閑話休題 ~今日を徒然なるままに

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2005年12月28日
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カテゴリ: 音楽はイイねぇ
ちょっと、いろいろと忙しく、ブログ更新はおさぼり中。(^_^;
ネットにも珍しく接続していませんでした。

今日は巡回していて、 うらんかんろさんの12/25のブログ より、懐かしい話をしていたので。
(トラックバック禁止のようなので、リンクを張っておきます。)

 24日は友達の家でのクリスマス・パーティーにお呼ばれしたが、つけておいてもらったテレビはこれ。
日テレの「 HAPPY Xmas SHOW! 」。
 ・・・え?日記のタイトルと違う?・・・そう、ココでの話題はあくまでも、 うらんかんろさんの12/25のブログ の好きなクリスマス・ソングの話の続きなのだ。 日テレで 2003、'04、'05 とやったのは、「 HAPPY Xmas SHOW! 」。 私が昔から好きだったのは 1986、'87 と放映された、「 Merry Xmas SHOW!

 自宅に当時のビデオがあったので、演目をリスト化してみました。(この年末の忙しい時期に(^_^;)こういうリストがどこかでデータベース化されるのも、インターネットのいいところ。また、誰かが残しておかないと消えてしまう。日テレさん、DVD化、しませんか? 権利関係が複雑できっと、できないだろうなぁ。 当時の司会の明石家さんまも 「CDにしたいけど、一発で終わるのが『粋』なんですよね~」 と言っていたが・・・。しかし、去年の「HAPPY XMAS SHOW!」といい、さんまにこういう企画の司会をさせるとおもしろいですよね。今年はそれがなかったのが、つまらない。
 なんといっても、企画はAmuseと電通。バブル真っ最中のこの時期に青山から生中継で、しかもこれだけのアーティストを長時間拘束。(^_^; 金が溢れていた時期だからこその贅沢。しかし、こういう遊び心のあるアレンジとかは、今の音楽小僧にはできまい。もともと、「夜も一生懸命」(逸見アナね。その後の三宅裕司の司会などもあったが。)などもそうだったが、 日テレは昔からクレイジー・キャッツのころから、曲の転調、リズム・メロディーの類似による遊びが非常にうまく、 テレビの音楽バラエティーには定評がある。このときの アレンジャーは、KUWATA BANDの河内さんを始め、後にミスチルのプロデューサーで有名になる小林武史など、そうそうたるメンバー。これらに桑田佳祐・松任谷由実がアレンジに加わるとおもしろくないわけがない。
 もう二度とこんな番組できないだろうな、という番組。・・・で、以下、リスト。リンクはいちいち張ると大変なことになるので、知らない歌手などは ウィキペディア で検索をかけてみてください。

COME TOGETHER (Arr.KUWATA BAND, TAKESHI FUJII)
唄(歌唱順)・KUWATA BAND、吉川晃司、アンルイス、明石家さんま、新田一郎、中村雅俊、小泉今日子、忌野清志郎、渡辺美里、泉谷しげる、爆風スランプ、小林克也、松任谷由実、小倉久寛、三宅裕司、CHAR、鮎川誠、アルフィー、バービーボーイズ、前田亘輝(TUBE)、米米CLUB、古舘伊知郎、山下洋輔、鈴木雅之、鈴木聖美、石橋凌(ARB)


 ・・・いやね、順番にワン・フレーズずつ歌うのですが、これだけでもすごいですよ、歌詞も途中変えたりして(^_^;。唄の途中で結婚前の大竹しのぶをさんまと桑田がネタに(^_^;しています。・・・もう、みんな若い若い。


MERRY XMAS IN SUMMER~HAPPY XMAS(WAR IS OVER) /KUWATA BAND

 生唄。最後に当日のアーティストの紹介を桑田さんがしている。


「ロッケストラ」TWIST AND SHOUT /KUWATA BAND、アンルイス、バービーボーイズ、爆風スランプ、シーナ&ロケッツ、Char、など

 当時の最高のバンドメンバーが結集してセッション。Arr.はKUWATA BAND。まさに、これだけの大所帯だと、オーケストラではなく、『ロッケストラ』。当時、バービーの「杏子」姐さんや「アンルイス」姐さんがいい味出しています。バービーのコンタ(近藤敦)やいまみちともたか、シーナの鮎川誠とか、みんな、カッコイ~。とっても楽しそうです・・・。


青い影 (前田亘輝)~ 竹田の子守歌 (坂崎幸之助)~ LET IT BE (鈴木聖美)~ FALLING IN LOVE WITH YOU (鈴木雅之)~ ジングルベル

 いつの間にか曲が入れ替わっている、お得意のバージョンですが、とてもしっとりとした大人の曲に仕上がっています。Arr.は小林武史。


「セッションだ!~DEATH MATCH」 /忌野清志郎、桑田佳祐、山下洋輔


 プロレス・リングを会場に、唄バトルを桑田と忌野で。実況は当時テレ朝から独立したばかりの古舘伊知郎、忌野のセコンドに泉谷しげると、悪ふざけ全開のセッション。ピアノ壊しまくり、セット壊しまくりの問題作。

「愛のさざ波」(DEDICATE to 島倉千代子) /松任谷由実、アンルイス、小泉今日子

 島倉千代子の1968年作品をアレンジ。3名が大変艶やかに、そして、かわいらしく歌っています。小泉今日子が大変かわいい。(*^_^*)


「2人のFOUR SEASONS」 /渡辺美里、泉谷しげる

 泉谷しげるの「春夏秋冬」をアレンジした曲かな? 作詞は桑田と泉谷。作曲は桑田、Arr.小林武史とあるので、完全オリジナルでしたか。渡辺美里のかわいらしさの前に、泉谷しげるもでれでれしたまま、歌い終わる!?大変ほのぼのとした名曲。しかし、実は故・竹下登総理大臣を風刺した唄だったとは・・・。


「盆踊り・リンゴ追分」 DEDICATE to 美空ひばり/中村雅俊、スーパーエキセントリックシアター(三宅裕司、小倉久寛、他)

 さんまをして「死霊の盆踊り」と言わしめた怪作。盆踊りのリズムに、アレンジがロック風。リンゴ追分を盆踊り風にやると言う、大変おもしろい作品。中村雅俊はノリノリだったようだが、クリスマスにこれでええんか!? 前年も似たような作品だったらしい。

次の2作品は私も大変気に入っている作品。転調しまくりの曲が混ざり合う悪ふざけバージョン。Arr.は2曲とも、なんとKUWATA BANDの河内淳一。

I FEEL GOOD (JAMES BROWN)/鈴木雅之~ 函館の女 (北島三郎)/桜井賢(THE ALFEE)




JAMPIN' JACK FLASH (ROLLING STONE)/Char ~ 星降る街角 (敏いとうとハッピー&ブルー)/米米CLUB

 めちゃくちゃで、大変おもしろい作品。このとき、一番楽しめた。なんといっても、カールスモーキー石井の「モンチッチ!!」の愛の手が最高。ロックとムード歌謡の絶妙な融合が楽しめます。


そして、次の2曲は問題作が続く。
きよしこの夜 /吉川晃司、明石家さんま

 Arr.は小林武史。怪しいゲイカップルのクリスマスが映像のテーマ。吉川晃司とさんまのキスシーンは8時間かかったとか・・・。


TAKE FIVE /桑田佳祐、サンプラザ中野、パッパラー河合、坂崎幸之助、桜井賢、新田一郎、河内淳一

 エロチックな替え歌を、TAKE FIVEでハモって(^_^;。替え歌の作詞は桑田。よくよく歌詞を聴いているとアブナイので、ここは雰囲気だけ楽しんで・・・。


恋人はサンタクロース /松任谷由実

 当時生歌で披露。ギターは世界の「高中正義」。さんまに「ラッシャー板前」に似ているといじられていました。(^_^;


WONDERFUL TONIGHT /石橋凌(ARB)、小林克也、桑田佳祐

 場末のストリップ小屋で歌うという設定。三人でしっとりと聴かせます。石橋凌もシブイね。しかし、小林克也って、スネークマンショーといい、多芸ですな。


交響曲第九番~ ROLL OVER BEETHOVEN /忌野清志郎

 花のお江戸を舞台に、盗賊・忌野が捕り方を向こうに回して、第九を歌いまくります。息は白いし、一応、模擬の雪だろうけど、太秦で撮影したような感じ。


KISSIN' CHRISTMAS ~クリスマスだからじゃない /全員

 これが、 うらんかんろさんが触れていたクリスマス・ソング 。当時のさんまはコンサート!?で歌っていたらしい。(^_^;確かにこんないい歌が聴けないのは寂しいのですが、CD化されたのではないかという根拠は、就職してから通勤の車の中でラジオで聴いた覚えがあるため。(今から5年ほど前)当時は車の中で、驚きましたよ。作詞/松任谷由実、作曲/桑田佳祐、Arr. KUWATA BAND


・・・というわけで、大変豪華で、遊び心溢れる番組だったのです。(86年は見ていないので、誰かリストアップしませんか!?)それに引き替え、ただ自分の歌を歌うだけだったり、スポンサーのタイアップCMソングを歌うだけだったり、最近のクリスマスのうたばんはつまらんなぁ。
 で、次回は「HAPPY XMAS SHOW!」について。





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最終更新日  2005年12月29日 04時36分27秒
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