閑話休題 ~今日を徒然なるままに

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テーマ: 航空業界(1766)
カテゴリ: 物言うブロガー
 今日の遅番が終わり、帰宅して夕刊を読んでいたら、こんな記事が。

神戸政界の最高実力者自任 あっせん収賄容疑の村岡市議 朝日・2006年04月05日

 神戸市議会議長、自民党市議団長、党兵庫県連副会長、同総務会長……。神戸政界の要職を歴任し、 自他共に最高実力者と認める神戸市議 の村岡功容疑者(68)が、あっせん収賄容疑で逮捕された。朝日新聞の取材に応じた同市議は、市職員や他の市議を「子や孫みたいな存在」と言い、国会議員の「キングメーカー」を自任した。しかし、容疑については「金をもらうなんてことは一切ない」と言い切った。

 「神戸は国際都市なのに、空港が国内線専用なのは間違い。国際化させるために、去年の総選挙でわしが国交省の役人を連れてきた」

 3月中旬、30階建ての神戸市役所の28階にある自民党市議団控室隣の応接室で、村岡市議は2月に開港した空港を眺めながら取材に答えた。神戸空港の国際化は、地元政財界の悲願だったが、国土交通省は関西空港と競合する神戸の国際化を認めていない。

(中略)
 「わしが右なら議会は右。左なら左。言うことが聞けないなら、議案は通さん」

(中略)
71年、33歳で初当選 した。20代から神戸・三宮の商店街でジーンズ店を経営する傍ら、石井一・自民党衆院議員(当時)の秘書になって地元で選挙を仕切ったのが、政界入りの契機だった。

 初当選の秋、参院議員選挙の応援で公選法違反に問われて逮捕・失職したが、79年に返り咲く。周囲には「商売も政治も、相手の心をつかめば必ず成功する」と説いた。89年に自民党市議団長、00年から議長を1年務め、その後は公明、民主党と協力関係を築いたうえで、議場の最後列から与野党に にらみを利かせた


 ・・・あっけにとられた。テレビニュースによると、震災以降、金になったといわれる「産廃」、大きな都市を後に配し、大型公共投資に沸く「建設」、市政を握るための「人事」、こういう大きな所を牛耳り、国会議員ですら逆らえないという。この関係だとして、この人物の肝いりで、もし、市財政を傾かせるような多くの市民の税金をつぎ込み、建設業者とか、この市議の周辺の人物、企業に儲けさせるような、神戸空港を作ろうという話になっていたとしたら・・・。神戸空港自体、叩けば埃が出てくる体なのかも知れない。と素人ながらに思ってしまった。

 そもそも、テレビで見る限りは若々しく見えるが、私が生きてきたのと同じくらい長く、市議をしてきたとしたら、とんでもない。水が澱んでも、しかるべきではないか。一介の市議に、何でもできる状態になっていたのだとしたら、何十年もそうだった神戸市にすでに自浄作用はないし、それらをのさばらせてきた歴代の市長、公務員、選挙で当選させてきた市民も、騙されていたのかもしれないが、選挙に行かなかった市民たちにも、何らかの責任があるのではないか・・・。そんなことを考えて、ぞっとする。これが民主主義で、市政が今まで本当に公正に遂行されてきたのだろうか、疑念が消えない。そして、この市議一人の考えに同調し、市政皆で空港という巨大公共事業を作ったとしたら、神戸市に明日はあるのだろうか。

 関テレのテレビ・ニュースによると、隣の先日逮捕された元・宝塚市長にも影響力を及ぼしたとされている。自分の意のままにするために、自分の息の掛かった会社に産廃業者進出を反対させたり、条例を変えたり、そんなことができる街、神戸市はこれからどう変わっていくのか、注目していきたい。

【追加】産経新聞にはこんな事も書かれていた。
 その後、“市会のドン”と呼ばれるまでに力を持った村岡容疑者は、自民党県連内でも力を誇示。昨夏の衆院選でも兵庫一区の自民党候補選出に影響力を発揮した。
 さらに来年の参院選でも、現職おろしに向け、神戸市議の擁立に動くなどキングメーカーとしての行動が注目されていた。
中央とのパイプも太く、逮捕がうわさされた先月二十九日の市議会最終日には、議員団総会で大物国会議員の名前を挙げ、「検察とは話がついた。もう大丈夫や」と豪語していたという
(産経)

何処の国会議員がそう言ったのか、明らかにしていただきたい。

 また、多くの新聞記事を繋ぎ合わせると、大体何処が協力していたのか、見えてくる。

 神戸市は、産廃業者が施設を設置する場合、許可申請にあたって周辺土地所有者などの同意を得ることを要綱で定めている。 大手会社 の場合は、隣接企業1社だけ (地図を見ると「兵庫三菱ふそう自動車販売」のこと) の同意を得ればよかったが、市は同12月に要綱を改正。周辺の一定地域内の事業所等の同意を得なければならないことにした。これで 大手会社 は同意が必要な企業が増え、結局、 建設に反対していた自動車製造会社 (「○○工業神戸センター」とはっきりある) の同意が得られず計画は頓挫 した。村岡容疑者は03年5月、見返りのわいろとして、神戸市中央区の自らの事務所で 北尾被告 から現金300万円を受け取った疑いが持たれている。
 市は、要綱改正前の02年7月、 大手会社の副社長 らを呼び、 実際には可能なのに、改正作業中であることを理由に申請を見送らせていた 。村岡容疑者も03年9月、 自動車会社に、同意しないよう自ら圧力 をかけていたという。
(毎日)

「建設反対の会社含めろ」 逮捕の神戸市議、直接要求 (共同通信)

 あっせん収賄容疑で逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)が、 贈賄側の産廃業者 を守るため、産業廃棄物処理施設を建設する際の条件を定める市の要綱を扱っていた市幹部らに対し、同意を得る対象として 「建設に反対する自動車会社が含まれるようにしろ」と直接要求 していたことが、神戸地検特別刑事部の調べで6日分かった。

 朝日新聞によると、しっかりと地図と写真が載っていて、Google Earthとか、Googleローカルで検索を掛ければ、自動車製造会社は1社しかないし、 場所はここ だし、便利な世の中になったもので、どういう会社かよくわかりました。圧力に屈してしまったらしいのですが、有名な自動車産業大手です。この会社には、コンプライアンスはないらしい。良い印象の会社だっただけに、残念です。

産廃要綱の答申骨抜き 神戸市の裁量つけこむ 市議汚職 (産経・2006/4/7)

大手産廃処理会社 の施設設置の妨害をめぐる汚職事件で、産廃処理施設の建設同意について検討した市の審議会の答申内容が骨抜きにされ、同意の基準設定が市環境局に委ねられていたことが7日、わかった。市はこの後、産廃の規制を強化し、 大手産廃処理会社 は設置許可を受けられなくなった。神戸地検特別刑事部は、元神戸市議会議長の同市議、村岡功容疑者(68)が 市の裁量につけいる形で、同意基準を思うままに変えた とみている。
 産廃要綱は、廃棄物処理法で対応できない実務的な部分を市の実態に合わせて行政指導をするために平成5年に作成。内規に相当し、市条例とは違い 改正に議会の議決はいらない
 産廃処理施設の建設同意のあり方をめぐり、環境保全審議会で議論が浮上したのは14年5月ごろ。審議会メンバーで、村岡容疑者の側近市議らの発言がきっかけだったという。産廃要綱の「周辺の同意書、協定書を取る」との記述に関し、「ばらつきがでるのはおかしい」などと指摘があり、審議会の分科会で、同意を求める隣接者の範囲を「道路4車線で22メートルぐらい」とする案がまとまった。
 同9月2日の審議会でも「道路4車線、20メートルぐらい」との案が出ていたが、同10月25日の審議会では一転して「4車線の道路を基本に一定の幅以内」と抽象的な表現となり、同11月18日、市に答申された。
 これまでの調べでは、贈賄容疑で逮捕された 産廃処理会社「セーフティアイランド」元社長、北尾夏樹容疑者 (60)の依頼を受け、村岡容疑者は同9月ごろ、大阪府内の大手産廃処理会社が神戸市東灘区内に計画した施設設置許可を出さないよう市環境局長らに働きかけたとされる。
 裁量を残したまま審議会の答申を受けた市は結局、「道路幅を28メートル未満」と明文化。この結果、隣接する自動車会社の同意も必要になり、大手産廃処理会社は施設の設置許可を受けられなくなった。


市幹部に恫喝・懐柔 「飛ばすぞ」「ポスト約束」

 大手産業廃棄物処理会社の施設設置の妨害をめぐる汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された元神戸市議会議長の同市議、村岡功容疑者(68)=神戸市灘区=が、 日常的に口利きを無理強いするため市幹部らに対し「飛ばすぞ」「ポストを約束する」などと恫喝(どうかつ)と懐柔を巧みに使い分けていたことが 六日、関係者の話でわかった。市議会最大会派の代表として“隠然たる人事権”を背景に、アメとムチを駆使して圧力をかけた可能性もあるとみて、神戸地検特別刑事部はあっせん収賄の実態を調べている。
 村岡容疑者は市会最大会の自民党市議団団長を務めている。
 関係者の話などによると、村岡容疑者は市役所前の事務所や議員控室などにたびたび市幹部や職員を呼び出しては口利きなどをしていた。その際、依頼主である業者らが同席していたことが多かったという。
 要求に応じない場合は、執拗(しつよう)な呼び出しが続き、「飛ばすぞ」などと恫喝する一方、素直な場合は「ポストを約束する」などと話していたという。こうした態度に市幹部らは「圧力を感じていた」と証言。「役人として人事を持ち出されるのが一番つらい」と話している。
 〔中略〕
 辻井理事長らは設置許可基準を市環境保全審議会に諮り、 その判断を仰ぐ手続きをしたうえで産業廃棄物処理施設指導要綱(内規)を厳しい内容 にした。その結果、 大手産廃処理施設の進出計画が事実上ストップしている。 村岡容疑者は市政への影響力を振りかざし、辻井理事長らに自由裁量の範囲とはいえ、特定業者への便宜を図る職務上相当ではない行為をさせていたとみられる。


地元産廃業者 は結果的に、新条例前に、数百メートル先の土地に似たような施設を作ったとされ、そちらは、その横の他の自動車会社に事前に知らされぬまま、反対運動も起きず、設置されたという・・・。





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最終更新日  2006年04月06日 02時35分01秒
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