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2024.11.27
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27日から28日にかけて宮城県伊豆沼、蕪栗沼を中心に見て回ります。
かつて、乾(1998)が1997年に開催された気候変動が動植物に与える影響についてと題する討論会の内容を整理し報告しています。
その中で、日本雁を保護する会の報告を紹介し、宮城県伊豆沼での調査結果から70年代、80年代、90年代とマガンの渡来時期が遅れ、逆に渡去時期が早まる傾向がはっきりしたことを紹介しています。一方、厳冬期の気候データを年代別に比較すると、90年代の月平均気温が明らかに高いことがわかったことを述べています。
秋田県小友沼では近年越冬地化しており、かつて厳冬期の小友沼は寒すぎて渡りの途中に立寄るだけだったものが変化していると述べています。
呉地(2023)も乾(1998)と同様に気候変動の影響を受けて、ガンの行動が変化してきていること、宮城県で越冬しているマガンの1970年代~90年代の越冬パターンを、10年ごとに比較した結果、90年代になると、越冬地への渡来時期が遅く、渡去時期が早くなる傾向が顕著となったこと中継地の秋田県・小友(おとも)沼では、90年代になると、冬も南に渡らないガンが現れるようになり、その背景には冬の最低気温の上昇と積雪深の減少が影響していたと記しています。
マガンの渡来時期について現地の面々と情報交換をしながら、越冬状況がどうか深めたいと思っています。今回の観察リポートは、29日に配信させてもらいます。
乾 由布子.1998.マガンの越冬地が北上.
 野鳥.第63巻.第4号.p26.(財)日本野鳥の会.
呉地正行.2023.日本へ渡るガン類の歴史的変遷とその保全・復活の取り組み.
第22回 山階芳麿賞 記念シンポジウム.山階鳥類研究所.
https://www.yamashina.or.jp/hp/event/event_log/symposium_2022.html
(写真:掲載順)











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最終更新日  2024.11.27 20:00:11
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