閑話休題 ~今日を徒然なるままに

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2006年10月01日
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テーマ: 航空業界(1766)
カテゴリ: 四方山話
 10/1からは、コチラ関西では「阪急+阪神」が始まり、ニュースでも取り上げられていましたが、全国的にはコチラのニュースが当然中心でしたよね。

JAL、傘下2社と1日に合併 離陸に課題も (朝日・2006年09月30日)

 日本航空(JAL)グループの持ち株会社の傘下にある国際線事業会社(旧JAL)が10月1日、同じく傘下の国内線事業会社(旧日本エアシステム=JAS)を吸収合併し、最終的な経営統合が完成する。統合発表から5年になるが、この2年ほどで目立つのは再編の成果より、経営不振や運航トラブル、内紛騒ぎといった負の側面ばかりだ。一社化を追い風に経営が改善できるか、正念場だ。
    ◇ 
 「これでやっと両方の社員が一緒の職場で働くようになり、お互いの良さを認め合うはずだ」と土屋文男常務は話す。

 旧JAL、JASは04年4月にロゴや制服などを統一したが、会社組織はほぼ2社のまま残り、両社の乗員が一緒に飛行機に乗ることはほとんどなかった。1日からは「混乗」が本格的に始まり、 運航・整備規定などのマニュアル、労働条件や賃金も旧JALの制度に原則一本化 される。

 今後の課題の一つは、旧JAL、JASの枠を超えた危機感の共有だ。旧JAL勢は日本を代表する航空会社といったプライドがあり、旧JAS勢には「国内線を軽視している」(元JAS役員)と映る。

 国土交通省内には、「 国際線の赤字を国内線で埋めているのだから、JALはもっとJASを大事にすべきだ 」(幹部)との声もあったが、JAS勢はグループ内での存在感を低下させ、持ち株会社の社内取締役15人のうち、旧JAS出身者は現在2人だけだ。

 足元の業績は依然低迷している。運航トラブルへの不信感などから、国内線は単価の高い個人客が全日空に流れ、06年度第1四半期(4~6月)連結決算は267億円の当期赤字。今年度は通期で2年ぶりの黒字化を目指すが、「かなり厳しい」(取引のある金融機関)状況だ。
    ◇     
 両社合わせて 八つある労働組合も経営を難しく している。28日には旧JAS系の日本航空ジャパン乗員組合(約600人)が、勤務条件の変更に反対して一時ストを通告するなど、対立が表面化した。

 元役員の一人は「 これまでの経営陣が労組問題を先送りしてきたツケ 」と自嘲(じちょう)気味に語る。2月の内紛後に急きょ就任が決まった西松遥社長体制は、今でも OBらの影響力が残る など盤石とは言えず、労使交渉も混迷が続くと予想される。

「まずやろう、JAL」。 社員に当事者意識と団結を訴えるため、1日に社内に張り出すポスターにはそんなスローガンが掲げられた。 2兆円近い有利子負債を抱えており、金融機関からは11月上旬に発表される中間決算をにらみ、一層のリストラと収益力強化を求められている。 窮地脱出へは、名実ともに一体感を持てるかどうかがカギを握る。


 統合発表からかなり経つはずなのだが、マニュアルとか一本化されていなかったというのは驚き。もともと、人件費とかを含め、人・物を一本化し、支出を抑えるというのが、一般企業の統合効果というものだが、この新聞記事を読む限りでは、全て、旧JAL側に合わせるという。
 最近の銀行の合併の話を聞いていても、だいたいは対等といいつつも、事実上、「吸収」合併であることが多く、それが現在でも処遇、士気に影響を及ぼし、合併の効果がなかなか現れない、そんな銀行の話も聞くが、コチラもその可能性があるなぁ。
 しかも国内線の利益で国際線の赤字を埋めるという体質が続く限りは、全てをJALのやり方にさせられ、覚えさせられ、国内を担ってきた旧JASの従業員のストレスは溜まる一方かも。従業員の事を考えられない経営陣の受難は続くかも。もともと、過去の運輸省の体制からJALが国内線にも入るようになってきてからも、こういう利益体質は変わっていないし、大変だなぁ。

061001_1 えーと、こういう話題も。統合イベントでは、左奥の旧JALの制服から旧JASの制服が全集合したらしい。
 私が見覚えがあるのは、私の田舎は旧JASしか飛んでいなかったこともあり、右から3番目から5番目までは直に見た記憶があります。・・・オレンジ色なんて、あったんですね。

目指せ「一心同翼」
 1日から旧JAL・JAS同乗勤務



 1日、日本航空が大変身する。旧日本エアシステム(JAS)と旧日本航空(JAL)が経営統合して4年。 制服は統一されたが、総計で1万人を超える客室乗務員とパイロットは、出身別の事業会社に分かれて乗務していたからだ。 それがやっと一体化する。業務の基本は同じでも、機器の呼び方や細かな操作は出身元で微妙に異なる。運航トラブルが続いた同社の現場では、安全やサービスの低下にはゆめゆめならないようにと緊張の中、準備が進む。

 9月下旬、東京・羽田空港にある日本航空の訓練施設。ジャンボ機のファーストクラスの客室そっくりに造られた教室で、旧JAS出身で入社3年目の客室乗務員24人が接客訓練の最終段階を迎えていた。

 主に国内線を飛んでいた旧JASでは、ファーストクラスがなかった。ましてJALのファーストクラスはこまやかなサービスで世界に知られる。メニューの見せ方一つにも工夫があり、狭い調理室でレストラン顔負けの盛りつけをこなす。

 「そこ、教えないでっ」。教官の鋭い声が飛ぶ。乗客からカクテルの注文を受け、どう作るか迷った訓練生に同僚が助け舟を出そうと話しかけたからだ。「国内線と違ってお客様に全身で接するので、つま先まで緊張します」と、船木聖子さん(28)。

 そんな彼女たちを、客室乗員訓練部の吉田千鶴子部長は 「旧JALにはない親しみやすさがある」と評価する。ライバルの全日空と比べ「お高くとまっている」という悪評もあったJALに、旧JASが新風を吹き込むかも知れない。

 旧2社のいずれもが使っていたボーイング777でも、別々だったマニュアルを統合する過程でパイロットの日常的な言い回しに細かな違いが分かった。「たかが呼び名かもしれないが、出発前は機長と副操縦士が互いに言い合いながらチェックするので気になります」と、旧JAS出身の機長は話す。客室乗務員でも同様で、対照表を作って備えるという。

 運航条件も微妙に違う。 例えば、B777が誘導電波に頼らずに着陸する場合、旧JALでは高度120メートルまで下りた時に1.6キロ以上先まで見通せなければやり直しだが、旧JASなら高度90メートルで1.2キロ先まで見えれば着陸できた。 こうしたケースでは、より厳格な旧JALの基準に統一するという。

 客室乗務員では、2段階だった旧JASの職級が、旧JALの5段階にそろえられる。「競争意識が高まり、和気あいあいの雰囲気がなくならないか」と、旧JASのベテラン乗務員は心配する。

 機内では機長と副操縦士はもちろん、客室乗務員間でも緊密な連携が要求される。わずかな意思疎通不足が事故につながりかねないためだ。幹部には「経営統合はすでに終わっていて問題ない」と話す人が多いが、「トップは現場を分かっているのだろうか」と、あるベテラン機長は漏らす。

 パイロットでは旧JAL2548人と旧JAS770人が、客室乗務員では旧JAL5642人と旧JAS1450人が、1日から順次、同じ便に搭乗する。


 赤くしてあるところですが、そういえば、子供の頃、近所の空港にJAL、ANAが降りてこないのに、大嵐でも、雪の日でも、どんどん空港に降りてきて、TDA(JAS)一社だけ運航していた、ということがありました。そういうことだったんですね。

 ここでまた話を戻すが、旧・運輸省の体制下では、JASは地方でも幹線を除く、地方空港に就航していたので、滑走路が短い地方空港や離島であるとか、年間を通じても悪天候が多い空港をより飛んでいたため、私的にはパイロットの技量がそういうところで鍛え上げられ、より緩い条件でも着陸できるように、そういう規定になっていたのではないかと、思っている。
 ・・・というわけで、私的には子供の頃から見てきた限りではJASというのは大変信頼性のある会社だったわけだが、今後どうなるんでしょうね。





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最終更新日  2006年10月04日 11時39分02秒
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