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母の退院、介護のための手すりの取り付けや、手を入れたい箇所お風呂場のリフォーム手続き、デイケア施設の手続き、暇を見つけては庭の手入れ、菜園を耕して空心菜とモロヘイヤの種蒔き、その他諸々の用事を済ませて、妹にバトンタッチ。新型コロナの流行で飛行機移動は心配でしたが、心身を整える必要があると考えて自宅に戻りました。空港も機内もリムジンバスも空いていて、羽田空港は客よりガードマンのほうが目立つくらい。実家ではあんなに立ち働いていたのに、今は電池が切れかかったリモコンのように、ちょっと動いては休憩の日々。いろんな交通機関を使ったので、念のために約二週間は自宅に籠りましょうと決めてから8日過ぎましたが、さすがに家で過ごすことが好きな私でも青空の下新緑がそよぐ様をベランダから見ていると、外に出たくなってきました。車から出ない近場ドライブだったら出かけてもいいかな、でもタラの芽なんて見つけたらそのまま通りすぎるなんてできないし。少し決心が揺らいできました。
2020.04.25
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鹿児島にてブログをアップすると考えた時に、話のネタはすぐ尽きるだろうなと思っていました。更に、母との事は微妙な問題を含むので、書かないでおこうとも。しかし、特に変化のない日常には特記するような事柄は転がっていません。ただ、母との日々は考えさせられる事が多くて。それでは、ブログに登場してもらおうということで、今回から介護話題解禁です。「何があってもお国のお世話にはならない」と頑なだった母。入院という環境の変化のついでと言ってはなんですが、退院後「デイケア施設」に行ってくれるよう、説得しました。それはもう、沢山の方々のお知恵や助言をいただきながら。一応出かけてくれるようにはなりましたが、前日の夜から始まるのです。「年寄りは静かに暮らしたいものだ」「今更、人の中に入ってどうなるものでもない」「政府が考えていることは理解できない、大体介護保険を払うなんてことは昔はなかった」「入院していた病院とデイケア施設が結託している」等など。時々なるほど~と思うような言葉もでてくるので聞いていますが、本気で向き合うと大変な疲労感を覚えます。最後には「明日の朝、足が痛かったら休むから連絡して」という言葉。黙って聞いていた私は、そこで伝家の宝刀を抜くわけです。「デイケア施設って、病院が経営しているのよ。足が痛いと連絡したら、早速お迎えが来て病院行きよ」「えぇ~、ズルもできないの・・・」と母。そこまで聞いていた私は、慣れない場所に戸惑いながら、何とかズル休みしようと考えを巡らす母が、ちょっとだけ可愛く思えてくるのです。どんな方法も通じないと分かってくれる日がくるといいのですが。明日はどんな言い訳をするかしら、こうして文章にしてみると私自身の心の整理もできて、その時は優しくしようという気持ちになってきました。
2020.04.07
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前回の続きです。不明の野菜を、お浸しで食べてみたところスイスチャードでした。「ふだん草」という名の野菜を子供の頃から食べていましたが、独特の風味が苦手でした。今出回っているスイスチャードは、食べやすく改良されたものでしょうか。菜園のチャードも風味が弱くて、青物野菜としていい仕事をしてくれます。ほうれん草だと思って買った種、実はスイスチャードだった、これが今回の結論です。視力も聴力も弱ってきた母、勘違いは随所にありますが、今回はとても微笑ましい結果となりました。庭のツツジが次々と咲き始めてきました。ツツジの後はサツキが咲きます。剪定の季節を守らず枝が伸びるたびに母が切り落としてしまうために花の数は年々少なくなりましたが、これからの一か月間は彩豊かな庭を眺めて、縁側でお茶します。
2020.04.01
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