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ここ数十年、風邪で休んだことがないというのが私のひそかな自慢である。小学生の頃は虚弱体質だったようで、なんどか医者に行った記憶はあるが、中学で運動部に入ってしこたま走らされた頃から、体は丈夫になったようだ。といっても運動をしたのはその3年間だけだから、体育系人間とはとてもいえないが…… しかしそれ以来、風邪はおろか病気や怪我でも一度も休んだ記憶がない。「俺は風邪には強いんだ」とずっと思っていた(だから頭が悪いんだ)。ところが、今日、友人と雑談をしている最中に、自分はここ何十年、風邪で休んだ記憶はないが、毎年この時期には鼻水と咳に悩まされていることに気づいた。「それが風邪の症状だよ」。いわれてみれば、熱が出たり体が弱ったりしないので、自覚していなかっただけなのだ。少し安心(馬鹿じゃなかった)。 子供の頃の私は、なにかというとかかりつけの医院で注射を打たれたものだ。それがトラウマになったか、いまだに注射は苦手である。健康診断の採血でも、保健婦さんに笑われるほど緊張してしまう。そのかわり、どんな病気でも注射1本で治る(と思いこむ)特技がある。恐い注射は私にとっては万能薬なのだ。 十数年前にも、あまりに咳がひどく、周りから医者に行けと強く進められたことがあった。医者の診断は「風邪」。薬を出しますからという医者に「注射を打ってくれ」と強く要望した。嫌がる医者に、栄養剤でも生理食塩水でも構わないから、とにかく注射を打ってくれと頼み込み、無理矢理注射を打ってもらったものだ。その効果で風邪はけろりと治った覚えがある。 じつは今回も、近年になくひどいようで、夜中に鼻が詰まって目が覚めてしまうこともある。これ以上ひどくなるようなら、注射を1本打ってもらいに行こうか?
2006.01.31
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今日の静岡は最高気温16℃と、3月中旬並みの暖かさ。お昼にはコートを脱ぎ捨てて自転車で街に出た。この陽気に誘われて咲き始めた気の早い花はないか? さすがにそうはうまくいかないようだ。いくつかの公園を巡ってみたが、さすがにまだ花の便りは聞けそうもない。 虚しく通りを走っていると、マンションの前庭に黒い実のなっている木を発見(1枚目)。これは恐らく新発見だ。帰ってさっそく調べなくては。 葉っぱの写真を眺めながら、「葉っぱ辞典」をひっくり返すこと30分余り、ようやくそれらしい名前を探し当てた。カクレミノ!? カクレミノってあのカエル手の葉っぱのはずだが…… そういえばこの実をつけた木の周りにはカクレミノがあった。もう一度撮ってきた写真を見比べると、うしろの方にカクレミノが映っている(2枚目)。これもカエル手ばかりでなく全縁(切れ込みがない)の葉っぱも混じっている。 今日の3枚 そういえば、カクレミノの葉っぱには変異が多く、若い頃は3~5裂するが成木では全縁の葉になると調べた覚えがある。その時に実の写真も見たはずだが、やっぱり覚えていなかった。なかなか二つのことを同時に覚えられないようだ。 たしかに、つやつやの葉っぱはカクレミノとすぐ分かったのだが、この実のなった木はてっきり別物だと思っていた。この木の葉っぱだけが黄色く色づいていたので同じものと思えなかったのかも知れないが、もう少し落ち着いて観察すべきだった。 葉っぱ辞典の解説には「花をつける枝の葉は、楕円形ないし卵状楕円形または菱状楕円形で、縁が2~3浅裂するものを混生する」とある。いくつかの写真を調べてみると、たしかに2~3裂した葉っぱもところどころに見られる(3枚目)。 今回の失敗は、カクレミノに実がなることを忘れていたこと、この株だけが黄葉していたので、すぐ隣りにあるカクレミノとは違うと即断してしまったことの2点といえる。こういうこともあるんだと頭に入れておこう。
2006.01.30
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静岡で赤鳥居といえば浅間神社の赤鳥居。静岡の人間なら誰もが知っている。静岡駅から真っ直ぐ北(じつは北西)に向かう県道を1.5kmほどいったところにそれはある(1枚目)。途中には、県庁や市役所もあり、まさに静岡市の中心だ。 県道を外れてこの赤鳥居から真っ直ぐ浅間神社につながる浅間通りが続いている。この浅間通り商店街は、古くから浅間神社の門前通りとして栄えてきたが、最近の「郊外化」の波に押されて苦戦しているようだ。それでも、アーケードを刷新したり電線の地中化や広い歩道など、随所にユニバーサルデザインの考えを取り入れ、「夢門前」を合い言葉にさまざまな街おこしに取り組んでいる。 私はこのおっとりとした空間が好きで、時々この通りを訪れている。500mほど続くこの通りの先には浅間神社の赤鳥居が見え始めた(2枚目)。 今日の3枚 この浅間神社の入口にもまた赤鳥居がある(3枚目)。じつは、「赤鳥居」といった場合に、このどちらを最初に思い浮かべるかでは個人差があるようだ。私個人は県道からすぐ見える赤鳥居の印象が強いのだが、「どちらともいえない」という人や「浅間神社の赤鳥居」だという人もいる。 じつは半年ほど前、古くからの静岡人と「赤鳥居の前で」待ち合わせをしたことがある。私は自転車で迷わず県道前の赤鳥居に向かったが、待ち合わせの時間が迫るにつれてだんだん「?」と疑問が湧いてきて全速力で浅間神社に向かった。しかしそちらにもまだいない。もう一度ゆっくりと県道に向かい、定刻を迎えた。 この道は浅間神社から県道に向かっての一方通行。車で来る相手はどのみち浅間神社方向からこちらに向かうことになるから、私が浅間神社に向かえばいいはずだ、と気づいてもう一度引き返した。 なんのことはない、相手はしばらく前から浅間神社の赤鳥居前で待っていたという。浅間通りを2往復してしまった。その人にいわせると「こちらがほんとの赤鳥居」だそうだ。 いま、思い出して道路地図でバス亭の名を調べたところ、「赤鳥居」は浅間神社前、県道の赤鳥居は中町の停留所だった。どうやら私が間違っていたようだが、なんとも紛らわしい限りである。
2006.01.27
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「今日はいいお天気ですよー。洗濯日和ですね!」朝から元気のいいヤクルトお姉さんがやって来た。この寒い中を自転車で走り回っていてこの元気さには感嘆する。 じつはこの元気のいいお姉さんのおかげで、今年になってからヤクルトジョアを毎朝1本飲むことになってしまった。自転車で会社を周り、その場で注文をとってヤクルト製品を売るというヤクルトレディだ。 これもやっぱり売り子さんの個性によるのだろう。ひっそりと入ってきて「いかがですか」といわれてもなかなか買ってみようと言う気になれない。ところがこのお姉さんは、「コンニチワー、ヤクルトいかがですか」と声も大きく元気がいい。つられて「じゃあ1本もらってみようか」といってしまったのが運の尽き。以来毎朝決まって同じ時間にジョアを届けてもらうことになった。 ちなみに、飲むヨーグルトジョアにはいろんな味がありますが、余分な味付けのないプレーンライトが私のお薦めです。 このお姉さんの元気さに後押しされ、私も自転車で街に出た。まだまだ寒いが、自転車で走っていれば体は温まってくる。今日はのんびりと、景色を眺めながら街中を走り回る。が、なかなか花は見つからない。梅もまだ咲いていないようだ。 役所周りを終えてうどん屋でうどんをすすっていると、となりのテーブルに若い男性の団体がやってきた。まだ20代前半だろうに、黒いスーツをバリッと着こなして、今はやりの青年アイドルふうの髪型だ。1人2人ならばごく普通のイケメンの若者か、と思う程度だが、9人、10人の団体さんが揃って同じような格好となれば、これはどこかのホストクラブのお兄さんたちだろうと思わざるを得ない。 私はそんな店に行く機会はないので、生のホストさんを初めて見て一人悦に入っていた(むこうはしょぼいオヤジだなと思っていただろうが)。 明日からどうしよう!?
2006.01.26
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登呂公園の中を歩き回っていると、前方に何やら蓑虫(みのむし)の大群をぶら下げているような木を発見した。近寄って見上げると、どうやらこれは実のようだ。それにしても蓑虫のような実、これは私の知識の中にはない。 いちばん低い枝でも頭上3mあまり、青空を背景に撮影したが、逆光になってしまってどうにもうまい写真が撮れない(1枚目)。蓑虫のような実の雰囲気をお分かりいただけるだろうか? 周りは常緑樹が多く、この木だけが葉っぱはすべて枯れ落ちて、蓑虫のような実を大量にぶら下げている。 さて、この木はなんでしょう? 今日の1枚 ここにもありました。インプル樹名板(2枚目)。 これが榛の木(ハンノキ)だそうだ。名前だけは聞いたことがあったが、どんな木なのか、どんな葉っぱや花が咲くかも何も知らない。 「花は早春、葉の出る前に咲く」のか。これは花の時期に確認に来なくては。ほんとに登呂公園は勉強になる。春が楽しみだ。
2006.01.25
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このところ熱海の梅園報告が続いたが、梅園に行く前日登呂公園を訪ねていた。公園入口のセンダンはすっかり葉を落としていたが、相変わらず黄色い実を付けていてすぐ分かった。青空に黄色い実がよく映えている(1枚目)。 今日の1枚 しばらく進むとやはり葉はすっかり落ちているが、ところどころに鳥の巣のようなかたまりがついている木がある。よく見ると茶色くなった鈴なりの実だ(2枚目)。こんなふうに鈴なりになる実をどこかで見たような記憶があるのだが…… これだけではなにものか分からない。しばらく辺りを見回すと、やっぱりありました! インプル樹名板(3枚目)。 これがハゼノキというのか。これだから登呂公園はありがたい! 調べてみると、12月19日付の記事でヤマハゼかハゼノキかよく分からない木を紹介していた。鈴なりの実の記憶はその時のものだろうが、そこで名前が出てこないというのはまだまだだな。あの公園には樹名板がなかったから、いまだにどちらか分からないが……
2006.01.24
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熱海梅園を訪れた帰り、来宮神社に立ち寄った。ここには、日本最古のクスノキの巨木があることで有名だ。あまり大きな神社ではないが、鳥居をくぐってしばらく進むと、お社に祀られた巨木に出会う(1枚目)。地上数メートルのところで二股に分かれ、一方は枯れて失われているが、みごとな巨木だ。下から見上げても樹冠は見えない(2枚目)。 今日の3枚 すぐ脇に由緒書の看板があり、それによると、日本最樹齢の楠で、樹齢は2000年以上、周囲23.9m、高さ26m以上という。昭和8年に国指定の天然記念物に指定されている。 この楠は現在でも成長し続けていることから、超越した生命力を有する木と信じられ、「不老長寿」「無病息災」の象徴とされ、二千年の長寿に肖ろうとする願いからか、大樟を一周すると「寿命が一年延びる」と信じられ、願い事がある方は、願い事を心に秘め幹を一周すると願いが叶うと言い伝えられ、多くの信仰を集めているという(来宮神社HPより)。 この日はこの後、熱海駅まで歩き午後からはもう一度湯~遊~バスを使って熱海市内を堪能することができた。その模様はこちらをご覧ください。 「湯~遊~バスな1日」
2006.01.23
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今年の熱海は12月の冷え込みのせいで、梅の花が咲かないまま「梅まつり」に突入してしまい、街の人々も戸惑いがちだ。1月18日に梅園を訪れた私も、ほとんど梅の花を見ることができなかった。しかし、熱海では湯~遊~バスをはじめさまざまな収穫があったのでここはよしとしよう。 さて、今日も熱海梅園の話にもう少しおつきあいいただこう。 1月18日、熱海梅園の梅はまだほとんど咲いていなかった。ほんの一輪二輪と花をつけた木がチラホラとあるばかりで寒々とした様子だ。そんな中で目を引いたのは黄色い蝋梅(ロウバイ)の花だ。どうやら私も蝋梅が分かるようになったようだ。花を見た瞬間、「これは蝋梅だな」と思いカメラを向けた(1枚目)。 撮影後反対側に回ってみると立て看板があり、「蝋梅 梅といっても梅の仲間ではありません……」などと解説が書かれている。しかしこれは花全体が黄色なので、正しくは素心蝋梅(ソシンロウバイ)のはずだ…… 一般的にはそこまでいわなくてもいいのだろう。どちらもひっくるめて蝋梅で通っていることが多いようだ。 今日の2枚 さらに梅園内を歩き回ると、そこここに赤い花が咲いている。この花は山茶花(サザンカ)か寒椿(カンツバキ)のはずだが、じつは私にはこの二つを見分ける自信がない。この季節、街中でもこの花はよく見かけるのだが、いつも「どっちだろう?」と思いながら、いまだに確かめられずにいる。 こういう場合の奥の手は、 名札を探すこと。時々手書きの名札や我が社の樹名板などがつけられていることがある。梅園でもしばらくあたりを探したら、やっぱりありました。簡単な名札が遠路沿いに表示されていた。これで安心してこれはサザンカだ(2枚目)ということができる。 今年の熱海梅園は梅の見頃は2月以降になりそうです。いまから計画しても間に合いますよ。熱海においでの際は、ぜひ湯~遊~バスをご利用になってみてください。楽しい思い出ができること請け合いです。
2006.01.20
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今日は熱海梅園の内部を少しだけご紹介しよう。梅が咲いていないのは残念だったが、梅園の中心を流れる初川に沿って遡ると「梅見の滝」があるという。これはぜひ見てみなくては。 庭園内の滝だからそれほど大がかりなものでないことは予想していたが、落差はせいぜい5~6m程度と、こぢんまりとした滝だった(1枚目)。しかし、渓流と滝、これに梅の花が満開になればかなりの見物だろう。これはぜひ、梅の花が咲いているうちにもう一度訪ねなければ。 今日の2枚 滝の裏側がトンネルになっていて通り抜けられるようだ。滝を裏側から見るってどんな気分だろう? さっそく入ってみた。人一人がやっと通り抜けられるくらいの細いトンネルに、ところどころ窓が開いている。なるほど、これが滝の裏側からの眺めか。記念に1枚(2枚目)。しかし写真ではこの臨場感はうまく伝えられそうもない。 みなさんも熱海梅園を訪ねたらぜひこの梅見の滝のトンネルをくぐってみてください。 ところで、昨日お約束した湯~遊~バスのレポートをまとめました。昨日1日の行動をすべて凝縮したため近来にない大作になりましたが、一度ご覧になってください。 湯~遊~バス、なかなか楽しいですよ。「湯~遊~バスな1日」
2006.01.19
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今日は梅祭りが行われている熱海梅園を訪ねてみた。もちろん仕事だ(半分?)。熱海駅から湯~遊~バスに乗り約30分で熱海梅園だ。熱海には、梅よりも早く咲くといわれている「熱海桜」もある。今日はネタをたっぷり仕入れて帰るぞ! ところが、「今年は梅はまだですよ」。のっけから湯~遊~バスのボランティアガイドさんに釘を刺されてしまった。12月の冷え込みが厳しかったせいで、今年は梅の開花が遅れているという。それでも私はまずは梅園をめざしてバスに乗り続けることと決めた。 途中、錦ヶ浦近くに観光用に作られた「熱海城」で、ガイドさんの「ここが熱海100万ドルの夜景が楽しめる絶景の場所です」との解説に、他のお客さんはみんな途中下車してしまい、そこから梅園までは貸し切り状態となった。この間、ボランティアガイドさんにいろいろな話を聞くことができた。残念ながら熱海桜も今年はまだ咲いていないという。 この湯~遊~バスについては、なかなかおもしろいシステムなので、近いうちにレポートにまとめてご報告しよう。 さて、梅園に着くと、予告どおり梅はまだ咲いておらず、点々と1輪、2輪と花をつけた木が点在する程度。今年の梅の見頃は2月以降か。咲いているのは蝋梅の黄色い花と、サザンカの赤い花ぐらいのものだ。 今日の3枚 虚しく梅園内を歩いていると、アオキに実がついているのを発見した。梅園でアオキを見ようとは思わなかったが、たしかに実がついている(1枚目)。しかし、まだほとんどの実が青いままで、赤くなっているのはほんのわずかだ(2枚目)。それでも、この冬はじめて発見したアオキの実。ひとつの収穫だ。 園内を一種してバス停に戻ると、次のバスが出た直後だった。この次のバスは30分後。地図を眺めて「この距離なら歩いてしまえ」と歩き出す。10分あまり歩くと次の停留所の来宮神社に着いた。ここには天然記念物の大楠があるという。これは後日ご紹介しよう。この神社脇で、今度は真っ赤に色づいたアオキの実を発見した(3枚目)。 しかし、梅園で見つけたアオキとは実のつきかたが違う。品種が違うんだろうか? いまの私にはそこまでは分かりかねる。 それにしても、静岡ではあれほど探したのに見つからなかったアオキの実が、熱海ではこんなに簡単に見つかるとは…… やはり、静岡には雄花か雌花ばかりしかないのか? 来宮神社では、5分も待てば次のバスが来るというのに、また歩いてしまった。街中に入ってから思いのほか時間がかかり、駅前に着いたときには12時半を過ぎていた。午後一番の13時のバスに乗るには時間に余裕がない。駅前のマクドナルドに駆け込んだ。 熱海まできてマックですか!?
2006.01.18
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最近ネタ切れで苦しんでいたため、今日は思い出して登呂公園を訪ねてみた。この公園には当社の樹名板がたくさん設置されている。春になったら勉強に行こうと思っていたが、この季節でもなにか収穫があるかも知れない。とにかく、木の名前がその場で分かるのがありがたい。 まずは公園の外回りを歩いてみると、垣根として植えられている常緑樹に何やら黒い実がついている。常緑樹の黒い実といえば以前学んだサカキを思い出すが、実の様子がぜんぜん違う。私の知識では見当もつかない。 同じような木がたくさん植えられているので、どこかに樹名板はつけてないかと探すと、やっぱりありました! これはトウネズミモチというそうだ。 トウネズミモチ? どこかで聞いた覚えがあるが…… 今日の2枚 やっぱりあった。会社のブログで、7月に「季節の花」として紹介していた。当時はまだ、実物を見ずに文献だけで調べて紹介していたようだ。あまり花らしくない花というだけで、この夏はトウネズミモチを見分けることはできなかった。そこでは「ブドウに似た小さな実をたくさんつける」と紹介していたが、そんなこともすっかり忘れていた。樹名板がなかったら絶対分からなかっただろう。 これからは困ったときの登呂公園、ということになりそうだ。
2006.01.17
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木や花の名前を覚えられたら…… イチョウ、カエデ、ブナ、ツツジ……あなたは木や花の名前をいくつ知っていますか? 都市公園にだって何10種類もの木や花があるんです。この木はなんていうの? いつ、どんな花が咲くの? ドングリはできるの? 子供たちの「なぜ」にあなたはいくつ答えられますか? 樹木プレートがあればその場で一緒に覚えられます。水辺でカエルと遊べたら…… カエルの嫌いなお母さん方も多いようですが、子供の頃には泥にまみれてカエルと遊んでいたんじゃないですか? ピョンピョンはねるカエルは、子供にとってはとても興味深いものです。カエルたちと一緒にはねまわる子供たちの笑い声が聞こえてきそうです。ビオトープや自然復元をおすすめします。 インプルでは「体験学習型エコパーク」を提案しています。 今日は広告でした。
2006.01.16
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今日は比較的暖かかったので、昼休みに普段あまり行かないコースを自転車で探険してみた。国道1号から東名取付道路を海に向かって3kmあまり、東名入口を通り越して国道150号に出る。150号を清水方面に戻ること1kmほど、大浜街道を国道1号に向かって3kmあまり戻り会社へ。全長8kmほどの行程を30分あまりかけてゆっくりと探索した。 静岡をご存じない方には分かりにくい説明だったが、おおざっぱに縦3km、横1kmの長方形のコースを走り回ったものとご理解いただきたい。 なんでこんなことを書いているか、薄々お察しのことと思うが、いよいよネタ切れになったという次第である。いずれこういう時期が来ることは分かっていたが、少しでも先延ばしすべく、季節の植物を求めて冬の街をさまよったというわけだ。 結果はご覧のとおり、なんの成果も得られなかった。それでも、写真には収めなかったが、蝋梅(ソシンロウバイ)の花を見かけたり、相変わらずクロガネモチとピラカンサの実はそこかしこで見かける。 じつはもう1ヵ月以上、アオキの実はないかと探し回っているのだが、いまだに見つけられずにいる。会社のブログの赤い実調べで真っ先に紹介したのがアオキだったのだが、そのアオキに赤い実がついているところをまだ見たことがない。当時の記事を読み返してみると、「雌雄異株で、雄花だけがつく雄株と雌花だけがつく雌株があります。かつて、18世紀の終わりごろ、ヨーロッパ人が珍しがって自国に持ち帰り栽培したがどうしても実がつかなかったそうです。実は雌株だけを持ち帰ったため、受粉できず実がつかなかったというわけでした。」という記述があった。 なるほど、雄花と雌花が混在していなければ実がならないということか。アオキは多くの家の植え込みなどによく使われているが、静岡には雄花か雌花の一方しか植えられていないのかな?
2006.01.13
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数日前、静岡市最大の神社、浅間神社を訪ねてみた。1月7日、初詣の賑わいも過ぎて、訪れる人もまばらだったが、それでも百人余りの参拝客が入れ替わり訪れている。さすがは静岡最大の神社だ(1枚目)。 私の場合は拝殿には見向きもせず、ひたすら木を眺めるばかりの罰当たりだが、この季節はやはり花はほとんど見られない。人気のない裏側に回り込みながら見まわすと、常緑樹の大木の下にかすかに赤い色が見える。 新種の赤い実だ(2枚目)。近くに見える葉っぱは常緑樹の下生えで(なんの木かは分からない)、この実はつる性の植物のようだ。葉っぱはすでに枯れ落ちて影も形もない。とにかく写真を持ち帰って調べてみよう。 今日の2枚 例によって赤い実リストからつる性の落葉植物を調べてみると、ヒヨドリジョウゴ、ヤマホロシなどの名が上がっている。どちらもナス科のつる性の植物で、同じような実がなるようだ。葉っぱの形が違うようなのだが、こちらはすでに葉っぱが完全に枯れ落ちていた。残念ながら私には、どちらなのか区別がつかない。 とりあえず、ヒヨドリジョウゴかヤマホロシだろう、ということでご勘弁ください。
2006.01.12
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私には神仏に祈るという習慣がないため、これまで神社仏閣などにはまるで無関心だった。しかし最近悟りを開き(寺社叢林は都会の緑の島だ!)率先して訪ねるようにしている。今日は、「護国神社」を訪ねてみた。私には少々敷居の高い神社だが、ここには1万本以上の照葉樹(常緑樹)が植えられ、「ふる里の森づくり」のモデルになっているという。なるほど、拝殿の後には、こんもりとした照葉樹の森が広がっている(1枚目)。 今日の2枚 しかしこの季節、花がなくて寂しいなと歩き回っていると、黄色い実が眼に入ってきた。これはセンダンかな? と近づくと、実ではなく黄色いつぼみだった。チラホラと蝋細工のような黄色い花が咲いている(2枚目)。この季節に咲く花とは…… しばらく考えたが、よく見るとすぐ脇に「献木」の立て看板があった。それによると品種は「蝋梅(ロウバイ)」とのこと。 蝋梅は暮れに調べたばかりだったのに、名札を見るまで分からないとは、相変わらず学習能力が足りない。しかし、蝋梅は中心が赤いはず。中まで黄色いのは素心蝋梅(ソシンロウバイ)のはずだ。この点はその場で思い至った。少しは学習の効果があったということか。
2006.01.11
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去年の11月から見守っているのだがまだ咲かない花がある。初めはなにものか分からず名前を調べるのも難儀したが、専門家に聞くと、「これはセイヨウシャクナゲだよ」とのこと。シャクナゲは春に咲く花のはずだが、「亜高山性の花でもあるし、恐らく狂い咲きだろう」とのこと。 持ち主のご主人も植えてからいままで一度も咲いたことがないといっていたくらいだから、どんな花が咲くのか大いに興味がある。こうなったら花が咲くまで何度でも通ってやろうじゃないか。 今日の3枚 ということで、何度か撮影に通っているのだが、あれ以来ほとんど変化がない。正月にこの花が咲いてくれれば、珍しい記録として保存版にできると思っていたのだが、どうやら、この寒波で冬だったことに気づき、開花作業を凍結してしまったしたようだ。 春までこのまま頑張るつもりだろうか? こうなったにとことんつきあってやろう。
2006.01.10
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富士川町の我が実家には、レモンの木が1本ある。わずか1本の木に、毎年何百個もの実をつけるという。昨年までの私はなんの感慨も覚えなかったが、この仕事を始めるようになって、民家の庭にレモンが実をつけていることの貴重さにはじめて思い至った。 レモンはミカン科の亜熱帯性の柑橘類。インド東北部のアッサム地方の原産で、12世紀頃には地中海地方で栽培されたという。明治の初期に日本に渡来したが、日本の気候にあわずなかなか栽培されていないという。それが、専門の農家でもない田舎家の庭で毎年たわわに実をつけるというのだから驚きだ。 今回の帰省の楽しみは、富士山とレモンの撮影だった。富士山はあいにくだったが、レモンの木は期待にそぐわずたくさんの実をつけて迎えてくれた。これでもすでに100個以上の実を採って近所に配ったという。帰省したその日にまず1枚(1枚目)。 今日の3枚 それからしばらくは富士山の天候回復を待ちながら昼間は駅伝観戦、夜は焼酎のレモン割りを楽しみ私の寝正月は終わった。結局富士山はまともに撮影できなかったが、レモンの木の隣りにはユズも実をつけていた(2枚目)。 そして最後に、富士山をバックにレモンの木を1枚。今度はレモンの花が咲く頃に撮影に帰ってみようかな。
2006.01.06
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明けましておめでとうございます。皆様には年末年始はいかがお過ごしになられたでしょうか。 私は、年に一度の親孝行に、田舎に帰省しておりました(といってもすぐ近くなのに、年に一度しか帰らない親不孝者ですが…)。 新年の再開にはぜひ我がふるさとの富士山を紹介したいとデジカメと充電器をもって勇んで帰省したのですが、この年末年始はあいにくの天候で、富士山はほとんど見られませんでした。 ようやく1月3日になって青空が覗いたものの、富士山には雲がかかり、拍子抜けとなってしまいました。このため、富士川の撮影ポイントまでの散歩を断念し、自宅庭からの安直な写真とさせて頂きました。 今日の1枚 富士川町というのは、富士川の河岸段丘にできた町なので、旧国道1号から一段上がったところにある我が家からは、下段の家の屋根越しに富士山が望めるというなかなかのロケーションです。しかし、残念ながらこの電柱や電線は興ざめですね。富士川の川原まで10分ほど歩けばよかったのですが、この寒さに外に出たくないというのが本音でした。 新年早々見苦しい写真で失礼いたしました。本年もよろしくお願いいたします。
2006.01.05
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