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ありのままの自分を心から受け入れてくれて、、そして必要としてくれる人がいたら、どんなにうれしいだろう。 『パフパフ』リン・ロシーター・マクファーランド・文/ジム・マクファーランド・絵石津ちひろ・訳 (講談社)パフパフは、おうちもなければともだちもいない。優しいメアリーおばさんのところにいるためには、犬ではダメなんだ。ねこにならなくっちゃ・・・。この絵本を読むと、みんな同じでなくてもいいんだよなって思う。違うものを、排除しようとする気持ちは、どこからくるんだろう?でも、違うから助け合えることだってあるよね。~ならしてあげる。~ならいいよ。いつの間にか、条件付きになっていることがある。ありのままを受け入れてもらえるのって、うれしいよね。良かったね。 パフパフ・・・。 今日の庭の写真を一枚。 ジャングルのようなアイビーの中から、ユリが育っていた。花が終わって、茎や葉も茶色になり、いつの間にか姿を消していたけれど、土の中の球根は頑張っていたんだね。花の時期以外は、ほったらかしの薄情な私・・・。それでもちゃんと姿を現してくれるなんて・・・。(エライ!エライ!)今年も白い花、見せてくれるのかな? 今日の夕空が、すごくきれいだったので・・・・・。
2005.01.31
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ことばあそびの絵本です。これは、去年、4年生で読みました。 『ぞうからかうぞ』 文・石津ちひろ/絵・藤枝リュウジ (BL出版)言葉は全部ひらがなで1ページ1行。でも、あなどるなかれ。練習していかないと、上手に読めません。絵を良く見て、言葉のどこで区切るかが、大切です。これをまちがえたら、おもしろくもなんともありませんから・・・。最初、普通にたんたんと読み始めると、途中で誰かが気がつく。「あれ!」って。そのうち、ブツブツ言い出すんだな・・・。* * * * * * * *はちにんこそこそこんにちはきがはえたえはがきやくにたったにくやつるわくわくわるつとうとうはるえがきひきがえるはうとうと・・* * * * * * * *読めましたぁ?どこで区切るか、わかりましたか?ちょっとしたことだけど、けっこう楽しいもんです。 せっかくの休みだというのに、今朝は5時に起きました。長男が、友達とそのお父さんとホビーなんちゃらかんちゃらに行くため「5時53分の電車に乗るから送ってくれ」と言い出して・・・。へいへい、ありがたいことで、そのお父さんには感謝です。連れてってくれと言われないでよかったよ~。駅までなら、車で4~5分だもんね。せっかく、早起きしたので(めったにないチャンス!)記念写真をパチリ! 朝6時のお月さん まだ夜じゃん。 そしてこれが少し明るくなってきた7時頃 これぐらいの時間の空って微妙な色合い 木々の向うに朝日が・・・ まぶしい!たまに、早起きしたぐらいで写真撮る私ってなんだかなぁ・・・。2度寝はやめて、次男が起きてくるまで、静かな朝の時間を過ごしました。(多分当分ないでしょう)なので、今頃眠たくなってきました。どうしよう・・・。お昼寝でもしようかしら?
2005.01.30
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先日、図書館で見つけた一冊。日本人だけど、なかなか綺麗な日本語を話すのは難しい。でも、日本語って素晴らしいんだなって思う。特に、俳句には、たった17音で情景や気持ちが現れているんだから・・・。 E.Jキーツの俳句絵本『春の日や庭に雀の砂あひて』 リチャード・ルイス・編者/エラズ・ジャック・キーツ・画家/乾侑美子・訳 (偕成社)俳句をもとにイメージを膨らませたキーツのコラージュがすごいです。情景は、もちろんなんだけど、その心情までが伝わってきそうです。後ろの背景が、何かを訴えているように感じます。外国人のコラージュなのに、なぜか日本的な雰囲気が伝わってきます。日本語の俳句、それを英語にした英詩、それをまた日本語へ訳す。そしてキースのコラージュ。見開き1ページでいろいろ楽しめます。* * * * * * * *朝やけが よろこばしいか 蝸牛(かたつむり)* A red morning sky,For you,snail;Are you glad about it?*このあかく染まった朝の空きみのだよ かたつむりくんうれしいかい?*キーツのコラージュ* * * * * * * *ねっ!・・・4回は楽しめるでしょう?色もとっても素敵だから、図書館や本屋さんで見かけたら、中をぜひ見てみてくださいね~。 この頃の楽しみは、オークションなどで、絵本関連のものをいろいろ見てまわることなんです。お気に入りをみつけたときは、うれしいですね。でも、予算もあるので、いろいろ慎重に考えて・・・。今日、一冊届きました。図書館で借りたり、本屋さんで買ったり、でも、家に届くというのも、ワクワクします。昔、童話館さんのぶっくくらぶの絵本が配本されていた頃を思い出しました。「○○ちゃ~ん、絵本が届いたよ~」って・・・。今から、お茶でものみながら、ゆっくり見てみま~す。
2005.01.29
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* * * * * * * * * * * * * * * * * * * あ~・・・日が沈む・・・・ * * * * * * * * * * * * * * * * * * そろそろ、準備して、学習会を兼ねた、おはなし会にいってきま~す。今回は、子どもも2人連れて行きます。ドキドキしてきたよ~。でも、楽しんできま~す。* * * * * * * * ただいま~。ほっこりするような素敵な時間を楽しんできました。 夜のおはなし会ろうそくに灯りをともして、おはなし会のはじまりはじまり・・・(参加者 大人子ども合わせて19名)本日のプログラム1.ちいちゃい、ちいちゃい2.おんちょろちょろの穴のぞき3.だいくとおにろく4.天ぶく地ぶく5.雪ん子6・ちいちゃい、ちいちゃい(英語版)7.ちいちゃい、ちいちゃい私は、昨日6年生でやった『おんちょろちょろの穴のぞき』2回目の挑戦となりました。やっぱり、夜、ろうそくの灯りの中でやるのは、朝の教室でやるのとは、雰囲気が、かなり違いました。落ち着いた感じで、出来たように思います。今日の聞き手の人は、お話を聞きなれている人が多いので、結構、面白い場面では、声を出して笑ってくれて、反応があり、楽しい感じのお話になりました。でもね、自分ひとりで練習している時は、聞き手の笑いの間とか考えずに練習しているから、微妙にずれた感じになって、ちいさい言葉なんだけど、飛ばしちゃったとこがありました。それと、保育園の年長さんの子がケラケラ笑ってたの見て、一瞬私も笑っちゃって・・・・。ビックリ・・・。語り手が聞き手と一緒になってわらっちゃぁダメだよね。(反省)やってみないと、わからないものです。今日は子どもも連れて行けて、おはなし会の雰囲気を味わってもらえてよかったなぁと思っています。「どうだった?」って聞いたら「普通だね」なんて次男は言ってたけれど。今年初めてのおはなし会、新年会ということで、おいしいシュークリームをご馳走になったのは、ラッキーでした。ごちそうさま☆さぁ、今度は何に挑戦しようかな。もう1回昔話をしてみようと思っているのだけれど・・・。まずは、また、おはなし探しから・・・。
2005.01.28
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昨日の午前中の段階で、「明日は絵本を読もう」と思っていました。午後、友人と語りの練習をしたら、「語りの方をヤレヤレ」と言われたので、急きょ、変更、語りをやることにしました。(夕べ、慌てて真剣モード)だから、今日も朝から心臓バクバクもんです。今日はよく遊びに来る長男の友達がいるクラス。(長男は「恥ずかしいから、自分のクラスは、来んでいい」ということで隣のクラスにいってます)ちょっと、やりにくいんだけどなぁ・・・。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇本日のよみきかせ(6年生)★ストーリーテリング『おんちょろちょろの穴のぞき』 日本の昔話より★絵本『トッケビのこんぼう』 チョンチャジュン・文/ハンビョンホ・絵 (平凡社)まず、最初の『おんちょろちょろの穴のぞき』は、昔話ですが、ゆったり・・・というよりは、テンポよく進んでいくお話です。にせものの和尚さんから変なお経を教えてもらったばあさんが、その変なお経のおかげで、どろぼうを追っ払ったお話。でも、ばあさんは、どろぼうに入られたことすら、気づいていないんだけどね。先週といい、今週といい、語りの時は、ほんとに静かです。「シ~ン」です。隣のクラスの声が聞こえてくるくらい。キンチョー。でもやっぱり慣れってあるんですね。この前と違うお話なんだけど先週よりは、随分、ドキドキが少なくてやりやすかった。下を向いている子、外を見ている子、私を見てくれている子、いろいろです。私もどこを見て話していいのか、まだ分からず・・・。話の途中で、女の子一人が、声出さないけど笑ってて、それ見たら、落ち着いて出来たような気がする。語りのおはなしって、半分は話し手が、もう半分は聞き手が作るって聞いたけど、ちょっとだけその意味が分かった。聞き手に伝わってるなって思うと、こっちの話し方も良い方に変わってくるような・・・感じ。まだまだ、これからだけどね。明日は、どうかな・・・?絵本『トッケビのこんぼう』は韓国の昔話。日本では、伝説の生き物として”鬼”がいるけど、トッケビは、日本でいう鬼のようなもの。もうすぐ節分だし、韓国のトッケビを紹介しました。この本面白くてね。まず表紙から≪はじめのはなし≫を読んでいくと、真ん中辺りで話が終わる。ひっくり返して裏表紙から≪つづきのはなし≫を読んでいくと、真ん中辺りで≪はじめのはなし≫の最後のところと一緒になるんです。今日は時間がなかったので、≪はじめのはなし≫だけ読んで、「裏からも読んでみてね」と本を置いてきた。誰か読んでくれるかな?絵本の時は、2~3人ごそごそしてたかな。でも全体的には、落ち着いて聞いてくれました。ありがとうね。【追記】他にもトッケビの本があるみたいです。 6年生は卒業まで、よみきかせは後7回ぐらい。中学校では、多分こーゆー機会もないから(ホントはあってもいいと思うけど・・でも中学生相手にはやっぱムリかも・・・)あと少しだけど、お話の世界を楽しんでもらいたいし、読んでもらう気持ちよさを感じて欲しいなぁと思っています。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇明日は、いよいよ、学習会を兼ねたおはなし会。う~~~。今からキンチョーするなぁ・・・。でも、最初なんだから・・・・。貴重なアドバイスをいただきにいく感じで、気楽に気楽にと自分に言い聞かせていま~す。
2005.01.27
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図書館でビビビッ!本日の1冊。大人も子どもも・・・一緒にどうぞ。ウルトラマンは強いだけじゃない。ぼくらの悩みにも答えてくれる。ウルトラマンの人生相談。あなたも相談してみませんか?『おしえてウルトラマン』 作・絵/宮西達也 (Gakken)* * * * * * * * ぼくは、今日いじめられました。たたかれて、けられて すごくいたかった。しかえししてやりたいんです。キックのしかたをおしえてください。足本 力(中学生)なげとばすことはきもちがいいと おもう?けっとばすことはスカッとすると おもう?なぐることはスーッとすると おもう?ほんとうに そうだろうか?なぐればなぐるほど いたくなるのは じぶんの こぶしなんだ。じぶんの 心なんだ。* * * * * * * * 小学生、OL,主婦、高校生、公務員、保育園児、幼稚園児などなど・・・。みんなの相談に、さぁ、どうやってウルトラマンは、いどんでくれるかな・・・。私は、これを読んで、ウルトラマンに「ありがとう」って言いたくなったよ。 今日は、図書館でなんだかビビビツ!とくる本がいっぱいありました。≪ことば≫の絵本を数冊借りてきました。また、順々に紹介しますね。
2005.01.26
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今日は、長男3歳の時のなつかしい絵本です。童話館さんから配本された中の1冊です。もうじき、節分。かわいい鬼の子のおはなしです。 『あかたろうの1・2・3の3・4・5 』 きたやまようこ・さく (偕成社)あかたろうくんが、外から帰ってくると、「あれ~」お母さんがいない・・・。あれこれ探すあかたろうくん。だいどころ・おへや・・おふろば・・トイレ・・・おにわも・・・どこにもいない・・・あかたろうくんの表情がだんだん悲しそうになってくる。! でもいいこと思いついたあかたろうくん。あるところへ電話をかけ始めます。すると、お母さんのことが、どんどんわかっちゃう・・・。最後には、お母さんをビックリさせちゃいます。 3歳ぐらいって、ちょうど電話や数字に興味を持ち出す時だったような気がします。で・・・、この絵本。おばあちゃんやおじいちゃんと電話でお話するようになったのも、このくらいの時期じゃぁなかったかなぁ・・・と、あやふやな記憶をたどってみる。あかたろうくんと一緒になって、「1・2・3・の3・4・5」と番号を唱えて電話した気になってたなぁ・・・。みんなの表情がとっても優しい。かわいい絵本です。おにの子あかたろうのほんシリーズの1冊で、他にもあるようですよ。 今日は、出かけることもなく、家でのんびりしてました。<モラ>の壁掛けも、少しずつ少しづつやってますよ~。完成はまだまだだけど・・・。何かを作るのって、優しい気分になれて、楽しいなぁ。
2005.01.25
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冬の庭冬の庭は、春や夏にくらべて寂しい。花もあまりないし、色がくすんでるような・・・。でも、こんな感じも好きなんです。リビングから見えるエゴノキ。落葉樹だから、冬は、葉が全部落ちて、でも空の向かって伸びている枝が、キレイだなって思います。朝は、よくすずめがやって来て、この枝にとまります。いつも、一緒に2羽。つがいかな。かわいいんだけど、すぐとんで行っちゃうんだなぁ・・・。 エゴノキの下にあるスミレの一種。なんて名前だったかなぁ・・・。パンダスミレだったかなぁ・・・。忘れちゃいました。最初は、少しだったのに、どんどん広がっています。今、花はちょっとだけど、あったかくなる頃は、たくさん咲いてくれます。これでも、だいぶ大きく膨らんできたクリスマスローズのつぼみ。日陰に、うつむいて咲く控えめな花です。私の冬の庭の一番の楽しみ。咲くのは、いつかなぁ・・・。今から、楽しみです。
2005.01.24
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大人のおけいこ・・・フラワーアレンジ。次男が年長さんのとき、次男の友達のお母さんたちと始めました。かれこれ4年かぁ・・・。毎月1回のおたのしみです。先生のとこで、やる分にはいいんだけど、自分で花屋で、花選んでやってみてって言われるとつらいかも・・・。まぁ・・月1回でも季節のお花があるのは、うれしいことです。デジカメ画像、☆初のアップ☆です。1月のフラワーアレンジ 全体はこんな感じです。高さがあるので、今回は、玄関の飾り棚には置けませんでした。鳥の巣の上がつっかえちゃった。 ここの部分は、工作みたいで面白かった。グルグル巻きつけて、松葉をブスブスさして・・・卵は、紙粘土で丸めました。 ここが、メイン?菜の花が、早春って感じでいいな。なんとか、自分の撮った写真をここで紹介できて、うれしいです。これからも、がんばるぞ!!
2005.01.23
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長男、小学6年生。 後2ヶ月で小学校卒業です。今日、午後から長男の友達やそのお母さんたちと一緒に、中学校の学生服やら体操服やらの注文に行ってきました。3人以上で一緒に行くと、5%オフのなるらしい。学生服に、カッターシャツ、体操服も半そで、ハーフパンツ、長袖、長ズボンがそれぞれ2組、ウインドブレカー、自転車通学だからカッパも・・・。結構、お値段行くからね。上手に買わないと・・・。この前、小学校に入学したと思ったのに、もう・・・卒業。長かったようで、でも、あっという間のような気もする。いろいろあったよなぁ・・・。大きさを見るために着ている学生服が、妙に似合ってる。身体だけ見れば、もう充分中学生だ。学生服着が似合うぐらいに、成長したんだなぁと思ったら、ちょっとジーンとしちゃった。≪小さい時から、レゴが大好きな子でした。よく遊んだね。 いつの間にか、大きくなっちゃったね。≫この地域では、小学校の卒業式に、中学校へ巣立っていくと言うことで、卒業生は中学の制服を着て式に臨みます。なんか、今からそのことを考えるとウルウルしちゃいそうな私です。当日、大丈夫か・・・?ちょっと心配です。 夜は、小・中学校時代の友人と新年会・・・といってもアルコールなしの食事とおしゃべり・・・。でも楽しかったよ。やっぱり子どもの頃からの友達はいいなぁ。説明しなくても、一言話すと伝わってくるものがあるから。自分のことも話して、みんなの話も聞いて、またがんばろうって元気がでたよ。明日からのエネルギーを充電。ありがとう。
2005.01.22
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前の日記で十二支についての絵本『十二支のおはなし』を紹介しました。前の日記はこちら ・・この時は、干支という考えが他の国にもあるのかなぁと思っていました。でも、その後、モンゴルの昔話や中国の民話の中にもあることが、分かりました。日本の「年の初めに神様に挨拶に来た順に順番を決める」という話とちょっと違うんですが・・・。せっかくなので、ご存知の方もいると思いますが、紹介しますね。モンゴルの昔話『子どもに語るモンゴルの昔話』より「ラクダとネズミの争い」昔、モンゴルでは、神様が十二の動物を選んでその動物の名前で年を数える事にしました。十一の動物は簡単に決まったのですが、後一つ、最初の動物が決まりません。ラクダとネズミが自分の名前を入れてもらおうと争います。さて、どうやって勝負をつけたのでしょうか・・・・?中国の民話より『 ね、うし、とら、・・・・・・十二支のはなし』この本には、「日本のこよみも、昔中国から伝わったものですから、同じです」と書かれています。中国からモンゴルにも伝わったのかな?このお話、十二の動物は決まっているのですが、誰が一番目になるかが決まりません。「おいらは大きく、しかも強いですからね」と、うしが一番目を主張します。「わたくしは、頭もよく、しかも学問もあるのですから」とねずみも一番目を主張します。困った皇帝は、他の動物たちの意見を聞くよう命令しました。他の動物たちは、自分が十二の中に選ばれているだけで満足しています。みんなに、うしとねずみのどちらを一番目にしたらいいか聞いてまわりました。結果は、五対五で同じ数。 困った・・・。それで、こよみはみんなのものだから、町の人々に任せようと言うことになり・・・。ねずみのかしこさで、ねずみが一番目、牛が二番目になりました。どんな方法かは読んでみて下さい。アジアには、この手のお話がいっぱいありそうですね。韓国にも、あってもよさそう・・・。また探してみようかな?
2005.01.21
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今朝も風が冷たい。手袋してくれば良かったかな?今日は、子どもたちの前で、初めてのストーリーテリング。どうなるかな? ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇本日のよみきかせ(5年生)≪ストーリーテリング≫日本の昔話5 ねずみのもちつきより 『こおった声』≪絵本≫『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』 イ ヨンギョン ぶん・え (福音館書店)初めてのスートリーテリングだったので、「本はありません。お話をしますので、自分の頭の中で、絵をイメージして聞いてください。」と一言話してから始めました。さっきまで、走ってたの?っていうくらい心臓がバクバクいってて、飛び出しそう・・・。2分くらいのとても短いお話だから、バッチリ覚えて臨んだのに・・・、胸のドキドキ、息遣い、震えているような声。今思うと、かなり緊張してました。でもね、みんなの顔を見ながら話すのは、とても新鮮でした。頷いている子とか、上目遣いで、頭の中で考えているような子とか・・・。子どもたちは、こんな顔して聞いているんだって。絵本読んでるときは、気づかなかった。シーンとしてるから、余計ドキドキするんだけど、絵本と違って、絵がないから、話を聞き逃すとわからなくなっちゃう。だからみんな真剣だった。聞く方も私の緊張が伝わっちゃったかな。絵本の方は、おはなしパレット☆ミーとハナ別館のモコ*モコさんのところで紹介されていました。とってもかわいいお話。お針の得意なあかてぬぐいのおくさんが、うたた寝をしている時、お針の道具たちが「私が一番」と自慢比べを始めます。道具たちの名前がまたいい。「ものさし婦人」に「はさみお嬢さん」「はり娘」に「いと姉さん」「ゆびぬき婆ちゃん」に「のしごて乙女」そして「ひのしねえや」それぞれの特徴がでていて、とってもかわいいのです。でも結局目の覚めた赤てぬぐいのおくさんに、「えらいのは、この私だよ。私のうでがいいからお前たちも自分の役目を果たせるんじゃないか。」と怒られて、みんなしょんぼり・・・。でも、「ひとりひとりが大切、誰かひとりでも欠けたら、お針は出来ないのに」と気がついたおくさんがみんなに謝ります。そしてみんないっそう仲良くなって、お針に励むようになると言うお話です。 あらあら・・・本の紹介になってしましました(笑)。子どもたちの様子ですが、結構おもしろおかしそうに聞いてくれました。『こおった声』に比べると、こそこそ話し声がしていたけれど、この絵本の事を話していたみたいでした。韓国の絵本なんで、家の中の家具とか、色彩とかがアジアンなんです。道具さんたちは、民族衣装着てるし・・・。世界のいろんな絵を見るのも楽しいです。お国の暮らしぶりを少し覗けますしね。道具たちが自慢比べしている時、何ページかに渡って、奥さんが寝ている顔が出てくるんだけど、少しづつ変化しているのに気づいた子もいました。あまりアジアの本は、知らなかったんだけど、コレを機会に、敬遠せず読んでみようかな。子どもたちにも、いろんな国の絵本が紹介できたらいいなぁと思いました。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇語りの先輩の友人に聞いてみた。「この心臓バクバクはどうすればいい?」「回数やるしかないね。最初の2~3回は私もそうだったよ」って。そうかぁ・・・。やっぱ慣れもあるよね。でも、この緊張感が病みつきになったりして・・・。来週の夜にあるおはなし会まで、もうひと練習だね。
2005.01.20
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先日、児童文学講演会 子どもの本~くらべて選ぶ~ へ行ってきました。(講師は平形建一氏)それについて、印象に残った事などを少しづつ紹介したいと思います。興味のある方は、どうぞお付き合い下さい。 * * * * * * * 前に、読ボラの人たちとこんな会話をしたことが、ありました。Aさん 「高学年って何読んでいいか良くわかんないんだよね」私 「そうだね・・・。」Aさん 「どんなの読んでほしいか、6年生に聞いたら、伝記って言うんだけどどうかなぁ・・・」Bさん 「伝記は難しいよぉ~。光と影の、光の部分だけ書いたものもあるからね~。」Aさんと私「ふ~ん。そうなんだ。」そのときは、そうなんだ・・と思ったけれど、いまいち自分の中でピンとこなかったんだ。実は私、あまり伝記というものを読んでいないのです。でも、今回の講演会で少し分かったような気がしました。 * * * * * * * 今日は 野口英世編です。頂いた資料には、野口英世の伝記がずらり・・・。さすが、お札になるだけの人、いろんな出版社から多くの本が、出ています。比較の項目として私がおもしろいなぁと思ったのは、≪内容比率≫というもの。出生や高等小学校時代、渡米、帰国、死去と本全体でどのくらいの割合の比率で書かれているかという項目。低学年向きの本15冊ほどで比較してありますが、全体的に見て、4歳までのところで、全体の80%を占めている本もあり、その他のものでも50~60%です。やはり、子どもの頃、手をやけどした事を中心に書かれているもの多いのでしょうか?出生から高等小学校卒までで100%の本がありました。(その後の野口英世はどうなったの~)年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの項目もほとんど×になっています。中学年向きの本10冊ほどで比較。低学年向きと比べると、高等小学校卒から渡米、帰国の比率が少し増えたかな。でも年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価は△があるものの×が多いです。高学年向きの本18冊で比較。出生から4歳までの割合がかなり低くなってきている。(例外はあるが・・)20%前後が多いかな。その分高等小学校卒から渡米、帰国までの部分が全体の50%近くになっているものが多い。また死去の部分も割合が低・中学年に比べ増えている。年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価も○△が増えてきて×が減ってきている。中学生向きの本5冊で比較。高等小学校以前の割合がかなり少ない。10%いってないものもある。その分、人生の後半に多く触れているのだろう。死去の割合も増えている。年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価も○が増え△×が減っている。以上を考えて見ると、あまり小さいときに伝記を読んでも、その年齢で理解できる範囲の事しか書かれてないということ。当然といえば当然なんだけど・・・。伝記という人の人生を扱った本は、ある程度の年齢でないと理解するのは、難しいんだなと感じました。やはり、簡単にされたものを読んで覚えてしまうと、本格的なものは読まない傾向にあるらしい。参加されている人から、「何か選ぶときの目安はありますか?」との質問に、「全集よりは単発でかかれたもの、その人と何かしら因縁があった人が書かれたものなどが良いのでは。」との返答でした。結局はいろいろ読まないとわからないのかな~なんて思いました。今日で、児童文学講演会の話は、終わりです。長いこと、お付き合いいただきましてありがとうございました。 ふ~っ。慣れないことすると疲れるわ~。明日からは、いつもの気楽な日記に戻りま~す。では、また明日 ルンルン~♪~
2005.01.19
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先日、児童文学講演会 子どもの本~くらべて選ぶ~ へ行ってきました。(講師は平形建一氏)それについて、印象に残った事などを少しづつ紹介したいと思います。興味のある方は、どうぞお付き合い下さい。今日は 桃太郎編です。まず、最初にごめんなさ~い。かなり煮つまっています。講師の方が「僕は桃太郎の事をしゃべれと言われたら、3時間はしゃべりますよ~」とおっしゃっておりました。それぐらい、内容が濃いのだと思います。ちょっと話を聞いた私が簡単にまとめられるものでは、ないですね。なので、まとめるのは、ムリです。印象に残って、覚えている事を、頂いた資料を見ながら、箇条書きします。あやふやな点も、あると思います。その辺はお許しを~~~。★代表的昔話『お伽草子』の中にはないので、室町末期以後の比較的新しい話。★桃太郎の出生には、大きく分けて2つのタイプがある。 回春型(桃を食べて若返った爺と婆から生まれる・江戸時代の草双紙) 果生型(川で拾った桃から生まれる・明治以降の作品と口承の昔話)★その後時代によっていろいろな桃太郎が登場する。( )は鳥越信氏の区分 ≪江戸時代≫ 町人文化の開花とともに、自由奔放な桃太郎 ≪明治時代≫ 私たちの知っている桃太郎が形づくられた。(皇子の子) ≪大正時代≫ 国家主義の流れに繰り込まれ苦難の始まり。 大正デモクラシーの中でつかの間の息吹を回復(童心の子) ≪大正から昭和≫ (階級の子) ≪昭和戦前・戦中≫ 拡大する戦争の中で、桃太郎は皇軍のシンポルとして、鬼畜米英を叫ぶ巨像として成長。(侵略の子) ここが、戦後生まれの私にとっては、とても衝撃でした。 この頃、桃太郎のハチマキの桃のマークが日の丸に変わったとのこと。 桃太郎を主人公にした「桃太郎の海鷲」という、日本漫画映画史上、画期的な長編映画があったということ。 内容は、アメリカの真珠湾軍港を鬼が島とみなし、海鷲ーつまり、海軍航空隊の長であった桃太郎が、イヌ、サル、キジなどの部下を率いて奇襲するというストーリー。 この映画、高校生だった手塚治虫氏も見て感動したそうです。 ≪昭和戦後≫ 民話本来の姿に戻る。(民衆の子)★時代と共に若返る桃太郎 発生時代(室町?)は、30歳か40歳。 江戸初期(慶長~寛文)は、30歳程度。 (元文~寛政)では、25歳ぐらい。 江戸後期(享和~慶応)は、20歳ぐらい。 明治(国定教科書)は10代。 それ以降、講談社版は、10代の眉目秀麗な少年武士。 小学館育児絵本は、6歳から3歳児 その時代時代によって、描かれた桃太郎は、時代背景の影響を受け、年齢もさまざまに変化してきたんだと驚きました。 これは、ほんのほんの一部です。 更に詳しく知りたい人のために、読みやすいものとして『桃太郎の運命』 鳥越信著 (ミネルヴァ書房)を紹介されていました。 私のおぼろげな記憶より、ぜひこちらを読んでみてください。 絵も多く、いろいろな桃太郎に出会えると思います。次回は、伝記について、少し書きたいと思います。
2005.01.18
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先日、児童文学講演会 子どもの本~くらべて選ぶ~ へ行ってきました。(講師は平形建一氏)それについて、印象に残った事などを少しづつ紹介したいと思います。興味のある方は、どうぞお付き合い下さい。今日は 白雪姫編です。グリム童話集の中の『白雪姫』。これまた有名なお話です。大雑把なあらすじは、なんとなく、皆さんご存知なのではないでしょうか?資料の方を頂いたのですが、この白雪姫が原作に忠実かどうかの比較項目のポイントが11あります。1.書き出しの女王書き出しは、白雪姫の本当のお母さん(女王)が窓辺で針仕事をしながら、「雪のように白く、血のように赤く、窓枠の木のように真っ黒な子どもが生まれたらいいのに」と願う場面から始まります。2.色彩皆さんが思い浮かべる白雪姫は、どんな感じですか?髪の色は?肌の色は?昔話は原色を好むのだそうで、生まれた白雪姫は、雪のように白く、血のように赤い頬や唇、黒檀のようなに真っ黒な髪をしていました。金髪や栗毛はありえません。でも私は、どこかで、栗毛の白雪姫にお目にかかったような気がしているのですが・・・。3.くり返し(鏡・小人)白雪姫を生んだ女王は、すぐ亡くなってしまいます。1年後、王様は2度目のお妃をむかえます。このお妃が鏡に問いかける言葉、後から登場する小人たちの会話は、1度だけでなくくり返し使われています。4.7歳になった時白雪姫が森へ追いやられた年齢は、たったの7歳の時だったのです。私は、もっと大きいイメージがありました。5.肺と肝臓お妃は、猟人に「白雪姫を森の奥で殺し、証拠として肺と肝臓を持って来て見せなさい」と言います。しかし、猟人は白雪姫を殺す事が出来ず、代わりに猪の肺と肝臓を持ち帰りました。6.数字の表現奇数を好むということがあるそうです。小人の人数7人、それから白雪姫は3回殺されています。小人の忠告も3回です。どの様に殺されたか分かりますか?7.殺しの方法1度目は、紐できつく締められて息がつまりぐったり倒れてしまう。2度目は、毒のあるくしで気を失ってしまう。3度目は、毒リンゴを食べてほんとに死んで倒れてしまう。私は、くしとリンゴは記憶にあったのですが、紐は知りませんでした。(もしくは、忘れている)8.小人の忠告小人たちは「きみのまま母には気をつけたまえ」「どんな人であろうと、僕たちがいないときに入れてはいけない」「誰が来ても決して戸をあけないように」と忠告しています。9.「長い間」の記述毒リンゴを食べて亡くなった白雪姫は、長い長い間、棺におさまっていました。いつまでも腐りもせず、まるで眠っているようでした。10.生き返るところ毒リンゴを食べてなくなった白雪姫は、どうやって生き返ったのでしょうか?森に迷い込んだ王子様に抱きかかえられて?いえいえ、くちづけで?正解は、毒のあるリンゴが喉から飛び出してです。棺をかついでいた、王子の召使が潅木につまづいた拍子に、棺が揺れてです。話を読んであ~そうだったと思いましたが、くちづけのシーンが、なぜか頭に浮かびました。11.結末のスリッパお話の最後、白雪姫は王子様と盛大に結婚式を挙げておしまいではありません。結婚式には、あのまま母も、招かれているのです。そして、そのまま母のお妃は、真っ赤に焼けた鉄のスリッパを履かされ、死んで倒れるまで踊り続けるよりほかなかったのです。ざっと、こんな感じです。私がもらった資料には、19冊の白雪姫で比較されていますが、11項目すべて正しく書かれていたのはたったの1冊です。○×△でチェックして、丸が一つもないものもあります。一体どんな白雪姫なんでしょうか?かえって、読んでみたい気もします。創作されちゃったのでしょうか・・・?みなさんの記憶にあった白雪姫は、どうでしたか?次回は、桃太郎編です。
2005.01.17
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昨日、児童文学講演会 子どもの本~くらべて選ぶ~ へ行ってきました。(講師は平形建一氏)それについて、印象に残った事などを少しづつ紹介したいと思います。興味のある方は、どうぞお付き合い下さい。 導入編 最初は「ちびくろサンボ」の話から始まりました。ちびくろサンボは、みなさんも良くご存知のお話ではないでしょうか。私のうちにも、実家から持ってきた自分が子どもの頃よんだ本があります。でもこの本、少し前までは、本屋さんから姿を消してしまうくらい、いろいろなことで論争になっていたんですね。その発端は、ある学校のPTAのお母さんたちの話から始まったようです。あるお母さんが「うちの子『ちびくろサンボ』の本好きなのよね」と言うと「あら!うちもよ」「うちにもあるわよ」となり、『ちびくろサンボ』の本を持ち寄りました。ところが、持ち寄ってみてビックリ!お話の内容がみんな違うのです。同じタイトルなのにどうして・・・?そんな事から始まったのだそうです。そして、ここで初めて 完訳と 省訳と言う言葉を耳にしました。多分、私が思うには完全翻訳、省略翻訳のことだと思います。海外の本が日本に紹介される為には、日本語に訳さなければなりません。その時に、いろいろあるんだと思います。小さい子ども向けに、簡単にされてしまうものが少なくありません。小さな子供には、長いお話は向かないという思い込み。そりゃ~、1歳2歳ではちょっと無理かもしれませんが、それ以上になってくれば、興味深いお話なら聞けると思うのです。名作絵本というものがありますが、それが絵本の名作であるとは限らないので間違えないでくださいとおっしゃっていました。簡単に省略されたあらすじにもなっていない本を読んで、読んだ気になって、本当の本物の作品まで、たどりつかないでいることが問題だと話されていました。なるほどと思いました。海外の本が日本語に訳された時に、○○○○作・著などと書かれている場合は、その方の考えなどが含まれているかもしれません。○○○○訳と書かれているものは原作をそのまま訳されていると考えられます。一応の目安にはなると言われました。気をつけて見てみる価値はあるなぁと感じたし、選ぶ親の目が大事なんだと思いました。(反省)私たちがよく知っている、イソップ、グリム、アンデルセンなどの童話はどうでしょうか・・・?本当の正しいお話の方を知っているのかな?それとも・・・?一度、完訳版を読んでみないといけませんね~。全然違ってたりして・・・(笑)。(ちなみに、イソップは寓話、グリムは昔話、アンデルセンは創作童話だそうです)次回は、よく知っている白雪姫のお話をいろいろくらべてみた白雪姫編に続きます。
2005.01.16
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昨日の夜の・・・と言っても12時まわっていたから今日なんだけどとってもリラックスしたお風呂タイムを過ごしました。一緒に小学校の読ボラしている人にね、「お風呂はいるとき、電気消して、ろうそくの灯りだけで入るといいよ~」って教えてもらいました。単純な私は、すぐやりたくなっちゃて・・・。でも、うちには、おしゃれなキャンドルはなく、災害用に買ってあった「ろうそく」でやってみました~(笑)。とってもいいです。も~~別世界へワープしちゃった感じ・・・。炎が、ゆらゆら揺れているのが、お湯に映って幻想的。浴室(バス・ルームの方が、かっこいい?)が暗いから、水面から、もわ~っつて湯気が立ち上るのも見えるんです。今まで、こんなに、湯気がゆらゆらもわ~ってなってるなんて知らなかった。明るいと見えないんだよね。いつもは、カラスの行水に近い私が、ゆっくりしちゃったよ。なんか、癖になりそう・・・。今度、雑貨屋さんで、素敵な香りのアロマキャンドル買ちゃおーっと。 今日、図書館で、児童文学講演会があって、子どもの本を比べて選ぶという興味深い内容でした。面白かったし、とっても楽しかった。本選びの勉強になりました。皆さんにも、お伝えできるといいなと思っているけど、文章にまとめるのって難しい~。アップできるよう頑張ってみますが、ダメだったらごめんなさ~い。
2005.01.15
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我が家に『母と子の世界むかし話シリーズ』という古い古い本があります。1巻から15巻まで、ずらっと15冊です。1巻は「イギリスのむかし話」2巻は「日本のむかし話」3巻はロシア、4巻は南欧、5巻はアメリカ・・・・・と世界各国のおはなしが、1巻に5話づつ載っているので、計75話になります。これは、私が子どもたちのために買ったものではありません。私の母が、私たち兄弟のために、月に1冊づつ買ってくれたものです。だから、とても古く、破れていたり、沁みだらけだったりします。しかし、ハードカバーでしっかりした作りのこの本、なんと1冊400~500円。やっす~い。時代を感じますね。自分が、絵本やよみきかせをはじめて、いろんなおはなしに出会うようになって、「なんだかこの話、きいたことあるなぁ」と思う時が、たまにあります。それは、多分私の昔の記憶、このシリーズの中のおはなしだったりするわけです。前に1度伺ったストーリーテリングのお話会。そこで、語られた長い長い20分はあるような話。最初は、初めて聞くはなしだと思っていたのですが、途中の場面で、絵本のあるページの絵が頭の中に浮かんだのです。その時よみがえった子どもの頃の記憶。なぜだかとてもドキドキしました。早速帰って、あれこれ本を開いてみると、アメリカインディアンのおはなしのところに、私の頭に浮かんだものと、同じ絵があり、感動してしましました。そのおはなしを聞くまで、すっかり忘れていたことが、いろいろ思い出されて、なつかしかった。おはなしの力ってすごいなぁと思いました。私が今、絵本やおはなしが好きになって、子どもたちに読みたいと思うのは、母が子どもの頃、たくさんのおはなしをよんでくれたからだと思っています。本当に感謝の気持ちです。目にはみえないけれど心の宝物をたくさんもらいました。だから、多くの子どもたちに、たくさんのお話と出会って欲しい。心の中をおはなしの宝物で、いっぱいにしてほしいなぁと思っています。そして、お父さんやお母さんになった時に心の中の宝物に気づいてくれたら、とってもうれしいのです。
2005.01.14
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今朝も寒い。今日は今年最初のよみきかせ。十二支関連の本で行きたかったけど、図書館の本はぜ~んぶ貸し出し中でした。(出遅れてしまった)で、本日はこんな本にしました。こんなに寒いと、手が冷たくてページがめくりにくいよ~。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇本日のよみきかせ(6年生)『コッケモーモー』 ジュリエット・ダラス・コンテ文/アリソンバーレット・絵 (徳間書店)『ゆきまくり』 野坂勇作 (福音館書店)まず、最初は今年の干支でもある酉の絵本。「この中にもとり年の子いるよね~。年女年男だね。」なんて話しかけながら絵本に入りました。(子どもたちシ~~ン。ちょっとぐらい反応してくれてもいいのにね~。お年頃?)鳴き方を忘れちゃうなんてあるんだろうか。突然おんどりがこう鳴いた。「コッケモーモー♪~」あれれれ・・・・気を取り直して「コッケガーガー♪~」おやおや・・・ もう一度「コッケブーブー♪~」はーっ ?絵本いっぱいに、鮮やかな色の絵、太くカタカナで描いてある鳴き声は遠くからでもはっきり見える。子どもたちニヤニヤ・・・。最後は、ちゃんと『コッケ○ー○ー』と鳴きますから、ご安心を。次は、寒いのに、もっと寒くなりそうな本。言葉が面白いので、言葉に反応してくれました。「くもが わじゃ わじゃ わいてきて・・・」 「わじゃわじゃ~?」「ふゆの ぴしぴし とんがった くうきも・・・」 「ぴしぴしか・・・?」「ゆきが だんびら だんびら ふってきて・・・」 「ふ~ん」って感じです。変わった言葉は、新鮮で楽しいね。今日は久しぶりだったので、軽い感じの短い本2冊にしました。次はどうしようかなぁ。今、鬼の本いっぱい借りてるから、そこら辺でいってみようかーー。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇よみきかせ終わった後、寒いのに、駐車場のとこで、3人で立ち話。語りに誘ってくれた人と私、そして語りに興味がある人。ふたりで語りの面白さをはなしたら、今月のおはなし会きてくれるって。またまた仲間がふえてそうでうれしいなぁ。朝のよみきかせに、語り(ストーリーテリング)も出来たら幅が広がって、楽しいもんね。3人いれば、交代で全学級に入れるかもしれないし・・・。でも、今月のおはなし会は、私のデビューだった・・。知り合いがいると、緊張倍増~。でも楽しんでもらって、一緒にやれるように、がんばろう!っと。絵本・おはなしのろうそくに、たくさんの灯りがともりますよ~に。
2005.01.13
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冬休みも終わり、3連休も終わって、やっといつもの日常が戻ってきました。(ホッ)休み中は、なんだか、ぐっちゃぐちゃな生活してました。(反省)そろそろ、気を取り直して、すっきりシンプルライフをおくりたい。憧れる気持ちは、もうずっと前から持っているのだけれど、なぜか、なかなか思うようにはならず・・・。 一応、コレ(↓)私の教科書 ≪少ないもので豊かに暮らす、楽しい食事づくり、みんなで協力する家事、暮らしがまわる時間術、家の中の情報整理、家事ごよみ/部屋別、物別の収納方などなど・・・≫内容は盛りだくさん。写真もいっぱいあってとても分かりやすいです。なのに、我が家は、全然違うぞーっ。ガーン・・・。読んでるだけじゃぁ、そりゃダメだよね。実践しなきゃぁ。(トホホ・・・)でも、あきらめないで、少しづつでもこの状況を何とかしたい。物の整理は心の整理・・・。アレもコレもと欲張らず、自分に必要な物、不要な物をキチンと決めて捨てる勇気がないと片付かないね。まずは心の整理か・・・。う~ん、シンプルライフも厳しい。魔法のようにあっという間にキレイな部屋になればいいのに・・・。何事も、毎日の積み重ねなのね。昨日より今日、今日より明日、ちょっとづつでも、進歩していけば、いつか、憧れのシンプルライフを過ごせるかなぁ。 庭にあるクリスマス・ローズ。今年で4年目。やっと根元近くに、小さい蕾を付けてくれた。いつもの年より、今年は、かなり遅い・・・。スイセンは早かったのに・・・。クリスマス頃咲くから、この名前じゃなかったっけ?コレじゃぁ、多分、スプリング・ローズだな。
2005.01.12
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今日は、午後からここのフリーページをいろいろいじってました。≪おはなし覚え書き≫のところ。今まで、読んだ絵本などを紹介しています。日記に書いたものも、順次まとめてます。ちょっとした≪ミニミニ図書館≫みたいな感じにしたいなぁと思っているんだけどね・・・。興味がある人は、お時間があるときにでも寄ってみて下さ~い。フーーーーちょっと疲れた。結構、大変ねぇ・・・。今日は、寒いです。いつもは、日が照っていれば、昼は暖房いらないんだけど、今日はさすがに、オイルヒーター入れました。これからが、冬本番なんでしょうね。今まで、暖かかったから、こたえるなぁ~。あ~、今部屋が金色だよ。夕日がすっごいキレイ・・・。そろそろ、ご飯の支度しなくっちゃね。今日は、圧力鍋で作った肉じゃがだよ~。
2005.01.11
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この楽天って、いろんなジャンルがあって、たくさんのテーマがあるんだね。あれこれ見てると、自分の知らない事とかいっぱいあって、おもしろい。今日は、苦手な料理・食べ物のテーマに挑戦! 本日の晩御飯の献立豚肉の生姜焼マカロニサラダぶりの塩焼き (前、こままさんとこで見た。うちは煮つけばかりだったので)手作りふりかけ(大根と干しえび)中華スープ(野菜たっぷり、具だくさん)ごはん * * * * * *こんな感じで~す。どうなんだろうか??????今日は、まぁ、がんばったほうです。メインは焼くだけだったので簡単だったけど・・・。なんか、こーゆーのちょっと恥ずかしいなぁ。 話は全然かわっちゃうけど、今日、前から欲しい欲しいと思っていたデジタルカメラを、ついに、買いました!!お店で、夫と2人であれこれ見たんだけど、いろいろあるのね~。昔のカメラしか知らないから、もう今のカメラにはビックリです。どれがいいんだかさっぱりわかんなくて、とりあえず、コンパクトでモニターが大きくて見やすくて、後予算内でということで、何とか決めました。ふ~っ。ちょっと疲れた。でも、わ~い!わ~い!、うれしいよ~。し・か・し・・・喜ぶのはいいんだけど、取説読むのはキライ・・・(涙)。ここで皆さんに画像を見てもらえるのは、一体いつになるのでしょうか・・・。でも、楽しいことだから、がんばりま~す。期待しないで、待っててちょ。
2005.01.10
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今、『おぼえること』という冊子のような小さな本を読んでいます。その最初のところに 「お話を語るのはたやすいことだなどと、ゆめゆめ思ってはなりません。 お話をすっかり自分のものにし、努力のあとやぎこちなさをまったく見せずに語るためには、 それ相当の準備がいるのです。」と書かれています。厳しいお言葉です。やっと、短いお話を1つ覚えました。2分少々なので2ページ弱のホントに短いものです。でも初めてなので、要領が分からず、≪そして≫や≪やがて≫などの接続詞、≪できません≫や≪できませんでした≫などの文章の最後の言葉を正しく覚えるのが難しかった・・・。でも、お話に書かれた言葉は、最も分かりやすく、シンプルな言葉なんだと初めて知りました。1つのお話を、こんなに何度も何度も読み返したことなんてありませんから・・・。けれど、覚えるまでは大変だったのに、覚えてから繰り返し語るのはとっても楽しいのです。イメージがどんどん膨らんで、語るたびにうすぺらだったお話が、立体的になり、色がついてくるのです。こんなこと初めて・・・。ちょっと興奮してしまいました。ただ、暗誦するのとは、全然違うんです。語りをしている友人に話したら「もっと長い話だと、さらに大きく膨らむよ」と言われ、只今2つ目のお話に挑戦中です。初めのころは、知っている話が、やりやすいかも・・・とのアドバイスで、先日借りた『ねずみのもちつき』のなかから、絵本で見たことある『おんちょろちょろの穴のぞき』にしてみました。長さは、1つ目の話の大体倍ぐらいかな。とっても楽しい話なので、なんとか、がんばってみようと思っています。最近、洗濯ものをほしながら・・・・ お茶碗をあらいながら・・・・「むか~しむかし、あるところに・・・・・・」とぶつぶついっている私です。子どもたちは、なんと思っているかしら?楽しみが1つ増えてワクワクしています。みなさんも、一緒にどうですか?
2005.01.09
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今年は、酉ですね~。みなさんは、なに年ですかぁ~?私は・・・ 歳がバレちゃうので内緒で~す。干支って日本独自のものなのかなぁ・・・。中国とかにもあるのかしら?知っている方いらしたら、教えてくださ~い。今日の絵本は『十二支のおはなし』 内田麟太郎・作/山本孝・絵 (岩崎書店)このおはなしも、いろいろ出ているようですね。私は、まだこの本しか見ていませんが・・・。年の暮れに、神様が自分のところに「新年のあいさつにきなさい」と言います。「早く来たものから、順番に、その年の大将にしてあげよう」と・・・。張り切って、動物たちは、新年のあいさつに出かけます。干支を思い出してください。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥どうして、この順番になったのか。いぬと同じくらい身近なのに、ネコ年がないのはなぜ?ネコは、どうしてネズミを追いかけるの?ぜ~んぶ、この本を見ると分かっちゃいま~す。新年の初めに読みたい絵本です。山本孝さんの絵がすごい迫力です。力強くて、はっきりしていて、それぞれの顔や表情がとってもユーモラス。よみきかせに向いてるかなって思います。去年、4年生に読んだら、そのクラスの子が、家でお母さんに、「どうしてネコ年がないのか、ネコがネズミを追いかけるのはなぜか」を自慢げに話したんだって・・・。それ聞いて、ちょっとうれしかったで~す。興味のある方は、ご覧くださいね。
2005.01.08
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やっと、今日から子どもたちの3学期が始まったよ~。洗濯物さっさと干して、簡単に掃除を済ませ、いざ!図書館へ。(こーゆー時の私って素早いんですよね)今日は、こんな本借りてきました。★まずは、絵本&おはなし関連 『鬼が出た』 大西廣・文/梶山俊夫ほか・絵 (福音館書店)節分に備えて鬼の本のリサーチ。この本は、おはなしではない。鬼についての参考書といった感じ。昔の絵に描かれている鬼、古いお寺などで、四天王に踏みつけられているのも鬼だそうです。(そこまで、よく見てないなぁ)私が、おもしろいなと思ったのは、「鬼のつくり方」。鬼は、人間の想像によってつくられたものですが、デタラメではないのだそうです。2つの大事な点があるそうです。 1.いろいろな鳥や獣から、強くて怖そうな部分だけを かりてきて、つなぎ合わせる。 2.手足や胴体など、全体の形は人間と同じ。 背の高さはもちろん、他の部分も大きく強そうにする。だそうです。日本以外にも、鬼とよくにたような怪物が世界中にいます。鬼の世界地図なんかも載っていて、コレを全部読むと、かなり鬼に詳しくなりそうです。『 アナログ?デジタル?ピンポーン!</font >』 野崎昭弘・文/タイガー立石・絵 (福音館書店)アナログとデジタルと定義。アナログ=なめらか デジタル=とびとび だそうです。アナログ時計は、針が滑らかに動きます。デジタル時計は数字が、ぱっと変わります。電卓は、数字式だからデジタル、砂時計、日時計はアナログ。足跡や絵、表情や風景、映画やご飯、おもちなど・・・。いろんなものがアナログだったりデジタルだったりするんだなぁと感心してしまう、ちょっと変わった科学絵本です。『 たのしいお話4 おぼえること</font >』 松岡享子著 (東京子ども図書館)今、おはなしを1つ覚えました。でも、とっても短いはなし。それでも、結構何回も何回も繰り返して大変でした。ど~したら長いはなしがおぼえられるの?ってことで借りてみました。★暮らしを楽しむ本『ふりかけ101』 幕内秀夫 (Gakken)ふりかけって便利。おかずがなくても、栄養たっぷりのふりかけがあれば、ご飯が食べれちゃう。この本はすごい!「え~っ」こんなものまで、ふりかけになっちゃうの?と驚きです。例えば油揚げ、白菜付け、ホタテ缶、えのきだけ、うどん、レタス&コーン・・・。要するに、なんでも、乾煎りして水分飛ばして細かくすればOKって感じです。でも、手作りのふりかけって、おいしそう。残り物でささっとつくれたらいいなぁ・・・。『はじめてのモラ』 中山富美子 (パッチワーク通信社)前に、妹と一緒に、モラの一日体験教室に行ったことがあります。モラというのは、パナマの先住民クナ族の民族手芸です。その時の先生に見せてもらったモラは、ホントにステキだった。パッチワークとは少し違う、独特な感じがあります。私は、このモラの素朴で、暖かな雰囲気に惹かれました。デザインもいろいろあるんだけど、明るくて元気になれる。キットを2つ購入して1つは仕上げたんだけど、あと1つが手付かずになっていたなぁ・・・。この本で、またかわいいモラに出会って、ちょっとやる気がでたので、続きをがんばって仕上げてみようかな。★そして、只今、読んでいる本『ぼくがイラクへ行った理由』 今井紀明 (コモンズ)「自己責任」という言葉が、一人歩きしていた現象。私は、そのことがとても不思議でなんだか分からないけど、違和感がありました。あの時の今井さんが、当時の事を書いた本です。知らない事がたくさんあって・・・でも、知らないでは済まされないと思う。彼がイラクへ向かったのは、劣化ウラン弾の絵本を作るためだった。僕の取り柄は行動力と言う彼が、「ぼくたちは、どんな悪いことをしたのでしょうか」と問いかけます。 * * * * * * * * やっと3学期と思ったら、また明日から3連休ですね。お天気はどうなのかな?成人の日もありますね。成人式を迎えられるみなさん、おめでとうございます。うん十年前の自分の成人式。ちょっと、なつかしいです
2005.01.07
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明日から、やっと3学期が始まります。うれし~。(・・・と言ってもその後、8・9・10と3連休なんでもうひと頑張りなんですが・・・)子どもたちにとっては、クリスマス、お正月、そしてお年玉ゲット!と楽しい楽しいお休みだったことでしょうね・・・。しか~し、母にとっては、結構キツかったです。出費は増えるし、家の中は、片付かないし・・。片付かないどころか、散らかる散らかる・・。人の顔見れば、「今日の晩ご飯、何?」って、さっき昼ご飯、食べたばかりだろうがっ・・・!ヤレヤレです。いつものフツーの毎日がいいです。ちょっと、今日はグチ日記?こんな気持ちにぴったりの絵本ないかなぁと思ったんだけど、さすがに、思いつきませんでした。(あったら誰か教えてください)病気もせず過ごせたんだから文句いったらバチが当たるかな?でも、こんなこと思っているの、私だけじゃないと思うんだけど・・・。みなさん、いかがですか?今日は、ちょっとお疲れ気味。また明日からは、元気にいくぞ!!
2005.01.06
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今年のお正月は、雪が降ったところが多かったようですね。私が住んでいるところは、やっぱり降りませんでした。良いお天気の元旦でした。だから、雪には憧れがあるんですね。きっと・・・。そんな憧れをさらにかきたててくれる絵本です。 『 ゆき 』 ユリ・シュルヴィッツ あすなろ書房まず、表紙。タイトルの『ゆき』という文字にまで、雪が積もっているところが、さすが!と言う感じです。雪が降る前って、空がどんより重たくて灰色の世界なんでしょうね。街の様子もどこかの外国で、ステキです。灰色の空に、まず、ひとひらの雪。男の子が「ゆきが ふっているよ」と一番最初に見つけます。ところが、大人たちは、「これっぽっちじゃ ふっているとは いえんな」と言います。すると、もうひとひら・・・。また別の大人が「どうってことは ないな」といいます。しかし、ゆきは、またひとひら、そして、もうひとひらと舞い降りてきます。雪は、地面に落ちるとたちまちとけてしまいます。でも、とけるとすぐに、また空から舞い降りてきます。ラジオもテレビも「ゆきは ふらないでしょう」と言うけれど、ゆきは、ラジオもテレビも聞いたり、見たりしません。雪はただ、灰色の空から舞い降りるだけ。あとからあとから、降ってきて、全ての上に降り積もります。灰色だった世界が、だんだん白く輝き、雪化粧。屋根が白い帽子をかぶり、男の子は大喜び。そして、街中が真っ白に輝くのです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ とても、静かな絵本です。たった、ひとつの雪が、いつの間にか街中を真っ白にするまでの様子がていねいに描かれています。そして、男の子の期待と喜び。一緒に喜びたくなります。1年前の冬、こちらでも、1~2回雪が降り、うっすら白くなった時がありました。その少し後で、4年生に読んだ絵本です。雪の世界をみんなで楽しみました。地味な色合いの本ですが、よく聞いてくれたように覚えています。雪がふったら、また読みたいなぁと思っているのですが、読めるかなぁ・・・?
2005.01.05
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今日、夫と子どもたちが「ゴジラファイナルウォーズ」を見に行きました。冬休み、春休みの映画は、長男が2歳半ぐらいからの恒例で、夫の役割となっています。子どもが小さい時、この時間はホントに貴重でした。毎日毎日どんな時も、子どもと一緒。掃除をしていても、洗濯をしていても、トイレに行ってもついてくる。もちろん、子どもはかわいい。 でもね・・・。いい加減にして!自分の時間が欲しい!一人になりたい!って、叫びたい時が何度もあった。そんな時、夫が子どもを連れて映画に行ってくれたんだ。やっと、持てた一人の時間。何をしたと思いますか?笑っちゃうの。普段と同じこと。洗濯して、掃除して、ゆっくりお茶を飲んで、雑誌を見る。一人でお昼ご飯を食べる。誰にも邪魔されず、自分のペースで出来る事が、すごくうれしかった。そんな小さなことで、満足した。でもしばらくすると、映画終わって、きっとマクドナルドでご飯食べて、そろそろ帰ってくるかなぁって待ちどうしくなった。不思議だけどね。今、思うと何気ない事だけど、私にとっては必要な貴重な時間だったんだなぁと思う。気持ちに余裕ができて、優しくなれた。 * * * * * * * * * * * そんな私が、「私だけじゃないよね」って共感を持ったおはなし。 『しりたがりやのこぶたくん』 さく ジーン・バン・ルーワン え アーノルド・ローベル 童話館出版短いおはなしが5つ、その中の1つ『ひとりでいたいの』っておはなし。こぶたのオリバーくんとアマンダちゃんのおかあさん。家事をしていると、子どもたちが手伝ってくれるのはいいんだけど、かえって仕事が増えちゃいます。休もうとして椅子に腰掛けると、膝にのってきたり「本読んで」と言われたり・・・。外へでて、子どもたちは、砂場遊び、その間おかあさんは、リンゴの木の上に上がって、「わたし、ひとりになるの」と言って何もせずひとりで座っているの。下で、子どもたちは、いろいろ話しかけてくるけど、「さびしくないわよ」と答えるおかあさん。でもしばらくして、「おりてきて、おかあさん!」と言われておりていくおかあさん。「わたしもいっしょにいたくなったわ」と言って、最後は、みんなでおふろに入るんです。ちょっとでいいんです。何か、ふっと息を抜ける時間があれば、その後また優しくなれるんだよね。子どもが小さかったときの私は、このお母さんの気持ちがすごくわかるなぁと思ったし、自分だけじゃないんだなぁと思いました。 * * * * * * * * * * *昔のなつかしい時間となつかしいお話を思い出した日でした。
2005.01.04
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