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2013/05/09
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カテゴリ: エッセイ
初夏(17)




  • 108.JPG

 乙女椿が花の時期を終えると隣のシャリンバイが咲き始める。上から見下ろせば名前の通り枝が車輪のスポークの様に四方八方へと放射線状に伸びている。そしてその先に小さな白い花が咲くのである。昔、名前の由来を知らなかった頃はまさか車輪から来ているとは想わず仏教用語の一つだろうと想っていた。勿論意味も分からずにだ。ブッダの骨を仏舎利と言うが、大昔は人が野垂れ死にすると腐って骨になり、それをシャリ(舎利)と呼んだ。お寿司のご飯の事をシャリとも言うが、白い骨に似ているからだろう。まさか骨だと想って食べる人は居ないだろうが、陰語とは概してそういうものから来るのだろう。遥曲に、旅の途中で行き倒れた骨があって、供養にと想って酒を振り掛けると小野の小町が現れ「昔自分は美人と世間から持て囃されたものだったが、今はこの様に誰も知らず舎利になってしまった。こうして巡り会わせたのも何かの縁、礼を言いたい」と言って一曲舞うという話がある。大昔は野垂れ死にはよくあった様で無縁仏として供養の石が道端に置かれた。西院(さい)の河原(京の地名)の石積みの様なものである。尤もサイの川原での石積みは、亡者があの世で成仏出来ず親を想って石を積む事を指す。今も交通事故で亡くなった人の供養の為に地蔵が道端に置かれている風景を見掛けるが、人の気持ちは今も昔も変わらない。処でシャリンバイを観て舎利を連想した訳を別に考えてみるに、たまたまシャリンバイの向こうに百日紅が観えるのもあるだろう。かつて農家の見事な百日紅に目をつけた悪い庭師が「百日紅は骨の木と呼ばれゲンが悪い」と言葉巧みに騙し取ったと言う。純朴な人を騙す詐欺師は今もオレオレ詐欺として居る。矢張り人間は今も昔も変わらない様である。





続「猫と女と」(02)




Mni1ni2Mni3Mni4Mni5




 女と知りあって早いもので十数年が過ぎた。私の生来の女好きとそれを見越した女の巧妙な作戦に乗せられ娘の舞子とも関係が出来、子供まで産まれ、もう三歳にも成る。長年連れ添って来て空気の様な存在だと想って居た妻が何時の間にか煩わしく成ってしまい、長年育てて来た蘭が枯れたのが何かの暗示に想えたのもあって家を捨て女のマンションで生活を始めたのだった。処が、何故かそれにも馴染めず、単身で暮らす様になった。誰かと一緒に暮らすという事は自分を押し殺す事になるのに気がついたのだ。好きだ惚れたと言っている内は相手の我儘も可愛いものだ。しかし、熱が冷めて自分を見つめる様に成ると他人のせいで自分を圧し殺してまで一緒に生活する価値や意味が分からなくなってしまう。辛抱してまで暮らす理由が無くなって、せめてそれが愛だとか奉仕精神が働いている内は良いが、理性では理路整然と説明がついた処で自分の心が離反してしまうのだ。




 自分では自分を理性的な人間だと想っていても、どうも根底にはエゴという感情が支配しているらしい。そろそろ還暦を迎えると言うのに人間的に未熟な自分に愛想が尽きてしまう。せめて仕事に没頭しているしか能が無いらしい。幸い助手がしっかりと働いてくれていて仕事の方は上手く舞っている。出勤して来てデスクに座る度に彼等の為にもしっかりしなければならないと想ってしまうのだが、成るようにしか成らないという捨て鉢な気にもなってしまう。人生なぞ分かった積もりで居ても土壇場でどうなるか分からない。この先、妻や舞子がどういう風に変化して行くかは私の生き方で変わって行くのだろう。それが分かって居ながら自分から率先してこうと決めるのは億劫だ。そう想っている間は流れに任せるしか無い。女の前夫だったデザイン事務所の所長が独り身になったのも今想えば分からなくも無い。唯、喰う寝るだけの生活なら独り身が気楽で良い。昔から行き付けのバーのカウンターで好きな時に独り飲むのも悪く無いのだ。




 其処のバーテンダーの福ちゃんは私の半生を観て来た。私の事をどういう風に観ているか知らないが、それなりに私は評価されていると想う。と言うのは20年程前に彼が勤めていた心斎橋の有名パブが店主の老齢化で店仕舞いすると新聞に載った。それを期に独立する彼が私の事務所に挨拶に来た事があって「こういうデザインを考えているのですが、宜しければ見て頂けますか。出来るだけあの店のイメージを残したいと考えているのですが・・・」と手提げ袋からパース図面を取り出して説明をしたのだった。其処には確かに独身時代から通い詰めた英国風のパブの雰囲気があった。デザインを見せるというよりも常連客の確保の為の宣伝もあったのだろうが、敢えて建築家の私に意見を訊きたかったのだろう。二点ばかり指摘し「此処はこういう風にした方がデザインを保ちながらも機能性は増すだろう」とアドバイスしたのを覚えて居る。それが私の行き付けのバーの二代目になったのだ。




 考えてみれば女をその店に連れて行った事が無かった。舞子もだ。妻は何回か連れて行った。福ちゃんに見透かされるのが嫌だったのかも知れない。事務所の職員は新人の歓迎会毎に連れて行った。スコッチの飲み方を教えた事もある。それはかつて店仕舞いしたパブで先輩から教わった事の後輩へのお返しの様なものだった。20代後半の独身時代だった。12月に一級建築士試験の合格通知があって、それを祝してクリスマス・プレゼントに先輩がパブに連れてくれた。強烈な印象だった。ブルーチーズを一片だけ舌に載せてスコッチを口に含む。そして、やわらブルーチーズの味とスコッチが混ざり合って口中に広がった処をグッと飲む。その時の喉の刺激が本来のスコッチの味なのだと教わった。水で薄めたスコッチなぞ酒では無い、酒はそういう風に飲むものが男の哲学なのだと先輩は言った。想えば青春の一コマだった。以来、独りでも行く様になって、独りで飲む酒の味を覚えたのだ。最近、亦それを復活させている。




 ポケットの振動で携帯の受信を知った。騒がしい店内でも分かった。舞子からだった。この時間帯に彼女から掛かるのは珍しかった。カウンターから離れ、入り口の方で携帯を開いた。「あなた、今、大丈夫?」「事務所の連中と飲んで居る処だけど」「そう。何処で?」「周防町のパブだけど、どうした?」「実は、麗が熱を出して・・・。これからお医者さんに行くんだけど、一応知らせておこうと想って・・・」「そうか。ひどいのか?」「熱が可也あるの。泣いてばかり居て、初めてなので心配だわ」「そうか・・・、近所の医者か?ふん。あそこなら大丈夫だろう。1時間ほどしたら行く。寒いから冷やさない様にな」そう言ってからカウンターに戻った。麗の顔が浮かんだ。「何か急用でも?」助手が表情を見て小声で訊いた。「ああ、子供が熱を出したらしい。今日は之で帰るヨ。君達はもう少し居れば良い」そう言い残して店を出た。気は引き締まっていたが冷たい風が酔いの廻った顔に心地良かった。




 一旦、アパートへ戻った。舞子は未だ医者の処に居るだろう。幼児は直ぐに熱を出すと言うが、麗の場合は初めてだった。大した事は無いと想うが顔を見るまでは心配だった。息子の子供時分を想ったが、そういう事は一度も無かった。健康そのもので丸々とよく肥っていた。今も肥っているが病気知らずだけにこういう心配は一度も無かった。男の子は放っておいても大丈夫という気がし、自分が健康優良児だったから息子も当然そうだろうと想っていた。お蔭で病気なぞ考えた事も無かった。酔いが残って居たが汗臭い気がしてシャワーを浴びた。時間は充分にある。スッキリした気分で行っても舞子は気がつかないだろう。子供の事で頭が一杯の筈だ。女も一緒に行っているかも知れない。先週から一週間顔を会わしていない。最近はそれが普通になっている。女が居る事は妻は薄々知っている様だが口にした事がない。離婚を拒んでいる以上、それを言えば自分が不利に成るとでも想っているのだろう。生活費さえ出してもらえれば夫なぞ居なくても良いと想っているらしい。(6月につづく)











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最終更新日  2013/05/10 12:47:27 AM
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