chatswoodbbさん
多言語愛好会＠ヒッポファミリークラブは、互いの「できるじゃん」を育てあう場所なので、むしろ、劣等感とか羞恥心を捨て去ってしまってどこまでもお気楽な人間に変身しちゃうんです。はい。
こあらさん
どもども、ようこそ。よじらはこんなＨＰ作っていたのです。「例のパイナップルタルト」（＾＾）、いつかレシピをまとめなくっちゃね。とりあえず、きょうは「懐かしい味でっちあげシリーズ」として花巻を日記に書きます。
(2005年02月11日 20時01分24秒)
多言語愛好会＠ヒッポファミリークラブは、互いの「できるじゃん」を育てあう場所なので、むしろ、劣等感とか羞恥心を捨て去ってしまってどこまでもお気楽な人間に変身しちゃうんです。はい。
こあらさん
どもども、ようこそ。よじらはこんなＨＰ作っていたのです。「例のパイナップルタルト」（＾＾）、いつかレシピをまとめなくっちゃね。とりあえず、きょうは「懐かしい味でっちあげシリーズ」として花巻を日記に書きます。
(2005年02月11日 20時01分24秒)
2005年02月10日
テーマ： お勧めの本(7899)
カテゴリ： 読書の楽しみ
「鬼平犯科帳」を先日久しぶりにテレビ放映したそうですが、ご覧になりましたか？ ワタシは残念なことにチェック不足で見逃してしまいました。 
鬼平犯科帳の原作者、池波正太郎氏。
一通り読んだあとでも、ときどきふと読み返したくなる、大好きな作家です。
時代小説が有名ですが、古地図散歩、食のエッセイ、映画のエッセイ、など意外に広範囲にわたる著作があります。
また、晩年にはフランスに惹かれて何度も旅行されており、自作の挿絵を添えたエッセイなどもまた異なる味わいでよいものです。
さて、池波ワールドの核をなす時代小説シリーズには、
「鬼平犯科帳」「剣客商売」「真田太平記」「仕掛人・藤枝梅安」があります。
それぞれ違う色と味わいがあります。
まずは「鬼平犯科帳」
「鬼平犯科帳」は文庫で全２４巻（最終巻は絶筆）
初めて読むなら文庫の第５巻から読むのをお勧めします。
「鬼の」平蔵、「仏の」平蔵、それぞれの顔が満喫できる第５巻（短編集）は「テレビの鬼平は見た」という方にお勧めです。
平蔵が「火付盗賊改方」長官に着任して一定時間がたち、おなじみの密偵たちもかなり出揃っていますし、軍鶏鍋屋「五鉄」も登場しています。
小説版の鬼平犯科帳では、密偵たちの心情なども細やかに描かれているのですが、さすがにテレビではそこまで脚本に盛り込めません。テレビでのファンの方は、小説版を読んで、「密偵おまさと五郎蔵」が夫婦密偵となるのに驚くのでは？
次なるは「真田太平記」 （文庫で全１２巻）
一大長編小説です。ワタシはある年の夏休みに一気に読みました。
面白かったです、がその後読み返すチャンスはないままに飾ってあります。
いつかまた一気読み返しをしたい小説です。
真田太平記文庫古本１２冊揃３千円＆送料300円
そして、「剣客商売」。これもテレビドラマ化されていますね。
気楽な隠居生活を営む剣の名人秋山小兵衛（藤田まこと）
小兵衛の若い女房、おはる（小林綾子）
男装の武芸者、佐々木三冬（寺島しのぶ）。
この４人の暮らしに絡んでくる数々の事件を描いています。つくづくなんと豪華な配役でしょう！！ 前回まで大治郎を演じていた渡部篤郎さんも素敵でしたが、今回は更にいいです。
「剣客商売」全１６巻のなかで、読み始めには第３巻「陽炎の男」がお勧めです。
すでに小兵衛とおはるは祝言をあげて夫婦となっており、小兵衛に恋心を抱いていた佐々木三冬が、わが心の中に秋山大治郎への恋心が育っているのに気づく・・・。全１６巻の大きな波の最初のクライマックスに当たる巻だと思います。
鍼灸医として人を治療するかたわら、殺し屋として金で殺人をうけおう。
テレビシリーズでは渡辺謙さんが梅安を演じ、原作より素敵すぎる梅安だわ、と思って見ました。![仕掛人 藤枝梅安 壱 ◆20%OFF！＜DVD＞ [KIBF-3020]](https://image.rakuten.co.jp/wshop/data/ws-mall-img/guruguru2/img64/img10491022310.jpeg)
人を治すその同じ手で金づくで人の命を奪う。「人間の矛盾」というのは池波作品のそこここに見られる大きなテーマです。
仕掛人梅安シリーズは、第１巻「殺しの四人」から読むのがお勧め。
文庫新装版発売中
「仕掛人」を説明するくだりや、梅安が今のような暮らしをするにいたった生い立ちがまず説明されていますし、
「仕掛人梅安」シリーズは人と人との交わりを主においた小説ではないので、登場人物が出揃うのを待つ必要もなくいきなり話が盛り上がります。殺伐としがちな仕掛人話を彩るのは、江戸料理です。
テレビドラマがお気に召した方、この機会にぜひ池波小説のファンになってみてはいかがでしょう･･･？
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鬼平犯科帳の原作者、池波正太郎氏。
一通り読んだあとでも、ときどきふと読み返したくなる、大好きな作家です。
時代小説が有名ですが、古地図散歩、食のエッセイ、映画のエッセイ、など意外に広範囲にわたる著作があります。
また、晩年にはフランスに惹かれて何度も旅行されており、自作の挿絵を添えたエッセイなどもまた異なる味わいでよいものです。
さて、池波ワールドの核をなす時代小説シリーズには、
「鬼平犯科帳」「剣客商売」「真田太平記」「仕掛人・藤枝梅安」があります。
それぞれ違う色と味わいがあります。
まずは「鬼平犯科帳」
「鬼平犯科帳」は文庫で全２４巻（最終巻は絶筆）
初めて読むなら文庫の第５巻から読むのをお勧めします。
「鬼の」平蔵、「仏の」平蔵、それぞれの顔が満喫できる第５巻（短編集）は「テレビの鬼平は見た」という方にお勧めです。
平蔵が「火付盗賊改方」長官に着任して一定時間がたち、おなじみの密偵たちもかなり出揃っていますし、軍鶏鍋屋「五鉄」も登場しています。
小説版の鬼平犯科帳では、密偵たちの心情なども細やかに描かれているのですが、さすがにテレビではそこまで脚本に盛り込めません。テレビでのファンの方は、小説版を読んで、「密偵おまさと五郎蔵」が夫婦密偵となるのに驚くのでは？
次なるは「真田太平記」 （文庫で全１２巻）
一大長編小説です。ワタシはある年の夏休みに一気に読みました。
面白かったです、がその後読み返すチャンスはないままに飾ってあります。
いつかまた一気読み返しをしたい小説です。
真田太平記文庫古本１２冊揃３千円＆送料300円
そして、「剣客商売」。これもテレビドラマ化されていますね。
気楽な隠居生活を営む剣の名人秋山小兵衛（藤田まこと）
小兵衛の若い女房、おはる（小林綾子）
男装の武芸者、佐々木三冬（寺島しのぶ）。
この４人の暮らしに絡んでくる数々の事件を描いています。つくづくなんと豪華な配役でしょう！！ 前回まで大治郎を演じていた渡部篤郎さんも素敵でしたが、今回は更にいいです。
「剣客商売」全１６巻のなかで、読み始めには第３巻「陽炎の男」がお勧めです。
すでに小兵衛とおはるは祝言をあげて夫婦となっており、小兵衛に恋心を抱いていた佐々木三冬が、わが心の中に秋山大治郎への恋心が育っているのに気づく・・・。全１６巻の大きな波の最初のクライマックスに当たる巻だと思います。
鍼灸医として人を治療するかたわら、殺し屋として金で殺人をうけおう。
テレビシリーズでは渡辺謙さんが梅安を演じ、原作より素敵すぎる梅安だわ、と思って見ました。
人を治すその同じ手で金づくで人の命を奪う。「人間の矛盾」というのは池波作品のそこここに見られる大きなテーマです。
仕掛人梅安シリーズは、第１巻「殺しの四人」から読むのがお勧め。
文庫新装版発売中
「仕掛人」を説明するくだりや、梅安が今のような暮らしをするにいたった生い立ちがまず説明されていますし、
「仕掛人梅安」シリーズは人と人との交わりを主においた小説ではないので、登場人物が出揃うのを待つ必要もなくいきなり話が盛り上がります。殺伐としがちな仕掛人話を彩るのは、江戸料理です。
テレビドラマがお気に召した方、この機会にぜひ池波小説のファンになってみてはいかがでしょう･･･？
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はじめまして
chatswoodbb
さん
多言語愛好会に参加したら私なら劣等感を刺激されすぎて再起不能になりそうです。
(2005年02月11日 16時45分28秒)
Re:池波正太郎氏の時代小説(02/10)
こあら さん
よじらさん、素晴らしい！時間がある時、ゆっくり読ませてもらいます。お気に入り、に入れましたよ。
レシピ集、とってもわかりやすくてＧＯＯＤです。いつか例の「パイナップルタルト」も載せて下さ～い。
マドレーヌ、焼きました。今日は、アレンジなしの「うちのマドレーヌ」なので、明日持っていきます。
でも、母はやっぱり「あれ」を求めています。今日もう一度作ると言うのをやっと阻止しました。明日、生クリームとチーズを買いにいくようですが・・。
ちなみに、弟くんより「よじらさん、すごいの作っちゃってるよ」と。 (2005年02月11日 19時06分03秒)
レシピ集、とってもわかりやすくてＧＯＯＤです。いつか例の「パイナップルタルト」も載せて下さ～い。
マドレーヌ、焼きました。今日は、アレンジなしの「うちのマドレーヌ」なので、明日持っていきます。
でも、母はやっぱり「あれ」を求めています。今日もう一度作ると言うのをやっと阻止しました。明日、生クリームとチーズを買いにいくようですが・・。
ちなみに、弟くんより「よじらさん、すごいの作っちゃってるよ」と。 (2005年02月11日 19時06分03秒)
ようこそ♪
きらら綺羅々
さん
素晴らしいです
梅安 さん
こんばんは。
あなた様の池波正太郎ファン度は素晴らしいです。
今まで手につけなかった鬼平も手を付けてみようか思案中です。
私は３大作品の他で好きなのは最近読破した「火の国の城」などの忍者シリーズです。
これまた複数の作品にわたり時代が動いていきそれぞれの主役の視点で物語が進んでいくのが楽しいです。
「アサリの剥き身と大根を・・・」とこの言葉を聞いた時にただらならぬものを感じましたよ。 (2006年11月06日 00時37分24秒)
あなた様の池波正太郎ファン度は素晴らしいです。
今まで手につけなかった鬼平も手を付けてみようか思案中です。
私は３大作品の他で好きなのは最近読破した「火の国の城」などの忍者シリーズです。
これまた複数の作品にわたり時代が動いていきそれぞれの主役の視点で物語が進んでいくのが楽しいです。
「アサリの剥き身と大根を・・・」とこの言葉を聞いた時にただらならぬものを感じましたよ。 (2006年11月06日 00時37分24秒)
この機会に・・・
きらら綺羅々
さん
梅安さん ようこそ
読書の秋でもありますし、この機会に鬼平第５巻など手にとられては如何でしょうか？
仕掛け人や、剣客商売が町人ものなのに対して鬼平はある意味役所モノ。「理想の上司」と名高い鬼平の裁きぶりはスカッとしますよ♪
忍者モノも良いですよね、池正さん、まるで忍者だったかのように筆がすすんでます。
あと毛色の変わったところでは短編集の「おせん」でしょうか。
(2006年11月06日 19時49分39秒)
読書の秋でもありますし、この機会に鬼平第５巻など手にとられては如何でしょうか？
仕掛け人や、剣客商売が町人ものなのに対して鬼平はある意味役所モノ。「理想の上司」と名高い鬼平の裁きぶりはスカッとしますよ♪
忍者モノも良いですよね、池正さん、まるで忍者だったかのように筆がすすんでます。
あと毛色の変わったところでは短編集の「おせん」でしょうか。
(2006年11月06日 19時49分39秒)
【毎日開催】
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