オトキチ日記
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民主党議員が暴言詳しくは上記を参照していただくとして、つまりはTVのお笑い番組に出演した民主党の議員が、少年法の議論の際に、「少年(たち)に息子を面白半分に殺された」母親に対して、「加害者の少年(たち)にもいろいろ事情があったんだから、ただ厳罰に処すればいいというものではない」とぬかしたわけで、さらに「事情って何ですか」と叫ぶ母親に対して「じゃあ加害者の少年(たち)がどうなればいいんですか?」と追い打ちをかけたということである。この事件そのものについては被害者の少年には落ち度は全くなく、加害者の少年(たち)はただ「むかついたから殺した」のである。「事情」とはよく言ったもので、被害者の少年が殺されなければならない「事情」とはなんだったのか、「生い立ちだとか社会的な環境だとか」とこの議員は言ったらしいが、さて、われわれ一般市民は「加害者の少年(たち)に生い立ちだとか社会的な環境だとかの事情」があったら、殺されてもやむをえないのだろうか。ということを踏まえて以下が本題だが、TVという場で、こういうことを喋ってしまうことについての、ここまで馬鹿かというのが本題である。この議員にも少年法についての理解やら信念はそれはそれなりにあるだろう。厳罰にすべきではないという意見を持つことは良い。また、それを言うことも良い。しかし、目の前に「少年(たち)に息子を面白半分に殺された」母親がいたら、嘘でもいいから涙のひとつもこぼすくらいの芸のひとつも身につけておらんのか、おまえは。そんな馬鹿がなぜ国会議員をやっているのか。涙のひとつもこぼす、そこまではせんでも沈痛な面持ちを見せて、その上で、「お母さんの気持ちは痛いほどわかります。しかし、あえて、申し上げれば、厳罰に処することだけがいいのかどうか、更生させるということもわたしたちの社会の責任のひとつとして」云々と語れば多少は理解もされたのではないか。それを相手を論破することしか考えていないからこのように馬鹿を天下にさらすことになる。「議論に勝つと、たいがい損をする」のは社会の常識であって、そんな常識も持ち合わせていない人間が議員にいることを憂う。
2007年07月03日
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