お茶かけごはん と ねこまんま

お茶かけごはん と ねこまんま

2007.11.24
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姑がケアハウスに入ってから


良くも悪くも
姑は、全てにおいて舅を立て
舅を中心に考えていた。

風呂も、食事も、まずは舅の用意ができているかどうか。
なかなか歩けなくなってからも
下手したら這ってでも「じいちゃんのごはんは…」と
確認しに来ることもあった。


小さな小さな、2人だけの世界があって
姑は、その世界を我が家の中心に据えて考えているようだった。

舅はその、姑が創り上げた世界の真ん中で
自分のことだけ考えて生きていればよかったのだ。

今も、変わらず
舅が一番風呂に入るまで、誰も風呂には入らないし
何をおいても、舅の食事の準備だけは
時間どおりに用意している。

しかし、みんなの気持ちの中心に
舅はいない。
その微妙な雰囲気は、結構舅にとって堪えるようだ。


「胃がもたれる。食欲が無い。」

さあ、おいでなすった。
このまま食欲が回復することなく
2週間後に入院…か?







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Last updated  2007.11.24 21:21:09
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