花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:松戸市新逆川の探鳥記(3種の青ちゃんの生息している川)(11/26) New! 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
大黒屋@ Re:東葛地区の駅前でイソヒヨドリのペアが活発に活動(04/03) 柏市旭町2丁目で見ました。ずいぶん内陸に…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:コサギの飾り羽について(04/10) 通りすがりのものですさんへ ご指摘をい…
通りすがりのものです@ Re:コサギの飾り羽について(04/10) 1枚目はコサギじゃないです。コサギの首…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.02.12
XML
カテゴリ: 識別について
昨日リポートしたタゲリ、図鑑によっては雌雄はぼ同色、冠羽は雄が長く雌は雄より短めと解説が掲載されているものがあります。
(成鳥冬羽の雌雄)
今井(2021)は、タゲリ成鳥夏羽、成鳥冬羽の雌雄を識別するポイントを整理し報告しています。内容を紹介します。
「成鳥冬羽は雌雄とも喉が白く、白色部が胸の黒色部に食い込みます。♂成鳥に比べて♀成鳥の頭頂・顔・胸は褐色味が強く夏羽と同様に冠羽は短めです。」、「新鮮な冬羽には肩羽、雨覆に淡色の羽縁がありますが、日の経過とともに羽縁は擦れにより消失します。」と報告しています。
このうち、冠羽は生え変わるので古い冠羽から新しい冠羽に伸長している折に短くなっている可能性がありますから短いから雌、長いから雄とするのでなく頭頂、顔、胸の色を確認することが必要となります。
なお、2020年2月29日成田市で頭部から胸にかけて黒色が濃く、喉が黒くなっている個体を観察したことがあります。ただし、風切が黒色になっていないので冬羽から夏羽に換羽がスタートした個体ではと思われました。
(写真)
三枚目:成鳥雌、2024年2月11日野田市、四枚目:成鳥雌、2016年1月1日手賀沼、
五枚目:成鳥雄(奥)雌(手前)、2023年12月1日手賀沼
六枚目:成鳥雄、2020年2月29日成田市で撮影
(引用)
今井 光昌.2021.シギ・チドリ類の年齢・季節による羽衣の変化.

















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.02.12 17:46:10
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: