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2013/01/31
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カテゴリ: エッセイ
冬(53)




  • 013b.JPG



 ココの代わりにボクが野良ネコを追い払う。庭に糞をされては困るからだが、相手もボクの姿を観ると一目散に逃げる。「この親父は本気だな」と分かるらしく生半可な逃げ方では捕まってしまうと想っている様だ。確かに猫の習性を知っているボクは野良ネコを追いかけるにも方法があって、先回りをして待っているから処置が悪い。流石に効果があって、ボクが追いかけた後は暫くは来ない。そこいら当たりの小母さんや爺が追いかけるやりかたでは生ぬるいから野良も舐めてかかるが、ボクなんか水を浴びせる事もあるから恐ろしい。それも的確に掛かるから敵にすれば厄介なのだ。そういう光景をココは観て「矢張り、うちのご主人は頼りになる」と感心する。感心した後は暫く従順である。しかし、それも三日すれば忘れ、野良も再び姿を見せる。イタチゴッコをしている訳だ。見方を替えればボクが野良に遊ばれている様なものだが、ボクも徹底的に追い詰める様な事はしない。要するに庭で糞をしなければ許す気でいるのだ。好き好んで野良になった訳ではないのだ。憎むべきは心無い人間なのだ。




小説「猫と女と」(30)




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 二重の生活を何時まで続けられるか分からない不安を抱きながら、真実を知らない妻が、私の事を仕事で忙しくしていると信じているのを長続きさせたいと願わずには居られない。そんな現実の中、赤ん坊はすくすくと育って行く。そちらは女二人の保護者が居るから心配は無いものの、仕事の方は大学の仕事が終わって次の再開発プロジェクトが始まる迄の間、小さな仕事の連続で何とか事務所経営はやって行けそうだ。しかし、もし、そういうまとまった仕事が来なければ今の状態は三年も維持出来ないだろう。確実に大型プロジェクトを受注しなければ経営が苦しく成る。預金を切り崩し充当するにも限界がある。仮に、当てにしている仕事が受注できなければ事務所を縮小するか、それともいっその事閉鎖するかのどちらかに決めないと老後の為の預金が枯渇し、とても呑気に二重生活を維持する事なぞ出来なくなってしまう。




 当てにしている大型プロジェクトは他県の駅前再開発で三年前から準備していたものだ。今秋には方針が決まり、そのプロジェクト・チームのメンバーであるスーパーゼネコンや商社の手配や段取りは既に終え、設計梗概も審査会へ出してある。審査会の有力メンバーは私の古くからの知り合いだけに先ず受注は間違い無いだろう。が、ダークホースが居るかも知れず、その存在だけが気に掛かる処だ。ところが、先の大学の工事をしたスーパーゼネコンが新たにプロジェクトに参画させて欲しいと躍起になっている。次の仕事が欲しくて私に別枠でのチーム編成を希望しているのだ。古い体質の業界だけにコンペとは言え、スパーゼネコンの裏取引が指名争いの決め手に成るだろう。が、私の別枠ダミーを立ててまで参加する訳にも行かない。設計者の信用問題や品位を疑われる事にもなる。だから私は逃げているのだが、都合の良い事に女との二重生活が隠れ蓑に成ってくれている。




 つまり私は誰も知らない場所で何も知らない女達に助けられている様なものだ。子供の成長を観ながら私は様々な不安や猜疑心を抱えながらも密かに次の段取りをジッと見護って居る訳だ。天下国家を論じ青雲の志を抱いていた若い頃ならいざ知らず、良い歳に成って先が見え始めると我が身の事が優先し身近なな事で振り廻される様になってしまうものだ。それは仕方の無い事だけに、それを堕落だとか後退したと言うのは人生経験の浅い若者の言う事だ。自分の足元を固めてこそ初めて先を見通せる。単なる展望は誰にでも出来る。現実の自分を知り、それを修正しながら前に進む。それだけの事だ。それ以上の事は望むべくもない。まして子供が産まれた今、無責任で馬鹿気た事は考えたくも無い。せめて後二十年は健康で生き続けなければならないのだ。女も舞子も、そして妻も愚息も私を頼りにして生きている。それが気に掛かって仕方が無い。




 言わば彼等は私の人生劇に加わった登場人物であり準主役なのだ。主役の私が監督である限り、私の責任で何とかまともな生き方や役割を演じさせたいと想わずには居られない。詰る処、私の人生は私だけの為にあるのでは無いという事だ。死ぬ時に過去を振り返って悔いの無い人生であったと想いたい。観客が誰も居なくとも私は最後まで自分の気の済むまで演出し続けるだろう。そんな事を考えているとつい溜息が出てしまうのだ。「あら、どうしたの?溜息なんかついちゃって」女が私の顔を覗きこんだ。舞子も釣られて見返した。「何か、身体がだるくて・・・、ゴルフ疲れかな?」私は慌てて昨日の月例会ゴルフのせいの様に応えた。「そうネ、しんどそうにして帰って来たから・・・、余り無理をしちゃあ駄目ヨ、もう歳なんだから・・・、ねえ舞子?」「そうヨ。自信も程々にネ」「ああ、分かって居る。この児の為にも健康に注意しないとな」




 子供は安らかな寝息を立てて舞子の腕の中で眠っている。最近では顔立ちも整ってきてー時の猿のような感じはしなくなった。只、鼻が低いのが気にかかるが、おいおい高くなって行くだろう。私にしろ舞子にしろ鼻は高い方だ。が、そんな事よりも仕事の方が気に成って仕方が無い。急場の話ではないが、この児が大きく成る迄、否、私の人生劇の準主役達が苦労しなくて済むだけの金が欲しい。せめて人並みの生活が出来るだけの貯えを残してやりたい。私に残された時間からすれば此処数年が勝負の時なのだ。それが過ぎればチャンスは無くなるだろう。私一人が暮らせるだけでは駄目なのだ。私に拘わって私の人生に大きな影響を与えた家族達は私と同じ程度の生活をする権利がある。それを考えると毎日が悠長には構えでは居られない。焦る訳でも無いが、もっと自信を持って行けないものかと考えずには居られないのだ。




 しかし、考えれば考える程、私も随分変わったものだ。女と出逢った八年ほど前は、まさかこういう展開になるとは夢にも想わなかった。そのせいもあるが、気に入った女が居ればつい口説きたく成り抱きたいと単純に想っただけだった。更には韓国人への偏見も自分では左程意識していなかった。否、自分では意識していない積もりでも実際は偏見に満ちていた。だからこそ女と話が食い違っても気にもしていなかった。と言うより女が差別的発言に敏感に反応して初めてその事に気がついたのだった。つまり偏見を当たり前と考え当然の様に平気で対応していたのだ。それが今では韓国人との混血である舞子を愛おしく想い、彼女との間に産まれた子供に責任感と義務感を抱く迄に成っている。根本的な人種的偏見なぞ綺麗に消え去ってしまっているではないか。何故だ。身近な存在に成った事で違和感が無くなってしまったとでも言うのだろうか。(二月中旬へつづく)













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最終更新日  2013/02/01 11:49:44 PM
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