歩人のたわごと

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2025/07/17
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カテゴリ: 歴史

安芸灘の大崎下島にある
「御手洗伝統的建造物保存地区」
を訪ねた

その時に通った安芸灘大橋のたもとに
白崎園 という公園があった

そこで頼山陽の歌碑に出会った

頼山陽、ハテどこかで聞いた名前だなあ
でもそれが思い出せない
最近、こういう経験が実に多いしょんぼり

それはともかく、歌碑とその解説の写真を
以下に紹介しておこう

0601橋1安芸灘大橋5-3
歌碑

0601橋1安芸灘大橋5-5
歌碑の字句

0601橋1安芸灘大橋5-4
歌碑解説

逍遥の船路、行く手には今、朝日が昇っている。
心に、明日は母に会えるな、など思っているうち、朝霧
がだんだん晴れて、小舟は織りなす綾波に搖られながら
猫之渐戸を通った。

 額山陽(一七八〇~一八三二)は江戸時代後期の学者
で、父は広島藩儒頼春水、少年時代から詩文の才を示し、
十七歳のころには早くも歴史書の執筆に興味をもった。
 ニ十一歳の年、脱藩しで罪を得、邸内に閉居された。
じかし、このことがかえって思いのままに読書し、著作
に励む機会となり「日本外史」、「新策」の初稿が成った。
 三十二歳のときに京都へ転居、その後全国を遊歴し
文人、学者と交わり多くの詩を残した。また書にも巧み
で、多くの逸品を残じている。
 この時は、天保元年(一八三〇)六月ニ十一日、乗甫
(頼春風の養子)と共に、竹原から広島に行く途中、橋
下の猫之瀬戸を通ったときに詠まれたものてある。


平成十二年一月十八日
下蒲刈町




頼山陽についてウィキペディアで少しばかり
学習したが、有名な漢詩「川中島」の作者で
あることを知った
というより、こんなことも知らなかった

川中島<頼山陽>
鞭声粛粛 夜河を過る
曉に見る千兵の 大牙を擁するを
遺恨なり十年 一剣を磨き
流星光底 長蛇を逸す


たまに詩吟を聞いてみるのもよい






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Last updated  2025/07/17 04:18:54 PM
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ふろう閑人 @ Re:ピアノを処分(11/15) New! 我が家も数年前に処分しました。 我が家の…
ビッグジョン7777 @ Re[1]:恥をかく寸前(11/14) New! 漫歩マンさんへ ボクも同じです 明治大正…
ビッグジョン7777 @ Re[1]:恥をかく寸前(11/14) New! ふろう閑人さんへ あれっ、こんなものが…
ビッグジョン7777 @ Re[1]:恥をかく寸前(11/1れいわとなると4) New! 和暦と西暦の併用が望ましいと思います。 …
神風スズキ @ Re:恥をかく寸前(11/14) New! Good evening.  あまりの暖かさにテント…

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