう。自分の伝えたい意味合いを正確に表すのにもっとも適切な表現は何か。「医者」と「医師」、「勝手」と「台所」と「キッチン」、「尿」と「小便」と「おしっこ」と「小水」(失礼。笑)は、それぞれ似た「意味」を指すが、「語感」が違う。「語感の辞典」は、本来の「国語辞典」では解決できない部分、すなわち語感を知る目的で引くための辞典である。「読みもの」としても楽しめるだろう。楽しんでいるうちに無性に本が読みたくなるかも知れない。 日本語力がUPする、もう1冊の国語辞典。【BOOK】日本語 語感の辞典試しに、「しあわせ」の項を引いてみる。しあわせ【幸せ/仕合せ】「幸福」とほぼ同義で、会話やさほど硬くない文章に使われる日常の基本的な和語。<ー者><ーを祈る><ーが舞い込む><ーな暮らし><ーをかみしめる><どうぞおーに> ▽太宰治の『斜陽』に「お母さまと過ごしたーの日の、あの事この事が、絵のように浮んで来て」とある。「ーの薄い生涯」のように、特に幸運の意で使うこともあり、状態自体をさす「幸福」と比べ、この語は運のよさを感謝する気持ちが底流にある。→幸福当分、楽しめそうだ。読む幸せをかみしめよう。
2011.03.25
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奇妙な読書をした。まずタイトルが「ジョナさん(笑)」。楽団の後輩から、「先輩にぴったりの本です」とプレゼントされた本だ。さらに偶然。友人役で登場する子のあだ名が、また他の後輩のあだ名と同じだった。 【送料無料】ジョナさん主人公が高2の女子高生であることに、少々辟易しつつ読み進める。悩み多き学生時代を描いた青春小説だ。そして、主人公の片思いのカッコ良い男性として、描かれているのが「ジョナさん」である。うへえ。感情移入できないが、何だか、妙な気分。少女の語り口調の文体が、計算されているとしたら絶妙だと思うくらい繊細だが、ベテラン作家にしては拙い感じもする。しかし感受性の瑞々しさが際立っていて、学生からの視点が、完璧に確立されている。読み終えて、「あとがき」を読んでびっくり。作者がこの作品を書いたのは「高2」の時なのだとか。「そうだったのか」と納得しつつも、「あとがき」で一番びっくりした小説は初めてだった。
2011.03.22
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ことばは心であると思う。「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り、一つの言葉で頭が下がり、一つの言葉で笑い合い、一つの言葉で泣かされる」非常時にデマが流れるのはかなしいことだ。デマもことば。ことばは鋭い刃となって、心のやわらかい部分を無慈悲に切り裂く。他の一方で、励ましや思いやりのことばがあふれるのは、素晴らしいことだ。あたたかいことばは、閉ざされたこころを優しく癒す。「八百のうそを上手に並べても、誠一つにかなわざりけり」幼稚園から中学まで、学生たちが一生懸命つくった「励ましのメッセージ」が今日、同胞支援隊の手によって、東北の学校に届いた。学生たちは涙を流して喜んでいた。16年前、全国の仲間たちから届いた「励ましのメッセージ」を手にした、あのときの気持ちがよみがえった。
2011.03.18
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伊坂幸太郎の作品の中から引用します。 ※仙台の伊坂さんは無事だったそうです。「人間とは、自分とは関係のない不幸な出来事に、くよくよすることですよ」(砂漠)「目の前で、子供が泣いてるとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。その時に、正義とは何だろう、とか考えてどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ」(砂漠)「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ」(終末のフール)「やらなければならないことを一つずつやり遂げていく。一つやり終えたら、次のことが見えてくるから。慌てずに」(終末のフール)「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」(ゴールデンスランバー)「一回しか生きられないんだから、全部を受け入れるしかねえんだ」(オーデュボンの祈り)「正義だとか悪だとかそういうのは見方によって反転しちまうんだ」(ラッシュライフ)「やるべきだと言われたことがあるなら、それをやるべきだ」(オーデュボンの祈り)「俺たちがその気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」(砂漠)
2011.03.17
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思う所あって、昨日、自分のブログを第1回からすべて読み返しました。「ことば」の素晴らしさを実感しています。そして、「つながり」の大切さを強く感じました。今、自分に出来ることを考えています。職場や楽団という組織で出来る事と併行して、自分一人でも出来る事を考えています。Twitterというツールを活用して、有用な情報を拡散したり、募金活動をしたり。他に出来ることは、書くこと。書き続けること。そこから何が生まれるかは分からないけど。誰かの心に響くことがあるかも知れません。三日前にとある出版社から原稿依頼の連絡があった。「わたしの本棚」のコーナーに載せたいとのこと。頑張ろうと思う。ブログを読み返している時に、「ショートショート小説に投稿してみればいかがでしょう?」というコメントを見つけて、ハッとした。懸賞金は2万円。先ほど、作品を投稿した。採用されたら懸賞金を寄付しよう。元気な人は元気にしなければならない。笑えるときは笑うのがいい。「人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」「思いやりの人」が、「笑い」を「不謹慎」となじる状況で。「善意の人」が「自粛」を強要する状況で。ただ、祈ること。地震により、 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された方々、 そのご家族の方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と復興、そして笑顔が戻って来ることを。
2011.03.17
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