ここに一冊の本があります。「H.D.ソロー著 森の生活」です。実は、まだ本としては読んだことは無かったのです。断片的に読んだり、たしかNHKのBSの特集か何かでやっていたのを見た覚えがあります。もちろん、僕と同世代の人、「アウトドア・ブーム」の第一期生(バックパッキング)というアメリカの文化に触れた人達にはこの本の存在感は大きいと思うんですよね。ブームの火付け役 故 芦澤一洋さんは、世田谷の自宅で、自分なりの「森の生活」を楽しまれていました。それは著書「アーバンアウトドア・ライフ」などに記されています。
僕は40代の間、長野県の富士見町にあるキャンプ場に幾度と無く行っていました。1週間以上そこに滞在するのはざらでした。そうなると「キャンプ」というより半ば「生活」に近いものがあったんですよね。風やせせらぎの音を感じて時を過ごしたい・・・・・。そんな思いがずっとあったんです。ただ、実際は生活のためには稼がないとならないので、そこに永住も出来ません。それと、都会の便利さも知ってしまっている以上、それを捨て去ることも出来ない自分がいます。僕は、哲学者でも宗教家でもないので、自分的に心地よいのであれば良いのでは? ということで横浜から100K圏内で「心地よい場所」をずーっと捜し求めていたのだと思います。
ソローはウォールデン湖の近くに10フィート×15フィートの小屋を建てました。僕は三つ峠の麓に8フィート×12フィートの小屋を建てます。
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