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数日前のこと、街中を営業回りしていると、街角にピンクの花が咲き始めている(1/26撮影)。 もう梅が咲き始めたんだ。 人間は寒さに震えていても、季節の花は時期通りに咲くんだなあ。 この寒さの中で健気に咲いている花をみつけるとなぜかほっとする。 さらに進むとこんどは黄色い花が咲いている。これは蝋梅だ(もう1枚・ソシンロウバイ)。 花は似ていないが、こうやってみると花のつきかたがよく似ている。 ロウバイは中国原産のロウバイ科の落葉低木で、12月の後半から透き通るような黄色い花を咲かせる。ウメとはまったくの別物だが、蝋細工のようなウメに似た花ということから蝋梅と名づけられたという。 ただし、本当の蝋梅は花の内側が赤みがかった花で、この花のように全体が黄色いものは素心(そしん)蝋梅という。 私は本物のロウバイも見たことはあるが、あまり美しい花とは思えなかった。 一般的にはこちらの方がよく植えられていて、これがロウバイで通っている。 この蝋細工のような花こそ、蝋梅の名にふさわしいといえるだろう。
2011.01.29
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今年は寒い日が続いている。 全国的には静岡は暖かい方だが、それでも今年は最高気温が10℃に満たない「静岡冬日」がすでに6回、今日も静岡冬日を記録しそうだ。 これだけ寒いと、花の撮影に走り回るのもついおっくうになってしまうが、いつまでもさぼってはいられない。 今日はどこへ行こうかな? そうだ、そろそろあの花が咲いているはずだ。 この黄色い花は遠目にもよく目立つ。これが冬咲きヒイラギナンテン、マホニア・チャリティー(1/23撮影)だ。 メギ科の常緑低木ヒイラギナンテンの園芸品種で、春に花を咲かせるヒイラギナンテンより花が一回りも二回りも大きい。しかも、花が立ち上がって咲くからひときわ華やかだ。 なにより、花の少ないこの季節に、花を咲かせてくれるのがうれしい。
2011.01.23
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さすがにこの時期こんな花は咲いていないが、これがセダムの花(10.6.1撮影)。セダムとは、ベンケイソウ科マンネンソウ属(セダム属)の総称。 乾燥に強い多肉植物の一種で、冬でも青々とした葉を茂らせている。 セダム属には数百種類あるが、日本に多いのはメキシコマンネングサやツルマンネングサ、オノマンネングサなど。この花はツルマンネングサの花で、花の咲くのは初夏、5月~6月頃だが、乾燥に強く水分も栄養もない場所でも生育できるため、屋上や道路際などの緑化に適している。 なによりもいいのが、モルタルコンクリートなどの上でも、ほんのわずかの土で根付くため、雑草などが生い茂る余地がなく、管理不要で1年中青々とした葉を茂らせてくれることだ。 私もこの秋、一株のセダムを持ち帰って屋内とベランダの植木鉢で育てている。日の当たらない屋内ではあまり元気がないが、ベランダのセダムはほとんど水をやらなくても元気に育っている。花の季節が楽しみだ。 私たちはこのセダムを使った環境緑化を提案しており、1月22日の土曜日にセミナーを開催することとなった。 セダムの特徴と将来性、セダム栽培者の実体験など、盛りだくさんの内容だ。 ご興味のある方はぜひこちらからセミナーの詳細をご確認ください。どなたでも参加を受け付けます。ただし、無料ではなく有料なので、参加希望者は会費をお忘れなく。 参加者にはもれなくセダムの苗を進呈しますよ。
2011.01.16
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昨日のあたたかさに比べ、今日は極端に寒い1日となった。 静岡市の最高気温は8℃程度、昨日よりも5℃も低いのだから無理もない。 ところが、こんなに寒い1日でも気象用語では今日は「冬日」ではない。 冬日というのは、1日の最低気温が0℃未満の日を指すそうで、今日の最低気温は1℃。 ところが、日中は13℃まで上がった昨日は、明け方の最低気温が-1℃を記録したためこちらが冬日ということになる。 これはちょっと体感とはずれているんじゃないだろうか? 主に昼間に活動する私たちには、昼間が暖かいか寒いかの方がより切実な問題だ。 そこで私が提唱するのが、「静岡冬日」だ。 これはあくまで静岡だけの尺度だが、これまでの経験で日中の最高気温が10℃に満たない日は極端に寒く感じられる。 静岡ではこの10℃というラインが、大きな目安になる。 私は、最高気温が10℃未満の日を静岡冬日と名付け、密かに統計を取り始めた。 これによると、08年の冬(07.12~08.2月)は21回、09年の冬は6回、10年の冬は15回の静岡冬日を記録しており、3年前の08年の冬が特に寒い冬だったことが分かる。 今回11年の冬は、12月の年末に5回、たて続けに静岡冬日を記録し、1月に入ってからは7日(金)に続いて今日が2度目の静岡冬日となった。 特に、12月に5回というのは私の統計の中では極端に多く、明日からもしばらく10℃前後の日が続くという予想からみても、今年の冬は寒い冬となりそうだ。 さて、今日の1枚は富士川町の我が実家の庭のレモン(1/1撮影)。 富士山を背景にみごとに鈴なりの実をつけている。 わずか3m程度の庭木だが、一冬で数百個が収穫できるようで、すでに半分以上ご近所におすそ分けしたというが、木にはまだ100個以上の実が残っている。 私も帰り際に30個ほど持たされてきたが、当分の間晩酌には焼酎のレモン割りが楽しめそうだ。
2011.01.10
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新年明けましておめでとうございます。 私の年末年始は富士川町の実家で過ごすのが恒例になっているが、今年も年始めの一仕事として初日の出と初富士の撮影に富士川の川原に出かけた。 午前7時ちょうど、東の空に初日が登ると、朝日を浴びた富士山がほんのりと赤く染まる(1/1撮影)。 この年末から年始にかけては荒れ模様地域が多かったとのことだが、富士川の元旦はこれで4年連続の快晴。 正月ぐらいしか実家に還らない親不孝者の私の、ささやかな親孝行を祝福してくれるかのようだ。 富士川の川沿いを歩いてみると、新幹線富士川橋のすぐ下のあたりで急に流れが穏やかになり、青空を映し出している。これは逆さ富士が見られるかもしれないと近づくと、すでに何人かがカメラを構えている。 私も仲間に入れてもらい撮影したのがこちら(もう1枚)。 湖でしか見られなと思っていた逆さ富士が富士川で撮影できるとは、今年はさいさきがいい。 今年こそは、飛躍の年としたいものだ。 そして、皆さまにとっても、この1年がいい年でありますように。 本年もよろしくお願いいたします。
2011.01.04
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