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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【注目銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり4,300円~相場が続く限りチャンスはいくらでもあります!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━金曜の日経平均は反落。前日のNYは決算を受けたNVIDIAがアナリストの目標株価引き上げが相次いだことで0.8%安程度で収まり、イベント通過の安心感から3指数揃って小幅高。S&Pはまた最高値更新。売買高は138億株で最近の中では薄め。長期金利は4.21%に低下。マグニフィセント7はマチマチ。SOX指数は0.5%の上昇。WTI原油先物は64ドル前半に上昇。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。その後も上値が重く、アジア株は比較的しっかりしているものの、前引けにかけてじり安となりました。孫社長の保有費率上昇が伝わったソフトバンクG(9984)だけが気を吐く展開に。後場は下げ幅を縮めて前場高値を上回る場面を見せるも、そこで達成感が出て上値が重く。その後は改めて高値を取りに行くも、引けで売られていつもの後場寄り水準に戻されるパターンでした。売買代金は4.4兆円台と最近の中では薄め。REIT指数は続落でした。投資判断は「やや売り」。金曜のNYはPCEデフレーターはほぼ予想に一致し中立も、前日に決算を発表したDellやNVIDIAが売られたことでハイテク株中心に3指数揃って軟調。売買高は148億株。長期金利は4.23%に上昇。マグニフィセント7は総じて軟調でSOX指数は3.2%の下落。WTI原油先物は64ドルに下落。雇用統計にしろジャクソンホールにしろ、本来は「為替や債券の人々」のお祭りです。為替や債券の投資家は決算というイベントが無いので、こういうイベントしか盛り上がりようがありません。だから精度の低い集計データや、これまでと変化の無い物言いにいちいち過剰反応しがちで、実際に金利が0.25%下がったわけでもないのですが。そうはいっても株式市場も金利や為替に左右されるので、結局「お祭り」に付き合わないといけません。その中でも意義を見出せば、今回大きく反応したのがラッセル2000だということ。利下げが実行されて景気が上向く・・・と信じる人は少数派に思えるのですけれど、年初からの上昇率がNASDAQ11.1%、S&P9.8%に対してラッセル2000は6.0%に止まっており、とりあえず一旦各ポジションを「ニュートラル」に戻すための「復元」という見方をすれば、資金が出遅れ株に流れるのも理解できます。どうも株価が下がるのは「月末から月初にかけて」が多いパターン。4月の関税ショック然り、昨年8月の令和のブラックマンデー然り。昨年9月のISM製造業景況指数も47.5予想が47.2になった程度で大したこともなかったのですが大きく下げるきっかけになりました。これはやはり機関投資家などが月替わりで投資方針を変更したり、あるいは今月末なんかはMSCIのリバランスなどもあったので、そういった需給面でエアポケット気味な感じになりやすいからだと思います。というわけで、ジャクソンホールが終わったからといって安心はできません。まあ毎週毎週何らかの警戒が必要なのは当然ですし、MMFの待機資金は過去最高の7.2兆ドル。押し目が出来たとしてもすかさず拾いにいく動きが出てもおかしくはありません。個人投資家は昨年度末時点で日本株の時価総額17.3%を保有する投資家層ですが、合計1,100兆円とされる時価総額から計算すると約190兆円保有しているということになります。そこから今年は現物株の累計で約6兆円も個人投資家が売っています。それ以外にも投信も2兆円程売り越しなので、逆バリの売りで置いて行かれている人が多いことが伺われます。正直、あまり株をやっている人がインフレで生活が困窮し、資産を取り崩して生活しないといけない・・・というイメージは湧かないので、これらはやはり次の押し目を待つ待機資金として残っているのだろうと思います。これは日本人だけの特性ではなくて、アメリカでも(日本程顕著ではないにせよ)同様の傾向。これだけ最高値を更新しているアメリカでも投資家アンケートでは弱気派が多く、実際MMFの残高も過去最高となっています。https://www.aaii.com/sentimentsurveyあと、これは個人的な体感なのですが、個人投資家の中でも世代交代が進んでおり「バブル崩壊後の呪縛から逃れられない高齢者投資家(逆バリ派)」→「何があろうと最高値を更新し続ける株の動きを見て参加してきた若手投資家(順張り派)」の傾向が進んでいるように思われます。総合的に個人投資家が逆バリ嗜好であるのは変わりませんが、昨年からの最高値更新を契機に、富の資産移転が高齢者から若年層に移っているようにも思われます。同時に逆バリの程度は変化してはいるはず(つまり弱まっている)です。新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反発。Core指数はトライアルHD(141A)などの下落を受けて下落しましたが、全体としては踏ん張りました。スタンダード指数と共に小型株はしっかりしており、これは相場の雰囲気を良くしているとは思っています。【注目銘柄】電通G(4324)は大幅高。海外事業の売却検討と伝わり、業績改善期待感が高まりました。先の決算で今期配当見通しが未定になったこともあり、還元期待感も高まる形。ただ関西万博もやがて終わりますし、全般的に広告代理店は厳しい時代になってきたような感じです。吉野家HD(9861)は大幅安。牛丼ライバルのすき家を運営するゼンショーHD(7550)が牛丼値下げを発表し、外食株が一斉安。再度競争激化のデフレ環境に陥るのではないかという不安感が拡がる格好になっています。消費者的には有り難いですが、株式市場的にはマイナス材料ですね。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2025年08月30日
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ところで、最近Tverで「テセウスの船」のドラマを再放送していたので、並行的に観ていました。とりあえず漫画は8巻までしか読んでおらず最後まで読んでいないのですが、結末が漫画と異なる・・・ということで、ドラマはドラマの筋書きがある模様。であれば、まあドラマの方を観ても大丈夫かと。それでまあ前半の5話くらいまでは面白かったのですけれど、後半からどうも「うーん」と感じる部分が増えてきて、私自身は「もういいかな」と思ったのですけれど、思いの外娘がハマってしまい、結局最後までちゃんと観ました。わざわざ腐しても仕方無いのですけれど、どうしても平行して観ていた「舟を編む」と比べてしまうと粗が目立ちます。一流ドラマの枠である日曜劇場でしたし、(吉本率が高かったのは気になりましたけれど)出ている役者さんも一流揃い。コロナの時だったということもあって色々と苦しかったとは思うのですが。ちなみに今WOWOWドラマの湊かなえ原作「落日」をU-NEXTで観ているのですが、テセウス主演の竹内涼真さんは殺人犯役。このギャップがなかなか衝撃的ですが、この殺人犯役がまた鬼気迫る感じで凄いです。最初誰だかわかりませんでした。やはり演じ分けられる役者さんは凄いですね。更に話は変わりますが、湊かなえ先生の「人間標本」が凄かったという読後感を以前書きましたが、「これは内容的に映像化は無理だろう」・・・と思っていたら、Amazonで12月にドラマ化されるらしいです。登場人物が美形という書き方をされていたので、イケメン俳優多数で映像化できるような下地はありますが、殺された後の描写がグロテスクなんですよね・・・。うわぁ、観てみたいような観たくないような。最近観ないといけないコンテンツが渋滞していて、キャパオーバーです。本当は「国宝」も観に行きたいのになぁ。(完)
2025年08月29日
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2025年08月28日
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「舟を編む」の感想の続きです。もう一つ印象的だったのは柴田恭兵の松本先生。あぶない刑事も今やすっかりお爺ちゃんになってしまいましたが、実に知的で品のある見事なお爺ちゃんになっていました。しかしまああんなに難しくて長いセリフを覚えて、すらすら言えるものですね。それがプロなのでしょうけれど、今更ながら関心します。それ以外にも堤真一の社長も絶妙な配役でしたし、映画で馬締の主演だった松田龍平もまさかの登場。いやー、なんてファンを喜ばせる贅沢なキャスティングなんでしょう。登場人物全員が基本的には良い人で、今の時代のコンプライアンスに合った絶妙なドラマです。何より脚本が完璧。一話一話の伏線や、単語の用例を上手く使ったシナリオも素晴らしいですし、1話でキーワードになった「なんて」を最終回にまた持ってくる(しかも別の意味で)辺りも「これでもか!」感があって、ただただやられっ放しの全10回でした。ドラマでは素晴らしい装丁の中型辞書「大渡海」が誕生。これ是非商品化して欲しいですよね。辞書は隠れたベストセラーというセリフがありましたが、本当に大ベストセラーになるのではないでしょうか。辞書初の本屋大賞間違い無し?ちなみにDVDBOXを買えば「ハルガスミ」さんの素晴らしいデザインの箱が付いてくるそうです。そういったドラマ影響もありますが、この夏にうちの娘がラジオ体操に行ってもらった図書カードで小学生用辞書を買わせました。今回の監修が三省堂さんだということで、三省堂の辞書をチョイス。今まで「○○ってどういうこと?」と聞かれて一々教えていたのを「まずは辞書をひいてみて」に変わりました。これで自分で一次情報を調べるクセを付けて欲しいですね。(つづく)
2025年08月27日
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2025年08月26日
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今更ですが「舟を編む~ 私、辞書つくります」を全部見ました。いやー、これはすごい良く出来た作品です。恐れ入りました。是非皆に観てもらいたいですね。私の人生の中でベストドラマ10傑に間違い無く入る名作でした(その中でどれが1位かは選べないのですが)。元々、映画の「舟を編む」は観ていました。昔ドバイに行った時に帰りの機内でたまたま観て、面白かったので日本に戻ってから改めてちゃんと観ました。その時点でかなりの名作でした。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.htmlなので、ぶっちゃけドラマ化されたという話を聞いて「まあ映画には敵わないだろう」と高をくくっていました。ですからBSで最初に放送された際には観ていませんでした。それでも今回色々な賞を取って、NHK総合で再放送されるという話を聞いて、それじゃあ一応観てみよう、ということで今シーズンの家族皆で観るドラマに決定。最初観た時にはやはり映画との差に違和感がありました。「あれ?こんな話だったっけ?」・・・と思ったら、映画とは違う形でのアナザーサイドストーリーと言いますか。映画では馬締さんが主人公でしたが、ドラマはその映画で途中から入ってきた岸辺さんが主人公の形。なるほど、映画の脚本の焼き直しではなくて、また別の切り口からの話になっているのですね。そして第一話を観終わったら、すっかり虜になっていました。主演の池田エライザさんの演技があまりにも自然過ぎて、ただただ引き込まれます。「海に眠るダイヤモンド」で初めて注目しましたけれど、こんなに良い演技の出来る役者さんだなんて、失礼ながら思っていませんでした。また他の演者さんも含め、会話ややりとりが超自然。カメラワークなども完璧ですし、伏線や文字の浮かび上がらせ方まで全てが完璧です。いやー、どこにも文句の付けようが無い最高の完成度です。(つづく)
2025年08月24日
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2025年08月23日
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娘の腸閉塞話の続きです。電話している間に娘も一応落ち着いたようで、結局救急に行く必要もなくなった感じにはなり、もう少し様子見となりました。ただ状況が改善したわけではありません。夜は1時間おきに起きて苦しさにうめく感じ。嫁が水を飲ませたりしながら看病していました。翌朝を迎えても状況は改善せず。ただお尻を見てみると、目視できるレベルまで便がそこまできていました。トイレで踏ん張ることができれば良いのですが、その気力すら無い模様。それでも何とか連れて行き、ウォシュレットでお尻を刺激したりしていました。しかし敵はここ10日間ほどかけて育った難物。そうやすやすと出てきません。仕方無いので、嫁が綿棒を使って掻き出しました。本当に少しずつしか取れないので、それでどうにかなるわけではないのですが、少しでも娘が楽になって、またそれで出やすくならないかと。娘も痛がりながらも我慢して受け入れていました。その努力が実り、遂に「奴さん」が出てきました。母同様、拳大くらいのカチカチの便が一体どうやって出てきたのか、というくらいにサイズ感で登場。これ本当に流れるの?というくらいでしたが、何とか一発で流れていってくれました。娘はその後もしばらくは放心状態。この歳で難産を経験したような感じの苦しみだったようです。そんなわけで3日ほど遅れて、ようやく娘の夏休みが始まりました。以来、水をしっかり飲むようになり、野菜も食べるようになりました。もう二度とあの苦しみを味わうことのないように。今はすっかり元の元気を取り戻しましたが、体重は1~2kg減り、ぽっこりお腹がすっかり凹んでスリムになりました。最近は元気になりすぎて、個人的には少し詰まっているくらいが丁度良いんじゃないかと思ったりもしています。(完)
2025年08月22日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【注目銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり4,300円~相場が続く限りチャンスはいくらでもあります!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━前日のNYはFOMC議事要旨において、大半のメンバーが雇用よりもインフレリスクを警戒していることが示され高安マチマチ。売買高は155億株と活況。長期金利は4.3%に低下。マグニフィセント7は総じて下落。マサチューセッツ工科大学が「企業が手掛けた生成AIプロジェクトのうち、本番環境へスケールし、事業成果に結びついているのは全体の5%に過ぎない」と指摘し、ハイテク株が軟調。投資判断は「やや売り」。先週の世界の株式市場は日経平均 3.7%ラッセル2000 3.1%TOPIX 2.8%ユーロ・ストックス50 1.9%NYダウ、上海、香港 1.7%SOX、マグニフィセント7 1.3%東証グロース 1.1%S&P、台湾 0.9%NASDAQ ドイツ 0.8%韓国、イギリス 0.5%全般的にリスクオンの週ではありましたが、予想通り日経平均がトップでした。出遅れ感の強かったラッセル2000も強く。逆に最高値更新のNASDAQはイマイチな上昇率でした。イギリスは原油が弱いこともあり2週連続ビリ。先週はCPI、PPIといったところが重要イベントでしたが、結果的には共に「良いトコ取り」の値動き。前者はまだマシでしたが、後者は明確にインフレ継続を示唆していましたけれど、特段嫌気されることはありませんでした。とにかく投資家は「買いたい」という気持ちが前のめりに出ている感じ。待機資金はまた積み上がっていて7.2兆ドル規模になっています。これでは株は下がりようが無いですね。新しく労働統計局局長に指名されたアントニー氏は「雇用統計を当面四半期に1度にしたらどうか」と提案したようですが、個人的には賛成です。回答率が60%を切ると言われる信頼性の薄い雇用統計の数字を毎日垂れ流されても、相場の混乱要因になるだけで意味がありません。速報性はもうADP雇用統計だけで十分ではないでしょうか。先週日本の新発10年国債が取引成立しない日がありました。30年などの超長期債だけでなく、10年の長期債も流動性が薄くなっている模様。利上げを意識して皆買い手控えているという感じでしょうか。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-12/T0VMJQGP4935001Q決算シーズンは事実上の終了となりましたが、日経平均のEPSは発表前の1ヶ月前と比較すると100円程低下する一方で株価はグングン上がりましたからPERは15.6倍→17.8倍に上昇。今が業績相場ではなく、単なる需給相場と世界的な株高によって成り立っているということがよくわかります。https://nikkei225jp.com/data/per.php個人的にはもう一つAIを利用する人が増えたので、投資の常識が今までのものが通用しなくなった(あるいはより極端になった)ことも背景にあると考えています。何度もこのブログで繰り返していますが、私の経験則上「チキンレースは最後に旨み」があります。「うわ、もう高過ぎて怖い」「俺はもう下りた」という人達を置いていき、もう一度相場に「連れ戻す」ような展開、つまり「あれ、このままじゃ折角の儲けのチャンスをみすみす失う」と持たざるリスクを意識させて、彼らをもう一度参戦させないと相場は終わりません。まだ待機している買い手が残っているならば、株価は下がらないからです。ですから、もしもう下りてしまったのであれば目の前の光景が苦々しいですけれど自分の判断を徹底的に信じて頑なに参戦しない方が良いと思いますし、持っている人は売るのは相場のハッキリとした転換点を過ぎてから売っても遅くはありません。なるべくその「転換点」を感じ取ったら強くお伝えできれば良いと思っていますが、少なくとも日本株には未だ「陽の極」感、あるいは私がよく使う表現「ゴムが伸びきってパチンと弾けちぎれた音」は聞こえてきません。市場の売買代金もせいぜい6兆円台に過ぎず、株価が最高値ならば「陽の極」時には8兆円くらいは出来て欲しいところです。更に高値引けならば「これはもう大天井でしょう!」と言えるのですが。もっとも、世界的な株高が背景にあって日本株も高いので、日本株だけの要因で高値を断定するのもかなり危険な行為ではありますけれど。新興市場は「中立」。グロース指数は昨日反落でほぼ安値引け。GNIG(2160)が6%近い下落となり、足を引っ張りました。売買代金は2374億円と活況。こちらも足元強い上昇が続きましたから、一旦お休みという具合ですね。【注目銘柄】アステリア(3853)は昨日連続ストップ高。週初に金融庁がステーブルコインの発行を国内で初めて認めると報じられてから関連株筆頭として大きく買いを集める展開になっています。個人的には現段階でのステーブルコインの明確なメリットを理解できていませんが、世界が推し進める中で、日本もとりあえずやってみようという感じでしょうか。セレス(3696)は昨日大幅安。こちらは暗号通貨関連株として知られていますが、逆に売られる形になっています。ステーブルコインと暗号通貨との対比が出て面白いかもしれません。どちらにせよ、半導体や電力は使われるんですよね。前者のことを産業のコメとはよく言ったものです。こちらも令和のコメ騒動と言えるのか・・・。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2025年08月21日
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娘の腸閉塞話の続きです。息を切らしながら家に辿り着くと、「痛い痛い」と泣きながらお腹を抱えてうずくまる娘と、それを心配そうに見守っている嫁が居ました。事情を聞くと、昼過ぎになっても娘の具合がまだ良くならないため、嫁は下剤を飲ませたのだそうです。娘が嫌がってけれど、飲む水にこっそり混ぜて飲ませたのだとか。ところがそれが良く無かったようで、お腹が痛くなり出したのだそうです。丁度、先日母が入院した時に私が素人質問で「下剤で解決しないのか」と聞いたところ「便が硬くなったら、それが栓になってしまい、逆に腸に圧力がかかって腹痛を起こす」と言われた通りの状況になってしまったようです。でも今回の場合は、小児科の先生の指導の下に処方されたから、一日遅れではあったものの飲ませたのですが。ともあれ、これはいよいよ救急車でも呼ばないといけないか・・・と思いましたが、先に「救急車が必要かどうかを電話で聞くダイヤル」の存在があり、まずそこに電話してみました。すると担当の看護師さんが出てくれましたが、まず最初に事務的に色々聞かれます。名前や年齢、住所まではまだギリギリわかるのですが、かけている私の年齢や性別まで聞かれるのはちょっと解せませんでした。こっちは気が急いているのに。ようやく容態を説明する段階になりましたが、結論としては「けいれんや意識が無いなどの段階までいっているのであれば救急車が必要だけれど、そうでない場合はもう少し様子見、または自力で救急まで行って欲しい」ということでした。この辺りは結局マニュアル通りなんでしょうね。まあお医者さんでないわけですし、仕方無いのですが。そう考えると余計に何故私のことまで聞かれたのか謎です。(つづく)
2025年08月20日
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2025年08月19日
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何と、本日で当ブログも開設20周年を迎えました!ワー!!パチパチ・・・(^^)なかなか一般人で20年もブログを続けている人って居ないんじゃないでしょうか。我ながらなかなかの暇人ですね・・・。そんなわけで今年も案の定、各界の著名人(?)から祝電が届いていますから、早速一通ずつ読み上げていきましょう!「20周年おめでとう。石にかじりついても辞めませんよ。内閣総理大臣石破さん」「20周年おめでとうございます。20年後も新作出せますかね?そんなことを言ったら鬼が笑うかな?鬼滅の刃さん」「20周年おめでとうございます。20年前のお米は古々々々・・・米ですかね。備蓄米さん」今年も全くブログの内容に関係の無い電報の数々ありがとうございます!ではこの一年間のブログの出来事を振り返ってみましょう(※実際に起きた日付ではなく、ブログで掲載した日付です)10月11日 京都旅行1月31日 クリスマスプレゼントにまさかのWii U3月14日 娘の矯正開始4月2日 虚構新聞講演会へ4月12日 母が車を勝手に買い換えたことで大げんか6月18日 触れる距離感でbirdのライブ6月27日 斉藤和義ライブも前列でテンション上げ上げ7月9日 甥っ子の結婚式参列7月28日 酷暑で母と娘が同じ腸閉塞にここ1年は長編ブログが多くなって、更にブログを数週間サボったりした結果、ネタは少なめ。ライブは2つ行きました。ちなみに11月はT-BOLANの森友さんのライブに行く予定です。ブログの更新頻度は少し持ち直して記入率は59.1%→59.3%に。頑張って更新していた甲斐もあり5日に3日は更新できているペース。皆さんに支えられていよいよ21年目に突入。ありがとうございます(^^)そんな感じで色々と試行錯誤しながらより良いブログにしていこうと思いますので、引き続きのご愛顧何卒宜しくお願い致します
2025年08月17日
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2025年08月16日
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娘の具合が悪くなった話の続きです。結局娘は週明けも学校をお休みすることになりましたが、むしろ金曜よりも食欲が無く、ぐったりしている感じ。ただ別に熱があるわけでもなく、単なる夏バテの類いだと思いました。翌日は何とか学校へ送り出し、何とか無事帰ってきました。更にその翌日も終業式で午前中だけのスケジュールでしたが行って戻ってきました。次の日からはいよいよ待望の夏休みです。ところが、夏休み初日から娘は朝から部屋でグッタリ横になっています。これはちょっといよいよ病院に連れて行って診てもらおうという話になり、かかりつけの小児科に行きました。一応血液検査などをしてどこも悪くは無いが、お腹を触ると便が残っている感じだということで、下剤だけ処方されて渡されました。娘に聞くと、確かにここ数日便が出ていないというのです。更に翌日も朝から具合が悪い感じで、ずっと部屋でグッタリしていました。もうほとんど何も口にしませんし、トイレに行く気力も無いようです。ただ医者にも診てもらって、数日様子見しようという話だったので、結局何も手の打ちようはありません。その日は土曜で私は株式セミナーと、その後飲み会も入っていたので、嫁に託して出かけました。夕方になって飲み会が始まり乾杯。ビールをグイッと一杯飲んで突き出しをつつき、二杯目を頼んだところで嫁から電話がかかってきて「すぐ帰ってきて!お腹が痛いといって泣き出した」と。私は皆に事情を話すと、コース料理の会費を払って店を飛び出しました。当時、夕方でも気温は30度を超えている猛暑でしたが、私は2km先の家までダッシュ。しかもビール2杯飲んだ直後だけに、かなり汗が噴き出ていました。(危険なのでよい子はマネしちゃダメだよ!で、つづく)
2025年08月15日
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2025年08月14日
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さて、母が退院して一段落・・・というわけにはいかないのが今年の酷暑です。母の退院が決まり、明日退院だ、という日に娘が熱中症気味にダウンしました。それまで元気に過ごしていたのですが、夜になって38℃近い熱を出しました。熱以外に症状はなかったので、時期的にも軽い熱中症だったと思います。一応クーラーは28℃とはいえ付けていたのですが。ともあれ、その日は冷えピタや脇に保冷剤などを挟んで寝て、朝起きると熱も下がっていたので安心しました。ただ身体がだるいということなので、大事をとってその日はお休み。ぶっちゃけズル休みっぽくなったのですけれど、もう学期もほぼ終わり、授業も少なかったので、まあいいかという感じ。翌日は土日だったので、週明け元気に学校に行けばいいやと。ところが、土日は普通に遊んだのに、月曜の朝になるとまた具合が悪くなってご飯もちゃんと食べなくなりました。実は土日に元気だけれど突然鼻血が出て、なかなか止まらないという事象はありました。娘は「今日も休みたい」と言いました。学校に行って突然鼻血が出たら嫌だから、などと言うのです。それでも確かに具合は良く無さそうだけれど、行けない感じではありません。「鼻血が出たら先生に言うか、保健室でも行けばいい」というのですが、嫌だといって泣き出す始末。ブログでも書きましたが、やはり昨年の夏休み前に娘が登校拒否したことがありました。当時嫌な男の子が隣の席に居たことが原因でしたが、それが思い出されて「また何か学校であったのか?」と勘ぐりました。(つづく)
2025年08月13日
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2025年08月12日
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母の話の続きです。もう一つの問題点は食事です。入院中はおかゆを食べて生活していましたが、退院後は「脂っこいもの以外ならば普通にご飯を食べても大丈夫」と言われていました。むしろ「おかゆよりも普通のご飯を食べた方が体力が付く」とも言われたのですが、母はまた詰まってしまう恐怖心から、なかなか固形のご飯に戻そうとはしませんでした。まあご飯に関しては退院して一週間もしないうちに元に戻ったのですけれど、問題は夏の暑さで純粋に食欲が湧かないこと。そもそも入院前から「何を食べても美味しいと感じ無い」「頑張って食べようと努力して食べている」という感じで、食に対する意欲が衰えていました。私は父が亡くなる前に医者に言われた言葉が今でも心に強く残っています。すなわち「生き物は食べ物を自分で食べられなくなったら終わり」という言葉。父は最終的に胃瘻にせずに亡くなりましたが、最後の最後では点滴で栄養を採って、それで力尽きました。医者の言葉は甚だもっともで、動物界で自分でご飯を食べなくても生きていられるのは人間くらいのものです。やれ腕が痛い、耳が遠くなったと同じ事ばかり話す日々で、諸々身体が不調で辛いのは苦しいと思います。結局、次の目標を見つけて貰うしかないのでしょうね。先にブログで書いた孫の結婚式参加は一つの目標にはなっていました。それが達成された今、今度はうちの娘の成人式・・・まではまだ10年以上あるので厳しい。とりあえずまずは中学生くらいまでを見据えて頑張って欲しいところです。母は3人姉妹の末っ子なのですが、幸い姉二人は存命。一人はもう寝たきり状態ですが、もう一人とは日々仲良くやっています。友人がどんどん亡くなって寂しくなっていく中で、何とか姉夫婦と毎日過ごすのが生きがいになっています。何か新しいことでも始めて、自分の生きがいを見つけてもらうしかないのですけれど。(つづく)
2025年08月11日
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2025年08月09日
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母の入院話の続きです。その後、しばらく歩いていなかった母はリハビリなどを経て無事退院となりました。ただいきなり一人暮らしに戻すのも難しいので、姉の家に一泊、そして我が家に一泊し、それから実家に戻りました。今でも夏バテなどもあり完全復調ではなく、以前大げんかした買い換えた車も乗っていないのですが、何とか無事過ごしています。ただ、元気な母も段々こんな感じで弱っていくのでしょうね。84歳という年齢を考えると、仕方ありません。それでも本人が元気に過ごしていきたいのであれば「筋肉は何歳になってもつく」と言いますから、日々適度な運動をしていれば、最後まである程度の自立的な生活は可能なはずです。また、子供達としてもそれを希望しています。今年の酷暑で、少し散歩をしたりすることも難しい状況です。私ですら、昼間に出歩きたくはありません。しかしこのままでは益々弱っていくばかり。そこでふと思いついたのがプールで歩いてはどうか、ということ。私も時々泳ぎに行きますが、端のレーンは高齢者の水中ウォーク用のレーンになっていて、いつも数人の高齢者が歩いています。水中の中ならば浮力があって歩きやすいし、涼しく夏でも歩けます。高齢者に流行りの「イオンウォーク」は人混みの中を歩くことになるので、それに比べれば余程健康的。しかし母は激しく拒否します。子供の時に溺れたことがあるらしく、以来水が大の苦手なのだそうです。「そんなこと言ったって、足が付くところを歩くんやぜ」と言っても「転んだらどうするの」と。「いやいや、ビート板とか持って歩けば良いし、そもそも陸地みたいにバタンと倒れないから大丈夫」と言っても「嫌」の一点張り。カーブスなども過去に2度通ったことがありますが、2度とも長続きせず。どうやって筋力を維持させていくのか、それが次の問題です。(つづく)
2025年08月08日
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2025年08月07日
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母の入院話の続きです。その日は前述したように、内視鏡検査のような形で、実際に肛門から管を入れて吸引してみる、ということでしたが、結果としてダメだったようです。ただ医者の説明によると「腸を真っ直ぐにしてみた」ということでした。そんなことができるのか不思議だったのですが、とりあえずそれで様子を見ることに。母は相変わらずベッドの上で喋るのも苦しそうで苦悶の表情。そうこうしている間に入院してから1週間となりました。もしこれで出ないのであれば、いよいよ明日手術だ・・・というところで、14時過ぎに母の病室に行くと母が居ませんでした。看護師さんに聞いてみたのですが「特に検査の時間でも無いのですが」ということで、とりあえず持ってきて欲しいと頼まれたものだけ置いて帰りました。すると、しばらくして母から電話がかかってきて「出た!」というのです。その電話が15時過ぎ頃で、面会時間も16時までですから、私はもう一度とんぼ返りで病室に戻りました。すると母は相変わらずベッドの上に横たわっていましたが、ようやく表情に明るさが出ていました。「もうすごいのが出た」と興奮した様子で言います。カチカチで拳大の大きさのものが5~6個、便器に勢いよくぶつかって出て、文字通り「バンバン!」という音が出たというのです。母は記念にスマホで写真を撮っていて、私も見せてもらいましたが、これは確かにすごい超難産の結晶(^_^;本当に流れるのかどうか心配なくらいです。これで何とか手術が回避できました。やはり手術となると、とにかく体力の低下が心配でしたから、それが寸前で回避できたのは良かったです。ただ一週間もご飯を食べずにベッドの上で動かずにいたものですから、筋力の低下が次の心配でした。(つづく)
2025年08月06日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【注目銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり4,300円~相場が続く限りチャンスはいくらでもあります!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━前日のNYは3指数揃って反発。利下げ期待感が高まり、金曜急落分の下げを埋めにいく動きになりました。売買高は150億株で活況ながら最近の中では少なめ。長期金利は4.21%に低下。マグニフィセント7は総じて堅調。マスク氏の巨額株式報酬が承認され、同氏を始め幹部を経営に引き留めることができると受け止められたTeslaが2%の上昇。WTI原油先物は66ドル前半に下落。投資判断は「やや売り」。先日聞いた話では、アメリカでは連日例の「エスプタイン疑惑」がメディアを賑わしているようで、逆にパウエル議長解任問題は全然話題になっていないそうです。まあゴシップの方が話題になるのは当然ですが、後者は「トランプ大統領が解任自体は否定している」ということで、じゃあ気にする必要はない、という受け止めになっている模様。ただ前者は特に岩盤支持層「MAGA派」に響く話なので、支持率に影響します。実際、最新調査では支持率と不支持率の差が▼7.1%まで拡大。この辺りがトランプ大統領に「別のところで成果を出さないと」というプレッシャーに繋がったように見受けられます。https://www.realclearpolling.com/polls/favorability/donald-trump勿論、なんだかんだで日本は15%の関税がかけられていますし、5500億ドル(80兆円)規模の投資まで約束させられました。この詳細が全く伝わってきませんし、恐らく詳細はあまり決まっていないという面もあるでしょう。というより、詳細が決まらない方が日本的にもやりやすいような気はします。あくまで表面的な成果だけをトランプ側に献上した形になっているのではないでしょうか。実際には7月中旬にも実質合意していたという話もあるように、参院選後に即座に公表という形になりました。このタイミングは日本側の要望だったのでしょう。結局日本がアメリカとその他の国の交渉に大きな波紋を与えました。ただ今回分野別関税で自動車が15%まで引き下げられたことに関しては「そのパターンもあるんだ」と他の国に希望を与えたということで、日本の交渉が賞賛されているという話もあるとか。長期金利に関してはそういった日米での通商合意がなされたことによる安心感もあって低下。このゴルディロックス感が今の相場を一番説明できるような材料に思われます。7/24はTOPIXが最高値更新という記録的な日でしたが、日経平均の方も実は日経レバレッジETF(1570)は逆日歩が大きくなり7/24時点のものが180円という数字に。これは7/23の急騰で空売りが増えたことにより、貸せる株券が足りなくなって株不足(正確に言えば口不足)が発生したことに因ります。180円といえば日経平均が120円程動いたくらいのインパクト。売り方はかなりきついですね(逆に信用買いしている人はダブルで儲け)。一方、この過熱がまた天井感を示唆しています。日本企業の1Q決算シーズンも中盤戦。例年、この夏場の1Q決算シーズンは一番反応が大したことの無いシーズンです。というのも、一番盛り上がるのは今期見通しが示される5月の本決算シーズン。それから3ヶ月が経過したくらいの1Q決算では、まだ見通しが修正されることも少ない(逆に1Q決算で修正されるようならインパクトはデカい)ので、4半期の中では一番注目度合いの少ないシーズンと言えます。ところが今年は様相が異なります。というのも、この直前にトランプ関税の概要が決定しました。こうなってくると外需企業はこの15%の前提を元に、今期見通しを再算出しないといけなくなってきました。ですから予想修正が増えることで、個々では値が動きやすいとみられます。この場合、ポイントとしては「下方修正であっても、折り込まれていれば出尽くしで買われやすい」という点。元々関税で決算が悪いことは皆重々警戒しています。それが具現化し、本当に悪い見通しになったとしても「不透明感の払拭」という理由で買いに転じることがあります。何故なら、どれだけ悪くなるかわからないのであれば、ファンダメンタルズ投資家は指し値を下で指して買おう・・・にも、いくらで指し値を入れれば良いか根拠が見出し辛いです。しかしどれだけ悪くなるかメドが立てば、買い注文を入れておきやすくなります。なので、幸いにして日本の決算シーズン前にトランプ関税の概要が決まったことで、今決算シーズンは上がりやすいシーズンとも言えます。企業の経営企画室などは直前の作業に大忙しでしょうけれど。結果として日経平均のEPSが下がったとしても、株価は上がる素地があるという感じです。勿論程度にも因りますけれど。新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は後場は上値が重くなったものの、プラス圏で引けて続伸。終値ベースで2年ぶりの高値に。売買代金は1678億円と活況ながら、最近の中では少なめ。決算の大部分を来週に控え、まだ相場的な安定感がある市場と言えます。【注目銘柄】黒崎播磨(5352)は昨日ストップ高。日本製鉄(5401)がTOBを表明したことで、TOB価格4200円にサヤ寄せする流れになっています。ただ国内外の独禁法などの手続きがあることから、TOB開始は26年2月をメドということで、まだだいぶ先。それにしても日本製鉄はドンドン攻めますね。日東紡績(3110)は昨日ストップ安。AIサーバー向けのスペシャルガラスが好調ということで、これまで期待感から買われてきた銘柄ですが、好調な決算が出て出尽くし感が台頭。この辺りが決算シーズンの難しさですね。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2025年08月05日
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母の入院話の続きです。その翌日。午前中に電話がかかってきて「今病院に来ていただくことはできませんか?」と言われました。緊急に何か起きたのかと思ったのですが「先生から今後のことに関して説明があるので、できれば来て欲しい」という程度だとのこと。取り急ぎ、病院へと向かいます。先生の話は現状確認と今後の対処法の説明について。現状としては直腸に便が大量に詰まり、腸壁を押している状態。もう便が硬くなっていて、なかなか押し出すことができなくなっているとのこと。腸は伸び縮みすることで便を押し出すものの、ゴムで例えるならばゴムも堅くなって伸びきってしまっていて、戻って押し出す力が無くなっているということでした。まず一度内視鏡検査のような形で、肛門から管を入れて、そこから便を取り出せないか試してみるということでした。それで取れれば今回は解決ということで終わりですが、できなければ手術となるとのこと。その手術ですが、一つは人工肛門を作って、今後はそれで排泄していくという方針。結局今回便が出たとしても、腸が弱っているのであればそういう方法で対応していくというアイデアが一つ。人工肛門に関しては、ある程度落ち着いて希望すれば埋め戻して通常の状態にすることも可能だということでした。もう一つは直腸前の硬くなって弱っている部分の腸を取り除き、短くして繋げるという手術。一応、大腸を短くしても栄養を吸収するのは小腸の方なので、その手術をしたからといって栄養摂取に関しては大きな問題は無いということでした。ただいずれにせよ手術となると大事なので、特に高齢者は体力的な面で受けるダメージが大きいということです。今まで元気だった人が手術後にガクッと体力を落として自信を無くし、それで痴呆になったり寝たきりになったり・・・というケースもあるので、今回乗り切れたとしても、手術後に一人暮らしに戻れるかどうか・・・という次の問題が生じます。「単純な素人考えとしては、強めの下剤を飲んで一気に出してしまうというのは出来ないのですか?」と質問してみたところ「下剤は便がまだある程度柔らかい時には有効だけれど、ここまで硬くなってしまうと栓がしてあるところに上から強い圧力をかける形になり、腸が破れたりする可能性があるからダメ」とのこと。浣腸も事態が悪化する可能性があるということでした。なるほど。(つづく)
2025年08月04日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【注目銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり4,300円~相場が続く限りチャンスはいくらでもあります!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━金曜の日経平均は続落。前日のNYはPCEデフレーターなどの経済指標が予想を上回り、利下げ期待が遠のき3指数揃って軟調。ただ長期金利は4.36%に低下。売買高は196億株と大活況。前日に決算を発表したMicrosoftやメタが最高値に買われ急伸。ただMicrosoftは寄り天の形で、マグニフィセント7全体としてはマチマチ。またトランプ大統領が医薬品メーカーに値下げを要求しヘルスケアが下落。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円は150円を突破して戻ってきましたが、前日に下方修正を発表した東京エレクトロン(8035)がストップ安となり押し下げる形。前日安値を割り込む水準まで売られました。その後は他の銘柄の頑張りもあって下げ渋り。中国で財新の製造業PMIが発表され、予想や50の節目を割り込みましたが、特に嫌気されることはなく。後場は更に買い戻されて始まったものの、引けにかけて売られる流れ。アメリカの雇用統計に対する警戒感などもあって、そのまま後場の安値圏で引けました。TOPIXはプラス圏キープで続伸。売買代金は5.6兆円台と連日の大活況。REIT指数も続伸で連日の年初来高値更新。投資判断は「やや売りに」。金曜のNYは注目の雇用統計において、市場予想を下回る内容でしたが、特に前月や前々月の雇用者数が大幅に下方修正されて景気減速懸念が台頭。それを受けて3指数揃って窓を空けての下落となりました。更にトランプ大統領がロシアの前首相の挑発を受けて、2隻の原潜を「適切な海域」に配置することを命じ地政学リスクも高まる格好に。関係者の話として日米交渉の裏話が続々出てきていますが、実は7月中旬の段階で既にほぼ合意出来ていたということですね。だからベッセント財務長官が大阪万博に遊びに来ていた時にも呑気だったんですね・・・。https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/MWDZCDHEPRNIRBPQDY4QXWHH6E-2025-07-23/繰り返しになりますが「自動車関税が15%で済んだ」・・・というのは確かに25%に比べればマシですけれど、従前の2.5%から大きく上がっているのは事実です。GDPは短期でも▼0.5%押し下げられ、向こう3年ほどの中期でも▼1.2%程度の押し下げになると試算されています。まあ頑張って12.5%分円安にすれば、これまでと変わらない計算にはなりますけれど・・・。また結局メキシコやカナダが今後アメリカとどう交渉するかで、現地に工場があるホンダ(7267)や日産(7201)に大きく影響してきます。万一彼らの関税が高い場合、日本で生産したものをアメリカへ、メキシコやカナダで生産したものを日本へ・・・という変なルートができるかもしれません。また5500億ドル、80兆円規模のアメリカ投資も約束しているわけですが、そのうちソフトバンクG(9984)が1000億ドル、日本製鉄(5401)のUSSへの投資140億ドルの他、ボーイングから100機購入(150億ドル程度?)、また防衛装備品の購入も伝わっています。あとは各社の対米投資やが色々とあるとしても、それ以外の大部分は何になるのか?メインはアラスカの資源開発になるとされますが、どういう形になるのでしょうか。この辺りが気になります。個人的には、じゃあ日本の海洋レアアース開発にアメリカも力を貸してくれれば良いように思うのですが。最後に全く余談ですが、7/24に宝くじ売り場でやたら人が並んでいたので調べてみると「大安と天赦日と一粒万倍日」のトリプル役満で何かと縁起が良い日だったようです。そんな日にTOPIXが最高値更新するというのも、何か不思議な縁を感じますね。水星逆行といい、占いめいたものを信用するのもいかがなものか、とも思いますが、株の場合は「実際にそれで買っている人もいる」という事実で値が動きますからね。全く無視もできません。https://www.ikedakohgei.jp/c/column/luckyday-calendar?srsltid=AfmBOooDtDRLexkgM2hlWeX3AfyVq1r1u3hjBumxEv3xnMEIVzsczZ8m新興市場も「中立」。金曜のグロース指数は木曜同様に後場持ち直して高値引けで反発。売買代金は1599億円と活況レベルではあるものの、最近の中では低い水準。やはり決算が一巡するまで1000ポイント突破はお預けでしょうか。【注目銘柄】アニコムHD(8715)は続伸で3年ぶりの800円乗せ。今度は光通信(9435)が大量保有報告を提出し、保有比率が10%超に。更に自社株買いの取得状況も発表されましたが、現状ダルトン、光通信、自社株買いで競って買い集めている感じて゛す。光通信はこの辺りで打ち止めかもしれませんが、まだ上値余地はありそうです。東京エレクトロン(8035)は一時ストップ安。前日に発表した決算が嫌気される形で、アドバンテスト(6857)と真逆の結果に。1銘柄で日経平均を499円押し下げ、金曜の日経平均とTOPIXの差に繋がりました。結果、東京エレクトロンの寄与度とソフトバンクG(9984)の寄与度が逆転となりました。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2025年08月02日
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母の入院話の続きです。それからしばらくして22時頃にようやく病室に案内されました。結局17時に病院に到着して色々検査もありましたけれど、トータル5時間待たされるハメに。姉は夕飯も食べずに付き添っていましたが、こういう部分で現役世代の労働生産性を奪うところが、今の日本の人口構成的な問題点だと思っています。私と姉は一安心して家に戻りました。コロナ以降お見舞いが出来ない状況が続いている・・・という話を聞いていたので、入院は良いとして、その後どうしようかと思っていましたが、幸いその病院はお見舞いは可能ということ。ただし「14時~16時の間で面会時間20分、2親等以内、同時に二人まで」という制限付き。姉のように普通の仕事をしている人には厳しいですが、私は自由業なので何とかなります。そんなわけで翌日。病室に行ってみるとベッドに母が横たわって寝ていました。面会時間が限られているので起こして話を聞き出すと、内科の専門医に改めて検査してもらったようですが、状態は昨晩に受けた説明と変わらず。便が詰まって、それが腸壁を圧迫して激痛になっている、ということでした。また、便が「憩室」という腸に出来た凹みにハマってしまい、そこで滞留して炎症を起こす「憩室炎」が起こっているとのこと。実は、丁度その一週間前に私自身も内視鏡検査を受けて、何個か「憩室」が出来ている「多発性憩室」だと診断されました。その際医者には「20人に一人くらいの症状や」と言われたのですけれど、ネットで調べてみたらそれは昔の話で、今は4人に一人くらいそうなっているようです。原因はハッキリしていないようですが、食の欧米化が原因ではないかと言われています。特に高齢者の場合は二人に一人あるのだとか。現状としては、とりあえず点滴で栄養を確保しながら、様子見しつつ出るのを待つとのこと。家から持ってきて欲しいものなどを聞き出すと、あっという間に20分の面会時間も経過したので、病室を跡にしました。どちらにせよ、長く喋っていられる程の元気は無さそうでした。(つづく)
2025年08月01日
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